勝駒とはどんな日本酒?入手困難?富山の美味しい純米酒の買えるお店は?

「勝駒」は、日本酒好きの間でも知る人ぞ知る、富山の地酒です。とても評判の良い日本酒で、富山には様々な地酒がありますが、勝駒は入手困難といわれ、カリスマ的な人気を誇っています。日本酒が好きで、勝駒という名前を聞いたことはあっても飲んだことはないという方もいるのではないでしょうか?勝駒は純米酒、本醸造酒ともにどんな種類があり、どんな味のする日本酒なのでしょうか?勝駒の入手方法、買える店は?こちらの記事では勝駒についての気になる情報をまとめました。

勝駒とはどんな日本酒?入手困難?富山の美味しい純米酒の買えるお店は?のイメージ

目次

  1. 1勝駒について種類や買えるお店などを大紹介
  2. 2勝駒について解説
  3. 3勝駒の蔵元「清都酒造場」について
  4. 4勝駒の種類と味わいを紹介
  5. 5勝駒が買える店について
  6. 6勝駒の口コミは?
  7. 7勝駒を見つけたらその旨さを確かめてみよう!

勝駒について種類や買えるお店などを大紹介

「勝駒(かちこま)」とは富山県で作られている日本酒で、味もさることながら、入手が困難であることから日本酒好きの人達の間ではカリスマ的な人気を誇っています。そう聞くと、勝駒がどんな味の日本酒なのか気になってしまいます。

また、入手が困難であるならば、どのようにすれば勝駒を手に入れることができるのでしょうか?買える店や、通販サイトは存在するのでしょうか?日本酒が好きな人も苦手な人も美味しく飲める幻の日本酒「勝駒」について、こちらの記事で得られた情報を紹介します。

勝駒について解説

日本酒を飲む女性

そもそも、勝駒とはどのような日本酒なのでしょうか?知る人ぞ知るお酒であり、獺祭や久保田に比べ知名度が低いため、日本酒を飲む方でもピンと来ない方も多いかと思われます。まずは、勝駒についての基本的な情報を紹介していきます。

勝駒は富山で作られる人気の日本酒

日本酒飲み比べ

勝駒は富山県で作られている日本酒です。富山県は北アルプス・立山連峰やいくつもの急流河川に扇状地があり、また土地のうち森林が占める割合が全国第3位など、様々な自然の要素が合わさっています。そのため富山県の水は全国トップレベルに質が良く、「水の王国」と呼ばれています。そんな富山県の水で作られた米も質、味ともに優れているため、富山県では美味しい日本酒が多く作られています。

富山県の日本酒は、糖度と酸度が低く、すっきりとした控えめな味わいで飲みやすいという特徴があります。そんな富山県の日本酒の中でも特に人気があるのが勝駒です。勝駒は富山県民だけでなく県外の人からも人気がありますが、勝駒を買える店は県内でも少なく、県外ともなると入手がかなり困難です。そのため、勝駒を手に入れるために県外から富山を訪れるという人も少なくありません。

北陸で平均精米歩合がNo.1と言われる勝駒

日本酒に馴染みのない方ですと、「精米歩合」と聞いてもピンと来ないかと思われます。精米歩合とは、お米を玄米から白米に精米する際、どの程度周りを削ったかをパーセンテージで表したものです。たとえば精米歩合60%ですと、周りを40%削ったお米を使っているということです。この精米歩合は、日本酒のラベルに必ず書いてあります。

通常、精米歩合が低いほどお米の中心部しか使っていないため、雑味のない飲みやすい日本酒ができあがります。大吟醸酒を作るには、精米歩合50%以下でないといけないという決まりもあります。「来福」という大吟醸酒は、限りなく洗練された味を作るためにお米のごく中心部しか使わないため、精米歩合が8%しかありません。

日本酒と枡

勝駒の精米歩合は純米酒の「勝駒 純米酒」が50%、大吟醸酒の「勝駒 大吟醸 特吟」が40%ですが、勝駒の精米歩合を平均すると、北陸の日本酒でナンバー1の数値となるそうです。精米歩合が大きいということはお米を削る割合が小さく、雑味が出やすいということですが、勝駒は精米歩合が大きいにも関わらず味が良いと人気のお酒です。そのような点からも、勝駒には良いお米が使われていることが窺えます。

数種類を目の届く範囲でしか製造しないため入手が困難

日本酒を飲む女性

精米歩合の平均が高い勝駒は、すっきりとしていながらもお米の味が活きた芳醇な味わいです。特に純米酒を飲むと富山米の美味しさも感じられるかと思われます。ですが、精米歩合が高いということは、雑味が出やすいともいえます。いい加減に作ってしまうと、勝駒の絶妙なバランスが崩れてしまいます。

限られた種類のお酒を目の届く範囲で丁寧に作っているからこそ、精米歩合が高くても雑味が出ず、精米歩合が高いからこそのお米の旨みが出せているのです。そのため市場に出回る勝駒は他の日本酒と比べて少なく、人気も相まって、供給に比べて需要が大きすぎるため入手が困難となっています。

勝駒の蔵元「清都酒造場」について

日本酒を注ぐ

勝駒の人気はその美味しさと入手の困難さにありますが、そんな勝駒を作っている酒蔵「清都酒造場(きよとしゅぞうじょう)」とはどのようなところなのでしょうか?酒蔵について知ることで、勝駒の人気の理由に更に迫ることができます。ここからは、勝駒の蔵元「清都酒造場」について調べたことをまとめます。

富山県高岡市にある県内最小の蔵元

勝駒の蔵元「清都酒造場」は富山県の高岡市の、市街から外れた京町という昔ながらの町の中にあります。富山県には19軒の酒蔵がありますが、その中でも一番小さいのが清都酒造場です。勝駒は瓶に入れられ出荷の時期まで蔵の中で貯蔵されますが、小さい蔵の中は限られた数でいっぱいになってしまいます。そして、出荷時期を迎えると、蔵の中はすぐに空っぽになってしまいます。

高岡市は昔、加賀藩主の前田利長によって城下町として開かれ、商工業が発展していました。商工業の栄えた高岡市は文化水準が高く、今でも高岡市民は舌が肥えているようです。高岡市に唯一残っている酒蔵・清都酒造場は県外の人だけでなく、高岡市民にも認めてもらえるよう、質の高い勝駒を作り続けています。

玄関は国の有形文化財に指定されている

清都酒造場の主屋は1887年に建てられ、屋根が本を伏せたような形になっていることを表す切妻造りや、波形の瓦を使用した桟瓦葺など富山の気候に合った造りになっています。また、中から梁が見えない登り梁、柱の脇についた壁を表す袖壁など、伝統的な形式も見られます。

高岡市は戦時中、空襲の被害をほとんど受けなかったようで、戦前の姿を留めている建物が多く残っています。清都酒造場の主屋も建てられた明治時代当時の姿を残しており、明治時代の文化がまみえるということで、玄関が2000年12月4日に有形文化財に指定されました。勝駒だけでなく、その蔵元である清都酒造場にも価値があるということがよくわかります。

勝駒の造り手はたったの5人

徳利とお猪口

勝駒はたった5人の手によって丁寧に造られています。大勢で、もしくは機械を使って日本酒を作れば大量生産が可能になりますが、勝駒は絶妙なバランスで美味しさが成り立っているお酒なので、少数の精鋭だけで造られています。清都酒造場のポリシーは「不容偽(いつわりをいれず)」だそうですが、「本物」を造れる人だけが勝駒を作っているため、勝駒はここまで評価され、絶えず求められ続けているのでしょう。

勝駒の名前の由来は?

清都酒造場が創業したのは1906年ですが、その2年前に日露戦争が起こりました。初代の清都慶介さんは日露戦争に徴兵され、帰国後に酒造りを始めました。その際、戦争に勝利したことから「勝駒」という名前を付けました。清都酒造場は初めは大手メーカーの下請けで、メーカーから一方的に契約を打ち切られたり、前途多難だったようです。数々の苦難を乗り越えた勝駒だからこそ、その名前に相応しい日本酒であるといえます。
 

勝駒の種類と味わいを紹介

日本酒とスルメ

入手が困難な勝駒ですが、その理由は造られる数が少ないだけでなく、味も評価されているためです。果たしてどんな味がするのでしょうか?まず、日本酒は大きく純米酒と本醸造酒の2種類に分けられており、勝駒はどちらも造られています。皆さんは、純米酒の本醸造酒の違いをご存知でしょうか?

日本酒は米と水で造られますが、純米酒は米、米こうじ、水で造られるのに対し、本醸造酒はそれに加え醸造アルコールも使われます。味の方向性は大きく変わりませんが、純米酒の方が濃厚でふくよかなコクがあり、本醸造酒はライトでまろやかな飲み口であるという傾向があります。勝駒もいくつか種類がありますが、どのような味の違いがあるのでしょうか?

まろやかできれいな旨味が広がる「勝駒特別本醸造本仕込」

こちらの「勝駒特別本醸造本仕込」は本醸造酒です。アルコール度数は16度で、精米歩合は55%です。日本酒度は+5、酸度は1.3で、端麗辛口のお酒です。酒米はシェアナンバー2の五百万石を使用しており、値段は720mlで1200円です。

美味しい日本酒を形容する際「水みたい」と言うことがありますが、こちらのお酒もまさにそう形容するのに相応しいお酒です。最初は飲み口がすっきりしており、喉を通るとスッと甘さが消えていきますが、飲み進めるにつれて甘味と酸味が残るようになります。また、何日か置くとお米の甘味とほんのり苦味を感じられるお酒になります。

甘みと酸味のバランスが良い「勝駒大吟醸」

こちらの「勝駒大吟醸」は本醸造酒です。アルコール度数は16度で、精米歩合は40%です。日本酒度は+4%、酸度は1.3で、端麗辛口のお酒です。酒米はシェアナンバー1の山田錦を使用しており、値段は720mlで3045円です。

勝駒特別本醸造本仕込は五百万石を使っているのに対し、勝駒大吟醸は山田錦を使っています。五百万石を使った日本酒はすっきりとしていてキレの良い味になり、山田錦を使った日本酒は芳醇でコクのある味になります。勝駒大吟醸もフルーツのような上品な香りと味がふわっと広がる、しつこくない甘さのお酒に仕上がっています。

これ以上うまい酒はないと言われる「勝駒大吟醸特吟」

こちらの「勝駒大吟醸特吟」は本醸造酒です。アルコール度数は17度で、精米歩合は40%です。日本酒度は+5、酸度は1.2で、端麗辛口のお酒です。酒米は山田錦を使用しており、値段は720mlで3675円です。

名前や日本酒度、酸度は勝駒大吟醸とほとんど変わりませんが、なぜ特吟という名前が付いているかというと、勝駒大吟醸とは絞り方が異なるからです。勝駒大吟醸は醪という、酒米を醸したものをプレスして絞って造りますが、勝駒大吟醸特吟は醪を袋に入れて吊し、自重のみで絞る「袋絞り」という絞り方で造られます。袋絞りをすることで、手間と時間がかかる分雑味の極めて少ないお酒ができあがります。

日本酒と料理

袋絞りで造られた勝駒大吟醸特吟は非常に澄んだ味わいで、酸味はあまり感じられず、ほのかで柔らかな甘味が口に広がり、鼻を通り抜けます。舌触りも滑らかで、ゴクゴク飲める飲みやすさですが、舌にはしっかりと余韻が残ります。大吟醸のさらに上を行く特吟というだけあって、飲んだあとの満足感ははかり知れません。

落ち着いた香りにファンが多い「勝駒純米吟醸」

こちらの「勝駒純米吟醸」は純米酒です。アルコール度数は15度で精米歩合は50%です。日本酒度は+3、酸度は1.3で、端麗辛口のお酒です。酒米は山田錦を使用しており、値段は720mlで2205円です。

平成27年に発表された純米酒の平均精米歩合は65.5%だそうですが、勝駒純米吟醸は50%と、低めの精米歩合です。勝駒の日本酒は純米酒と本醸造酒を比べても精米歩合にあまり差がありません。使っている酒米の味が一番活きるのがこの精米歩合なのでしょう。このお酒は飲む直前、酵母の香りがツンと鼻をくすぐります。飲んでみると透明度の高い甘味が口の中に広がり、最後に心地よい苦味と酸味の余韻が残ります。

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勝駒が買える店について

日本酒で乾杯

純米酒、醸造酒ともに評価の高い勝駒ですが、造り手が5人と少なく、蔵も小さいこともあり、造られる数は非常に少なく、出荷してまもなく完売してしまうような幻の日本酒です。幻と言われてもそこまで評価の高いお酒ですからぜひとも勝駒を飲んでみたいものですが、どうすれば勝駒を買うことはできるのでしょうか?富山県内、県外で買える店はあるのでしょうか?

富山でもなかなか手に入れることが難しい勝駒

勝駒はもともと、大手メーカーの下請けとして桶売りという大量生産・大量消費の売り方をしていたそうです。そのためメーカーからの契約が打ち切られて窮地に陥ることもありましたが、1987年、「たかおか風味を語る会」を発足して勝駒を振る舞い、またそれをきっかけに吟醸酒を造るようになり、口コミが広がって一気に人気のお酒になりました。それからは少量生産で丁寧な造りを心がけ、今でも人気が続いています。

現在、造られた勝駒の約70%は県内に出荷されるため、県外の店頭ではまず手に入りません。特に大吟醸特吟は年に一度しか出荷されず、入手するのはかなり困難です。また、県内の居酒屋や旅館も仕入れているので、瓶で買うとなるとかなり数が限られます。需要に対して数が少ないため、特約店でもネット販売や予約不可、1人1本までなどの制約を設けています。では、勝駒が買える店となると、どこに行けば良いのでしょうか?

富山で勝駒が購入できる可能性のあるお店「酒商田尻本店」

「酒商田尻本店」は富山市東岩瀬町の、重要文化財に指定された北前船廻船問屋「森家」のすぐそばにあります。大きな土蔵の扉がメインストリートに面しているので、通りがかればすぐに発見できるかと思われます。50坪を超える店内のうち、半分がセラーになっていて、日本酒だけでなくワインや焼酎も扱われています。

温度管理のきちんとされたセラーで厳重にお酒が管理されていること、店主が利酒師とワインアドバイザーの資格を持っていることなどから酒蔵からも信頼を得ており、珍しいお酒もこちらでは扱われています。また、公式ホームページのトップには入荷情報が、各お酒のページには値段が掲載されていて良心的です。

やはり日本酒好きの人たちにとっては「勝駒が買える店」として既に有名なようで、勝駒が入荷されるとこちらに駆け込む人も多いようです。そのため、勝駒の購入は1人1本までと決められています。ですが、酒商田尻本店は数少ない勝駒が買える店なので、訪れてみる価値はあります。こちらのお店は月曜日定休、営業時間は日曜日が10時~18時、それ以外が10時~19時です。
 

勝駒の入荷情報もゲットできる「なかやす酒販株式会社」

「なかやす酒販株式会社」は高岡市清水町にある酒屋さんで、日本酒とワインを扱っています。日本酒は富山県を中心に北陸のものを扱っており、富山県内の蔵の日本酒は全て販売しています。そのため、富山県の限定酒や季節のお酒など、珍しいお酒も入手が可能です。社長は利酒師などの資格を持っている他、日本酒やワインの講座を開催したりもしています。

なかやす酒販はアプリも運営しており、アプリを入れるとお酒が入荷されたら通知が来ます。出荷量の少ない勝駒は、なかやす酒販では安定的な販売はされていないそうです。そのため前情報なしでなかやす酒販を訪れても勝駒が買えない可能性が高いですが、通知が来たその日に訪れれば手に入りやすいということです。こちらのお店は水曜日定休で、営業時間は日曜日と祝日が9時~18時、それ以外が9時~19時です。

通販で手に入れることはできる?

勝駒を買える店はほとんどが富山県内にあり、県外で買える店は数えるほどしかありません。ですが、富山県を訪れることの困難なほど遠い距離に住んでいる人や、忙しくて富山県に行けないという人も多いでしょう。機会を伺っていては、勝駒はすぐに完売してしまいます。実は、勝駒を買える店に足を運ばなくても、ネット通販で勝駒を手に入れることは可能ではあります。

キーボードを打つ

例えば、先ほど挙げた「なかやす酒販株式会社」は「北陸の酒.com」という通販サイトも運営しており、品揃えは店頭と変わりません。他にも、「さかや栗原」という日本酒を専門としたお店が運営している通販サイトでも勝駒は扱われています。どちらも酒屋さんが運営しているので、お酒は全て定価で売られています。それは勝駒も例外ではありません。

ただし、これらのサイトは日本酒好きの間でも有名で、富山に行けない人が勝駒を手に入れるために利用するので、すぐに完売してしまい、出荷の時期をおさえていなければ入手はまず不可能です。実際、出荷の時期を外れた時期に上の通販サイトを覗いてみると、勝駒は全て「在庫切れ」と表示されています。

スマホを操作する男性

勝駒を出荷時期に関わらず飲みたくなり、かつ富山に行くことができないのでしたら、楽天市場やYahoo!ショッピングなど、大手の通販サイトでも勝駒は扱われています。ただし、大手通販サイトでも入手しにくい勝駒はプレミアがついており、例えば定価だと2205円の勝駒純米吟醸720mlが、楽天市場では約15000円、Yahoo!ショッピングでは約9000円で売られています。

ですが、記念やプレゼントのために、出荷時期を外れた時期に勝駒を購入したいということはあるでしょう。また、買える店から遠い所に住んでいると、店頭で購入するとなると交通費も時間もかかります。定価より高いとはいってもかかる交通費より安くすむ場合もありますし、通販なら注文したらあとは待つだけなので、場合によっては大手通販サイトを使うという手段を使っても良いでしょう。

東京で勝駒が買える店はある?

かまぼこ

東京では確実に勝駒を買える店というのは無いと言って良いでしょう。常設されていて勝駒を買える店はありませんが、1年に一度、東京で勝駒を買えるイベントが開催されます。それに参加すれば、東京にいながら試飲をして味を確かめた上で勝駒を買うことができます。そのイベントは「富山の酒とかまぼこフェア」と言います。

毎年9月中旬の日曜日に東京交通会館で開催され、そのイベントでは富山県内の17の蔵の日本酒と10店のかまぼこを試飲、試食、購入することができます。そして、17の蔵の日本酒の中に、勝駒も含まれています。ですが、やはりこちらのイベントでも勝駒はすぐに完売してしまうようですので、入場したら真っ先に勝駒を購入することをおすすめします。こちらのイベントは、前売り券が2500円、当日券が3000円です。
 

勝駒の口コミは?

勝駒は癖がなくスッキリとした味わいなので、若い女性にも好まれているようです。お酒のつまみというのは多くの人がお酒を美味しく飲むために食べると言われています。料理は塩味、甘味、酸味、苦味、旨味の5味が満たされると美味しく感じるらしく、お酒を飲む際にその5味を補うのがおつまみの役割の一つです。

日本酒は塩味以外の4味が含まれているため、塩気のあるおつまみが欲しくなるようですが、残りの4味がバランス良く揃っている良いお酒ですと塩をつまみに飲めるというのはよく聞く話です。上の口コミで酒の肴がいらないと言われているのは、勝駒に4味がバランス良く揃っているからでしょう。薄味でお酒自体の味をじっくり味わいたいというのも勝駒におつまみがいらないと言われる理由かと思われます。

評価の高い勝駒ですが、上のような意見もあります。醸造アルコールの刺激が苦手な人は、純米酒なら美味しく飲めるかと思われます。また、勝駒は繊細な日本酒なので、おつまみ次第で味わいも変わります。おつまみを挟んで飲むことで勝駒を美味しく飲めることもありますが、好みの差というものもありますので、店頭で購入する場合は、可能であれば先に試飲をすることをおすすめします。

勝駒を見つけたらその旨さを確かめてみよう!

日本酒を注ぐ

勝駒は入手の困難な日本酒ですが、買える店やイベントも少ないながら存在しますし、ネットで取り寄せることも可能です。また、勝駒には純米酒も本醸造酒もあるので、日本酒に馴染みのない方も、日本酒好きの方も好みと言えるものに出会えるはずです。一度は飲んでみていただきたいお酒ですので、もし勝駒に出会うことがあれば、ぜひ味を確かめてみましょう!

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