ペペロンチーノの具材別レシピ23選!ベーコンや魚介でアレンジ!

イタリア料理の麺類と言えば、スパゲッティですね。スパゲッティの中でも、一際シンプルな作り方で出来てしまうペペロンチーノ。シンプルなだけに、アレンジ方法も多岐に渡ります。基本的にはたった3つの材料で出来てしまうものなので、そこに新たな具材を加える事で簡単にアレンジが出来てしまいます。そんなペペロンチーノを具沢山のものにしたり、変わった具を使ってみたり、はたまた具材自体にアレンジを加えてペペロンチーノに合わせてみたり。今回はその中でも特におすすめの人気のレシピ23種類を紹介しましょう!

ペペロンチーノの具材別レシピ23選!ベーコンや魚介でアレンジ!のイメージ

目次

  1. 1ペペロンチーノの具材別レシピ23選を紹介
  2. 2ペペロンチーノの基本の作り方
  3. 3ペペロンチーノ人気のベーコンを使ったおすすめレシピ
  4. 4ペペロンチーノを和風の人気具材で作るおすすめレシピ
  5. 5ペペロンチーノを魚介類の人気具材でつくるおすすめレシピ
  6. 6ペペロンチーノを具沢山レシピで楽しもう!
  7. 7ペペロンチーノの人気具材で美味しく調理してみよう!

ペペロンチーノの具材別レシピ23選を紹介

色んな種類のパスタ

イタリア料理の定番の麺料理と言えば、大人も子供も大好きなパスタです。パスタの種類は大変多く、使われているパスタの種類を挙げるだけでも、100種類は優に超えるそうです。その数多くある中でも、日本でも人気で知れ渡っているおすすめのパスタの一つにペペロンチーノが挙げられます。

 

スパゲッティと唐辛子

ペペロンチーノ自体はシンプルな料理なのですが、アレンジを加えやすいという利点があるので、イタリア料理の中でも大変人気のメニューに数えられるでしょう。具材として使われているものは、どんなものがあるのでしょうか?気になりませんか?

 

ペペロンチーノの基本の作り方

ペペロンチーノとは?

基本のペペロンチーノに合うのはやっぱりベーコン!

ペペロンチーノと一般的には呼ばれていますが、正式にはアーリオオーリオペペロンチーノという名前を持つパスタ料理です。それぞれイタリア語で、アーリオはニンニク、オーリオは油、ペペロンチーノは唐辛子という意味です。その名の通り、3種類の材料を使ったソースを用いたパスタ料理、それが一般的に知られているペペロンチーノです。

 

美味しく作るポイントは「乳化」

乳化とは、水と油が混ざり合った状態の事を言います。一般常識として水と油が混ざり合うはずないのですが、乳化剤を加えて混ぜる事によってそれが可能になります。乳化は、全てのパスタ料理の基本と言っても過言ではありません。

 

茹で上がったパスタ

パスタの場合、水と油を結び付ける乳化剤の役割を果たすのは、パスタのデンプンが出た茹で汁です。油をしいて熱したフライパンにパスタの茹で汁を加えて揺すると、白く濁ってとろみのあるソースになります。これが、乳化が起きている状態です。

 

しかし、ただパスタのデンプンが出た茹で汁を加えて良い訳ではありません。乳化を起こすために加える茹で汁のデンプン濃度も重要な要素の一つです。たっぷりのお湯に対して少量のパスタを茹でた濃度の薄い茹で汁では、上手く乳化は起きません。

 

パスタ80グラムに対して、1リットルの水を使うのが好まれているようです。この濃度のデンプン量が一番おすすめされています。乳化が起きやすく、濃すぎもせず薄すぎもせず丁度良い具合の濃度になっているそうです。

 

この状態の時に、パスタを入れて混ぜるとソースがパスタに絡みやすいのです。どのパスタも必ずソースを絡ませて仕上げるので、料理名と材料がそれぞれ違うだけで、パスタ料理の基本はやはり乳化にあります。

 

基本のペペロンチーノの作り方

基本のペペロンチーノに必要な材料は、下のようになります。こちらは2人分の分量になります。基本の作り方をマスターして、後述するアレンジレシピに挑戦しましょう!

 

  • スパゲッティ160グラム
  • ニンニク2欠片(小さいサイズのもの)
  • 赤唐辛子1本
  • エキストラバージンオリーブオイル50cc
  • 水3リットル(スパゲッティを茹でる為)
  • 塩適量(水1リットルに対して、10グラム程度)
 
 

  1. ニンニクは縦に割って、芯を取り除いてみじん切りにします。赤唐辛子も縦に割って、種を取り除いておきます。
  2. 大きな鍋に3リットルの水を入れて沸騰させます。沸騰したら塩を加えて混ぜ、均等に混ざったらスパゲッティを大体5分程度、もしくはそれより短く茹でて、少し固めに仕上げます。後でフライパンで炒めるので、少し固め茹で上げましょう。
  3. まだ温めていないフライパンにオリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子を弱火にかけ熱していきます。くれぐれもニンニクが焦げ付いてしまわないよう注意しながらフライパンを揺らし続け、ニンニクがキツネ色になるまで炒めます。スパゲッティが茹で上がったら、茹で汁を大さじ2杯程とっておきます。
 

  1. ニンニクがキツネ色になって薫ってきたら、少し固めに茹でたスパゲッティを茹で汁を切らないままフライパンに加え、中火にかけます。
  2. 更にそこに、乳化させるためにとっておいたパスタの茹で汁をゆっくりと加えていきます。油と茹で汁が混ざり、白くとろみが付いてきたら乳化している証拠です。その状態になるまで、とにかくフライパンを揺らし続けてください。もし、乳化が上手くいかずに油と水が分離してしまったら、茹で汁をもう少し足しましょう。一番ベストなのは、汁気がなくなり、スパゲッティが艶やかになった状態です。タイミングを見計らって、火から下ろしましょう。
 

食欲を誘うニンニクの香りと唐辛子の辛味がピリリと効いた基本のペペロンチーノの完成です!この基本の作り方に色々なアレンジを加える事で、レシピが無限に広がります。この作り方をベースに、人気でおすすめ出来るレシピをこれからたくさん紹介していきますので、気になったレシピがあれば是非試してみて下さい!

 

ペペロンチーノアレンジレシピ23種類を一気に紹介!

天井から吊られているフライパンとまな板と調味料の数々

ここからは、23種類のおすすめの人気アレンジレシピを紹介していきます!どのレシピも基本的には、基本のペペロンチーノの作り方の行程にある、ニンニクと唐辛子を炒めて薫ってきた頃合いに加えるものが多いです。下拵えの行程と加える材料のみ紹介していきますので、作り方は「基本のペペロンチーノの作り方」を参考にして下さい。

 

指し棒チェック

多少アレンジに工夫が必要なものは随時紹介していきます。もし人気のアレンジペペロンチーノ 23種類全てのアレンジをチャレンジしてみた方は、今度はアレンジレシピを考えてみる側になってみてはいかがでしょうか?より一層、広く深いペペロンチーノの世界に浸れることでしょう。

 

ペペロンチーノ人気のベーコンを使ったおすすめレシピ

ちょっぴり豪華な「ペペロンチーノのベーコン添え」

ペペロンチーノのアレンジでは定番と言ってもいい、大人気のベーコンとの組み合わせです。塩気のあるカリカリに焼きあげたベーコンが、ピリリと辛いペペロンチーノに良く合います。先述した基本の材料の他に必要な具材は、下記の通りです!実に簡単に出来ますよ!
 

 

  • ベーコンの薄切り2枚(厚切りでも良い)
  • 刻みパセリ適量
 

  1. ベーコンはそれぞれ大き目の2等分程の大きさに切り分けましょう。炒めた後に、豪勢に盛り付けていきますので、あまり小さくなり過ぎないする事をおすすめします。
  2. パセリは薫りが飛んでしまわないように、盛り付け直前に刻みましょう。
 

大きなベーコンが加わっただけで、見た目も豪華なペペロンチーノになりました!厚切りベーコンを使えば、豪華さが倍増します!最後の仕上げに刻みパセリを振り掛けると、イタリアンな雰囲気を醸し出してくれます。

 

鮮やかな緑色を足して「アスパラとペーコンのペペロンチーノ」

ベーコンを足すだけでは物足りない方は、更にそこに野菜を足してみましょう。緑色の野菜を足すと、色のコントラストが強調されて彩り豊かなペペロンチーノになります。今回は具材にアスパラガスを足してみましょう。ベーコンは薄切りかブロックを使います。

 

 

  • ベーコン100グラム(薄切りでもブロックでも良い)
  • グリーンアスパラガス4本
  • コンソメ顆粒小さじ1杯
  • 醤油小さじ1杯
 

  1. 今回はベーコンのブロックを使いますので、それぞれ1センチ角に切っていきます。
  2. アスパラガスは、根元から3センチ程までの皮を削ぎ落として、3センチ程の長さに切り分けておきましょう。
 

スパゲッティの黄色にベーコンのピンク、そこにアスパラガスの緑が加わって一層色とりどりになりました。唐辛子の赤も散りばめられていて、見た目も楽しいペペロンチーノの完成です。見た目でも楽しめるように出来たら、料理はもっと楽しくなるのでおすすめします。

 

ニンニクとの相性◎「なすとベーコンのペペロンチーノ」

水々しいなす

次に紹介するのは、なすを使ったアレンジレシピです。実にシンプルですが、オリーブオイルの風味とニンニクの薫りが良く合うんです。しかも追加する具材は2つだけです!なすの紫色も相まって、また違った雰囲気のペペロンチーノが味わえます。では、基本のペペロンチーノの材料に下記2つを加えて作っていきましょう。

 

  • なす2本
  • ベーコン2枚
 

  1. なすは紫色の皮をそのまま入れたいので、水洗いしたのちに一口大の乱切りにしましょう。
  2. ベーコンは2〜3センチ程の長さに切り分けておきます。
 

ベーコンはお好きな焼き加減になったら、1度フライパンから取り出しておきましょう。なすは、炒め過ぎると油まみれでベタベタになってしまいますので、注意が必要です。鮮やかな紫色のなすが加わる事によって、見た目にも楽しい仕上がりのペペロンチーノです。

 

2種のパスタのコラボレーション「とろとろ卵のペペロンナーラ」

ペペロンチーノとカルボナーラを足してペペロンナーラ。卵とパルメザンチーズを使った濃厚なクリームソースと、ニンニク薫るオリーブオイルのソースを組み合わせたパスタです。ペペロンチーノの材料に、カルボナーラの具材を加え、緑色の豆苗も加えて彩り良く仕上げましょう。

 

  • 卵2個
  • 白出汁大さじ1杯
  • パルメザンチーズ大さじ1杯
  • 黒胡椒適量
  • 豆苗半束(50グラム)
 

  1. 豆苗は3センチ程度の長さに切っておきます。
  2. ボウルに2個の卵を割り入れ、白出汁大さじ1杯を加えて混ぜ合わせておきましょう。
 

白出汁と混ぜ合わせておいた溶き卵を入れるのは、乳化の処理が終わった後になります。フライパンに回し入れたら、固まる前に手早く混ぜ合わせてしまいましょう。そこにパルメザンチーズと黒胡椒を加えて味を整えて完成です。

 

ペペロンチーノとカルボナーラの味が合わさった、マイルドでありつつもピリッとしたアクセントの辛味を感じられるペペロンナーラ。2大人気のパスタを組み合わせたものに更にアレンジを加えると、また新たな味が生まれそうな可能性を感じませんか?

 

きのこの旨味たっぷり「きのことベーコンのペペロンチーノ」

具材にきのこをたっぷりと使ったクリームソースのパスタは良く見かけると思いますが、ペペロンチーノにもきのこは良く合います。加熱させたきのこからは肉や魚のように、美味しい出汁が出ます。その出汁とオリーブオイル、そして唐辛子の辛味の組み合わせは意外な程合うのでおすすめです。

 

  • しめじ100グラム
  • エリンギ2本(50グラム)
  • 薄切りベーコン4〜8枚(お好みの量で大丈夫です。)
  • 塩胡椒適量
 

  1. ベーコンは1センチ位の幅に切ります。
  2. しめじは石突きを切り落としてからそれぞれ小房に千切っておきます。
  3. エリンギは縦に8等分位に切りましょう。
 

パクチーを使ってエスニックに「パクチーたっぷりベーコン入りペペロンチーノ」

今度は、香菜の代表格として最近日本でも人気が高まっているパクチーを使ってみましょう。エスニックな風味がペペロンチーノに加わり、刺激的な味わいを生み出す事でしょう。香りが独特なので、もしかしたら好みが大きく分かれるかもしれませんが、せっかくなので作ってみましょう。

 

  • パクチー適量(お好きな量を用意して下さい)
  • レモン適量
  • 薄切りベーコン2枚
 

  1. ベーコンは1センチ程の幅に切っておきます。
  2. パクチーは葉と茎にそれぞれ分けて、茎は1〜2センチ位の幅に切りましょう。
 

パクチーの独特の香りがまた違ったペペロンチーノの魅力を引き出している事でしょう。最後にもっさりと盛るだけで、エキゾチックな雰囲気を持った、まるで別の料理に大変身します。あえてパクチーに火を通さない事で、野菜のようなシャキシャキ感を残したまま味わえます。火を加える事によって倍増した薫りも、是非堪能して下さい!

 

ペペロンチーノを和風の人気具材で作るおすすめレシピ

塩気が良いアクセントに「じゃことゆかりのペペロンチーノ 」

意外な組み合わせかもしれませんが、具材にちりめんじゃことゆかりを使用するのもペペロンチーノに良く合います。独特の薫りと塩気が、唐辛子の辛味と不思議と合うのです。正に、和と洋のコラボレーションの一つと言えるでしょう。基本のペペロンチーノの材料に、下記を加えるだけで出来ます。

 

  • ちりめんじゃこ適量
  • ゆかり適量
 

正に和の薫り漂う一品が出来ました。ちりめんじゃことゆかりのやさしい酸味が、ペペロンチーノの辛味を少しばかりマイルドに仕上げている気がしませんか?和と洋のコラボレーション料理は、それぞれの良いところを取っては、新しい味を生み出していく事でしょう。このペペロンチーノを食べて、そんな可能性に心躍る気分に浸ってみては?

 

和風と言えば蕎麦!「茶蕎麦でペペロンチーノ」

今度は具材は具材でも、麺自体を変えてみてはどうでしょう。女性には嬉しい美容効果もおまけに付いてきます。茶蕎麦が無ければ、通常の蕎麦でも美味しく出来ます。蕎麦に合うのは、やはり和風の味でしょう。調味料をいつもの材料に加えていきます。

 

生蕎麦

  • 茶蕎麦もしくは蕎麦160グラム
  • 出汁の素小さじ1杯
  • 料理酒大さじ1杯
  • みりん小さじ1杯
  • 醤油小さじ2杯
 

茹でた手打ち蕎麦

  1. 今回は同時進行ではなく、フライパンで具材を炒める前に茶蕎麦を茹でてしまいましょう。スパゲッティと違って、茹でた蕎麦にはぬめりがあります。冷水で洗ってぬめりをしっかり取りましょう。
  2. オリーブオイルを熱し、ニンニクと唐辛子を薫るまで炒めたら、蕎麦を加えて中火から強火位の火加減でさっと炒める程度に留めて下さい。火を入れ過ぎてしまうと、蕎麦が柔らかくなり過ぎてしまいます。蕎麦を使う場合は、ここで塩胡椒を振り掛けて味をきちんと整えましょう。
  3. 皿に盛り付けて完成です!お好みで彩りに、きざみネギやきざみのりをかけると、より和風らしさが増します。
 

正にイタリアと日本のコラボレーションペペロンチーノです。茶蕎麦は火を入れ過ぎてしまうと、せっかくのお茶の香りがあまりしなくなってしまうので、1分以内で茹でるのを止めて下さい。唐辛子の辛味が効いた、オリーブオイルとニンニクの薫りを乗せた、お茶の薫るペペロンチーノ。なかなか興味深い味に仕上がっているのではないでしょうか?

 

和風テイストに仕上げる「たっぷり水菜の和風ペペロンチーノ」

今度はたっぷりの水菜を具材に加えたペペロンチーノのレシピです。日本料理に代表する京野菜の一つで、キョウナの別名を持つ水菜は、よく鍋やお粥の具材として見かける事が多いでしょう。今回は和風に仕上げるので、調味料もいくつか加えていきましょう。

 

  • 水菜1〜3株
  • しめじ100グラム
  • 塩胡椒適量
  • バター大さじ1杯
  • 醤油大さじ1杯
 

  1. 水菜は大体5センチ位の長さに切りましょう。あまり小さく切り過ぎると、せっかくの水菜のシャキシャキ感が楽しめません。葉の部分と茎の部分は分けておきましょう。
  2. しめじは石突きを切って、小房に分けておきます。
  3. ペペロンチーノの作り方の行程の一番最後に、水菜を加えて下さい。先に茎の部分を入れて軽くさっと炒めた後、葉の部分を加えて30秒経たないうちに混ぜ合わせてしまいましょう。余熱で火が通るので、炒め過ぎは禁物です。
 

焦がしバター醤油の風味がペペロンチーノの味を邪魔しないどころか、見事な一体感を醸し出してくれる事でしょう。最後にあえて生のまま載せた水菜の風味が、和風の雰囲気を演出してくれるはずです。お好みで、しらすを足したら、もっと和風のペペロンチーノを味わえます!

 

和と言えば出汁が決め手!「お箸で食べる和風ペペロンチーノ」

和食と言えば、お箸で食べるのが一般的です。今回のレシピは、お箸で食べるのが最適で、和食の基本のキとも言える出汁を使ってペペロンチーノを作りましょう。お箸で食べるのが似合うレシピとなっています。どんな具材を使用しても良いですが、必ず下記の材料を加えて下さい。

 

  • 白出汁(16倍濃縮のもの)大さじ2杯
  • 塩適量
 

  1. 白出汁を加えるタイミングは、スパゲッティの茹で汁を加えるタイミングで加えましょう。乳化を起こし、しっかりオイルと水気が混ざったら、茹でたスパゲッティを入れて全体を混ぜ合わせます。
 

お好みの具材として柚子胡椒を最後の行程で足しても、良いアクセントになって美味しくなりそうです。もし加えるなら、小さじ1杯の半分の量で十分でしょう。

 

病みつきになる美味しさ「塩辛のペペロンチーノ」

和風のものと言えば、塩辛いイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?日本には元々塩を多く使った保存食が数多くあります。イタリア料理で塩辛いものの代表格と言えば、アンチョビが挙げられるでしょう。アンチョビを使ったレシピも後程紹介します。和風のものでアンチョビに近いものが一つあります。

 

イカの塩辛

それは塩辛です!塩辛はアンチョビの代わりの具材としてパスタに使用出来ます。塩辛の独特の旨味と風味が、一度食べるとクセになってしまうと言われる程おすすめの一品です。それ程までに美味しいのでしょうか?是非とも作ってみて下さい!

 

  • イカの塩辛100グラム
  • 日本酒大さじ1杯
  • 青ネギまたは大葉適量
  • 塩胡椒適量
 

  1. 青ネギは小口切りにします。
  2. 大葉は千切りに切っておきましょう。どちらを使っても構いません。
 

病みつきになる程美味しいと言われていますが、果たしてどれぐらい美味しいのでしょうか?是非作って食べてみて下さい!

 

昆布の力で旨味倍増!「塩昆布のペペロンチーノ」

塩昆布には、昆布本来の味、醤油の風味、砂糖の甘さ、程良い塩気と、それぞれがバランス良く融合されている、実はいろんなアレンジレシピに使用しやすい、おすすめの万能な具材なのを知っていますか?もちろん、ペペロンチーノにも合います。イカの塩辛を前述したばかりですが、似ているようでまるで違う仕上がりになります。

 

  • 塩昆布2〜3つまみ
  • みょうが適量
  • 塩胡椒適量
 

  1. みょうがを輪切りにしましょう。千切りでも良いですが、輪切りの方がスパゲッティに絡みやすいです。
 

追加した材料は全てお好みの量を加えて大丈夫です。どの比率で加えると一番美味しくなるのか、探し出すのもまた楽しそうです。

 

ペペロンチーノを魚介類の人気具材でつくるおすすめレシピ

簡単お手軽!シーフードミックスでアレンジ!「シーフードミックスを使った魚介類たっぷりペペロンチーノ」

具材にシーフードミックスを使うのが一番簡単に出来る方法となるこのレシピは、ベーコンでも代用が可能な便利なレシピです。今回はシーフードミックスを使って作ります!キャベツと玉ねぎも足して、鮮やかに仕上げていきましょう。

 

  • キャベツの大きな葉っぱ部分2枚
  • 玉ねぎ(小さいサイズのもの)半分
  • シーフードミックス20〜30グラム
 

  1. 冷凍のシーフードミックスを、塩水につけて解凍します。こうする事で、魚介類の持つ本来のプリプリ感が保たれるようです。
  2. キャベツと玉ねぎは、一口大に切っておきましょう。
 

解凍したシーフードミックスを足した時、エビの色が変わってきたらキャベツを加えて更に炒めて下さい。そうする事によって、均等に熱が入ります。

 

シーフードミックスを使うのでとてもお手軽に出来てしまいます。お好みで塩胡椒で味付けして頂きましょう。大きなエビやイカが入っているので、ボリュームは申し分ないでしょう。こちらも魚介がたっぷり入っているので、大変な人気のレシピだそうです。

 

タコもイカも贅沢に!「タコとイカのペペロンチーノ」

新鮮なヤリイカ

メインの具材としてタコとイカを使った、なんとも豪華なペペロンチーノのレシピです。白ワインを使って風味豊かに仕上げましょう。少し強めにニンニクを効かせるために多めに用意しましょう。魚介の旨味と合わさって、食欲をそそる仕上がりになる事でしょう。

 

真っ赤な茹でダコ

  • ニンニク6欠片(小さいサイズのもの)
  • 茹でタコの足(小)20グラム
  • ヤリイカの胴(小)20グラム
  • 白ワイン大さじ1杯
  • パセリのみじん切り適量
  • 塩適量
 

  1. イカはえんぺらを外して皮を剥ぎ、厚さ5ミリの輪切りにします。
  2. タコの足は5ミリ位にぶつ切りにしましょう。
  3. パセリはみじん切りにしておきましょう。
 

強めのニンニクの薫りがたってきた頃に、イカとタコの足を加えるのですが、軽く炒めて白ワインを加えるようにして下さい。強めの中火でアルコールを飛ばし、火からおろします。

 

白ワインを使っているので、イタリアンな雰囲気が抜群に漂っているペペロンチーノとなっています。強めのニンニクの香りが食欲をそそる事間違いないでしょう。

 

上品な甘みが堪らない!「生桜海老のペペロンチーノ」

生の桜エビを具材として使ったレシピ自体、比較的珍しいかもしれません。実は桜エビは、春と秋の短い期間にしか鮮魚売り場に並びません。秋漁の最盛期に獲れた桜エビを使って、作ってみましょう。

 

青々とした大葉

  • 生桜エビ60グラム
  • 大葉適量
 

  1. まずは、最後の彩りで添える大葉を切っておきます。どんな切り方でも良いですが、今回の主役は桜エビなので、みじん切りにしましょう。これで桜エビの食感を楽しめます。
  2. 生桜エビは2回に分けて入れていきます。半分の30グラムは、薫りを楽しむためにじっくり炒め、残りの半分は桜エビ本来の味を楽しむために軽く炒めるだけにとどめましょう。
 

今回使った桜エビは、生食用のものです。あまり火を通さずに仕上げているので、桜エビ本来のプリプリ感が残った食感となっている事でしょう。じっくりと炒めた桜エビの風味がペペロンチーノのニンニクの風味と唐辛子の辛味と合わさり、正に秋にこそ食べられるペペロンチーノとなっています。

 

ピリ辛が合う味!「オイルサーディンのペペロンチーノ」

オイルサーディンの缶詰とスパゲッティ

脂が乗った食べ頃のイワシで作られたオイルサーディンは、シンプルな味のペペロンチーノにイワシの旨味が合わさって、大人にぴったりな味わいになります。ニンニクと唐辛子の香りが食欲を増進させ、白ワインにも合わせやすい一品です。今回は、ニンジンのオレンジ色とシソの葉の緑色を足してみましょう。

 

スパゲッティより細いスパゲッティーニ

  • スパゲッティーニ160グラム
  • エキストラバージンオイル漬の缶詰1個
  • ニンジン20グラム
  • 玉ねぎ(小さいサイズのもの)半分
  • バジル5〜6枚
  • 糸唐辛子適量(お好みで)
  • 塩適量
 

  1. ニンジンをみじん切りにします。
  2. 玉ねぎをスライスにしましょう。
  3. バジルは軽く水洗いしておきます。
  4. イワシは、身が崩れてしまわないように、慎重に取り出しておきましょう。油も後ほど使いますので、側に置いておきます。
 

今回はイワシの脂もよく絡ませるために、スパゲッティより細いスパゲッティーニを使いましょう。茹で時間はスパゲッティより短いですが、固めに茹でておくのは変わりません。オイルサーディンに入っていた油は、「基本のペペロンチーノの作り方」にあるオリーブオイルとして使います。イワシの旨味が詰まっていますので、是非活用しましょう。

 

イワシの脂もしっかりと味わうために、今回は油がよく絡む細いパスタを使用しました。しっかりとしたコシのあるスパゲッティとはまた違った側面が楽しめる一品となっています。ピリッと辛いペペロンチーノ本来の味とイワシの脂が相まって、更に味わい深くなっている事でしょう。ワイン好きな方達に人気のペペロンチーノです。

 

シンプルだけどおしゃれな「アンチョビのペペロンチーノ」

イタリア料理の定番、アンチョビの出番がやってまいりました!アンチョビとは、カタクチイワシの塩漬けをオリーブオイルに浸したもので、塩辛く濃厚な味が特徴の保存食です。味が濃いので、通常はそのまま食べるよりも、料理に利用することの方が多いです。今回は、ペペロンチーノと合わせていきましょう。

 

  • アンチョビのフィレ3〜4枚
  • ブラックオリーブ4個
  • 玉ねぎ4分の1個
  • イタリアンパセリ適量
  • 塩胡椒適量
 

  1. ブラックオリーブは種を取り除いて1個を4等分位の輪切りにします。
  2. 玉ねぎはスライスにしておきます。
 

アンチョビにはフィレ状のものもあれば、ペースト状のものもあります。イタリア料理ではパスタ、ピザ、サラダなどに良く使われているようです。通常のペペロンチーノにアンチョビを足したシンプルなレシピですが、アンチョビの旨味が滲み出ている一品となっています。白ワインと良く合う事でしょう!

 

サラダを上に添えて「スモークサーモンのペペロンチーノサラダ仕立て」

スモークサーモンを加えたペペロンチーノの上に、レモンを効かせたサラダをトッピングした一品となります。サラダが加わった事によって、更にさっぱりと味わえるものになっています。

 

  • スモークサーモン25グラム
  • ベビーリーフミックス適量(サラダ用、お好みの量で大丈夫です)
  • オリーブオイル少々(サラダ用)
  • レモン輪切り1枚(サラダ用)
  • レモン汁少々(サラダ用)
  • 塩少々(サラダ用)
 

ペペロンチーノの上に添えるベビーリーフのサラダは、オリーブオイルとレモン汁をかけて軽く混ぜ合わせてから乗せるようにしましょう。この作業は、必ず盛り付ける直前で行って下さい。掛け過ぎたり、時間を置き過ぎたりすると、サラダのシャキシャキ感がなくなってしんなりとしてしまいますので、注意して下さい!

 

最後にレモンの輪切りを1枚添えるだけで、おしゃれな一品に仕上がります。スモークサーモンの脂の乗った魚の旨味を味わいながら、レモンの風味の効いたサラダを一口頬張る、何とも優雅な一時を想像出来ます。魚に白ワインも良いですが、サイドに付ける飲み物を紅茶やコーヒーに変えてみると、また違った雰囲気の中で食事を楽しめるでしょう。

 

旨味たっぷり!「トマトと魚介のペペロンチーノ」

魚介のパスタの王道と言えば、やはりエビやイカを使ったものが多いでしょう。定番のアレンジレシピにトマトを加えて、優雅なランチはいかがでしょうか?

 

  • むきエビ10尾
  • イカ1杯
  • トマト中粒1個
  • グリーンオリーブ8粒
  • 白ワイン大さじ2杯
  • 塩小さじ2杯
  • ハーブ塩適量
  • 大葉適量
 

  1. イカは皮を剥き、脚を引き抜き、腹ワタと軟骨を取り除きましょう。胴体と脚をそれぞれ水洗いして、胴体はリング状の輪切りに、脚はぶつ切りにしましょう。
  2. むきエビは背中に切り込みを入れて、背ワタを引き抜いて軽く水洗いをします。イカとエビの下拵えが出来たら、キッチンペーパーで水気をしっかりと取っておきましょう。
  3. トマトは軽く水洗いした後、一口大に切っておきます。
  4. 大葉は軸を切り落として、千切りにしましょう。
 

今回のレシピには、おしゃれにハーブ塩を加え、シンプルだったペペロンチーノの味を華やかにしてみました。バジルやオレガノ、セージやブラックペッパーが合わさったハーブに塩のアクセントが効いて、辛いペペロンチーノが豪華になりました。一工夫加えるとより豪華な仕上がりになるのは、ペペロンチーノの特徴の一つと言えるでしょう。

 

ペペロンチーノを具沢山レシピで楽しもう!

ボリュームたっぷり栄養満点!「かぼちゃとひき肉のペペロンチーノ」

豚のひき肉

ベーコン以外の肉が入っているペペロンチーノは、珍しいかもしれません。かぼちゃも入っているので、ボリュームは申し分ないでしょう。例え大食漢の男性でも、満足できるペペロンチーノの紹介です!

 

採れたての新鮮なかぼちゃ

  • 豚ひき肉130グラム
  • かぼちゃ200グラム
  • エリンギ2本
  • アスパラガス5本
  • トマト適量(お好みで)
 

  1. かぼちゃは種を取り除き、5ミリ程の薄さにして、更に一口大になるように切りましょう。電子レンジで、ほんの少し柔らかくなるまで温めておきます。500ワットで2分足らずで良いでしょう。
  2. エリンギは縦に薄切りにしておきましょう。
  3. アスパラガスは5〜6センチ程の長さに切っておきます。
  4. トマトはお好みで、適量を一口大に切りましょう。
 

豚ひき肉は、一番最初に炒めておきましょう。油がよく絡む上に、ニンニクと唐辛子の薫りがしっかりと着きます。お好みで加えるトマトは、火を通しても良いですし、生のまま添えても美味しそうです。

 

見た目も豪勢で、皿の上に山盛りになる事はまず間違いないでしょう。午後から張り切りたい時等、力をつけて元気になりたい時には最適な一品となる事でしょう。早速、明日の午後等いかがですか?

 

野菜でかさ増し!「大盛りダイエットペペロンチーノ」

サラダを食べる女性

見た目もボリュームもかさ増しされているペペロンチーノの紹介です!名前に「ダイエット」と入っている通り、野菜を多めに入れてかさ増ししましょう。逆にスパゲッティは減らして、50〜60グラム位に減らしましょう。減らした分、野菜をたっぷり入れてボリューミーに仕上げていきましょう!

 

  • キャベツ250グラム
  • 昆布つゆ大さじ1杯
  • かつお節適量(お好みの量を入れて大丈夫です)
  • 胡椒適量
 

キャベツを細かく切っている様子

  1. キャベツは大体7ミリ程の幅に切りましょう。火を通すとシワシワと縮んでしまうので、出来るだけ大きめに切りましょう。
 

キャベツに火を通し過ぎてしまうと、かさ増しするどころか、かさが減ってしまいますので、火加減に注意しましょう。見た目のボリュームだけで満足出来てしまいそうなペペロンチーノです。ダイエット向きのレシピなので、具沢山の意味合いが少し違いますが、1種類の具をたくさん入れるのも、一つの方法と考えても良いのではないでしょうか?

 

名前そのまま!具は4種類!「具沢山ペペロンチーノ」

具を沢山使ったペペロンチーノ程、贅沢なパスタはなかなかないのではないでしょうか?このレシピでは、エビ、マッシュルーム、ベーコン、アンチョビをふんだんに使って豪華に、そして贅沢に仕上げていきます。山盛りのペペロンチーノを見ると、お腹が空いてくる気がしませんか?

 

  • エビ5尾(冷凍されてるものを解凍して使います)
  • マッシュルーム3つ
  • ベーコン適量(お好きなだけ入れて下さい!)
  • アンチョビ3〜4切れ
 

  1. エビは塩もみした後、水洗いしてしっかりと水気を拭き取りましょう。
  2. ベーコンは火が通りやすいように、薄切りにしておきます。
  3. マッシュルームは芯を切り取って、十字に4等分に切ります。
 

エビを入れた時、色が変わるタイミングを良く見ておきましょう。スパゲッティを加えるタイミングの目安になります。アンチョビを加える事で、塩だけで味付けするよりも複雑な味に仕上がるようです。ここまで具沢山に入れてしまうと一見ペペロンチーノに見えないかもしれませんが、レシピ上、ペペロンチーノに間違いはありません。

 

軽くトマトの味付け「鯵と野菜のペペロンチーノ」

先ほど足した具は4種類でしたが、最後はもっと豪勢に5種類の具を足して、もっと豪華に仕上げていきましょう!具沢山のペペロンチーノの可能性は、果たしてどこまで伸ばす事が出来るのでしょうか?通常は大体160グラム程の量のスパゲッティを使いますが、今回は少し増やして180〜200グラムにしましょう。

 

  • 刺身用鯵2尾
  • 玉ねぎ(中粒のもの)半分
  • アスパラガス3本
  • しめじ1袋
  • プチトマト15〜18個
  • 小麦粉適量
  • 塩胡椒適量
  • バター小さじ1杯
  • パセリ適量(お好みの量で大丈夫です)
 

  1. 玉ねぎは薄切りにしておきます。
  2. アスパラガスは火が通りやすいように、斜めに薄切りにしましょう。
  3. しめじは小房に分けておきます。
  4. プチトマトはそれぞれ半分の大きさに切りましょう。
  5. 鯵は食べやすい一口大に切り分け、軽く塩胡椒で味付けし、小麦粉をまぶしてオリーブオイルで両面をカリッと焼いておきます。別皿に置いておきましょう。
  6. 今回は少しバターの風味を最後に加えてみます。風味付けをした後、カリッと両面を焼いた鯵も絡めて、最後に胡椒とお好みでパセリを散らしましょう。
 

スパゲッティでボリュームを出しても良いかもしれませんが、バターの風味をしっかりと着けたいなら、細めのフェデリーニかスパゲッティーニを使う方が良いかもしれません。ここまで具沢山に入れるペペロンチーノにお目にかかることはまず無いでしょう。おうちで簡単にアレンジが出来るからこそ、ここまで出来ると言っても過言ではありません。

 

ペペロンチーノの人気具材で美味しく調理してみよう!

お好みのレシピで簡単にアレンジ!

レシピを確認してレッツクッキング!

さて、23種類のアレンジレシピを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?ペペロンチーノのバリエーションの可能性は、まだまだ底知れない部分があります。今回紹介したレシピは、氷山の一角に過ぎません。色んなレシピが、世の中には溢れかえっています。

 

もちろん、基本のペペロンチーノだけで十分楽しめる事も事実です。アレンジを加えて楽しむ事もまた、パスタの楽しみ方の一つではないでしょうか?他にもここで紹介したレシピ以外のものを思いついたら、是非一度試してみる事をおすすめします!ペペロンチーノのアレンジを楽しみましょう!

 

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