2018年09月18日公開
2024年08月05日更新
ティファールの取っ手が取れないときの対処法!壊れたときは?
取っ手が取り外しできるティファールの調理器具は収納などにとても重宝します。鍋をそのまま皿代わりに食卓に並べることも可能です。そんなティファールの製品でも取っ手が取れない、開かない、壊れたといったトラブルに見舞われるケースは少なくありません。過酷な環境で使用される取っ手にかかる負荷は想像以上に多いためです。取っ手が取れない、開かない、壊れたといったトラブルの対処方法を紹介します。最悪の場合でも、取っ手だけを別売りしているため安心です。
目次
ティファールの取っ手が壊れて外れなくなった!
調理器具のメーカーとして有名なティファールの魅力は取っ手が取り外しできることです。調理器具はフライパンや鍋など種類は豊富ですが、調理器具が増えるほど収納方法に頭を悩ませる人が多いのが現実です。キッチンスペースは所狭しといろいろな調理器具などを収納しますが、取っ手が邪魔になってデッドスペースができたりしてしまうのです。ティファールの製品は取っ手が取れるため収納にも困らない製品です。
取っ手が取れるメリットは収納だけではありません。フライパンや鍋は調理中は邪魔です。キッチンコンロのスペースをとるだけでなく、取っ手にひっかけてしまい火傷やけがをしてしまう可能性もあります。調理中、邪魔な取っ手を外しておくことができるのもティファールの大きな特徴です。調理器具の寿命はどんなに優れた製品でも3年程度です。ティファールは取っ手と鍋本体が別々なので必要に応じて買い替えることもできます。
焦げ付かない、軽いなどの特徴を持っているティファールは取っ手も取れて収納や調理を効率的にできるメリットを持っています。しかし取っ手が開かない、壊れた、取れないなどの不具合が生じることもあります。そんなときの対処方法を紹介します。また、取っ手の交換や修理などの方法も紹介します。取っ手だけを買い替えることができるため、大事に長く使うことができます。
ティファールの取っ手が外れない・開かない時の対処法を紹介
ティファールの取っ手は壊れやすい?
ティファールの最大の特徴は取っ手が取れることです。鍋の取っ手が取り外しできることで収納の効率化や調理中の危険を回避することができるなどのメリットがあります。取っ手を鍋に取り付けるのは取っ手の中に仕込まれている挟み込む装置で鍋を挟みます。重い鍋もしっかりとつかみ、外れないようにするため、挟み込む装置は強力になっています。このティファールの取っ手は長年使うことによって壊れたケースも少なくありません。
ティファールの調理器具の取っ手は開かない・壊れやすいと口コミやインターネットサイトで紹介されているケースもあります。しかしティファール以外の調理器具は固定式の取っ手です。固定式の取っ手は鍋に協力に接合しているため、壊れたという話はあまりありません。一方ティファールの場合には、取っ手が取り外しできることと、利便性を第一に考慮しているため鍋のどの位置にでも取っ手を付けることができるようになっています。
そのため何度も取っ手のつけ外しを行っていれば、鍋から取っ手が取れない、ボタンを押しても開かないといった症状に陥る可能性があります。使用する頻度や環境によって取っ手が取れない、開かないといったトラブルの症状が出る年数は異なりますが、固定式の取っ手と比較すると壊れる確率は高いのが現実です。もちろん、取っ手が取れない、開かないといいた症状が生じるのには原因があります。
ティファールの取っ手が取れなくなる原因
長年使用していると機械や道具は経年劣化が生じます。ティファールのフライパンや鍋も同様で、新品の時の状態を何年も維持できることはできないのです。道具は弱い部分から劣化していきます。ティファールの製品の場合には取っ手の接合部の部分が一番弱い場所です。取り外しできる利便性を考慮しているため、道具の中の一番弱い部分にあたるのです。取っ手は取れない、開かない、壊れたと感じるトラブルが多くなっています。
取っ手を外して保管しているときには、取っ手部分に熱や圧力などがかかることはありません。しかし調理中は常に熱源のそばに取っ手があります。この熱によって樹脂が溶けたりして内部の部品の動作を妨げる要因になります。そして取っ手をいざ外そうと試みても取れない、開かない、壊れたといった症状につながるケースが多くなっています。調理中に取っ手をつけっぱなしにしておくと、トラブルが起きやすくなります。
取っ手の内部にはロックするためのスプリングなどが仕込まれています。これらはボタンを押すことで可動するような仕組みであるため、動きを円滑にするためにグリスなどが塗られています。取っ手部分を洗剤を使って洗うと内部のグリスが徐々に洗い流されてしまいます。その結果、動きが少しずつ悪くなってしまうケースもあります。調理中の食品のカスなどが詰まって固着してしまうケースもあります。
取っ手が取れないときは隠れたロック解除ボタンを操作しよう
取っ手が取れない症状が出た場合には焦ってしまいがちですが、落ち着いて対処することによってほとんどの場合、取っ手を外すことができます。取っ手を外すことをあきらめてそのまま取っ手付きのフライパンや鍋と同じように使用している人もいますが、壊れたときに取っ手を外す仕組みがティファールの中には仕組まれています。この方法を利用して取っ手を簡単に外すことができます。
ティファールには、お客様相談室のコールセンターが準備されています。ティファール製品利用者の質問や困ったときの対応方法などを相談することができるコールセンターです。手厚いサポートを準備しているため、安心して製品を利用することができるのもティファールの魅力です。取っ手が取れない、開かない時の対応方法はコールセンターでも丁寧にやり方などを教えてくれます。しかし混雑してつながりにくいネックもあります。
取っ手が取れない、開かない時の外し方を紹介します。まず、鍋をしっかりと冷ましきれいに洗います。通常はロックボタンを押すことで簡単に開くことがでいる仕組みですが、ロックボタンを押しても反応しない場合には、ロックボタンのすぐそばにある樹脂製のカバーを取ります。爪をひっかければすぐに取れるようになっていますが、マイナスドライバーを使用してカバーを開くことをおすすめします。
取っ手を付けたままの状態で調理をするとこの樹脂部分にまで熱が及び、簡単に外れないケースもあります。その場合を想定してマイナスドライバーを使用するのが安全策です。カバーの内部にはロック解除のボタンがあります。マイナスドライバーを使用して取っ手のフライパンに接合している逆方向へ引っ張ります。このボタンは固いため、少し力を入れて引っ張ります。パチンという音とともにロック解除がされます。
力をいれてもロック解除ができない場合には、マイナスドライバーで引っ張りながら、通常に使用するロックボタンを同時に押すことで外れる場合もあります。鍋から外れない状態での作業であるため、無理な姿勢や角度の作業になります。力を入れすぎてマイナスドライバーでけがをしないように注意しながら作業しましょう。取っ手に内蔵されているスプリングが固まっている場合にはこの方法で解除することができます。
ロック解除ボタンでも外れないときは衝撃を与えてみよう
取っ手の内部にあるスプリングが錆びついていたり、ロックの可動部分そのものが熱でダメージを受けているときには、スプリングの操作を行っても外れないケースもあります。これはスプリングの部分が完全に熱や錆で固着してしまっているからです。この部分に衝撃を与えて固着を取ってあげることで外れやすくなる場合もあります。方法は簡単です。取っ手の付け根の部分を上から数回叩いてあげるだけです。
ハンマーなどを使用して叩きますが、おすすめなのはゴムハンマーです。金槌でも代用できますが、樹脂部分を割ってしまう可能性があるため、表面に衝撃を与えないゴムハンマーがおすすめです。金槌しかない場合には、取っ手の部分に衝撃材などを置いて樹脂表面が割れないように考慮することが大事です。力の入れ加減にはコツが必要ですが、少しずつ力を加えていくのがおすすめの方法です。
ティファールの取っ手が壊れてしまったら自分で修理できる?
取っ手を分解して掃除すると修理できることもある
ティファールの取っ手が取れない、開かない要因はいくつかありますが、要因を突き止めれば、自分で修理して直すこともできます。その際取っ手を分解して要因を排除して組み立てなおせば、新品同様に使うことができます。取っ手の部分にはカバーがいくつか存在しそれを開くことで分解することが可能です。カバーを外した状態でロックボタンを操作し、稼働状態がどうなっているのかを確認することができます。
カバーを開いたらスプリングの動きが良く分かります。ロックボタンでスプリングの動きを見たり、逆にスプリングを直接操作してロックボタンが可動するかどうかを確認します。もし、動きが芳しくないようであれば、何度も繰り返し動かすことで固着部分が取れ動きがスムーズになることもあります。機械用のグリスがあればスプリング部にさすことで動きがスムーズになることもあります。
分解をして修理する方法を動画で紹介
分解して修理する方法は、コールセンターでも案内していません。分解する方法はインターネットなどでも紹介されていますが、自己責任の範疇で行います。一度分解すると正常に可動しなくなるケースもあるため自己責任で行う事をおすすめします。もちろん寿命などもあるため分解すれば必ずしも正常に可動する保証もありません。分解修理しても改善が見込まれない場合や年数が経過している場合には、買い替えをおすすめします。
ティファールの取っ手が壊れたら交換がおすすめ
ティファールの取っ手は買い替えができる
出典: https://wowma.jp
ティファールの製品は、鍋が数種類に対して取っ手が一つというセット販売方法です。そして鍋の部分については取っ手なしで単独で購入できるようになっています。また、取っ手の部分だけを別売りもしています。ティファールの取っ手は常に製品改良がおこなわれており、取っ手だけを購入する場合には最新の取っ手を購入することができます。鍋に対してはどのタイプの鍋でも適応できるようになっています。
出典: https://wowma.jp
ティファールの製品は、店頭だけでなくティファールのオンラインショップでも購入できます。また、楽天市場やAmazonなど大手通販サイトでも取り扱っています。価格はどれもさほど変わらないのがティファールの特徴ですが、ポイントを貯めている、会員になっており送料無料やすぐ届くサービスが必要な場合など、目的に応じて購入するサイトを選ぶことができるのは便利です。取っ手単品でも購入できます。
ティファールの取っ手の販売価格は?
出典: https://wowma.jp
ティファールの公式オンラインショップでは取っ手単品を販売しています。その価格は税込みで3110円です。これに別に送料がかかります。色も種類も豊富に用意しているため、持っているティファール製の鍋の色などに応じて購入できます。楽天市場やAmazonでも取っ手単独で販売されていますが、その価格は同じ程度です。送料を込みにして若干高めの価格設定になっている場合もあります。
正規品以外で互換性のある製品もある?
ティファールの製品は取っ手だけの部分を別売りしており、万が一取っ手が壊れた場合でも取っ手の部分だけを買い替えることができます。しかし取っ手の部分だけでも3000円を超える高価なものです。消耗品と割り切ったときには少々高すぎる買い物であることは否定できません。市場にはティファール用の取っ手を格安で販売しているケースがあります。これらはティファールの非正規品です。価格は正規品より安くなっています。
楽天市場やAmazonなどのショップサイトを検索すれば、非正規品の取っ手がいくつかヒットします。価格は正規品の半分程度の価格です。種類も豊富で見た目はティファールのデザインと同じように作られているものもあります。口コミでは安く購入できたなどのプラス面の評価もありますが、すぐに壊れた、外れやすいなどのマイナス面の評価もあります。非正規品を購入するときに気を付けるのは取り付け時の安定度です。
出典: https://fril.jp
鍋の取っ手が安定しないことは調理の危険度を増すことになります。調理器具を使用中の取っ手は熱く熱せられた鍋を運ぶことや移動する際に利用します。そのため調理途中で外れたりすると大けがや火傷を負うリスクが高まります。そのため、取っ手を取り付けた際の安定度は第一に考慮するべき必要があります。安心して利用するのであれば、非正規品ではなく、ティファールの正規品を購入することをおすすめします。
ティファールの取っ手が取れる商品の魅力とは?
ティファールの鍋は取っ手が取り外しできることを売りに販売しています。取っ手が取り外しできることは様々な面でメリットがあります。価格が高くても調理器具はティファールに統一しているという人も少なくありません。取っ手が取れるだけでこんなに魅力があるのでしょうか?ティファールの取っ手の取れる調理器具の魅力について紹介します。
収納に便利
まず第一に収納面です。調理器具は意外と嵩張るものです。キッチンの収納スペースはある程度確保されているものの、収納する用品も多く、鍋やフライパンの為に大きな収納スペースを確保することは難しいのが現実です。収納ができずにコンロに置きっぱなしにしている人も少なくありません。ティファールの鍋やフライパンは大きさを綿密に計算しています。そのため上手に重ねて収納することで収納を効率的に行うことができます。
鍋やフライパンを重ねて収納するときに邪魔になるのが取っ手部分です。取っ手部分が重なりを阻害したり、取っ手が奥行きを取り収納スペースのふたが閉まらなくなるなどの弊害もあります。その点ティファールは取っ手が取り外しできるため鍋を効率的に収納できます。セットで購入するときには鍋数種類に対して取っ手は一つです。普段使用する際には取っ手を2つ以上同時に使用することはなく、1つで十分なのです。
取っ手部分は収納場所を選びません。鍋を使用するときに取っ手を付けてコンロに運ぶ、そして調理中は取っ手を外して別の鍋につける。調理後は再度取っ手をつけて皿に盛りつけるといった使い方です。また、冷蔵庫の中で鍋ごと寝かせる際にも重宝します。狭い冷蔵庫のスペースで取っ手は邪魔な存在です。取っ手が取り外しできることで冷蔵庫の中で鍋ごと寝かす際にも最低限のスペースを確保することで対応できます。
使いやすくてコンパクト
ティファールの鍋はデザイン性にもこだわっています。通常鍋にはこだわらないカラーバリエーションも豊かに揃っています。そして鍋の大きさも片手鍋サイズから、大きいフライパンまで種類も豊富であり、作る料理に応じて適正なサイズを選択することができるのも魅力です。そして取っ手が外れる事と、デザイン性から、調理した料理をそのまま食卓に出すことができます。パエリアなど皿に移し替えることができない料理に最適です。
コンパクトであるため、そのまま食卓へ、そのままオーブンレンジの中へ、そのまま冷蔵庫の中で保管といったように取っ手を外すことで利用用途が拡大します。取っ手のある状態であると不自由であったことが簡単にできるようになります。多くの種類の鍋を持っていてもコンパクトな設計で収納効率も考慮されて開発されていますので、収納時に入りきらないといった悩みも同時に解決することができます。
ティファールの製品は焦げ付きにくい!
フライパンや鍋の悩みは焦げ付きです。せっかくの料理を台無しにしてしまうだけでなく、調理後の洗浄にも苦労します。テフロン加工などのフライパンは他社からも多数発売されていますが、新品の時はどの製品も焦げ付きにくく使いやすいと感じるのが一般的です。問題はそれが長く続くかの耐久性です。ティファールは独自のチタンコーティングを施しており、自社過去製品比較で三倍長持ちを実現させています。
6層コーティングと他に例を見ないコーティング加工で数年使っても性能が劣化しない自信を持っています。5つのテストで耐久性を実験している様子は公式ホームページでも紹介しています。使うほどに耐久性が劣化するのは金ベラの仕様などですが、ティファールの製品は金ベラの使用に対する強度もアップしており、劣化を防止するコーティング加工で満足度向上を得ています。
そしてベストなタイミングで調理スタートができるマーク模様を採用しています。これはティファールだけの特許技術となっています。予熱などの終了を見極めるのは難しいのですが、マークが変化し予熱完了の合図が出れば、調理可能であると判断してくれます。まさに絶好の調理タイミングを逃さない仕様です。理想的な温度で調理するからこそ料理の美味しさをワンランクアップすることができます。
ティファールの製品は焦げ付きにくいため、洗浄も簡単です。少ない洗剤でさっと洗い流せば、洗浄完了です。後片付けの時間も効率化するのがティファールの製品です。焦げ付かないからこそ油を少なく調理できるのもメリットです。コレステロールやカロリーなどを気にしている人にとっては余計な成分を摂取することなく食事ができるため、健康にも良いのがティファールの特徴です。
ティファールの取っ手が取れない時の対処方法を知っておこう!
焦げ付かない、コンパクト設計と多様なメリットを持っており、多くの支持を得ている調理器具がティファールの製品です。ティファールは取っ手の取れる製品も販売しています。収納などに嵩張る取っ手を取り外しできるためそのまま食卓に並べたり、冷蔵庫で保管する際にも役立ちます。しかし取っ手が取れない、開かない、壊れたといったトラブルになることもあります。長年使えば劣化しますので当然起こりえる話です。
取っ手が取れない、開かない、壊れたときには焦らずにまず鍋から取っ手を外すことを試みます。カバーを外せば手動でロック解除することもできます。そして取っ手部分を分解して固着している個所や可動に影響している部分を直すことができれば、いつも通りに使えます。完全に壊れたと判断した場合には、取っ手部分だけを買い替えることも可能です。三年以上使っているのであれば、買い替えるのがおすすめです。
便利なティファールを使っていれば、普段壊れることを想定して使う人はいない為、いざ、取っ手が取れない、開かない、壊れたといった場面に遭遇すると焦ってしまいがちです。ティファールの取っ手に不具合を感じたときには落ち着いて対処するのが得策です。