栗焼酎の人気おすすめランキング12選!選び方と美味しい飲み方も!

栗焼酎は他の焼酎では味わえない、あの甘い香り、独特の味わいがあります。焼酎といえば、芋、麦、米が人気ですが、ダバダ火振りに代表される、栗焼酎も捨てがたいものがあります。そこで、今回は、栗焼酎の人気おすすめランキング12選!Amazonの栗焼酎をすべて調べました。選び方と美味しい飲み方のウンチクだけでなく、焼酎をもっと知ってもらうために、単式蒸留、連続式蒸留の違いもあなたにお伝え致します。

栗焼酎の人気おすすめランキング12選!選び方と美味しい飲み方も!のイメージ

目次

  1. 1栗焼酎とはどんな焼酎?
  2. 2栗焼酎の人気おすすめランキング12位~6位
  3. 3栗焼酎の人気おすすめランキング5位~1位
  4. 4栗焼酎の選び方
  5. 5栗焼酎の美味しい飲み方
  6. 6栗焼酎は優しくまろやかな人気の焼酎

栗焼酎とはどんな焼酎?

栗焼酎の誕生

栗焼酎の選び方の前に、栗焼酎の誕生を紐解いてみましょう。日本で初めて栗焼酎を造った酒造元は、一説には1976年、宮崎県延岡市の佐藤焼酎製造場というのもありますが、多くのサイトでは、1978年に姫囃子が造った「おくりおくら」という焼酎だといわれています。

栗焼酎の味わいと香り

栗焼酎とは、二次醪(もろみ)を仕込む主原料に栗を用いた焼酎のことをいいます。一次醪(もろみ)の原料である麹(こうじ)は、麦麹や米麹で作られています。栗と麦麹の選び方、または栗と米麹の選び方、さらに麹も黒、白、黄の麹があり、それぞれの麹の選び方によっても味が変わってくるようです。

栗焼酎の種類はまだまだ少ない

栗は当時、一個一個皮を剥いていたそうで、手間ひまがかかっておりました。現在では渋皮を取り除いて、破砕されている栗を使っているようです。味わいのある人気の栗独特の香りを持ち、雑味のないすっきりした栗の甘味があります。このように手間がかかるので、通年、栗焼酎をつくり続けるメーカーは少ないです。

さらに、一定の原料を、長く保存することで味に深みを出し、こだわりのある栗焼酎は少ないです。一定期間以上貯蔵したものは香味に優れており、安定した酒質を持つようです。代表なものとしては、ダバダ火振り「四万十ミステリアスリザーブ」は、人気のダバダ火振りの原酒を四万十川源流の地下洞窟で、四万十時間(約4年7ヶ月)熟成させた栗焼酎として人気です。

Thumbおしゃれな焼酎グラスおすすめ人気ランキングTIO15!プレゼントにも! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

栗焼酎の人気おすすめランキング12位~6位

第12位:ひむかのくろうまでも有名な醸造元「栗天照」

栗焼酎「天照」は、内容量が720mlで、原材料には麦、米麹、栗 (栗20%以上30%未満)を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価:2,052円(税込み)です。

栗焼酎「天照」の醸造元の「神楽酒造」は、ひむかのくろうまでも有名な醸造元です。宮崎・高千穂の天岩戸にあり、1981年10月より醸造開始しています。そしてその栗焼酎には、栗の風味を最大限に引き出すために希少と言われる「天津栗」を使用し、栗の原酒を長期貯蔵熟成させることにより、栗の持つ独特のまろやかさ、風味、甘味を引き出しています。希少な栗の本格焼酎を、神楽酒造は食中酒としておすすめしています。

第11位:甕つぼ仕込み、手作り少量生産「栗極(くりきわみ)」

栗極(くりきわみ)は、内容量が720mlで、原材料には、生栗 米麹(白)を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価で2,780円(税込み)です。

現在は、製造をしていないようですが、甕つぼ仕込み、手作り少量生産で丁寧な造りをしている、造り手の熱い想いのこもった焼酎を造りをしている醸造元なのと、意外にまだ手に入りやすいので載せています。宮崎県の旧須木村は面積の90%以上が森林という山村。そこにある蔵元は、須木特産の生栗を手作業で皮・渋皮を取り、白麹を用い、醸し出しました。さらに、 原酒を和甕でゆっくりと熟成させた数少ない栗焼酎です。

第10位:鉄道トンネルで、ゆっくり熟成させた「三然古酒樽詰栗焼酎」

三然古酒樽詰栗焼酎は、内容量が1800mlで、原材料:栗、米、米麴を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価で3,456円(税込み)です。
 

「三然古酒」は、原料に栗を50%以上60%未満使用しています。特徴としては、廃線となった鉄道のトンネルで、3年間ゆっくり熟成させた焼酎です。トンネル内の温度は、一定で、焼酎の熟成には最適な温度である10度前後です。更に、熟成の場所として選んだのが、JR福知山線の旧トンネルです。真横には、新トンネルがあり、電車が通るたびに、焼酎の熟成にとって重要な振動を与えてくれるのです。
 

音楽を聞かせたり、振動を与えることで、お酒の熟成がよくなるということは昔からされていたようです。ウィスキーは特定の周波数を樽に浴びせている蒸溜所も少なくないそうです。1930年代、ペンシルベニア大学は音波実験結果で、「ウイスキーに大音量の音楽を7時間聴かせると、樽内で4年熟成したのと同等の熟成効果が得られる」という結果が出たそうです。

また、振動では、アウターブリッジ・ホーシー4世の逸話が有名です。米国東海岸でを蒸溜した「バーキッツビル」というウイスキーを樽詰めにして船に乗せ、わざわざ南米のホーン岬を経由して西海岸のサンフランシスコまで送りました。さらに、サンフランシスコに着いたら、樽を、東海岸のニードウッド蒸溜所まで、大陸横断鉄道で横断させ、送り返してからボトリングしたそうです。

船に乗せられ、波に揺られ、南北回帰線を2回も通過し、さらに鉄道でアメリカ大陸を横断したウイスキーは、振動により美味さを増す意味だけでなく、かつて「建設は不可能な橋」といわれ、風、霧、岩と危険な潮の流れと闘いながら、4年の歳月をかけて1937年に開通したゴールデンゲートブリッジに引っ掛けられたのではないかと思われ「ゴールデンゲートウイスキー」と呼ばれたのです。

この「三然古酒」は従来の栗焼酎とは異っているのは、オーク樽に入れて貯蔵しているのです。この熟成法により、普通の栗焼酎とは違う、個性豊かな味わいになっています。栗焼酎の栗の甘みに、オーク樽の甘く芳ばしい香りが加味された、珍しい味わいの深い、栗焼酎に仕上がっているのです。また、西山酒造場は芸術家、無汸庵こと、綿貫宏介氏のデザインでも有名です。

第9位:栗の花酵母を使用「Premium原酒 黄麹仕込笠間の栗焼酎」

Premium原酒 黄麹仕込笠間の栗焼酎の内容量が500mlで、原材料には、栗(笠間市岩間産)、米麹を使用しています。加水も、アルコール分35度と標準より高いです。値段は、参考売価が2,160円(税込み)です。

栗の生産量、出荷量共に日本一の栗の産地の笠間市は栗の栽培面積第一位です。ここのメーカーは、サブタイトルに「十三天狗の伝説」と記してあり、その意味は、笠間市泉の愛宕山で天狗が修行したと云われる伝説に由来しています。珍しい黄麹、栗の花酵母を使用し、栗焼酎の持つ香りや味の個性をより増幅、促進し、よりフルーティな焼酎になっています。水などを混入しない原酒ですので、栗の香りをより強く感じることができます。

第8位:ほんのり甘い栗の風味とまろやかな口当たり「栗くり坊主は蔵の中」

栗くり坊主は蔵の中は、内容量が720mlで原材料には、栗、米、米こうじを使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価:1,620円(税込み)です。

津和野町で作られた、味の濃い栗を使用した本格焼酎です。口に含んだ時に舌にひろがる栗の甘さが特長的です。原料の栗を丁寧に渋皮まで剥いて使用しており、その分渋皮の苦みが無く、ほんのり甘い栗の風味とまろやかな口当たりです。黄麹を使い、後口をスッキリさせたそうです。

第7位:栗の渋皮を残したまま蒸留、3年以上貯蔵熟成「奥伊予」

奥伊予は、内容量が720mlで、原材料には栗、麦、麦麹を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は1300円前後です。

日本で初めて栗焼酎を造った醸造元の「媛囃子」ですが、四国唯一の焼酎専業の蔵としても有名です。「奥伊予」と呼ばれる所以は、城川町は、町として「奥伊予」を自称し、独自の地域おこし活動を行ってきたそうです。その城川町で採れる、「しろかわ栗」を100%使用し、さらに3年以上貯蔵熟成させ、「しっとりとした落ち着き」の中に栗の旨味や香り、さわやかな甘味を感じることができるソフトな舌触りの焼酎です。

第6位:ポリフェノールたっぷり!焼き上げた国産栗と渋皮巧みにブレンド「千果の王」

千果の王は、内容量が720mlで、原材料には栗、米、米こうじを使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価:3,780円(税込み)です。

徳島県阿南市で栗、筍、芋などの真空パックや、さまざまな加工食品を手がけてきたタカラ食品が開発したのが焼栗焼酎「千果の王」栗は、薬効成分をたっぷり含むことから古来中国で漢方薬として使われていました。蒸した後で手間暇かけて、こんがりと焼き上げた国産栗と渋皮巧みにブレンド。渋皮には、多量のポリフェノール、タンニンを含んでおり、それ以外にも、スコポレンといった成分が、体内で抗酸化作用を発揮するようです。

Thumb焼酎の美味しい飲み方と楽しみ方!女子や初心者におすすめは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

栗焼酎の人気おすすめランキング5位~1位

第5位:自宅で楽しめる高級焼酎サーバー「ダバダ火振り(陶器入)」

ダバダ火振り(陶器入)は、内容量が5400mlで、原材料には栗50%、麦25%、米・米麹25%を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価16,540円(税込み)です。

無手無冠(むてむか)というメーカーですが、「ダバダ火振り」という、ネーミングの方が有名かもしれません。ダバダ火振りは、栗の香りを封じ込めるよう低温でゆっくり蒸留した栗焼酎です。ダバダ火振りのプレミアの焼酎サーバーは、丸太で作った置き台も付いています。陶器での選び方としては、お買い得サイズのダバダ火振りの720mlの「ちびうんすけ」があります。

ダバダ火振りの名前の由来は、四万十川流域では古来より伝統的鮎漁法に、夏の闇夜にたいまつの火を振り、鮎を定置網に追い込む「火振り漁」があり、それと、交流の場でもあった「駄場(ダバ)」にちなんだものです。駄場とは山頂や山腹の平坦地という意味から山頂の平坦部分を指す場所のことだそうです。このメーカーは、四万十川流域の暮らしと文化を伝えたいという事で、このネーミングにしたそうです。

瓶入りはよく紹介されていますので、陶器の方を紹介します。陶器は、かつて酒の汲み売り(空き容器を持っていって詰めてもらう)が当たり前だった時代に、入れ物として家に必ずひとつはあったそうです。陶器の名前を「うんすけ」といっています。注ぎ口がついた徳利や、注ぎ口のついた甕や壷のことを指すようです。漢字では雲助と書く場合もあります。「うんすけ」の「うん」は、陶器の生産地である雲州からという説もあるようです。

ダバダ火振りはレモンハートでも逸話と共に紹介されています。東京のある飲食店で、月の輪熊を、鎖に繋いで店の中で飼っていたそうです。いつしかその熊が、ビールを飲むようになりました。客が面白がって、ビールを瓶ごとやると、ちゃんと座って、ビールの瓶を両手で持って、器用に飲んだそうです。ですが、客が面白がって、悪ふざけで、ビールの瓶に焼酎を入れて飲まそうとしましたが、熊は絶対に飲まなかったそうです。

ところがある夜、高知県の四万十川のほとりに住む男がやってきて、自分が持ってきた焼酎を飲み干したビールの瓶に入れて、熊に差し出したそうです。熊は、その焼酎の匂いを嗅ぐと、なんと美味しそうに、一気に飲み干してしまいました。その後、クマは酔っぱらって、ぶっ倒れて寝てしまい、翌日にはひどい二日酔いになったという話です。その焼酎が、「ダバダ火振り」だったそうです。

第4位:モンドセレクション金賞を獲得「丹波美酒小鼓 古丹波」

丹波美酒小鼓 古丹波は、内容量が720mlで、原材料には米(国産)、栗、米麹(国産米) 自社所有栗林の栗を一部使用を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価2,160円(税込み)です。

原料の丹波栗は渋みを抑えるために約1年冷却保存し、その後発酵させ蒸留してから竹炭ろ過で仕上げている程のこだわりです。栗の醸し出された芳醇な香りと、清酒用の麹、清酒用の酵母、お米の発酵技術から生み出されたほのかな甘みをあわせ持つ栗焼酎に仕上がっているようです。これまでとは全く異なった手造り感溢れる栗焼酎です。モンドセレクション等、数々の受賞歴で有名です。

第3位:売切れ御免の特別限定古酒「四万十大正」

四万十大正は、内容量が720mlで、原材料には栗、米麹を使用しています。加水も、アルコール分35度と標準よりも高めです。値段は、参考売価6,154円(税込み)です。

売切れ御免の特別限定古酒です。国産栗を贅沢に75%使用した栗焼酎の原酒を、4万10時間(約4年7ヶ月)地下の洞窟で長期貯蔵し、寝かすことによって栗の甘い香りとまろやかな味わいが熟成させています。貯蔵スペースが限られているため売切れ御免の特別限定古酒です。ボトルは、2006年グラスボトルデザイン最優秀賞も受賞した逸品です。

ダバダ火振りもそうですが、ここの会社のネーミングは、豊かな郷土資源を生かしたモノに由来しています。「無手無冠」は、無手は「科学の手を借りず自然のもの」を、無冠は「等級などの冠は要らない」という意味だそうです。さらに、いい酒・おいしい酒・安心な酒造りのために、無農薬栽培の米作りを地元農家と進めています。田んぼにまく有機肥料には、自社の栗焼酎の搾りかすを有効利用していて循環型社会に貢献しています。

第2位:栗使用率が85%!旨みを最大限引き出した栗焼酎「夢栗」

夢栗は、内容量が720mlで、原材料には栗、米麹を使用しています。加水も、アルコール分28度と標準より少し高めです。値段は、参考売価2,322円(税込み)です。
 

この栗焼酎は「夢栗」と書いて「むっくり」と読みます。原料の「栗」使用率が85%という、何とも贅沢な栗焼酎です。原料は栗と糖化させるための米麹のみで、まさに栗の旨みを最大限引き出した栗焼酎といえるのではないでしょうか。「28」というアルコール度数は、利き酒を重ねた末に選ばれたそうです。 ふんわりとした栗の上品な香りと柔らかな味わいが素晴らしい栗焼酎です。

第1位:栗の香りと味が明確な焼酎がコンセプト!「おくりおくらPREMIUM」

おくりおくらPREMIUMは、内容量が720mlで、原材料には栗、米麹(国産米)、黒麹を使用しています。加水も、アルコール分25度と標準的です。値段は、参考売価2,160円(税込み)です。

Amazonにもなかった「おくりおくらPREMIUM」です。数量限定なのもさることながら、愛媛県産業技術研究所と株式会社媛囃子とが、「栗の香りと味が明確な焼酎」をコンセプトに共同研究した逸品です。泡盛と同じ黒麹菌により、白麹で造るよりもクエン酸を多く含み、さらに、栗を焼くことで栗の甘みと香りがより良く出て、まろやかな口当たりの中にも、上品な甘さとクエン酸の重厚な味わいに仕上がった焼酎として話題です。

栗焼酎の選び方

選び方①単式蒸留か連続式蒸留で選ぶ

酒は酒税法で「原料」「製法」に定義があります。焼酎に関していえば、連続式蒸留機で蒸留したアルコール度数が36度未満のものを連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)と呼び、単式蒸留器で蒸留した度数が45度以下、単式蒸留焼酎(焼酎乙類)と呼びます。
 

乙類焼酎の単式蒸留、甲類焼酎の連続式蒸留共、原材料の選び方は、さまざまありますが、一般的には穀類(米、麦など)、芋類、清酒粕、黒糖の4品目の他に、国税庁長官が認める49品目が原料として使用できます。49品種の中で変わった原料は、人参、えのきを利用した焼酎があります。

乙類焼酎(単式蒸溜器を利用して作る焼酎)とは、単式蒸溜器(ポット・スチル)、ウィスキーのCM等でもみかけることがある、大きな単式蒸留器を使って、1~2度、原材料を蒸留することで造ります。単式蒸留は、素材の香りがしっかりと残る、味わい深い焼酎の製法です。日本の酒税法では単式蒸留器のことを「単式蒸留機」と表記しています。また、この単式蒸留の技術は「紀元前のヘレニズム文化」の時に開発されたものだそうです。

 

甲類焼酎(連続式蒸留機を利用して作る焼酎)とは、連続式蒸留は、蒸留したものを、更に蒸留していきます。なので、連続式蒸留といいます。酒の醪を同じ機械内で、何度も連続的に蒸留(連続式蒸留)することで、どんどん不純物を除去していき、アルコール度数の高い焼酎にしていくことができます。連続式蒸留は、度数が高いのでロックや水割りの他、サワーのベースとしても使われます。連続式蒸留は「器」でなく、「機」が使われます。

素材の味を活かした単式蒸留焼酎と、蒸留を繰り返すことによりアルコール度数の高い焼酎に仕上げた連続式蒸留焼酎をブレンドすることにより、単式蒸留焼酎の焼酎の香りと風味を残しながらも強めの焼酎ができるようです。これを混和焼酎といいますが、連続式蒸留焼酎が多いか、それとも単式蒸留焼酎が多いかによって名称が変わるようです。単式蒸留焼酎が多いほうが、焼酎の特徴である味わいのある香りやクセが強いです。

選び方②栗の使用率や産地で選ぶ

栗の使用率が多ければ、それだ栗の甘い栗を味わえます。ですが、それは焼酎のクセが好きな人にはおすすめですが、苦手な方は、栗焼酎に他の焼酎をブレンドした焼酎等がおすすめです。さらに栗が多く採れる地区ではブランドの栗があるので、その栗ごとの特徴が感じられます。

選び方③パッケージやデザインで選ぶ

実は、栗焼酎では、パッケージやデザインが豊富なメーカーがあります。贈り物であれば、パッケージやデザインで選ぶとインパクトが大きいです。例えば、熊本県深野酒造の、「深野蔵の栗焼酎」は栗のかわいいイラストが人気です。西山酒造場は芸術家、無汸庵こと、綿貫宏介氏のデザインで有名ですし、ダバダ火振は、ちょびすけ等の容器やラベルでも人気です。
 

栗焼酎の美味しい飲み方

ストレート・ロックで栗焼酎の特徴を堪能

焼酎本来の香りや味わいをより愉しむなら、おすすめは「ストレート」という飲み方です。小さなグラスやおちょこで香りを愉しむのが良いようです。焼酎をなみなみと注ぐのは厳禁だそうです。ロックも良いように思いますが、栗の香りが感じにくくなります。焼酎鑑評会などの本格的なテイスティングで使われる温度は、常温(18~20度)だそうで、焼酎の香りを的確にとらえやすいとされています。

水・お湯割りで程よく飲みやすい

本格焼酎の場合、蒸留直後のアルコール度数は37~45度といわれ、それを地元の水で加水し、20~30度までアルコール度数を下げて販売しています。それでも、ストレートの飲み方が重いという人におすすめは、ミネラウオーターを入れた飲み方が良いかもしれません。水道水は塩素が影響しているようで、飲み方としては人気がありません。

栗焼酎は香りを愉しむためにも、「お湯割り」という飲み方もおすすめです。お湯割りは、焼酎を先に入れて、お湯を足すのが普通に思えますが、コップにお湯を先に入れてから、後から焼酎を静かに加えて作ることで、コップの中で対流が発生し、自然に混ざる状態になりおすすめです。また、「黒じょか」という酒器があります。事前に水と焼酎を好きな濃さで割って3日くらい寝かせたものを、いろりで温める人気の飲み方だそうです。

炭酸割りでクセなく女性でも飲みやすい

栗の香りが豊かで甘みのあるまろやかな味わいの栗焼酎は、炭酸水で割って飲む飲み方もおすすめです。ただし、氷は入れないほうが良いようです。ストレートやお湯割りよりも、炭酸のおかげで、焼酎独特のクセがおさえられるので、かなり飲みやすくなると人気の飲み方です。

柑橘を加えてすっきり爽やかに

米や蕎麦の焼酎同様、栗焼酎にも柑橘類とあうという人もいますが、それは、栗にあうのではなく、麹が米か麦だからだと思われます。栗だけ!という栗の部分を全面にださない、おくりおくらは、栗焼酎に米焼酎をブレンドして、口当たりを良くしています。栗の風味が強い栗だけの焼酎ならば、柑橘類を足すことによってすっきり爽やかになります。

栗焼酎は優しくまろやかな人気の焼酎

栗焼酎は優しくまろやかな人気の焼酎です。おくりおくらPREMIUMを飲んでみると、栗の香りを感じながらも、焼酎のクセがなく飲みやすいです。まだまだ、他にも栗焼酎はありますが、継続的に造っている会社は限定されているようです。また、大事なあの人に、贈り物として送りたい。栗焼酎のふわっとした、あの栗の甘い香りや味、飲み方、選び方が多くの人の参考になれれば幸いです。

Thumb焼酎のつまみは何がいい?家呑みにとにかく合う簡単おすすめレシピ集 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ