リボンナポリンとはどんな飲み物?北海道限定飲料を徹底調査!

リボンナポリンというドリンクを知っていますか?北海道のソウルフードならぬソウルドリンクとして人気の高いドリンクのひとつに、このリボンナポリンが挙げられます。透き通る鮮やかなオレンジカラーが特徴的で、北海道ではその名を知らない人はいないともいわれているリボンナポリン。どんな飲み物なのか気になる方も多いのではないでしょうか?今回は、そんなリボンナポリンの魅力を紹介していきたいと思います。

リボンナポリンとはどんな飲み物?北海道限定飲料を徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1北海道で人気のリボンナポリン
  2. 2リボンナポリンとは?
  3. 3リボンナポリンの色素の原料が知りたい
  4. 4リボンナポリンはどんな味?
  5. 5リボンナポリンとのコラボ商品
  6. 6リボンナポリンはリボンシトロンの姉妹品?
  7. 7リボンナポリンについてのまとめ

北海道で人気のリボンナポリン

北海道の道民から愛されているドリンクのひとつでもあるリボンナポリンを知っていますか?北海道は、独自の食文化もさることながら、独自のドリンク文化も存在しています。北海道限定ドリンクの中でも有名なのが、コアップガラナです。独特な味わいのするガラナは、北海道のみならず観光客からも人気のあるドリンクになっています。

ガラナ同様に、ご当地ドリンクとして人気を博しているのが、今回紹介するリボンナポリンです。鮮やかなオレンジカラーが綺麗でありながら、万人受けする味は北海道民のみならず、一度口にした方はもう一度飲みたいと思える味をしています。まず、リボンナポリンはどのような歴史があるのでしょうか?また、あのキレイなオレンジカラーの秘密とは?そして、気になる味はどのようなものなのでしょうか?一挙紹介していきます。

リボンナポリンとは?

リボンナポリンの歴史は100年以上

1911年から販売の開始されたとするリボンナポリン。発売当初は、ブラッドオレンジの果汁を使用していたと言われています。そのブラッドオレンジが地中海では代表にもなっている柑橘系であることから、地中海の都市でもある「ナポリ」から名前を拝借して、「ナポリン」になったと言います。リボンナポリンの歴史は、実に100年以上を記録しており、その昔から愛されるドリンクであったといいます。

発売当初は、「ナポリン」の名前で親しまれていましたが、その後会社から長く使用のできる名前はないか?という応募条件で多数の応募がされました。その中から選ばれたのが今もなお受け継がれている「リボン」の表記です。1914年に商標登録がされた後、「ナポリン」も「リボンナポリン」へ変化を遂げたのでした。

そして、ナポリンのみならずリボン系のドリンクなどに描かれている女の子の存在も。北海道の方には大きい存在なのではないでしょうか?また、観光で北海道を訪れた際は、ぜひこの女の子を目印にリボン商品を見つけていただきたく思います。この女の子は「リボンちゃん」と名付けられており、リボン商品には欠かせない存在です。リボンちゃんの誕生は、1957年になっています。

2011年には、リボンナポリンの100周年を迎えています。発売当初から、勢いの変わらないリボンナポリンは、北海道の人に愛されるドリンクのひとつになっています。また、2016年5月23日にはリボンナポリンの日が登録されたのも記憶に新しいです。その後2017年に、姉妹品であるリボンシトロンと共にリボンナポリンはリニューアルを遂げています。

リボンナポリンの色素の原料が知りたい

リボンナポリンは見た目も楽しむことができます。鮮やかなオレンジのカラーは、とてもきれいで嬉しい気持ちにさせてくれます。また、昔にはこのリボンナポリンの色素には虫が入っていると噂されたこともありますが、この噂の元凶はリボンナポリンの色素に含まれているコチニール色素が原因と言われています。このコチニール色素は虫を使った色素にはなりますが、WHOとFAOにて高い安全性が認められています。

このコチニール色素は、全国で使用がされている天然色素のため、合成着色料よりも安全性が高いと言われています。ですが、2017年のリボンナポリンのリニューアルを期に、このコチニール色素はリボンナポリンから排除され、代わりにパプリカ色素になっています。植物由来の色素なので、これも安心して飲むことができます。

リボンナポリンはどんな味?

そんな、鮮やかなオレンジカラーを作り出すためにさまざまな工夫が施されてきたリボンナポリンですが、実際の味は何味なのでしょうか?やはり色から見るとオレンジジュースなのでは?と思う方も多いかもしれません。リボンナポリンの味は、そのままオレンジの味わいで間違いないようですが、色から想像しているような濃いオレンジの味わいは感じられません。ほのかにオレンジが香るサイダーというのが正しいのかもしれません。

先ほど紹介したように、リボンナポリンは炭酸飲料です。リボンナポリンの生みの親であるポッカサッポロでは、リボンナポリンの味わいは「シャンパンオレンジ」を想像して作られたと言います。そのため、オレンジ感の強い味わいではなく炭酸のサイダーが強めになっており、そこにほのかに香るオレンジの風味と鮮やかな色合いがマッチングしている、少し謎めいたドリンクのひとつになっています。

リボンナポリンとのコラボ商品

北海道民に人気のリボンナポリンですが、実はさまざまなコラボをしているのを知っていますか?アイスを始め、身近な食品とのコラボは数多く存在しています。その中でも、リボンナポリンがコラボして好評であった3つのコラボ商品を紹介していきたいと思います。

アイス

北海道の有名アイス会社の「さくら食品株式会社」とコラボを果たしたリボンナポリン。アイスとのコラボでどのような味わいになったのかも気になるところではないでしょうか?色は、やはりリボンナポリンとのコラボだけあり、鮮やかなオレンジカラーになっています。パッケージには、リボンナポリンの公式キャラクターのリボンちゃんもしっかり載っています。

リボンナポリンとのコラボアイスは、リボンナポリンのシロップを18%配合し、さらにブラッドオレンジ果汁も入っているため、リボンナポリンよりもオレンジ感が強いと言えるでしょう。カップ式、棒式のコラボアイスがすでに今までで販売がされています。ちなみに、棒アイスはリボンナポリン100周年コラボアイスになっており、カップアイスはリボンちゃんの60周年記念コラボアイスになっていました。

酎ハイ

サッポロビールとコラボをし発売された「ナポリンサワー」は大人が楽しめるリボンナポリンとして人気を博しました。リボンナポリンの味わいはそのままに、また鮮やかなオレンジカラーももちろんそのままになっています。そこにサワーが加わることで、苦みが少しプラスされるのでリボンナポリンは甘くてもう何年も飲んでいないという北海道の大人から大好評でした。

販売のされたナポリンサワーは、アルコール分が5%になっており350ミリリットルのみ販売がされました。甘く飲みやすい口当たりのナポリンサワーは男性からも人気でしたが、女性からの人気の方が高かったといいます。現在では、なかなか見かけることがありませんが、見かけた際にはぜひ一度味わってみるといいでしょう。

カツゲン

リボンナポリン同様、ソウルドリンクのひとつとして北海道のみで販売のされているカツゲンを知っていますか?北海道ではメジャーな長年愛されている乳酸菌飲料のひとつです。道産子が夢にまで見たソウルドリンクのコラボには、北海道中のカツゲンファン、リボンナポリンファンが待ち望んだと言います。

そんな北海道を代表するカツゲンとリボンナポリンのコラボですが、やはり味が気になるのではないでしょうか?まず、色味はカツゲンの色味が加わることでまろやかなオレンジカラーになっています。また、気になる味は、まず口に入れるとカツゲンの味わいが広がり、その中にほんのりリボンナポリンの味わいがあるそうです。両者の味わいを損なわないよう試行錯誤されたこのコラボは、美味しいと評判になりました。

リボンナポリンはリボンシトロンの姉妹品?

ここまで紹介してきたリボンナポリンですが、リボンナポリンよりも先に同じ会社から販売が開始された飲み物が「リボンシトロン」です。リボンナポリンとは違い、甘みのある炭酸飲料になっており、リボンナポリンは北海道限定の商品ですが、リボンシトロンは全国で購入することができる商品です。

リボンシトロンとリボンナポリンは姉妹品として扱われており、リボンシトロンにももちろん公式キャラクターのリボンちゃんがパッケージに記載されています。北海道以外に住んでいる方も実は馴染みのあるリボンシリーズ。リボンシトロンもどのような味わいか分からず手を出していないという方もぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

リボンナポリンについてのまとめ

今回は、北海道のソウルドリンクであるリボンナポリンについて紹介してきました。2018年には、リボンナポリンの2018エディションとして、初期のリボンナポリンの復刻版ともいわれるブラッドオレンジ使用のリボンナポリンも販売されています。まだまだ勢いが止まることを知らないリボンナポリンをぜひ、北海道で味わってみてはいかがでしょうか?

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