ワイングラスの正しい持ち方とは?男女のマナーの違いをイラスト付きで解説!

貴方は「ワイン好き」ですか?周りにも「ワイン好き」な方沢山いらっしゃるのではないでしょうか?と言っても、ワインを好きな理由やワインとの付き合い方は人それぞれです。様々なシーンでも堂々とワインを楽しむ為に、正しいワイングラスの持ち方やマナーを今一度確認してみましょう!分かり易いイラストでワイングラスの持ち方を解説します。知らなかったことや、間違えていたことも、この機会に再確認してみましょう。

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目次

  1. 1ワイン好きなあなたに贈るマナー
  2. 2ワイングラスとはどんなグラス?
  3. 3ワイングラスの部位に名称があるって知ってた?
  4. 4ワイングラスの持ち方
  5. 5ワインを飲む時のマナーって?
  6. 6マナーを身に着けたらワインライフをもっと楽しもう

ワイン好きなあなたに贈るマナー

貴方はワインが好きですか?毎日ワインを飲んでいます!といったようなワイン好きさんでも、実は知らないだけでワイングラスの持ち方が間違っていたり、ワインを飲む時の数々のマナーを知らなかったり、ということがあるかもしれません。ここでイラストを交えながら正しいマナーを確認し、身につけて、より楽しいワインライフを送りましょう。

それでは、ワイングラスについての知識を身につけていきましょう。ワインは奥深いですがここでは代表的なワイングラスの種類を上げてワインとワイングラスを選ぶ際に役立てていただき、もっとおいしくワインを味わってもらいたいと思います。またワイングラスの持ち方、ワインの注ぎ方、男性・女性のマナーもまとめています。

ワイングラスとはどんなグラス?

ワイングラスの種類

ワインを楽しむときに欠かせないワイングラス。グラス一つで雰囲気が変わります。実はグラス選び一つで、ワインが驚くほどおいしくなるのを知っていますか?グラス選びを間違えると、本来の味わいを堪能できません。そこで、今回はワイングラスの種類と選び方についてイラストも交えつつ幾つか紹介します。

「ブルゴーニュグラス」の特徴・形状

ブルゴーニュワインを飲むのに適したグラスです。ボウル部分が大きいのでワインが空気と触れ合う面積が大きく、香りをしっかりと引き出せる形状となっています。また繊細な香りをグラス内部に長くとどめておくことが可能なワイングラスです。ボウル部分の大きさが特徴となります。

 

「ボルドーグラス」の特徴・形状

普段最も多く目にしやすい、ボルドーグラスです。底が丸みを帯びていて、飲み口が広いのが特徴です。注いだワインは多くの空気に触れることができるようになっています。大きな飲み口から香りも楽しめます。ボルドー型は濃くて渋い「重めの赤ワイン」にピッタリのワイングラスです。

「モンラッシェグラス」の特徴・形状

口の大きさが特徴の、バルーン型ワイングラスのモンラッシェグラスです。色々なワインの要素をもれなく引き出してワンランク上のワインにしてくれるグラスです。ミネラル感やコク、熟れた果実感も現れてとってもリッチな印象を味わえます。

「キャンティグラス」の特徴・形状

ワイングラスをそろえるのなら、真っ先に購入しておきたい汎用性の高いグラスです。レストランなどでよく見掛ける形状がこのワイングラスなのです。果実味を楽しむワインに最高で赤ワイン、白ワインどちらにも良く合います。なんにでも合うので 是非自宅用に購入をオススメします。

 

「フルートグラス(シャンパングラス)」の特徴・形状

美しいフォルムが特徴のシャンパングラスです。きめ細やかな泡立ちを楽しめる細長いフルートタイプのグラスです。幅を取らないフルートグラスは、立食パーティーなどの狭いテーブルやスペースのない場所で有効利用できるという点でも人気があります。スパークリングワインを飲むときに、ぜひ使ってみましょう。
 

ワイングラスの部位に名称があるって知ってた?

ワイングラスの部位名称を覚えよう

A)リム/直接口が触れる部分です。広口か細口かでワインの味が変わります。B)ボウル(本体)/ボウルの高さと広さ、カーブの具合によってワインの香りが変わります。C)ステム(脚)/グラスを持つ部分です。日本ではステムを持つのがテーブルマナーとされていますが、国際的なマナーではボウルを持つとされています。D)プレート(台)/グラスを支える部分です。テイスティングのとき、ここを持って香りを嗅ぐことがあります。

ワイングラスの持ち方

ワイングラスの持ち方を知っている?

貴方はワイングラスを持つ時、指でどのように持っていますか?パーティーやとあるお店で他の人のワイングラスの持ち方や指の添え方が気になったことはありませんか?ここではワイングラスの持ち方の正しいマナーをイラストを交えながら紹介します。様々なワイングラスの持ち方を目にしたことがあると思いますが、正式な持ち方とはどのようなものなのでしょうか?

これが正しいワイングラスの持ち方

これが正しい持ち方です。実はこのように、正解は指でボウル部分を持って飲むのがワイングラスの持ち方として正解です。国際的なマナーとしてのワイングラスの正しい持ち方はワイングラスのボウル部分を持つこととされています。短いステムのグラスを持ってパーティー会場で立ち話をするよりはボウル部分やステムの上部をしっかりと持つグラスの持ち方にすると、ワインがこぼれず安全という訳なのです。

よく見るワイングラスの持ち方

よく見かける指でステムを持つスタイルです。これは、本来少量のワインを入れて、テイスティングの際に色や香りを見定めるための持ち方だったようです。よって、一般的にはボウル部分を持つことが正式なルール、というわけです。

正式なワイングラスの持ち方と日本マナーの違い

イラストのように日本では、ワイングラスの足の部分(ステム)を指で持つことが正しい持ち方とされている説もあります。手の温度がワインに伝わって、味や香りが変わってしまうため、このワイングラスの持ち方が推奨されているようです。

この持ち方だと見た目もエレガントに見えますし、温度変化も少ないことからレストランでもステムを持つ持ち方のがルールと考えられています。なのでシーンに合わせて持ち方を心得ておくのが一番と言えます。正式な場、高級レストラン、気軽なバル等場面を選んで持ち方も選びましょう。

ワインを飲む時のマナーって?

さてグラスの持ち方については、国際的なマナーと日本人のルールに違いがありましたが、ワインの注ぎ方についてはどうでしょうか?自宅でのパーティーや飲み会等おもてなしの際には、ワインをスマートに注ぎたいものです。基本的なその他のマナーとワインの注ぎ方について改めて確認して自信をつけていきましょう。

ワインの注ぎ方

ワインボトルは大きいので間違って落としては大変です。指で鷲づかみにして注ぐのはNGとなっています。ワインボトルの底には窪みがあるので、そこに親指を入れ、残りの4本でボトルを支えながら注ぎます。慣れていない人はもう一方の手を添えても構いません。

またワインボトルの底にある窪みには理由があります。長く熟成させると澱(おり)が溜まるため、ワインを注ぐときに出来るだけ混ぜたくありません。この窪みがあると、ボトル内に対流が起こりにくく、澱(おり)が混ざりにくくなります。よって口当たりの良いワインが楽しめるというわけです。

注ぐ時はラベルを上にして注ぐようにしましょう。ワインのしずくでラベルが汚れるのを防げるからです。またしずくが垂れないように、ナプキンを当てながら注ぐと良いでしょう。

そしてここも肝心です。注いでもらう時はグラスは置いたままにしましょう。ビールグラスや日本酒のようについついグラスを持って注いでもらうのを待ってしまいそうですが、ワインでは不要です。ワイングラスに手を触れる必要はありません。

イタリアでワインを飲むときは注ぎ方に注意

ここで注意点です!イタリアでは注ぎ方のマナーが違います。手のひらを上にして、ボトルの底に親指を入れるスタイルは手のひらを上にするという意味合いそのものが暗殺の合図とされ、大変失礼な注ぎ方とされるようです。もしイタリアでワインを酌み交わす際には注意しましょう。知らないでいると、相手に大変不愉快な印象を与えてしまう危険性があります。

男性と女性で違う?ワインを飲む時のマナー

ワインライフを楽しむ時、男性と女性ではワインを注ぐ際のマナーがそれぞれあります。せっかくの雰囲気を壊さないような気配りが出来るようにイラストを交えながらマナーを心得ていきましょう。

ワインライフ:男性のマナーとは?

お店では最初の1杯はスタッフの方が注いでくれますが、2杯目からはお客自身で注いでワインを楽しむことが多いです。こんな時男性に必要とされるのはさりげないエスコートです。女性のワインが空になったら男性が注ぐようにしましょう。

ワインライフ:女性のマナーとは

女性が気にして知っておかなければならないマナーは、ワインを注いではいけないシーンがあるという事です。特に正式な場所ではボトルを触らないようにするとよいでしょう。よほど気軽なお店以外では女性はワインを注いではいけないのです。イラストのように同席している男性がいらっしゃる場合は男性にワインを注いでもらいましょう。

マナーを身に着けたらワインライフをもっと楽しもう

いかがでしたか?ワインに関するマナー、何となく知っていたもの、全く知らなかったもの色々あったかと思います。ワインはグラスや注ぎ方で香りも味も違ってきます。先に述べたように、特に男性は女性にしっかり気を配りワイングラスを空のままにしないこと、女性の場合は決して手酌やワインを注ぐ行為をしないこと、このようなマナーをしっかり身に着けて素敵なワインライフを楽しんでください。

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