スイートポテトのカロリー・糖質と栄養！カロリーオフレシピで太らない！

濃厚な口あたりと優しい甘さが人気のスイートポテト。さつまいもが旬の季節になると自宅で手作りする方も多いのではないでしょうか？本記事ではスイートポテトのカロリーや糖質、栄養素などを紹介します。

ヘルシーレシピやダイエット効果についても触れているので「カロリーオフレシピが知りたい！」「ダイエット中に食べても太る心配はない？」という方は必見です。ぜひスイートポテト好きの方もチェックしてみてください。

まずはスイートポテトに含まれるカロリーと糖質量、栄養素について見ていきましょう。少ない材料で気軽に作れるスイートポテトですが、美味しいからと油断して食べ過ぎるとダイエットに悪影響が出ることも。カロリーや糖質量を押さえて太る心配なくスイーツを楽しみましょう。

スイートポテトのカロリーは100gあたり226kcal、1個（50g）あたりに換算すると113kcalとなります。生クリームやバター、卵を使うため、1個のサイズが小さくてもなかなか高カロリーなようです。

さつまいもが原料であるスイートポテトの糖質量は、1個（50g）あたり15.64g。使用するグラニュー糖にも糖質は含まれていますが、全体量の約2/3はさつまいもが占めています。

スイートポテトにはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。ミネラルの中では特にカリウムやモリブデン多く、ビタミンではビタミンCの値が高くなっています。

市販されているスイートポテトのカロリーを比べると、カロリーが低いのはドトール、カロリーが高いのはローソンという結果になりました。使用される材料や大きさにもよってもカロリーは異なりますが、ダイエット中に購入する際は目安にするとよいでしょう。

カロリーや糖質が高いスイートポテトは一見するとダイエット向きの食べ物でないように感じられます。しかしスイートポテトに含まれる栄養素にはさまざまなダイエット効果があるようです。本当にダイエット中に食べても太る心配はないのかどうか、スイートポテトの効果効能を紹介します。

スイートポテトの材料となるさつまいもには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、そのどちらも含まれているのがさつまいもの特徴です。水溶性食物繊維には有害物質や老廃物を吸着して排出する働きが、不溶性食物繊維には便の容積を増やして排便を促す働きがあります。

スイートポテトを食べるとこの2つの食物繊維の効果で便通が改善し、腸内環境が整うというメリットが期待できます。便秘で体重増加に悩んでいる方にもスイートポテトはおすすめです。

さつまいもにはむくみ解消に効果的なカリウムも含まれています。ミネラルの一種であるカリウムは細胞内の浸透圧を調整、維持する栄養素です。余分な塩分を体外へ排出して水分量を調節する働きがあるため、夕方になると足がむくむという方はカリウムを積極的に摂るとよいでしょう。

さつまいもには代謝アップに必須のビタミンB群が豊富に含まれています。エネルギー代謝が良くなると脂肪燃焼の働きが強まるため、太りにくい体質に近づけることが可能になります。また便秘やむくみに悩んでいる場合は、それらが解消することでも代謝アップが期待できます。

さつまいもに含まれる不溶性食物繊維は体内に入ると胃や腸の水分を吸って膨れるという特徴があります。そのため間食にスイートポテトを食べると余計な間食や食べ過ぎを防ぐことが可能です。カロリーが気になる場合は自宅で手作りしてカロリーオフを心がけるとよいでしょう。

最後にスイートポテトのカロリーオフレシピを紹介します。スイートポテトは使用する材料によってカロリーに大きな差が出るお菓子です。ダイエット中は脂肪分の多いバターや生クリームは避け、出来るだけカロリーオフすることを目標にしましょう。

• さつまいも300g
• バター（食塩不使用）20g（A）
• きび砂糖大さじ2（A）
• 卵黄1個分（A）
• 調製豆乳50cc～
• 卵黄（塗り卵）1個分
• セルフィーユ適量

1. オーブンは200℃に予熱します。さつまいもは皮をむいていちょう切りにします。
2. 鍋に水（分量外）とさつまいもを入れて火にかけます。さつまいもに竹串が刺さるまで茹でたら湯切りしてボウルに移し、熱いうちに木べらなどでつぶします。
3. 2に（A）を加えてなめらかになるまで混ぜ、調製豆乳を加えてさらに混ぜます。
4. 天板にオーブンシートを敷き、8等分にして形を整えた3を並べます。表面に塗り卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで15分焼きます。皿に盛り付けてセルフィーユを飾ったら完成です。

• さつまいも（皮をむいて茹でたもの）300g
• 甘酒大さじ2～3
• メープルシロップ大さじ1
• ココナッツオイル大さじ1
• 無調整豆乳大さじ2
• 塩ひとつまみ
• 卵黄1個

1. 卵黄以外のすべての材料をフードプロセッサーまたはハンドブレンダーにかけてなめらかにします。
2. 1をザルで裏ごしし、絞り袋に入れてココットに絞り出します。
3. 200℃に予熱したオーブンで5分加熱してから一旦取り出し、表面に卵黄を塗ります。再度200℃のオーブンで焼き色がつくまで加熱したら完成です。

甘酒を使ったスイートポテト（ココット5個分）のカロリーオフレシピです。甘酒やメープルシロップの優しい甘さがさつまいもと相性抜群。無調整豆乳を使っていて栄養バランスが良いのもポイントです。

• さつまいも250g
• 牛乳60ml（A）
• 砂糖大さじ1と1/2
• サラダ油小さじ1
• 卵黄適量

1. さつまいもは皮をむき、2cm幅のいちょう切りにして水に5分浸します。
2. 水気を切って耐熱容器に入れ、ラップをして500Wの電子レンジで8分加熱します。さつまいもに火が通ったらマッシャーで細かくつぶし、（A）を加えてなめらかになるまでヘラで混ぜます。
3. 手で8等分して俵型に成型し、アルミホイルに並べます。表面に卵黄を塗りトースターで焼き色がつくまで10分加熱したら完成です。

生クリームやバターを使わないヘルシーなスイートポテトです。電子レンジを使うので手間がかからず短時間で作れるのが魅力的。砂糖の代わりにきび砂糖やグラニュー糖でも美味しく作れます。

本記事ではスイートポテトのカロリーや糖質量、栄養素などを紹介しました。カロリーや糖質が高めなスイートポテトですが、原料となるさつまいもにはダイエットに効果的な栄養素が豊富に含まれています。便秘解消やむくみ改善の効能もあるため、ダイエット中でも適量を食べる分には問題ないと言えるでしょう。

バターや生クリームを使わなければカロリーオフも可能なので自宅で手作りするのもおすすめです。ぜひ美味しいスイートポテトを食べながらダイエットも成功させましょう。