2018年08月14日公開
2024年07月29日更新
骨抜きのおすすめ10選!人気のピンセット形状の商品など紹介!
皆さんは骨抜きを使っていますか?持っていない方も多いかと思いますが、骨抜きがあれば、魚の下処理など料理の下ごしらえに役立ち、時短にも繋がります。ピンセット状のものなどリーズナブルに購入できるものもあり、1つ持っておくだけでも便利です。とは言っても、普段から使っていない方はどんなものがいいのか分からないといった方も多いでしょう。そこで今回は、骨抜きの魅力や使い方、骨抜きを選ぶ際のポイント、おすすめの人気骨抜きを紹介していきます。
骨抜きを使うと簡単に魚の下処理ができる!
魚料理、美味しいけど処理が大変です。刺し身やムニエルなどを食べる際、美味しく食べたいのに小骨があると口の中でひっかかるなどしてうっとうしく感じることもあります。お子さんがいる家庭や高齢の方がいると特に、安全面のことも考えて小骨を綺麗に処理しておきたいものです。
そんなときに役立つのが骨抜きです。骨抜きにあまり馴染みがない方もおられるかもしれませんが、言葉のとおり魚の骨を取り除くものです。方法を覚えれば意外と簡単に下処理ができるのですが、意外と骨抜きを持っていない方も多いのではないでしょうか?骨抜きの使い方さえ覚えれば、やっかいに感じていた魚の下処理もスムーズに行えるようになり、家事の時短にも繋がります。
また骨抜きは魚の下処理だけに限らず、ヘタ取りであったりイカの皮むき、野菜類の皮むき、といったことなどにも使えますので、家庭に1つあると何かと役立ってくれます。場所をとるようなものでもないので、骨抜きをもってない方はまずリーズナブルなものからでも、挑戦してみることをおすすめします。今回はそんな骨抜きに便利なピンセットを紹介していきます。
骨抜きについて選び方などを解説
とは言っても、普段から骨抜きを使うことがなければ、何を選べばよいのかわからず結局買わずじまいということも多いでしょう。色々な商品がありますが、どれも同じように見えてしまい選ぶのが難しく感じます。実際骨抜きの種類もいくつかあり、価格も100円で購入できるものから何千円するものまで様々です。
そこでまずは骨抜きにはどんな種類のものがあるのか、選ぶ際にはどういった点に注目すればよいのか、といったことを詳しく解説したいと思います。骨抜きの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。またこれを機に骨抜きでの下ごしらえに挑戦し使いこなせるようになりましょう。
骨抜きの種類について
骨抜きの種類には、主に2種類あります。毛抜きのようなピンセットタイプと、ペンチのような形状のプライヤータイプがあります。ピンセットタイプのものは、毛抜きなどで使い慣れている方も多く使い方も難しくなく、また比較的安価に購入できることもあり、初めて骨抜きを使うという方にも挑戦しやすいです。
プライヤータイプの方はベンチのような形状で、骨抜きを使うことに慣れている方や、業務用としてもよく使われます。慣れると、力加減を調節しやすいため、あまり力を使わず骨を抜くことが可能なので、ピンセットタイプに慣れている方はプライヤータイプに挑戦してみてもいいかもしれません。
ピンセットタイプといってもひとつではなく、関東型、関西型、また骨を挟む部分が斜めになっているタイプのものなどに分けられます。関東型、関西型と地域で型が分けられているのは、昔よく食べられていた魚が関東と関西では異なっていたからです。
関東では、身がやわらかい魚がよく食べられていましたが、関西では反対に身が締まった魚がよく食べられていました。それぞれ魚に合った骨抜きが必要だったため関東と関西で形状が異なったのです。その結果関東型とよばれる骨抜きは毛抜きのような形状で、関西型とよばれる骨抜きは身が締まった魚の骨を取り除きやすいよう、くの字のような形状になっていることが特徴です。
関東型、関西型と区別されてはいますが、最近ではどこでも色々な種類の魚が食べられていますので、自分に合った種類のものを選ぶことをおすすめします。また先端が斜めになっているようなタイプもあります。先端が細くなっているため、骨抜きで身をおさえながら骨を探しても身がぼろぼろになりにくいといったメリットがあるため、こういったタイプもおすすめです。
骨抜きの選び方
骨抜きの種類についてはお分かりいただけたかと思います。とは言うものの、どんなタイプがよいのか分からない、ピンセットといっても色々種類があるからどう選べば、と悩まれる方もおられるでしょう。そこで骨抜きの購入を検討されている方のために、どういったポイントで選べばよいのか解説しますのでぜひ参考にしてください。
ピンセットタイプのものを選ぶ際には、先ほど紹介した関東型を選ぶのか関西型を選ぶのかといったところでまず悩むと思います。タイやサバのような身が固い魚に使用したいなら、中の骨をしっかりと取れる形状の関西型をおすすめしますし、イワシやアジのようなやわらかい魚によく使用するなら、表面の骨がきれいにとれるよう関東型の形状のものをおすすめします。
また、挟む部分の噛み合わせも選ぶ際には大切です。毛抜きを使う際に経験があるかと思いますが、安くピンセットを手に入れたものの思うように毛が抜けない、というのは噛み合わせが悪いことが原因であることが多いです。購入する前に、挟む部分同士がぴったりと合うのか確認しておくようにしましょう。これで効率が大きく変わってきます。
続いて、骨抜きを選ぶ際にはバネの強さもポイントの一つです。魚の骨抜きは意外と労力や時間がかかり根気のいる作業ですので、バネがかたいと疲れてしまい途中で諦めてしまう、ということも起こりかねません。比較的軽く握ってもバネが反応してくれるようなやわらかさのものを選ぶようにしましょう。便利な骨抜きですから余計大変だったり時間がかかってしまっては意味がありません。
先端の形状や幅もチェックしておくことが大切です。先端が斜めになっている種類のものもあるとお伝えしました。先端が斜めになっていると魚の骨を探しやすく身がくずれにくいなどといったメリットもありますので先端の形状も大切です。また幅が狭いと骨が途中で切れてしまったり挟みにくいといったこともあるので、ある程度幅が広いものを選びましょう。これはプライヤータイプでも同様です。
それ以外にも、素材は何でできているのか?といったことも衛生面を考えると気になりますし、洗いやすいのか、といった点は魚の下処理に使うことが多い骨抜きですから特に気になります。使いやすさだけではなくそういった後片付けの視点からも検討するようにすると良いです。収納しやすいようキャップがついているような商品もありますので、気にされる方はそういったものを選ぶと良いかと思います。
特にプライヤータイプの骨抜きは、ピンセットタイプの骨抜きと比較すると複雑な形状で洗いにくいといった懸念点もあるかと思います。プライヤータイプのものでも、その点を考慮し、分解して洗えるようなタイプもありますので、気になる方はそういったものを選ぶことをおすすめします。
骨抜きの使い方をマスターしよう
骨抜きの選び方のポイントをお伝えしました。では骨抜きは実際どのように使うのでしょうか?使い方がいまいち分からず買ったまま放置している方もおられるかもしれません。改めて使い方を簡単にみていきましょう。まず、三枚おろしにした魚を、皮が下になるようにまな板に置きます。
骨抜きを持たない方の手の指の腹で魚の骨を探していきます。その手で骨の根元をおさえながら、骨抜きで魚の骨を抜きます。このとき、垂直に抜くのではなく、斜め上に抜くようにしましょう。垂直に抜こうとすると、魚の骨が途中で折れてしまったり身が剥がれてしまうなどして綺麗に抜けない可能性があります。
骨を抜く際に、もう片方の手の指の腹で骨の根元をおさえておくこともポイントです。骨の位置を確認しながら抜けば骨がどこにいったか分からなくなる心配もありませんし、根元をおさえることで途中で骨が切れにくく、きれいに抜きやすくなります。
また抜いた骨がなかなか骨抜きから取れないと面倒に感じることもあります。あらかじめ容器に水を入れておき、抜いた後そのまま水につけるようにすると、そういった心配がなくなり効率が上がります。
骨抜きのピンセット形状などおすすめ人気商品10選を紹介!
ここまで、骨抜きの種類や骨抜きの使い方、選ぶ際にポイントになることなどを解説してきました。ここからは、おすすめの人気骨抜き10選の紹介をしたいと思います。下ごしらえしたい魚によっても合うものが変わってきますので、自分に合ったものを見つけましょう!
大きめで人気の「パール金属骨抜き」
まずおすすめする人気の骨抜きは、パール金属のステンレス製骨抜きです。ピンセットタイプの形状で、価格は545円です。サイズですが、幅20mm、奥行き18mm、長さ102mmと大きめサイズとなっています。
比較的大きいため、身を崩さずに骨が綺麗に取れると人気です。噛み合わせもよく骨を掴みやすいとの口コミも。また大きいことは、掴みやすいだけではなく、手が疲れにくいといったメリット、また使ったあとも洗いやすく収納していて無くなってしまうことも少ないと人気でおすすめです。パール金属の商品で安心の日本製であることも、人気の理由の1つとなっています。食洗機も使えます。
掴みやすいと評判「貝印骨抜きDH-7133」
続いておすすめする人気の骨抜きは、貝印セレクトの骨抜きで、こちらもピンセットタイプの形状です。価格は498円です。サイズは、は幅12mm、奥行き31mm、長さ105mmです。特徴としては、小さい骨も正確に掴みやすく抜きやすいように、先端に加工が施されており斜めになっています。そのため口コミでも掴みやすい、抜きやすいと評判です。
また人気の貝印製品で、信頼できることも理由の1つとなっています。強度がしっかりしていて頑丈で、ズレて使いにくいといったことが少なく、骨が途中で切れてしまうようなこともないと人気です。値段もリーズナブルなので骨抜き初心者の方にも購入しやすくおすすめの商品です。
東型と西型から選べる「北正最上ステンレス骨抜き」
続いておすすめする人気の骨抜きは、北正最上ステンレス骨抜きです。価格は1080円と少し値段が張ります。東型、西型の形状ともに人気です。東型タイプのものはピンセットを大きくした形状で、西型タイプのものはくの字に曲がった形状です。
サイズは、東型のほうが、幅18mm、ハンドル幅30mm、長さ120mm、西型のほうが、幅18mm、ハンドル幅34mm、長さ120mmです。この骨抜きは、場所によって厚さが緻密に変えられていることが特徴でまさに職人技です。バネの部分は圧を軽くするために、できる限り薄く作られており、より少ない力でバネが反応するように考えられているため、長時間使っても疲れにくいです。
反対に、ハンドルの指をあてる部分については厚みをつくり、力を入れてもつぶれにくいように作られています。力加減が調節しやすいため指が痛くなりにくい、また幅が比較的広く、魚の骨が途中で折れたりしにくく掴みやすいと人気の商品となっています。
ラクに抜けると人気の「朝日産業骨抜き達人」
続いておすすめする人気の骨抜きは、朝日産業の骨抜き達人で、こちらはプライヤータイプの形状で人気の骨抜きです。価格は2,920円とピンセット形状のものに比べると比較的高価です。サイズは長さ120mm、は幅68mmです。
グリップが握りやすく、ピンセット形状のものと比べても軽い力で抜くことができるので疲れないと人気です。骨が滑ってしまうという意見もあるため、初めての方にはピンセットと比べると扱いにくいというのはあるかもしれません。ステンレス製で、衛生的に良いですし、バネには樹脂が使われており、錆びにくく長い間使いやすい作りになっています。
疲れないと評判の「ホクト骨抜き名人」
続いておすすめする人気の骨抜きは、ホクトの骨抜き名人です。こちらもプライヤータイプの形状です。価格は6,800円です。普段骨抜きを使われない方からするととても高価に感じるかもしれません。サイズいですが、長さ124mm、幅50mmです。プライヤータイプですがオールステンレスで衛生的に良く、扱いやすい作りになっています。見た目もスタイリッシュです。
これまでの10分の1程度の軽い力で骨が抜けるようにつくられており、刃先の形状も独自に考えられ、骨が途中で切れたりしないようこだわっています。実際に購入した人も、細い骨だけでなく太いしっかりした骨も切れることなく綺麗に抜けると人気です。
また、ピンセットタイプのものなど力が必要だったのに対し、プライヤータイプのこの骨抜きは力を入れることなく抜くことができるとの声もあります。長時間使っても疲れず、スムーズな作業が行えるため時短につながり料理の効率が上がると評判で、値段は張りますが、それだけ使いやすく人気は高いようです。
小さなものもつかみやすい「ケイバヤジリピンセット125mm」
続いておすすめする人気の骨抜きは、ケイバヤジリピンセットです。価格は1,393円で、サイズは長さが125mm、幅が10mmとなっています。特徴的な形状をしていることがおすすめポイントで、矢じりの形状になっており先端が尖っています。そのため、細かい作業に適しており、小さな骨などを取り除くのに使う際におすすめです。
小さめで扱いに慣れる必要はあるかもしれませんが、滑り止めがついており作業しやすいよう作られています。ステンレス製です。大きい骨などが取りやすいような骨抜きと合わせて持っていても便利かもしれません。
「エムテートリマツ仙武堂滑り止め付骨抜き」
続いておすすめする人気の骨抜きは、エムテートリマツ仙武堂滑り止め付骨抜きです。価格は756円です。ピンセットタイプの形状で、東型、西型の形状があることが特徴です。東型の方は、ピンセットを大きくしたような形状で、西型の方はくの字の形状となっています。こちらの商品も東型、西型ともに人気があります。
サイズは、長さ118mm、幅が17mmです。比較的幅が広いため、小さい骨も大きい骨も掴みやすいような設計になっています。また滑り止めもついているので、滑ることなく骨を抜き取ることができ、長時間使っていても疲れにくいというメリットがあります。
噛み合わせがよいという意見や、丈夫でしっかりしている、力をあまり入れなくても簡単に抜くことができると人気となっています。どういった魚を調理するのか、といった点などを考慮し、東型を選ぶのか西型を選ぶのか、検討すると良いでしょう。
分解して洗える「室本鉄工メリー骨抜きプライヤー」
続いておすすめする人気の骨抜きは、室本鉄工メリー骨抜きプライヤーです。こちらはプライヤー形状のもので、価格は2,000円と他の商品に比べると少しお高いです。ステンレス製で錆びにくく、バネは樹脂製です。先端が曲がっていることが特徴的で、骨を確実に掴みやすいよう作られています。
サイズは、全長120mmです。魚の骨をつかみやすいだけでなく、手のひらになじみやすいため、長時間使っても疲れないよう考えられています。口コミでも、骨が途中で切れてしまうことがない、小骨もしっかり抜ける、ピンセットタイプを使っていたがこっちの方が負担なく抜ける、などと評判です。
また、人気の理由は使いやすさだけでなく、分解して水洗いすることができるという点にあります。使いやすさも大切ですが後片付けがラクで、かつ衛生的というのは非常にありがたいです。またバネ部を使ってぶら下げることもできますので、収納もしやすくおすすめです。魚の下処理をする機会が多い方にはこの値段でもお買い得だといえるでしょう。
骨抜き以外にも使いやすい「パール金属銀の爪」
続いておすすめする人気の骨抜きは、パール金属の銀の爪です。価格は1,218円で、サイズは全長105mm、幅35mm、奥行20mmとなっています。ステンレス銅でできています。特徴的な形状で、刃先がぶれない構造になっています。口コミでも、使い続けていても噛み合わせが悪くならずしっかりと骨を抜けると評判です。
また骨が切れにくく、小さい骨から太めの骨までしっかり抜くことができると人気となっています。またこの商品は、骨抜きだけでなくイチゴのヘタ取りやナスやじゃがいもなどの皮むき、イカの皮むきなどにも使いやすく様々なシーンで役立ちますので、魚の骨抜きをする機会があまりないといった方にも購入しやすいかと思います。
特徴的な形状のため洗いにくいといった点はあるかもしれませんが食器洗浄機を使用することが可能です。また先端を保護する用のキャップがついているため、使用後も収納に困ることもなくおすすめです。
見た目にもこだわった「グローバル骨抜き」
続いておすすめする人気の骨抜きは、グローバルの骨抜きです。グローバルというと日本製の包丁のブランドとして有名なメーカーで、安心です。価格は5,400円と値段は張ります。ピンセットタイプですが、他の商品にはないデザイン性があり、スタイリッシュな見た目で骨抜きなのになんだかおしゃれです。
全長は145mmと大きめで使いやすいです。手になじみやすくつかみやすく、先端が鋭くなっており、正確に骨を抜くことができます。力をあまり入れなくても抜けるので、長時間使っていても疲れにくいと人気です。またこの骨抜きは、まな板や机に置いた際に先端が下につかないような形状となっているため、衛生的でありがたいです。
またこちらの商品も、骨抜きだけではなく野菜の皮むきなどにも使いやすいため、高価ではありますが様々な場面で活躍してくれることでしょう。骨抜きというとおしゃれなデザインのものはあまりないため見た目も気にされる方にもおすすめできる商品です。そのためギフトなどでも喜ばれるでしょう。
骨抜きのおすすめを使って下処理してみよう!
おすすめの骨抜きを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?これまで選び方や使い方がいまいち分からず、骨抜きを使ってこなかった方も多いのではないでしょうか?気づかぬうちに、魚の下処理に時間がかかっており、面倒な作業だとストレスに感じているかたも多いかもしれません。
骨抜きの使い方を知って慣れてしまえば、料理の下ごしらえも随分負担が減り、効率も上がります。自分の用途に合った骨抜きを見つけて、魚の下処理に挑戦してみましょう!