2019年04月18日公開
2024年09月12日更新
ピーピースルーの使い方を紹介!排水口のつまりに抜群の効果!FとKの違いは?
ピーピースルーという商品を知っていますか?排水口のつまりに抜群の効果をもつ薬剤として人気が高まっている製品です。ピーピースルーには種類があり今回はピーピースルーFとピーピースルーKについて排水口への使い方、トイレの排水口への使い方などに分けて紹介します。強い薬剤のため保管や扱いに注意が必要です。注意点もまとめました。使った方の感想も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
目次
ピーピースルーとは?
ピーピースルーという商品を知っていますか?排水口のつまりに対応できる商品で、洗浄剤として売られています。長年悩まされた排水口のつまりにも効くということでとても人気が高まっています。ピーピースルーの基本情報から使い方、ピーピースルーを使用した感想や保管方法、トイレやキッチンなどの排水口別の使い方などもまとめました。
今までパイプクリーナーなどが効かずに困っていた人は必見です。使用してみた人の感想や使い方を確認し、ピーピースルーを適切に利用して今までの悩みから解消されましょう。
どんな商品?
ピーピースルーとは、排水管や排水口の洗浄剤として販売されているものです。和協産業という会社が販売しています。5種類ほどのラインナップがありますが、ここでは一般家庭で利用することが多いピーピースルーFとプロ用のピーピースルーKの2種類を紹介します。
効果や特徴は?
一般的にドラッグストアなどで売られている排水口のつまりに対処するパイプ洗浄剤よりもかなり強力に作られた洗浄剤です。また、中の薬剤が粉末となっているのも特徴です。
排水口が詰まってしまってもさわらずにつまりを解消できる製品として口コミで人気が高まっています。Amazonなどのサイトでもとても人気の商品で使ってよかったなどの感想が寄せられています。
ピーピースルーは油や有機物に効果を発揮してくれます。一般的なパイプクリーナーだと、あまり効果がみられなかった排水口のつまりにも対処できる口コミでもおすすめの商品となっています。
発熱・発泡と除菌漂白
ピーピースルーは、水に反応して発熱するようになっています。汚れはあたたまるとふやけて流れやすくなるので、発熱によってパイプの奥まで洗剤が到達し、汚れに入り込み、つまりをより効果的に解消してくれるのです。
ピーピースルーは、水に溶かすと酸素の泡が発生します。この発泡を行うことで汚れを浮かせる効果があります。発熱して汚れが緩んだところに泡が入り込み、汚れがさらに落ちやすくなる効果をもっています。
また、ピーピースルーは、3種類の除菌漂白成分が組み合わされている成分です。液体で薄めずに粉末になっているので、通常の液体クリーナーよりもかなり濃い状態で汚れに対処してくれます。一般の液体パイプクリーナーは除菌漂白作用をもった成分を薄めてつくられているので、ここが大きな違いです。
ピーピースルーの使い方【排水溝のつまり編】
それでは、実際にピーピースルーの使い方についてみていきましょう。排水口のつまりに対応する場合の使い方です。
ピーピースルーは、キッチンの排水口、洗面所の排水口、お風呂の排水口、どの排水口のつまりでも使うことができます。ここで紹介するピーピースルーは、ピーピースルーFを使うことを前提しています。
マスクをする
ピーピースルーを使い場合は必ずマスクを着用します。ピーピースルーは水と混ざり合うとガスが発生するようになっている商品です。万が一にも吸引したりしないようにマスクを着用しましょう。また、目や皮膚についてもよくないので、ゴム手袋や眼鏡をして作業を行います。また、換気扇を回すなどして換気もしておくようにしましょう。
使用上の注意にもマスクや眼鏡、手袋の着用の注意記載があります。使い方の注意をよく読んでからピーピースルーを使うようにしてください。
排水口の周辺にかける
次に実際にピーピースルーをかけていきます。排水口のまわりに円を描くようにかけましょう。分量は1/4量くらいです。1回にピーピースルーを使う分量はこの1/4量です。グラム数にすると、約150gとなっています。水と反応してがガスが発生するので注意してください。
40~50度のお湯をかける
40~50℃のお湯をかけてピーピースルーを排水口の中に流しいれます。お湯の分量は500~600mを用意します。流している際に泡が発生してきます。この泡がつまりの原因となっている汚れを溶かす役割を果たします。泡を排水口の中に流し込んでいきましょう。
水が冷たいと溶けなかったり、熱すぎると泡が発生しすぎて飛沫が飛んだりすることがあります。そのため40~50℃のお湯をかけるようにします。
放置して大量のお湯で流す
次にピーピースルーでできた泡をそのまま排水口に放置しておきます。時間は30分~1時間ほどです。汚れがひどい場合には一晩おいておく方法もあります。つまりの具合に合わせて調整してください。放置した後、十分なお湯で流します。
大量の水を流す
大量のお湯で流した後、さらに大量の水で流します。つまりがなくなったか、薬剤がのこっていないかなど確認しながら水を流してください。あまり放置しすぎると配管が溶けてしまう場合もあるので、十分な水で流すようにしてください。
ピーピースルーの使い方【トイレ編】
トイレのつまりにはピーピースルーFが使えません。業務用でプロが使用するピーピースルーKを使うのが効果的です。ここではピーピースルーKを使ったトイレの使い方をみていきます。
喚起を十分に
トイレでピーピースルーを使用する場合は、排水口での使い方と同様に喚起を十分に行いましょう。トイレに使用するのはピーピースルーKです。使用すると強烈なにおいが発生してしまいます。
トイレの換気扇を回すだけでなく、玄関のドアや窓も開けて行うのが理想的です。それくらいピーピースルーKは要注意な薬剤となっています。注意して使うようにして下さい。
水たまりを処理する
水たまりの中に汚物や汚水がたまっている場合は取り除いてから作業をします。紙コップなどですくい出してバケツや袋などに移していくなどして対処します。灯油ストーブ用のポンプを使う方法もあります。
薬剤を撒く
みずたまりにピーピースルーKをまきます。その後水を注ぎ入れます。急激な熱反応が起こってしまうので、ピーピースルーKには絶対にお湯を使ってはいけません。蒸気を吸い込んだらいけないので、冷水をつかうようにしましょう。
そのまま放置
そして、そのまま1時間ほど放置します。1時間経ったら、ぬるめのお湯をバケツ1~2杯流しいれます。注いだ水が排水管側に流れたことが確認できるようにゆっくりと入れていきます。排水管側に流れたのがわかったら、一気に流しいれます。
この時に長時間放置してしまうと、配管が溶けてしまう場合もあるので注意してください。つまりの具合にもよりますが、1時間程度の放置で作業を行うようにしましょう。
ピーピースルーFとピーピースルーKの違いは?
ピーピースルーには、用途に合わせて5種類ほどの商品がラインナップされています。ここではピーピースルーFとピーピースルーKについて紹介します。ピーピースルーFとピーピースルーKの違いは何なのでしょうか。2つの違いについてまとめました。
Fとは?
ピーピースルーFは青い文字、青いパッケージデザインが特徴のピーピースルーです。一般家庭でよく使われるのはピーピースルーFです。ピーピースルーFはトイレへの使用には向いていない商品です。キッチンやお風呂、洗面所などのつまり、悪臭予防に効果があります。取り扱いはそこまで難しくはありません。
Kとは?
一方、ピーピースルーKは緑色の文字、緑色のパッケージデザインが特徴のピーピースルーです。ピーピースルーKはプロの人、業者が使うピーピースルーとして知られています。劇的な効果があるとして紹介されているものです。ピーピースルーFよりもとても強力です。一般家庭で素人が使うのにはあまりおすすめでない商品です。
薬剤の強さが違いと劇物扱いについて
ピーピースルーFとピーピースルーKには薬剤の強さの違いがあります。ピーピースルーKには、ピーピースルーFの5倍の洗浄効果があるとされています。そして、ピーピースルーKは劇物指定の薬品であるため、ピーピースルーKを受け取る際には劇物譲受書と身分証を提示しなければなりません。
一方、ピーピースルーFは特別な免許や身分証の提示をせずに一般の家庭で普通に購入して使うことができるピーピースルーです。ピーピースルーKとピーピースルーFを間違えないように気を付けて下さい。
排水口に向いているのは?
排水口に向いているのは、ピーピースルーFです。一般家庭でも取り扱うやすいので、一般的なパイプクリーナーと同じように使うことができます。ただし取り扱いには注意が必要です。キッチンやお風呂、洗面所などの排水口のつまりに対応できる薬剤です。
トイレに向いているのは?
トイレに向いているのはピーピースルーKです。ピーピースルーFはトイレにはつかえません。トイレでピーピースルーKを使う場合はお湯は使わないようにします。ピーピースルーKは冷水でしようすることを想定して作られている商品です。お湯を使うと高温になりすぎる可能性があるので、冷水で使用しましょう。
ピーピースルーの使い方の注意点と保管方法
ピーピースルーはピーピースルーFもピーピースルーKも保管、取り扱いに注意が必要な薬剤です。特にピーピースルーKは劇物指定されている薬剤で業者が使う薬剤です。しかし、ネット通販で簡単に手に入ってしまうので、保管、取り扱いには十分に注意するようにします。
素手で使用しない
ピーピースルーはマスクをして作業します。また、素手で作業するのは絶対にやめましょう。ピーピースルーFもですが、特にピーピースルーKは強力な薬剤なのでゴム手袋をはめて防護眼鏡をし、皮膚が露出しない格好で作業を行います。素手に直接ついてしまうと発熱するため皮膚が溶かされてしまう恐れがあります。
配管の素材をチェックする
ピーピースルーは水分と反応して発熱する薬剤です。そのため、熱に弱い配管には使えません。塩ビラップやジャバラ管と呼ばれる配管ですが、これからの配管に使うと熱で変形してしまう可能性があります。塩ビラップやジャバラ管であれば、あらかじめ別の容器で溶かしてから配管にそそぐ必要があります。
ピーピースルーを使用する際には必ず配管の素材を確認してから作業をするようにしてください。
適切な量を使用する
ピーピースルーは適切な量を使わないと効果が発揮されません。量が少なすぎるとつまりに効果が発揮されません。また、量が多すぎると配管が溶けてしまうなどの支障がでてしまう可能性があります。量はしっかりと計ったうえでピーピースルーを使用しましょう。
アルミ製品には使わない
アルミ製品はピーピースルーと反応して腐食してしまいます。アルミ製品がまわりにある場合は作業前にのけておきましょう。動かせないものであれば養生をするなどの措置をとりましょう。
保管方法
ピーピースルーは保管に最新の注意が必要です。こどもの手の届かないところに置く、さらに鍵をかけておくなどの保管が適切です。また、ピーピースルーは熱くなるところには置かないように保管しましょう。ふたを硬くしっかり閉め、ビニール袋に入れて口を縛っておくなどの頑丈な保管方法が必要です。十分に注意して保管してください。
ピーピースルーの使い方に関する口コミ/感想
ピーピースルーFを使って長年悩んでいた排水口のつまりから解消されたという口コミの感想がありました。1本目ではきかなかったものの、2回目、3回目と根気強く続けたそうです。ここではその様子と口コミの感想紹介します。
この方は築40年の建物で5年前からお風呂の排水口をためるとつまって逆流してきていたとのことでした。長年のつもりつもった汚れがあったようです。
1回目使用後
ピーピースルーFをつかって効果を確かめた感想でした。まず1本目を使用した際は効かず、つまりは解消されなかったそうです。水が逆流してきてがっかりしたという感想でした。
2回目から3回目の使用後
翌日にピーピースルーの2回目の使用を試みられました。すると、水の引きが早くなったそうです。排水口から聞いたことのない音が聞こえてきて流れていくのが実感できたそうです。
またその翌日に3回目の使用も行っています。さらに水の引きがよくなって詰まっていた水に透明度が増したそうです。
5回目使用後
その後も2回繰り返した後、合計で5回4ピーピースルーFを使用しました。すると、5回目でつまりが解消され、まったく逆流されなくなったそうです。5年以上悩まされた排水口の逆流から解放された喜びを感想として紹介されていました。
この方によると、年季が入ったつまりにはピーピースルーFの2本組がおすすめとのことです。これまでの排水口洗浄剤に費やした代金と不快感を返してほしいとの口コミの感想をつづられていました。まさにそう感じられるほどの効果がピーピースルーFにはあるということです。長年のつまりにも自分で対処できるのはうれしい薬剤です。
ピーピースルーでつまりや臭いから解放されよう!
ピーピースルーは長年のつまり、排水口の臭いなどにも効果を発揮する製品です。口コミの感想などでもとても評判がよく、たくさんの人が効果を実感しています。しかし、とても強力な薬剤なので、保管や使い方に注意が必要です。ピーピースルーを正しく保管、使用して長年のつらいつまりや臭いから解放されましょう。