テキーラボールとは?アルコール度数はどのくらい?飲み方・作り方も解説
今話題のテキーラボールとは何のことなのかを解説!テキーラボールのアルコール度数についてやおすすめの飲み方(食べ方)も紹介します。新宿歌舞伎町から生まれたアルコールスイーツ「テキーラボール」を100%愉しむ情報満載です。
テキーラボールとは?
今話題のテキーラボールとは何なのでしょうか?キャバクラやバーで人気のおしゃれなお酒であるテキーラボールについて紹介します。
テキーラをゼリー状にしたもの
テキーラボールとは、テキーラ入りのゼリーのことです。「テキーラボール」という名前の通りで球状の見た目をしており、赤色やオレンジ色、黄色などカラフルな色合いをしているのが特徴です。
テキーラボールはストロベリーやパイナップル、ヨーグルト味など、様々なフレーバーを愉しめます。テキーラが苦手な人でも食べやすく、見た目も鮮やかでフォトジェニックです。そのため、若い世代を中心にキャバクラやバー、クラブで流行しています。
テキーラボールはAmazonなどのネット通販などで手軽に購入することができます。また、酒屋でも売っていたりするので、近くに酒屋がある人は電話で確認してみるとよいでしょう。価格はやや高めで、10個入りで3000円~4000円程度で販売されています。
歌舞伎町のキャバ嬢が火付け役
テキーラボール発祥の地は新宿の歌舞伎町です。2008年に歌舞伎町のバー「NASUKA」で提供されていたものが話題となり、翌年11月に販売開始しました。テキーラボールは、大ヒットとなり、その年だけで約30万個も売り上げました。現在は歌舞伎町やすすきのなどの繁華街でキャバクラやバー、ナイトクラブを中心に大流行しています。
もともとは「女性を酔わせたい男性のために、飲みやすく度数が強めのお酒を」というコンセプトで作られましたが、シャンパンやワインなど高級なお酒の注文をためらう男性相手にキャバクラが提供したところ、人気になったため、テキーラボールの火付け役はキャバ嬢やホステスの方たちといえるでしょう。
度数とカロリーは?
テキーラボールは現在様々な種類・フレーバーのものが発売されており、商品によってアルコール度数やカロリーが大きく違います。度数の低いものであれば8%、高いものは20%程度と、かなり度数に差があります。
バーなどで提供されるテキーラボールは、一般的に3個でショットグラス1杯分のテキーラと同じくらいのアルコールを摂取したことになります。自宅で作成する場合は自分で度数を調節できますが、ネットで購入したテキーラボールやお店で提供されたものを食べる場合は必ず度数を確認するようにしましょう。
テキーラボールはゼリー状のため食べた量が分かりにくく、度数も比較的高いためお酒を飲み慣れている人でも酔いやすいとされています。また、商品によってアルコール度数が違うため、カロリーも異なります。
テキーラに比べ度数が低い分アルコールによるカロリー量は少ないですが、味付けのためにシロップが使われていることがほとんどなので、テキーラに比べ糖分を多く含みます。1個当たり約100キロカロリー程度と考えてよいですが、あくまで目安なので、摂取カロリーを気にしている人は飲みすぎ・食べ過ぎに注意しましょう。
テキーラボールの飲み方(食べ方)
冷やしてそのまま食べる
テキーラボールのおすすめの食べ方としてまず挙げられるのは、冷やしてそのまま食べる方法です。
冷やす方法としては、ネットや酒屋さんで購入できる袋入りのものであれば、袋入りのまま冷蔵後に入れておくだけでいいので便利です。冷蔵庫で冷やしたテキーラボールは、フルーツゼリーのように食べることができます。バーなどで提供される場合はショットグラスに入れて一口で食べてしまうのが主流のようです。
ジンジャーエールを注いで
ショットグラスにテキーラボールを入れ、ジンジャエールを注いで一緒に一口で食べる方法です。ジンジャエールと合わせることで、テキーラボールがさらに食べやすくなります。ジンジャエールだけでなく、パインジュースやオレンジジュース、レッドブルなどと合わせてもおいしくいただくことができます。
意外なところでは、牛乳もよく合うといわれます。牛乳はカクテルの割りものとして定番なので、フルーツ味のテキーラボールと合わせてクリーミーな味が楽しめます。
また、テキーラボール+ソフトドリンクという組み合わせだけでなく、テキーラボールを入れたショットグラスに、カシスやピーチなどのリキュールを注いで食べる方法もあります。この場合はアルコール度数が強くなりますので、気を付けましょう。
テキーラボールはいろいろなドリンクと相性が良いので、ぜひ自分の好きなドリンクと一緒に飲んでみてください。
凍らせて食べる
そのまま冷やして食べる方法のほかに、冷凍して食べる方法もあります。冷やし方は冷蔵と同じように袋に入れたままで冷凍庫に入れるだけでOKです。食べるときは、小さめのお皿などに移してスプーンを使って食べるのが良いでしょう。食感、味ともにシャーベットアイスのように楽しむことができます。
カクテルにする
テキーラボールは立派なお酒なので、テキーラボールを使っておしゃれなカクテルを作ることもできます。基本的な作り方としては、グラスに入れたテキーラボールをマドラーで細かく砕き、ジンジャエールやソーダなどのソフトドリンクを注いで作ります。さっぱりとした味にしたい場合は、レモンやライムを絞ってみるのもおすすめです。
テキーラボールを使ってテキーラサンライズやエル・ディアブロなどテキーラベースのカクテルによく似たカクテルを作ることもできます。テキーラボールを使ってオリジナルのカクテルを作るのに挑戦するのもいいでしょう。その場合はテキーラボールについているフレーバーを意識して作るのがコツです。
テキーラボール入りのカクテルは見た目も華やかで飲みやすいため、若い女性などに受けが良いです。皆さんもテキーラボールを使って自分だけのオリジナルカクテルを作ってみましょう。
テキーラボールの作り方
テキーラボールの基本の作り方はゼリーとあまり変わりません。ジュースやシロップなどにゼラチンとテキーラを加えて冷やし固めるだけなので、だれでも簡単に作ることができます。
基本の作り方
材料(10個分)
- テキーラ40ml
- オレンジジュース200ml
- ゼラチン5g
- グレナデンシロップ大さじ1杯
- オレンジジュースを沸騰しない程度に温めます。
- ゼラチンを加え、溶けるまでよくかき混ぜます。
- テキーラとグレナデンシロップを加え、さらに混ぜます。
- 型に流しいれ、冷蔵庫で固まるまで冷やします。
加熱しすぎるとテキーラのアルコール分が飛んでしまうので、注意しましょう。テキーラを入れる前に火を切るのも良いと思います。
このレシピはあくまで一例であり、ジュースやシロップは自分の好きなものに変えても問題ありません。自由にアレンジしてオリジナルのテキーラボールを作ることができるので、様々なフレーバーや色を試してみましょう。オススメとしては、パインジュースやグレープフルーツジュースがあります。どちらもテキーラの味によくマッチします。
また、テキーラの量を調節して度数を好きに設定できるのも自作テキーラボールの長所です。テキーラが好きでお酒に強い人はテキーラを増やしてもいいですし、テキーラの味が苦手な人はテキーラの量を半分程度に減らすと食べやすくできます。
シロップを使ったカラフルテキーラボール
テキーラボールの特徴は何といってもそのカラフルさです。シロップを使って着色しているので、赤色や青色、黄色やオレンジ色など、とても鮮やかな見た目をしています。フレーバーもストロベリー味やパイン味、ヨーグルト味など多くの種類が用意されており、普通のフルーツゼリーのように楽しめ、お酒が苦手な人でも食べやすいです。
テキーラボールで簡単おしゃれなカクテルを!
居酒屋などで見かけることはなく、世間的にはまだまだマイナーなテキーラボールですが、おしゃれで飲みやすいので非常におすすめです。鮮やかな見た目でSNS映え間違い無しな上、特に女性にはテキーラボールの華やかな見た目は受けが良いです。バーなどでスマートに注文できると、テキーラボールを知らない人から一目置かれることでしょう。
初心者の方にもおすすめのテキーラボール。見かけた際はぜひ注文してみてください。きっとお酒の新たな愉しみを発見できるでしょう。