2019年01月31日公開
2024年09月02日更新
泡盛の美味しい飲み方はどれ?定番おすすめの水割りからカクテルまで!
泡盛の飲み方のもっとも定番の飲み方は、焼酎のように水割りやロック、お湯割りにストレート・ソーダ割りなどがおすすめですが、定番以外の泡盛の飲み方はどのようなものがあるのか気になります。この記事では南国沖縄のお土産としても人気の泡盛のおすすめの飲み方について詳しく解説しています。アルコール度数が高い泡盛は芋焼酎やそば焼酎のようにクセがないので、カクテルやソーダ割でも美味しく飲めるのか調査してみました。
目次
泡盛の飲み方が知りたい!
沖縄では焼酎以上に居酒屋の定番メニューであり人気のある泡盛は、焼酎に比べるとアルコール度数が高くキレがあるためお酒好きには外せない商品となります。今回は、泡盛のおすすめの定番の飲み方やについて、アレンジ・カクテルを使った飲み方について、ちょい足しで美味しいおすすめの飲み方について、泡盛を冷凍するパーシャルショットの作り方について詳しく解説しています。
そもそも泡盛とは?
最近では通販やコンビニでも手軽に購入することが出来る泡盛は、焼酎と同じくらいに人気の商品となります。泡盛とは沖縄は琉球諸島で製造される蒸留酒の事をさします。世界的の蒸留酒や日本の蒸留酒である焼酎と比較しても、米とタイ米を利用して黒麹を発行したいる製造方法のためオリジナル度が高く、3年以上貯上した泡盛は古酒と呼ばれさらに味わい深い泡盛となります。
泡盛の歴史
日本最古の蒸留酒である泡盛は、沖縄で1480年ごろから製造され飲まれてきました。実は焼酎よりも歴史が深く、泡盛が製造されるまではタイのラオロンという名称の蒸留酒を沖縄では飲まれていたのですが、タイとの国交が希薄になったことから独自に泡盛を造りだしたに至ります。
焼酎との違い
九州では定番のお酒である焼酎と泡盛はよく似ていますが、いったいどのような違いがあるのか気になると思います。沖縄の定番アルコールの泡盛は広い意味では焼酎の部類に入り焼酎の中でも、特に米焼酎と似ています。泡盛と米焼酎の違いは、泡盛は黒麹菌、タイ米を原材料として全麹仕込みになります。米焼酎は白麹菌、国産米を利用して二次仕込みとなります。
泡盛の全麹仕込みとは、泡盛の材料をいったん麹にしたあとに一回で仕込み蒸留する方法となります。米焼酎の二次仕込み方法というと、米麹を材料として発行させたもろみに、お米を加えて再度もろみを造り蒸留する方法となります。焼酎は日本酒に材料は近く手間暇がかかっているものとなります。泡盛は1度の蒸留で完成させるためにアルコール度数が高くなります。
泡盛は飲み方が豊富!
泡盛は焼酎同様に糖質がゼロの蒸留酒になり、定番飲み方である水割りやお湯割り、ロックやストートなどの他にもジュースやソーダーやリキュールなどで割って作る、カクテルやソーダ割りなどアレンジレシピなども存在し、焼酎に比べるとクセがないぶんおすすめの飲み方なども非常に多くなります。定番の焼酎の飲み方が飽きた場合はオリジナルカクテルやソーダ割りもおすすめです。
泡盛のおすすめの飲み方【定番編】
水割り
泡盛のもっとも定番の飲み方と言うと焼酎でも人気の水割りになります。泡盛はアルコール度数が高いものが多く、ロックやストレートだとキツイと言う方にもおすすめで、水割りにすることで泡盛の風味や甘味を堪能しながら飲みやすいなります。水割りの割合は好みにもよりますが、25度程度の泡盛であれば泡盛5水5の半分づつの水割りがおすすめです。アルコール度数が高くなるごとに水割り量を増やす飲み方が好まれています。
オンザロック
出典: https://ogsan.me
泡盛だけではなく蒸留酒の定番のおすすめの飲み方である、オンザロックは背が低いグラスに大き目の氷を入れて泡盛を注いで堪能できるスタイルです。オンザロックは、泡盛の自然な味わいを時間が経過するごとに氷が溶けて違った味を楽しめるの人気です。氷も自宅の冷凍庫で作ったものより雑味が少ない販売されている氷を使うとより美味しいオンザロックが楽しめます。
お湯割り
泡盛の水割りやオンザロックについで、冬場の時期には非常に人気の飲み方である泡盛のお湯割りは体を温める効能があります。お湯で泡盛を割る場合は、あまり沸騰させるとアルコールや泡盛が持つ風味が蒸発してしまうので、若干温めの70度程度のお湯割りを造りましょう。
ストレート
泡盛の水割りやお湯割りやロックよりも、シンプルに泡盛の味や香りを堪能できるストレートは豊潤な味わいを堪能できます。とりわけ泡盛の古酒を飲む場合は、まずはストレートで泡盛が持つ個性や香りや風味を堪能する飲み方が一般的です。特に10年以上の泡盛の古酒は豊潤さが増した味わいが光るので一度ストレートでお試しください。
泡盛のおすすめの飲み方【アレンジ・カクテル編】
ジュース類で割る
泡盛はストレートで飲めるのがカッコが良いですが、ソーダ割りのように実はジュースなどで割って飲むのも人気です。利用するジュースは、オレンジジュースにアップルジュース、キリンレモンなどの炭酸ジュースなどソーダ割り感覚で飲めめます。泡盛を使ったカクテルに比べると非常に簡単につくることが出来るので、泡盛と冷蔵庫にあるジュースを使って試してみましょう。
ソーダ割り
泡盛のキレのある味わいに炭酸で割る、ソーダ割りにするだけで爽やかな味わいにかわる暑い夏の時期に人気です。泡盛のソーダ割を造る際の注意ポイントは、あまりマドラーでかき混ぜすぎるとソーダ割りの炭酸が弱くなるので注意しましょう。ソーダ割りは水割りと違った味わいが楽しめるので若い方にもおすすめです。
珈琲割り
泡盛のソーダ割りやカクテル、お湯割りなどはなんとなくイメージが付きやすいですが沖縄のバーなどでは珈琲割りなども一般的に飲まれているスタイルになります。お湯割り同様に泡盛をホット珈琲で割るだけのシンプルな作り方であり、珈琲のさっぱりとした味わいと香りや苦味が加わり、泡盛のお湯割りは苦手だが珈琲割りなら飲めるという方も多いようです。
牛乳割り
泡盛の美味しい飲み方としてバラエティ番組で取り上げられて、最近では人気の飲み方の一つの泡盛の牛乳割りになります。割合は焼酎3割に牛乳が7割がおすすめです。リキュールを牛乳で割ったカクテルであるカルアミルクなども人気のカクテルなので、思ったほどびっくりするような味ではなく冬の寒い時期には温めて飲むのも美味しくなります。
カクテル
泡盛を使ったカクテルは沖縄のバーなどに行くとメニューによく掲載されています。特に泡盛を使った有名なカクテルは「レキオ」になり、泡盛とジャスミンリキュール、ストロベリーリキュール、アセロラジュースを使ったさっぱりとした南国の沖縄らしいカクテルとなります。その他に「てぃーだカクテル」「黄金の花カクテル」などが人気です。
泡盛スイカ
泡盛スイカとはちょっと変わった泡盛の活用レシピになります。作り方はカットされていないスイカ1個に泡盛の瓶の先端が刺さる程度の穴をあけます。そこに泡盛を瓶事刺して泡盛をスイカの果実に浸透させます。瓶を刺したため冷蔵庫で1日から3日程度冷やすと、泡盛の風味が染み込んだ美味しい泡盛スイカが出来上がります。夏の時期には一度試してほしい方法です。
泡盛のおすすめの飲み方【ちょい足し編】
シークワーサー
ストレートの泡盛にシークサワーを注ぎさっぱりとしたチューハイ感覚で飲むことが出来る飲み方になります。そこにソーダを注いでソーダ割りにするのもより飲みやすなります。古酒であればそのままストレートで飲んで見て後に、ロックなどがおすすめですが一般的な泡盛であればシークワーサーを入れると飲みやすくなります。
きゅうり
泡盛ときゅうりというとなんだかミスマッチのようですが、スライスしたきゅうりを泡盛のストレートやロック、水割りにやソーダ割りに入れて飲む方法です。きゅうりの特徴であるさっぱりとした甘味が泡盛に溶け込み飲みやすくなります。沖縄の居酒屋などではきゅうりを入れた泡盛メニューが一般的にあります。見た目ほどびっくりする味ではないのでおすすめです。
泡盛を冷凍するパーシャルショットとは?
パーシャルショットの作り方
パーシャルショットとはパーシャル・フリージングのことになり、マイナス3度から8度程度で泡盛を冷凍保存した後にショットで飲む方法です。パーシャルショットの作り方は簡単で、泡盛を瓶ごと冷凍庫にいれて1日ほど凍らせるだけです。アルコール度数が高いのでパーシャルショットにすることで、爽快感とスッキリ感がましアルコールを感じにくくなりますが非常に美味しい飲み方です。
このパーシャルショットは泡盛だけではなく、焼酎でも作ることは可能です。瓶を凍らせるのが怖い方はパーシャルショット専用の「シャリキン」という商品も販売されていますのでチェックしてみましょう。20度以上のアルコールはカチカチに凍らずにシャリシャリになり、飲み心地はトロトロしています。
何故泡盛は凍らない?
泡盛に限らずアルコール度数が高いものは冷凍庫で冷やしても、凍ることはありません。なぜなら100%のアルコールが凍る温度はマイナス114度になります。もちろん泡盛はアルコール100度ではありませんが20度以上あるので、冷凍庫で冷やせる温度では凍ることはありません。ただし冷凍庫で凍らせる場合は、泡盛の瓶の蓋をいったん開けたあとに締め直して凍らせましょう。
泡盛の飲み方を色々試そう!
泡盛の美味しい飲み方ついて、定番の飲み方からアレンジレシピ、ちょっと足して飲む泡盛の飲み方について詳しく解説してきましたが如何だったでしょうか?泡盛は今はコンビニやスーパーなどで手軽に購入可能です。定番のオンザロックや水割りだけではなく、泡盛を楽しむために興味がある飲み方を自宅で試してみてください。