シェリー酒とはどんなワイン?飲み方やおすすめ銘柄ランキング12選!

シェリー酒といえばバーにいけばからなずメニューに載っているお酒です。しかし、ワインと見た目が同じ所から勘違いする人もおいのです。そもそもシェリー酒とはどんなお酒で、ワインとの違いは銘柄や原料、度数など色々あります。そこでシェリー酒とワインの違いを触れながらも、この機会にシェリー酒を飲んでみましょう。おすすめで人気のランキング形式で飲んでほしいシェリー酒とワインとの違いを紹介しましょう。

シェリー酒とはどんなワイン?飲み方やおすすめ銘柄ランキング12選!のイメージ

目次

  1. 1シェリー酒とは?
  2. 2シェリー酒とワインの違い
  3. 3シェリー酒の飲み方
  4. 4シェリー酒のおすすめ銘柄ランキング12位~9位
  5. 5シェリー酒のおすすめ銘柄ランキング8位~5位
  6. 6シェリー酒のおすすめ銘柄ランキング4位~1位
  7. 7シェリー酒の奥深い味や香りを飲み比べて体感してみよう!

シェリー酒とは?

スペインの白ワインの一種

所でシェリー酒ってどんなお酒が知っていますか?シェリー酒と言聞くと多くの人はリキュールや蒸留酒に分類されているお酒と思う人が多いですが、実はガスパチョやフラメンコでも有名なスペインのアンダルシア州を産地とする酒精強化ワインの一つなのです。主に原料から普通のワインと違うというのが特徴なのです。製造方法や度数、味や香りそして色もすべて普通のワインと違うのです。では、次に酒精強化ワインについてです。

特定の地域生産の世界三大酒精強化ワイン

シェリー酒は酒精強化ワインと言われていますが、一体どんなワインなのか紹介しましょう。それは、シェリー酒のふるさとは、スペイン南部アンダルシア地方が生産地です。そこには呼称統制という統制があり、地元のブドウを用いて、この地方で製造されたワインのみが「シェリー酒」と名乗ることを許されているというルールの元で生まれているのです。つまりここ以外で作ったワインはシェリー酒となるの事が出来ないブランドです。

正式名称はビノ・デ・へレスで種類も豊富

またシェリー酒というのは愛称であり、正式名称はビノ・デ・へレスと呼ばれています。その由来は、誕生した町「ヘレツ・デ・ラ・フロンテラ」の読み方がなまり、いくつかの発音になった説と実は「ヘレツ」ではなく「ヘレス」だったという説とあります。由来も面白い話があります。またシェリー酒は種類も豊富で、後半におすすめを紹介しますが、紹介しきれない位あります。では次にワインとの違いを紹介します。

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シェリー酒とワインの違い

原料の違い

シェリー酒がワインの一種と分かった所でワインとの違いは何があるのか知っていますか?実はワインの一種と言われていてもどこにもあります。そこでワインとシェリー酒の違いについていくつか触れてみましょう。最初にワインとシェリー酒の違いは、原料から違いがあります。ワインとシェリー酒の原料の違いとは何でしょうか。原料としての違いは、ぶどうからあります。ワインはぶどうを使いますがシェリー酒は白ぶどうです。

シェリー酒の原料として使われる白ぶどうも3種類あり、パロミノ・ペドロヒメネス・モスカテルの3種類の原料によってまた味が変わってきます。その為にシェリー酒は同じ原料を使っていても異なる味が味わえるのもシェリー酒の特徴です。また原料に使われるブドウが地元で作られたもの、この地方で製造されたワインのみが名乗れます。つまり原料が限られた場所で作られている呼称統制を取り入れているシェリー酒の特徴です。

製法と度数の違い

次にシェリー酒の製法と度数の違いについて紹介します。製造方法と度数もワインとシェリー酒では違います。一般のワインのアルコール度数が約10~14度であるのに対し、酒精強化ワインと呼ばれるシェリー酒の場合は約15~22度前後です。つまり度数もワインに比べて少し高いのです。じゃぁそれだけ度数高いと、アルコールも高いの?と思いますが、実際飲んでみると度数が高いアルコールとは思えない位飲みやすいです。

度数がワインよりも高そうに見かけるシェリー酒ですが、製造方法も特殊です。というのも、シェリー酒の製造方法オーク樽の4分の3程度に満たし、わざと樽内の上部に空間を作ります。これによってワインの液の表面にフロールという特殊な酵母の膜が張る事で非常にフレッシュでナッツのような香ばしい風味が出来るのです。度数が高そうに見えながらも飲みやすいのもシェリー酒の魅力に一つです。度数以外の違いを紹介します。

色・味・香りの違い

最後の違いに紹介するのは、色・味・香りの違いです。シェリー酒は原料に白ぶどうを使っているので、白ワインと同じ色合いです。中には琥珀色をしているのもあります。味は、辛口、甘口、辛口と甘口のブレンドとあります。その味が好きなのかは自身の好みだと思います。また香りは、製造過程にブランデーを加えている事から、香ばしい香りを感じる事が出来るので、香りでも十分楽しむ事が出来るのも特徴です。

シェリー酒の飲み方

基本はストレートで食前酒に

ではシェリー酒は一般的にどんな風にして飲まれているか知っていますか?日本では食前酒としては有名だと言われています。しかし生産地のスペインでは、食前酒以外にも食事といただく食中酒やデザートとして食後にいただく食後酒としても有名なのです。一般的にシェリー酒は食前酒として愛用されています。では、食前酒以外でシェリー酒を飲む方法はないのでしょうか?実はあります。それはカクテルにして飲む方法です

カクテルにするのも人気

またカクテルにもよく使われているシェリー酒ですが、カクテルに使う味付けとして甘口だけでなくさわやかな辛口タイプもあったりとお料理との相性もよく、カクテルのベースに愛用されています。実際カクテルのベースにもシェリー酒は甘口、辛口問わずに使われている事があります。外国では食前酒等で、ストレート飲みが多いのですが、日本ではカクテルに使う事で誰もが飲みやすいように工夫をしているのです。

食べ物との相性も考えて

またシェリー酒は、食べ物と一緒に飲む事が出来るのも一つの特徴です。辛口のフィノやマンサニーリャなどは魚介のフライにぴったり。オードブルやパスタ、マイルドなチーズ料理に合いますし、中華系の料理に合うのが、軽やかな辛口のアモンティリャードはおすすめです。スープや白身魚・青身魚をソースで調理したものや熟成チーズを使った料理等とも相性が抜群なので、料理に合わせて飲めます。他にもまだあります。

またシェリー酒の一つであるオロロソは、赤身肉の煮込みなどしっかりした味の料理との相性が抜群です。そこでもやはり熟成タイプのチーズと一緒に頂くのがおすすめです。またシェリー酒はワインの中でも珍しくアイス等のスイーツのソースにも使われる事があります。特に甘口のペドロヒメネスはアイスはもちろんチョコレートとも相性がいいと言われています。では次に人気おすすめの銘柄のシェリー酒のランキングを紹介します。

シェリー酒のおすすめ銘柄ランキング12位~9位

12位:甘口のシェリー酒「エミリオ ルスタウ モスカテル デ・チピオナ」

ではここからおすすめ人気銘柄シェリー酒ランキングを紹介します。第12位は「エミリオ ルスタウ モスカテル デ・チピオナ」です。価格は1,350円 (税込)です。原料はモスカテルを使った甘口のシェリー酒で、マスカットの香りだけではなく花やフルーツなど様々な香りを感じる事が出来ます。辛口のお酒が苦手な人でも飲みやすいタイプで、甘さと酸味のバランスもほどよくて、食後のフルーツと共に少し冷やして楽しめるお酒です。

11位:食前酒におすすめのシェリー酒「バルデスピノデリシオーサ マンサニージャ」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第11位は「バルデスピノデリシオーサ マンサニージャ」です。スペインでも13世紀からワイン作りを始めた老舗中の老舗と言われている何世代にも渡って家族経営を続けてきたバルデスピノ社から出ているシェリー酒です。辛口シェリー酒のマンサニージャですが、さっぱりした飲み心地と爽やかな味を楽しめるのが特徴です。食前酒向きで、爽快感があるシェリー酒を飲みたい人にお勧めです。

10位:複雑に味と香りが重なった「イダルゴ アモンティリャード ナポレオン」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第10位は「イダルゴ アモンティリャード ナポレオン」です。価格は2,989円 (税込)からです。これは熟成を重ねて熟成されたシェリー酒です。その年月は、8年間と言われていてその年月分熟成させることで、芳醇な香りと酸味が引き出されるシェリー酒です。色としては琥珀色でヘーゼルナッツのような香りをしながらも口当たりの良いソフトな辛口で食中酒としても人気のタイプです。

9位:濃厚な甘さがデザート向き「イダルゴ ペドロヒメネス トゥリアナ」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第9位は「イダルゴ ペドロヒメネス トゥリアナ」です。価格は3,597円 (税込)です。特に女性にはおすすめしたいシェリー酒でもあります。というのもレーズンやプルーンのような香りを感じながらも飲んでみると黒蜜のシロップを溶かしたような甘さを感じる事が出来ます。濃厚な甘さが食後のデザートワインにもおすすめですが、アイスにソース代わりにかけてみると更に美味しいです。

シェリー酒のおすすめ銘柄ランキング8位~5位

8位:辛口と甘口がブレンドされたシェリー酒「ビノ・へネロソ・デ・リコール」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第8位は「ビノ・へネロソ・デ・リコール」です。これは辛口のビノ・へネロソと甘口のビノ・ドゥルセ・ナトゥラルをブレンドして作られたシェリー酒です。ブレンド比率によって甘さが変化するので、好みの甘さを探す事が出来ます。ベースになるお酒次第で名前も変わるのですが、ベースに使われているのが辛口シェリー酒のフィノ、アモンティリャード、オロロソとなります。

7位:どんな料理にもぴったり「ゴンザレス・ビアス アルフォンソ」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第7位は「ゴンザレス・ビアス アルフォンソ」です。価格は2,117円 (税込)です。バランスの良い味つけからどんな料理と食べても相性がいいです。また琥珀色でスパイシーな香りが特徴でもあります。食前酒でもおすすめですが、スープや魚・肉料理と併せて食中酒としてもおすすめできるので、食前酒で飲んで好みだったら食中酒でも飲んでみても悪くないシェリー酒でもあります。

6位:濃厚な甘みとドライフルーツの香りの「バルデスピノ イザベラ クリーム」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第6位は「バルデスピノ イザベラ クリーム」です。価格は1,980円 (税込)とリーズナブルです。こちらもバルデスピノ社から出ているシェリー酒です。デザートにぴったりなドライフルーツの香りと濃厚な甘さが特徴なので、飲むとするなら食後酒またはデザートとしておすすめなシェリー酒です。また他にもオークの樽の香りも絡みって、ドライフルーツ・レーズンの香りも感じられます。

5位:日本で人気のシェリー酒「ウィリアム&ハンバート フィノ」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第5位は「ウィリアム&ハンバート フィノ」です。価格は2,030円 (税込)です。これはシェリー酒通と愛好家の間で認められている辛口タイプのシェリー酒です。厳選されて選ばれtファーストプレス果汁だけを使用したシェリー酒で、少し緑がかった輝くような黄色とストレートで華やかな香りが感じられます。またシェリー愛飲家が「最高峰のシェリー」と称賛するレベルの味です。

シェリー酒のおすすめ銘柄ランキング4位~1位

4位:デザートにおすすめシェリー酒「ハーベイ ブリストル クリーム」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第4位は、「ハーベイ ブリストル クリーム」です。価格は2,859円 (税込)です。スペイン生まれのシェリー酒の中で唯一珍しい英国産ブレンドのシェリー酒です。デザートにぴったりで、食後のデザートに飲むワインとしても人気です。また英国産のシェリー酒という事で、イギリスのシェリー酒といえばこれと言われているほどです。甘口なので、辛いお酒が苦手な人にもおすすめです。

3位:香りも口当たりもおすすめ「ウィリアム ハンバート コレクション ドン・ソイロ アモンティリャード」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第3位は「ウィリアム ハンバート コレクション ドン・ソイロ アモンティリャード」です。価格は2,144円 (税込)です。少し名前が長くて舌を噛みそうですが、製造も長く、8年熟成した後に更に4年間酸化熟成されたこだわりのシェリー酒です。琥珀色の優しい口当たりの辛口タイプです。少し冷やしてから食前酒として飲むのもおすすめですが、パンやチーズ等にも合うのも特徴です。

2位:辛口だけど飲みやすい「イダルゴ マンサニージャ ラ ヒターナ」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第2位は「イダルゴ マンサニージャ ラ ヒターナ」です。価格は1,706円 (税込)です。これは、シェリー酒を飲みなれてない人や初心者におすすめのシェリー酒です。これこそサンルーカル・デ・パラメダという街だけでしか作られないもので、フレッシュなリンゴの香りが特徴で、すっきりと飲みやすい辛口ですが、地元でも昔から愛され続けられているシェリー酒として人気を呼んでいます。

第1位:シェリー酒通なら一度は飲みたい「ゴンザレス・ビアス ティオ・ぺぺ」

おすすめ人気銘柄シェリー酒ランキング第1位は「ゴンザレス・ビアス ティオ・ぺぺ」です。価格は1,324円 (税込)です。世界でも有名なドライシェリーのブランドで、シェリー酒といえば誰もが名前を出す位の銘柄で世界中のレストランで食前酒として提供されています。淡い黄金色の色合いとシェリー酒独特の香りが特徴であり、味としては辛口で魚介料理によく合います。シェリー酒にハマった一度は飲んでおきたいタイプです。

シェリー酒の奥深い味や香りを飲み比べて体感してみよう!

ここまでシェリー酒の度数や色・味・香りの違いや原料等ワインとの違いが分かったと同時に、おすすめのシェリー酒も12選紹介してきました。こうしてみるとシェリー酒って原料一つからも違いがある事が分かったのは大きい事です。今までシェリー酒って度数が高い酒だと思っていた人もこの機会に一度飲んでみるといいでしょう。またシェリー酒の知らなかった魅力の世界に入ってみると悪くないでしょう。

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