ガスコンロに火がつかない時の原因と対処法!片方だけつかない時は?

ガスコンロの火がつかない原因はさまざまです。全てのガスコンロがつかない場合や片方だけつかない場合でも考えられる原因が異なります。今回はガスコンロに火がつかない原因を紹介していきます。まずは対処法を試して改善しないかチェックしてみてください。

ガスコンロに火がつかない時の原因と対処法!片方だけつかない時は?のイメージ

目次

  1. 1ガスコンロに火がつかない原因はたくさんある
  2. 2ガスコンロ全ての火がつかない時の原因と対処法
  3. 3ガスコンロの片方だけ火がつかない時の原因と対処法
  4. 4ガスコンロに火がつかない原因を見極めよう

ガスコンロに火がつかない原因はたくさんある

ガスコンロは日々の料理に欠かせません。スイッチを押すだけで火がつき、近年ではおしゃれなデザインのものも増え使いやすくなってきています。ガスバーナーはスイッチを操作することでバーナーに送られてきたガスと酸素が混ざって点火します。点火時にパチパチという音が聞こえますが、これは火花を飛ばして着火させている音です。

ガスコンロのトラブルとして火がつかないことが挙げられます。全てのガスコンロの火がつかなかったり、片方だけ火がつかない、火花は出るものの火がつかない、魚焼きグリルだけがつかえないなどいろいろな事例があります。火がつかない原因は必ずあるのですが、その原因はさまざまです。

今回はガスコンロの火がつかない原因の事例を挙げていきます。片方だけつかえない場合なども紹介していきますので、考えられる原因を試しても解決しない場合には他の原因を疑ったり修理を依頼しましょう。

ガスコンロ全ての火がつかない時の原因と対処法

ガスの元栓が閉まっている

基本的なことですがガスの元栓が閉まっているとガスが供給されませんので火はつきません。使用する前にガスの元栓を開け忘れるということもありますので、まず火がつかない場合には元栓が開いているかチェックしましょう。

ガスの元栓はガス管に対してつまみが縦になっていたら開いています。反対に横になっている際にはガス供給を遮断している状態ですので閉まっています。

また、ガスメーターの元栓が閉まっている状態でも点火しません。ガスメーターには電気のブレーカーと似たような機能があり、大きな地震が発生した非常時などには自動的にストップします。

家庭用のガスメーターは、マンションやアパートなどの集合住宅であれば玄関脇や共用廊下のメーターボックスなどにあるため、ガスメーターも調べてみるとよいかもしれません。

ガスソフトコードが折れている

ガスソフトコードとはガス栓とガスコンロをつないでいるコードのことです。ガスソフトコードが折れていると当然ですがガスの供給が遮断されてしまうので火がつきません

また、ガスソフトコードに穴が開いている場合にはガスが漏れて非常に危険です。ガス臭いと思った際にガスソフトコードに傷や穴を見つけた際にはガスが漏れている可能性が考えられますので、早急にガスを止めて新しいガスソフトコードを購入してください。

電池が切れている

電池交換は定期的に行っていますか?電池を交換していないとカチカチという音がしていても点火する力が足りない場合があります。電池交換のランプがついていないという際にも電池を交換したら直ったという事例もあります

未使用の電池の場合でも自然放電している場合がありますので、使用推奨期限を確認してください。未使用のものに変えても改善しなかったのに、新しい電池に変えると解決したという方も多いです。電池のプラスマイナスが間違っているという事例も多いようですのでしっかり確認しましょう。

バーナーキャップが濡れている

バーナーキャップが濡れていると火がつかない可能性が高いです。掃除をした際には濡れていないかチェックして、濡れていたらしっかり乾かしましょう。吹きこぼれや煮こぼれでも火がつかなくなる可能性がありますので、心当たりがある場合には掃除をして水分をしっかりと拭き取り、時間を置いてから点火を試してみてください。

鍋の外側が濡れている状態でコンロを置いても濡れる原因になりますので、バーナーキャップは常に乾いた状態にしましょう。バーナーキャップも定期的に掃除をしないと点火不良になる可能性があります。立ち消え安全装置がついているものの場合はガス漏れや点火ミスを防ぐために火がつかないという場合もあるようです。

バーナーキャップの掃除不足は片方だけ火がつかない場合にも原因になりがちですので、使わない歯ブラシなどで掃除を行ってみてください。

点火プラグや立消え安全装置が汚れている

点火プラグや立消え安全装置のお手入れをしたことはありますか?点火プラグや立消え安全装置に汚れやサビがついていると火がつかない場合があります。点火プラグは点火スイッチを押すとカチカチ、チチチと音がして火花が出る部分のことです。

立ち消え安全装置はシャーペンの先端部分のような突起物が出ている部分です。点火プラグの汚れは軽いものなら柔らかい布などで拭き取る程度で大丈夫です。汚れがこびりついている場合には使わないやわらかめの歯ブラシで汚れを落としてください。点火プラグは繊細な部品なので雑に扱わないよう気をつけましょう。

点火スイッチから手を離すと火が消えてしまう場合には、立ち消え安全装置が働いてガスを遮断している可能性が考えられます。立ち消え安全装置も点火プラグと同じ方法で掃除を行ってみてください。

アルミ製のしる受けを使っている

お掃除の頻度を減らすためにアルミ製のしる受けやカバーを使っていませんか?このような市販で売られている便利グッズが点火しない原因になっている恐れがあります。しる受けは吹きこぼれや煮こぼれ対策に便利なグッズです。

ですが、ガスコンロの会社が指定していないアルミ製のしる受けを使っていると、それが原因で点火センサーに影響を与えて火がつかない場合があるようです。市販のアルミ製のしる受けを使うと点火不良の原因になる場合もあるようですので、そのようなグッズを使用しているという場合には一度取り外して点火ができるか確認してみましょう。

魚焼きグリルがつかない場合

魚焼きグリルがつかない場合の原因として挙げられるのもいろいろとあります。理由として挙げられるのが、連続使用で庫内が高温になっている、魚焼きグリルの使用後に掃除をしていない、使用年数が長いなどです。

魚焼きグリルを連続で使用していると庫内が高温になってしまいますので、その場合には庫内が冷めるまで待たないといけません。時間を置いてから使用できるか確認しましょう。魚焼きグリルを使用したあとの掃除はしっかりしていますか?しっかりと掃除をしていないとグリルバーナーやノズルが詰まる可能性があります。

ガスコンロの片方だけ火がつかない時の原因と対処法

ガスコンロの全てに火がつかない場合に考えられる対策を試しても改善しなければ本体の故障も考えられますが、片方だけ火がつかない場合にはガスはしっかり通っているので本体が故障している可能性は低くなります。日頃よく使っている方のコンロの火がつかない場合にはバーナーの劣化や汚れなどが考えられます。

スパーク音や火花が出ない場合

ガスコンロのつまみを回してみて火花が発生しない場合には電池切れの可能性が考えられます。点火口が複数あるものは電池も一つ一つに対応しているため片方だけがつかない場合も起こりえます。

ガス噴出孔が濡れている・詰まっている

ガス噴出孔が濡れていたり詰まっているとそのコンロだけ使えない場合があります。そのような場合にはつまようじなどを使ってガス噴出孔の汚れを掃除してみてください。ガスコンロは定期的に掃除をしないと点火不良になる可能性も高くなりますので、定期的に掃除を行うことも大切です。

使わない歯ブラシなどで掃除を行ってみて、水洗いなどした際にはしっかりと乾かしましょう。濡れていると火がつかない原因になることがありますので、水気を拭き取ってから火がつくかチェックしてください。

バーナーキャップがズレている

バーナーキャップが正しくはまっていないと火がつかなくなります。バーナーキャップにはマークや凹凸がついていますので、ガスコンロ本体とマークをしっかりと合わせてはめます。左右が逆になっていたり斜めにはまってやや浮いている、裏表が逆だったという事例もあります

ガスコンロに火がつかない原因を見極めよう

今回はガスコンロの火がつかない原因を紹介していきました。ガスコンロがガス臭いと感じたらガス漏れを起こしている可能性がありますので、早急に窓を開けてガス会社に連絡してください。ガスは元々臭いはないですが、非常に危険な物質なので臭いをつけてあります。

ガスコンロのスイッチをつけてガス臭いと感じた際はガス漏れが発生している可能性が高く、ホースやガスコンロが故障している可能性が考えられます。そのまま使用するとガス中毒を起こしたり事故につながったりと非常に危険ですので、使用年数が長い場合にはガスコンロの寿命かもしれません。

今回紹介した対処法を試しても改善しない場合には故障も考えられますので、掃除や水濡れ、電池をチェックしても改善しなければ詳しい業者などに判断してもらってください。ガス臭い場合に使用するのは非常に危険ですので、早急にガス会社に連絡しましょう。

Thumbガスコンロの油・こげつき汚れを段階別に掃除!セスキ・重曹や裏技も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

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