2018年12月22日公開
2024年08月25日更新
びわ茶の効果効能・栄養成分を紹介!種が持つ危険性や副作用とは?
びわ茶が今ガン予防に効果的として日本人の間で人気を呼んでいます。しかしこのびわ茶は花粉症にも効果があると言われているので多くの人が飲みます。しかしびわ茶を飲みなれていない人の中では効果があると飲んで副作用を起こしてしまう人もいます。そこでびわ茶を飲んでみたいという人の為にびわ茶の効果を始め副作用や花粉症に聞く理由、栄養や成分そして実は危険なびわの種の扱い等びわ茶の特徴を紹介していきます。
びわ茶の効果にはガン予防が注目されている!
びわの葉は古くから薬草としても使われていた
最近びわ茶が話題を呼んでいます。その効果がとてもすごいと言われているのです。実はびわ茶はびわの葉を乾燥させてつくられているお茶です。その昔からびわの葉は古くから薬草の一つとして使われていました。びわはもともとインドや中国が原産で「百薬の樹」と呼ばれ、「万病をいやす力がある」とされていました。また、古来より豊富な健康成分から漢方や民間療法でも使用されている事は知られていたのであります。
またインドの古い教典には、びわの樹は「大薬王樹」であると書かれている位昔から薬草として使われている事が証明されてます薬効のある植物はたくさんありますが、びわの樹は最も薬効のある樹で枝、葉、根、茎どの部分にも効果があり、どんな病気も治してしまうと、お釈迦様も教えていらっしゃるのです。また日本でも奈良時代から救済施設でびわの葉療法があり、「一家に一本のびわの木があれば医者いらず」と言われてます。
びわ茶の栄養を豊富に含むのが特徴
ここまでびわ茶の効果が昔から期待されている事が理解されている薬草が今はお茶としてびわの葉を使ったお茶を堪能しています。しかし、びわの葉だけの効果だけではないと思いますし、必ず治るとは言えませんが、病院で治療をしてもなかなか回復しない人はびわの葉の自然療法を摂り入れてみるのもひとつの方法でもあります。しかし、びわの葉だけで作ったお茶だけでは効果は期待されませんが、びわ茶には優れた栄養があります。
その栄養として重合ポリフェノール、アミグダリン・タンニン・サポニン・クエン酸・ブドウ糖などがあります。後半に紹介しますがアミクダリンは摂取を注意するべき栄養成分でもあります。これらの他にびわ葉茶に含まれている成分の相乗効果で、胃腸病予防効果・肝臓病の予防改善に効果を発揮しますし、最近では糖尿病や高血圧といった病気に悩んでいる方が多いですが、それらに対して予防効果が期待されると言われています。
びわ茶の味は?
ではそんなびわ茶はどんな味をしているのか気になりますよね?やはりびわ茶の特徴を押えておかないとこれから飲む人にとっては「飲んで大丈夫かな?」となると思います。びわ茶の味の特徴として、見た目は麦茶よりは少し薄めの色です。香りはやはりびわの葉を乾燥して使っているのでちょっと薬草っぽい匂いがするそうです。実際飲んでみると麦茶というよりはもはや薬草を飲んでいるような味わいが特徴だそうです。
薬草っぽい匂いってなんか飲みづらそうと思う人もいますが、癖が強いというよりは夕食の時のお茶にしたり、和菓子のお供のお茶におすすすめな味という特徴だそうです。なので最初は慣れないかもしれませんが、数日位するとびわ茶の薬草っぽい匂いも気にせずに飲めるという声も多くありますそれだけびわ茶の特徴がしっかりお茶に出ているという事でもあります。
びわ茶の効果効能について知っておこう
注目されるガン予防の効果
ではここでびわ茶の成分による期待される効果について話をしていきましょう。そもそもびわ茶がここまで人気を呼んだのはびわ茶がもつ成分がきっかけだと言われています。そこでびわ茶が持つ成分の特徴を細かく説明していきます。最初は注目される事となったがん予防の効果についてです。そのがん予防に効果的と言われている成分が「重合ポリフェノール」と呼ばれるものです。この重合ポリフェノールががん予防に期待されてます。
この重合ポリフェノールは光合成によってできる植物の色素や苦味、渋みの成分となる化合物の総称であり、びわ茶も葉っぱから作られている事からこの重合ポリフェノールが豊富だと言われています。それで一番有名なのがお茶にある「カテキン」です。因みにびわの葉には加工段階でカテキン・サポニンなどのポリフェノールがそれぞれ結合しているそうです。これが活性酸素の増加を抑えたり細胞や血管の老化を抑えるのです。
そしてがん予防の効果があると言われているのが「アミグダリンのビタミンB17」です。これが体内に入る事である分解酵素が出てきて成分を分解します。しかそその成分こそ実はがんにとって猛毒に値するものだと言われています。その為にこのことでがん細胞が死滅することからがん予防におすすめなのがびわ茶と言われるようになったのです。
びわ茶はダイエット効果にも期待ができる
このポリフェノールはがん予防以外にも効果があると言われています。その一つがダイエットです。実際鹿児島大学でもびわ茶の研究が進んでおり、「ねじめびわ茶」という製品で特許を取得を取っているのですがこのびわ茶がダイエットにおすすめだと言われています。現在特許は取っておられますが、効果的な栄養などはまだ研究成果の資料が少ない事から現在申請中だそうです。ではダイエット効果も期待される中身を紹介します。
つまり食事で摂った脂肪は小腸から吸収されますが、通常は吸収される際に消化酵素(リパーゼ)によって分解されます。ねじめびわ茶にはこの消化酵素(リパーゼ)の働きをブロックすることで脂肪吸収を抑えてくれるのでダイエット効果や機能が期待できるという事なのです。だけどこちらもまだマウス実験と人によっては効果がばらばらだったりするのであくまでびわ茶の効果の一つであることを覚えておいてください。
びわ茶は花粉症などのアレルギー症状の改善にも役立つ
次にびわ茶は国民病と言われている花粉症の改善にもお勧めと言われています。花粉症は国民の8割が持っている花粉症ですが、これを改善できるならば嬉しいですよね。毎年花粉の季節になると花粉症で苦しめられている人もびわ茶を飲んで少しでも改善できればと思います。花粉症改善にもおすすめな成分がびわ茶にはしっかり入っているという事です。花粉症にもおすすめのびわ茶ですが、花粉症以外のアレルギーはどうでしょうか?
花粉症以外のアレルギーで浮かぶものといえば、アトピー、神経痛、喘息、あせも、湿疹などありますが、これら全部にもびわ茶の効果はあると言われています。あくまで改善する程度であり完治するのには医者の指示がいります。それでも予防、これ以上の悪化を防ぐ意味ではびわ茶を飲んで対応するのはお勧めです。ちなみにノンカフェインなので妊婦さんや赤ちゃんも飲む事が出来のもびわ茶の利点なので花粉症の人はお勧めです。
ついでに花粉症とは少し違いますが妊婦さんにびわ茶がおすすめな理由を説明するとむくみにも効果があります。主にむくみは女性ならば誰もが悩んでいる問題ですが、これは妊娠中から始まる人もいます。妊娠後期になると増えてくるむくみに対し効果を発揮してくれる事は間違いないです。なのでぜひむくみが気になる人にもお勧めであります。
まだまだあるびわ茶の効果効能
そして最後にまだあるびわ茶の栄養の面から期待されている効果として豊富なミネラルつまりカルシウムやマグネシウム、カリウム、鉄などミネラル分が入っています。ミネラルといえばやはり思いつくのが美容効果です。実はびわ茶は美容効果にも期待されています。現代人は多忙な今の時代不足しがちな栄養素があります。その一つとしてミネラルは必要な物でありながらなかなか足りていない人も多いと言われています。
5大栄養素のひとつで、人体にある栄養成分の中でたった4%しか占めていないのですが、人間の生命維持機能においては非常に重要な役割を担っているミネラルをびわ茶一杯飲めば取る事が出来るのは大きいでしょう。タンパク質やビタミンをしっかりとってもミネラルが不足していると効果を発揮することができないのです。びわ茶であれば手軽にミネラルが摂れるので不足分を補えます。その他にびわ茶には疲労回復効果もあります。
ではどうしてミネラルが必要かというとタンパク質・炭水化物・脂質・ビタミンの4栄養素は生命維持機能である「消化・吸収・代謝・排泄」をつかさどるエンジンとしての役割を果たしますが、このエンジンはガソリン(つまりミネラル)がないと機能しません。つまりいくら他の所でコントロールしていてもミネラルがないと機能しません。さらにミネラルは美容に効果的な栄養が多いので摂取するのに無駄は何一つないのです。
それだけ有能な効果を持つびわ茶ですが、一つ注意があります。それは次に紹介するがん予防に効果があると言われている成分です。実はこの成分はある程度分解されていれば人体に食べても平気ですが、直接それを含んでいる物を食べると非常に危険だと言われているものでもあります。ここまで多くの成分と効果を理解できた所で次に危険な成分や何故危険なのかという事を細かく次に紹介していきましょう。大事な事ですよ。
びわの種がもつ危険性について知っておこう
種に多く含まれるアミグダリン
びわ茶の効果効能を始め花粉症への効果などびわ茶の栄養や特徴などを把握した所でここでびわ茶を飲む前に作るにあたって大事な注意事項があります。この事を理解していないとびわ茶を作った時にとんでもない健康被害を受ける事になります。それはびわの種についてです。実は種といえば食べれる種もありますが、中には食べると非常に危険な種があります。その危険な種の一つにびわの種があります。びわの種は危険なものです。
びわの種が危険とされているのは理由があります。というよりも国の機関である農林水産省からもびわの種は危険なので食べる事は控える様にという通知を出しています。それはビワなどの種子(たね)や未熟な果実には、天然の有害物質が含まれていて、びわの種にもそれがある事が発覚したためです。平成29年、ビワの種子を粉末にした食品から、天然の有害物質(シアン化合物)が高い濃度で検出され、製品が回収される事もあります。
その有害物質を種に持つ危険なびわの種ですが、その中でも特に要注意がいるのがあります。それが「アミグダリン」という物質があることです。この物質はビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのバラ科植物の種子や未熟な果肉に入っている事が多いのです。その為に危険度のリスクも高くなります。また種子を乾燥して粉末に加工などした食品の場合は殆ど入ってる事があるので要注意がいります。
アミグダリンは体内で青酸ができる可能性がある
ではそのアミグダリンとはいったいどんな物質なのか紹介しておきましょう。これを知っておかないと自分の身体にも危険が起きます。そのアミグダリンはシアン化合物の一種であるアミグダリンを「ビタミンの一種」、「ビタミンB17」と称したり、「がんに効果がある」とうたったりして、アミグダリンが健康に良い成分としているものがあります。しかし、アミグダリンをビタミンとする説は現在では明確に否定されています。
化学的根拠がない上にこのアミグダリンには体内で青酸ができる可能性があるため、健康への悪影響が懸念されています。実際に、海外では、アミグダリンを含む生のアンズの種子を体に良いとして大量に食べたことによる健康被害や死亡例が複数報告されているほど危険な物なのです。つまり健康にいいと思って食べた物が実は己の身体を危険にさせているという事を理解してほしいのです。では次に副作用について紹介します。
びわ茶を飲みすぎた時の副作用
いくら健康にいいと言われていもやはりびわ茶も飲みすぎると副作用が起きます。その副作用も危険度を質ていないと健康の為に飲んでいても無駄になります。そこでびわ茶を飲みすぎるとどういう副作用が起きるか紹介しましょう。びわ茶はそもそも葉っぱを乾燥させたものを使っているので本来ならば副作用というのはありません。副作用が起きる場合大半は摂取量を守らなかったために起きてしまう自己責任によるものだからです。
びわ茶で摂取量や目安を守らなかった場合に起こる副作用としては多くは「水中毒」があります。水中毒は簡単に言えばびわ茶を水分として取りすぎた場合におきます。また副作用として他に関揚げられるのが体質に合わなかった場合に呼吸困難やかゆみなどの症状も副作用として報告されています。なので最初から一気に飲もうとせずに自分の身体に合わせながら飲む事で副作用も起きにくくなります。必ず摂取量は守りましょう。
びわ茶の栄養や効果を上手にとりれてみよう
びわ茶ががん予防や花粉症におすすめと言われながらもその栄養や成分そして特徴更に危険な部分や副作用について理解出来ましょう。特にびわの種なんてつい、食べれる種を知っているとその危険度を知らない人もいたりします。そんな危険な部分を含めびわ茶の栄養や成分をしっかり知っておく、びわ茶の特徴を押える事で健康的に美味しくびわ茶を飲む事が出来ます。ぜひ正しい知識を得て美味しくびわ茶を飲みましょう。