ラグーソースの「ラグー」の意味!ミートソースとの違いやレシピ10選!

ラグーという名前を聞いたことがありますか?パスタでもよく使われているソースの名前ですが、その由来や意味そして語源を知っていますか?ラグーという意味や由来そして語源は、日本と生まれ故郷であるフランスとでは意味が全く違うのです。そんなラグーはボロネーゼでよく使われます。しかしミートソースと似ている事から間違える人も多いのです。そこでラグーとミートソースの違いや、おすすめラグーのレシピを紹介しましょう。

ラグーソースの「ラグー」の意味!ミートソースとの違いやレシピ10選!のイメージ

目次

  1. 1ラグーについて詳しく知っている?
  2. 2ラグーとは?
  3. 3ラグーソースとミートソースの違いとは?
  4. 4ラグーソースのレシピ【パスタ】
  5. 5ラグーソースのレシピ【その他】
  6. 6ラグーソースは家でも作れる万能料理!

ラグーについて詳しく知っている?

ラグーソースを知っていますか?ボロネーゼでよく使われるソースなのですが、見た目がミートソースとそっくりな事からよく違いが判らない人も多いのです。しかし実際ラグーソースとミートソースは違いがあります。またラグーソースの由来や意味そして語源も異なるのです。

そこでラグーソースについて由来や意味や語源はもちろんミートソースとの違い、ボロネーゼで使われる事が多い理由やパスタレシピなど色々紹介していきましょう。

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ラグーとは?

ラグーソースのラグーの意味や由来そして語源などの意味を知っていますか?そもそもラグーの意味や由来、言語を知らずに使っている人も多いです。そこでラグーの意味、由来、言語そしてミートソースとの違いを紹介します。

ラグーの本来の意味

最初にラグーソースのラグーの意味について紹介しましょう。ラグーソースの意味というのはどう意味を持つか知っていますか?実はラグーという言葉の意味は、フランス語やイタリア語で「煮込む」という意味を持っています。

つまり日本では、料理名で使われるラグーも実は語源の国から見ると、違う意味で会ったりすることがあります。次に由来や語源について紹介しましょう。

由来や語源

では、ラグーの語源と由来について紹介しましょう。ラグーの語源は、パスタ料理に使われる事からイタリアだと思われますが、元々はフランスが語源になっています。その語源の意味としては、特定の料理を指すのではなく、肉や魚など食材を煮込んで作る料理ならすべて付きます。

由来は、フランス語から来ている事から、イタリアでも煮込み料理全部にラグーという風に呼びます。フランスが由来でありながらも、イタリアでも共有して使われているのは面白いです。

ラグーはフランスの言葉

由来、語源からラグーというのは元々フランス語の一つです。フランス語で煮込み料理といえばシチューという言葉もありますが、ラグーも同じ意味で使われています。フランス語が由来で、語源である事を理解した所で、ミートソースとの違いを紹介します。

ラグーソースとミートソースの違いとは?

ラグーソースとミートソースは同じように見えて違うものです。しかし、どうしてラグーソースとミートソースが混ざってしまったのか、そして二つの確実な違いが何かを紹介していきましょう。

ラグーソースはパスタに使われることが多い

ラグーソースとミートソースが混ざってしまう大きな理由が、ラグーソースもパスタ料理によく使われる事が多いからです。その為に誰が見ても「これミートソースでしょう?」というメニューにラグー風という様に名前が付いているのです。では、ラグーソースによく使われるパスタ料理を紹介しておきましょう。

ラグーソースの代表はボロネーゼ

ラグーソースをよく使うパスタというのは、ボロネーゼです。実は、ボロネーゼで使われているソースは、ほとんどがラグーソースである事が多いのです。ミートソース?と思う人が多いのです。しかしボロネーゼはラグーソースが多いのです。

では、ミートソースと間違ってしまう理由というのはいったい何でしょうか?その答えは次にあります。

ミートソースはラグーソースを参考に作られたもの

ボロネーゼで使われるラグーソースとミートソースの違いはちゃんとあります。それはボロネーゼで使われているラグーソースを元に新しく日本で生み出されたソースがミートソースなのです。

つまり元々ラグーソースがメインの所を、日本に入ってきた時にミートソースへと日本人に合う様に変わったのです。その為に日本ではボロネーゼ以外のソースで使われる事がありません。ボロネーゼのソース=ラグーソースなのです。
 

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ラグーソースのレシピ【パスタ】

ラグーソースとミートソースの違いが分かった所で、ラグーソースを使ったレシピを紹介していきましょう。パスタ編とパスタ以外で使えるレシピを紹介します。ぜひ違いが分かった所で、美味しく活用してほしいレシピばかりです。

スタンダードな「牛肉ラグーソース」

  • 牛もも塊肉 150ℊ
  • 玉ねぎ 1/2個
  • セロリ 1/4本
  • にんにく 1片
  • オリーブ油 大1
  • 塩、こしょう 各少々
  • 〇カットトマト水煮 150ℊ
  • 〇赤ワイン 100㎖
  • 〇塩、砂糖 各小1/3
  • 〇ナツメグ 少々
  • タリアテッレ 160ℊ
 
  1. 牛肉は粗みじん切りにし、塩、こしょうで味を調え、玉ねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにする。
  2. 鍋にオリーブ油を熱して、野菜を炒めて牛肉を入れてさらに炒め、色が変わったら〇の調味料を入れてひと煮たちをさせる。
  3. 弱火にして、蓋をしながらもときどき混ぜながら40~50分煮込みます。
  4. 茹でたタリアテッレを加えて絡め、塩、こしょうで調味する。

ワタも使用して濃厚に「イカのラグーソース」

  • いか 1パイ
  • ブラックオリーブ 3~5個
  • ドライトマト 2〜4片
  • にんにく 1片
  • パセリみじん切り 大1
  • 白ワイン 100ml
  • 塩コショウ 適量
  • オリーブオイル 大3
  • パスタ 160g

  1. イカは内蔵を処理して皮をむき、5mmほどのみじん切りにする。またにんにく、ブラックオリーブ、水で戻したドライトマトもいかと同じサイズにカットする。
  2. フライパンにオイルを熱し、にんにくとイカを炒めていく。
  3. その後、オリーブオイルとドライトマトを加えてさっと混ぜる。
  4. 白ワインをいれアルコールを飛ばし余分な水分がなくなるまで煮込んでいく。
  5. ゆでたパスタをフライパンに入れて、手早く混ぜたら塩コショウで味を整える。
  6. 最後に器に盛り付けて、パセリのみじん切りを入れたら完成です。

トマトを使わない「ブロッコリーとオリーブのラグービアンコ」

  • ひき肉180g
  • 〇玉ねぎ70g
  • 〇人参30g
  • 〇セロリ50g
  • 〇ブロッコリーの軸40g
  • 乾燥ポルチーニ10g
  • オレガノ少々
  • ローズマリー少々
  • ブロッコリー60g
  • 黒オリーブ10粒
  • ポルチーニのもどし汁150cc
  • 白ワイン1/2カップ
  • ニンニク1個
  • 赤唐辛子1個
  • オリーブオイル大3
  • 塩・コショウ少々

  1. 〇の食材はみじん切りにしてブロッコリーは小房に分けさっと茹でポルチーニはぬるま湯に10分ぐらい漬けたらみじん切りする
  2. 鍋にオイルを入 れざく切りにしたニンニクと唐辛子をいれ香りを出し
    ブロッコリーの軸を除いた〇の野菜を入れてしんなりするまで炒める。
  3. ポルチーニと肉を加えよく炒めた後、オレガノ ローズマリー ブロッコリーの軸を入れ白ワインとポルチーニのもどし汁も入れる。
  4. 煮込み汁気がほぼなくなったところで黒オリーブとバターを加え塩・コショウで味を調える。
  5. 別の鍋で茹でていたリングィーネとブロッコリーを加え手早く和えたら完成です。

シンプルに作る「鶏ひき肉のラグーソース」

  • 鶏ひき肉 200g
  • ソフリット 大3
  • 〇トマト ホール・缶詰 180g
  • 〇白ワイン 50㏄
  • 〇ブイヨンキューブ 1.5粒
  • 〇ローリエ 1枚
  • 水 100㏄
  • パセリ みじん切り 大1
  • 塩 粗びき黒こしょう 少々

  1. 鶏ひき肉をボウルに入れ塩、粗びき黒こしょうし、捏ね、煮込み用鍋にオリーブオイルを熱し捏ねた鶏ひき肉とソフリットを一緒に炒める。
  2. 炒めたら、〇を入れ途中、水分を足しながら60分煮込み塩、粗びき黒こしょうで味を調える
  3. フライパンにゆで上がったらパスタを入れて絡めていく。
  4. 器に盛りオリーブオイルをまわしかけ、パルメザンチーズ、パセリを散らせたら完成です。

ペンネでも合うラグー料理「モッツァレラチーズと香味野菜のラグーソースペンネ」

  • 合挽き肉 200g
  • 赤ワイン 200㏄
  • ペンネ 180g
  • モッツァレラチーズ 30g
  • バター 10g
  • トマト 1個
  • 〇にんじん 1/2本
  • 〇セロリ  1/2本
  • 〇玉ねぎ 1/2個
  • バジル 2枚
  • にんにく 1片
  • 生クリーム 大2
  • オリーブオイル ,塩こしょう適宜
 
  1. 〇の食材はフードプロセッサーでペースト状し、にんにくは、みじん切りにしトマトを湯むきして一口大、モッツァレラチーズは一口大にちぎりバジルを粗みじん切りにする。
  2. ペンネは、別のお鍋で熱湯と塩適量入れて湯がく
  3. フライパンにオリーブオイルをひき、〇の野菜の水分がなくなるまで炒める。
  4. 鍋にオリーブオイルをひき、にんにくを入れて香りが出るまで炒めたら合挽き肉を加え強火で放置し焦げ目がついたら赤ワインを流し入れ、焦げを洗う様にそぎ落とす。
  5. その後、〇の野菜とトマトを加えてとトマトを加え水分がなくなるまで弱火で10分に煮詰める。
  6. 茹で上がったペンネをソースに合わせ強火にかけながら絡めモッツァレラチーズを加える。
  7. 塩こしょうで味を整えたら皿に盛り付けて好みでバジルを散らせば完成です。

ラグーソースのレシピ【その他】

手軽に調理「ラグーソースグラタン」

  • リガトーニ(乾燥しているもの)150g
  • ラグーソース 250g
  • 玉ねぎ 1/4
  • マッシュルーム 6個
  • 生クリーム 50cc
  • パルミジャーノ・レジャーノチーズ(すりおろしたもの)大10
  • 塩・こしょう 少々
 
  1. リガトーニを茹でている間にラグーソース(保存している)のを解凍して炒める。
  2. 別のフライパンでオリーブオイルを香り立たせる薄切りした玉ねぎ、食べやすい大きさにしたマッシュルームをしんなりするまで炒め、塩・こしょうする。
  3. ラグーソースと炒めた野菜を混ぜ合わせ、全体に馴染ませる。
  4. 生クリームを加えて、混ぜ合わせてとろりと炒める。
  5. 茹であがったリガトーニとパルミジャーノチーズ(大5)を入れて、フライパンと合わせる
  6. グラタン皿に合わせたグラタンの具材を入れて、残りのパルミジャーノチーズ(大5)を上にふりかける
  7. 200度のオーブンで10分焼いたら完成です。

お腹も満たされる「ラグーソースリゾット」

  • ご飯 160g
  • ラグーソース お玉1杯
  • 水 お玉1杯
  • 干しミニトマト 3個分
  • グリンピース(冷凍)大1
  • イタリアンパセリ 少々
  • 黒こしょう 少々
  • 粉チーズ小1

  1. フライパンに、ラグーソースと水、サッと洗って水気を切ったご飯、グリンピース、干しトマトを入れ中火にかけます。
  2. 粘つかせないように時々混ぜながらも、煮ます。
  3. 水分がなくなりかけたら火を止めて、器に盛りつけます。
  4. 仕上げに刻んだイタリアンパセリ、お皿の周りに粉チーズと黒こしょうを挽きかけて完成です。

野菜も一緒に食べれる「ラグーラザニア」

  • 玉ねぎ 1/2
  • サラダオイル 適宜
  • ミンチ 400g
  • トマトピューレ 200ml
  • 固形コンソメ 1つ
  • 赤ワイン 適宜
  • バター 50g
  • 小麦粉(薄力粉) 80g
  • 牛乳 550ml
  • 塩(ベシャメルソースの調味用)1/3
  • ナツメグパウダー(ベシャメルソースの調味用)適宜
  • ラザニア用シートパスタ卵入り(生麺)1パック
  • 塩(パスタの下茹で用) 適宜
  • とろけるチーズ シート状のもの 1パック
  • 粉チーズ 適宜
 
  1. みじん切りした玉ねぎをオイルをひいた鍋で炒めたら、そこに牛ミンチを加え、硬くなるまで炒めます
  2. 牛ミンチは汁気がほとんどなくなるまでじっくり炒め続けます。
  3. 好みで赤ワインを少量加えてます。
  4. 汁気が無くなったら、トマトピューレを加え、1時間半煮込みます。
  5. 最後に固形コンソメ一つを加え溶けて馴染むまで煮込み続けます。
  6. 出来上がったラグーソースは一晩寝かせておきましょう。
  7. ベシャメルソースを作っていきます。
  8. パスタは平らな器に入れて、上からお湯をかけた後ざるに入れて3、4分置いて置く。
  9. ラザニアのレシピ通りラグーソース→パスタ→ベシャメルソース→パスタと層を作ります。
  10. 200度のオーブンで約20分焼いて完成です。

カンタンに作れる「ラグーソースのタコスライス丼」

  • 豚または牛のひき肉 120g
  • たまねぎ(薄切り) 1/4個(50g)
  • にんにく(薄切り) 1/2片
  • しいたけ(薄切り) 2枚
  • オリーブ油 大1
  • ナツメグ 適量
  • 塩、こしょう 少々
  • トマトの水煮(カットトマト缶詰) 150g
  • 顆粒スープの素 小1/2
  • 盛りつけ用の野菜 お好みで
  • ごはん お好みで

  1. たまねぎ・生しいたけ・にんにくを薄切り、深めの耐熱容器に入れたら、塩・こしょう・ナツメグ・オリーブオイルを加えてよく混ぜます。
  2. ラップでゆったりおおい、電子レンジで600W4分加熱します。その後トマトピューレと微粒スープの素を加え、さらに加熱します。
  3. 水分が気になる人は状態を見て、電子レンジで加熱したら、後はタコス風に盛り付けたら完成です。

朝食にお勧め「茄子と根菜ラグーソースのパン」

  • 強力粉 300g
  • 無塩バター 30g
  • きび糖 30g
  • 塩 4g
  • 卵+牛乳 195g
  • ドライイースト 6g
  • なすび 2本
  • 根菜ラグーソース 250g 
  • ピザ用チーズ 適量
  • 乾燥パセリ 適量
 
  1. パン生地の材料を入れて捏ねる(専用の機械があれば早く出来ます)
  2. なすびは輪切りにし、しばらく水にさらしてアクをぬき、キッチンペーパーで水気をふく。
  3. フライパンにオリーブ油大1を入れて、なすびの両面をゆっくりと焼く。
  4. 生地が捏ね上がれば、取り出して、スケッパーで8等分にしてそれぞれ丸めていく
  5. パン生地をアルミカップ位にめん棒で丸く伸ばし、手の平で生地の周囲に厚みを作りながら中央にくぼみを作る。
  6. アルミのカップにのせて、指でしっかりと生地をカップに密着させる。
  7. 生地の縁にオリーブ油をぬって、なすびを並べ、その上に根菜ラグーソースをたっぷり乗せます。
  8. チーズをトッピングして、200℃のオーブンで15分焼けば完成です。

ラグーソースは家でも作れる万能料理!

ラグーソースを使ったレシピや違い、由来や語源等今まで知らなかったラグーソースというものを紹介してきました。フランスやイタリアでは、万能調味料としても使われているラグーソースですが、日本でも活用できるものです。

また家でも作ってお行けばすぐにいつでもちょっとした食材が、余った時にラグーソースを使ったアレンジレシピやパスタレシピも出来ます。ぜひこの機会に作ってみてください。

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