焼きそばソースで人気のおすすめは?自家製の作り方や代用品も紹介!
焼きそばソースが実は手作り出来るのを知っていますか?夏祭りの出店で売っている焼きそばや、バーベキューでも良く焼きそばを作ったりします。また、家庭のメニューにも作り方や材料がシンプルな焼きそばは重宝されています。カレーライスや唐揚げ、ラーメンなどと同じように日本人の好きな食べ物の一つです。焼きそばソースもメーカーによって味が様々です。液状の焼きそばソースに粉末の焼きそばソースなど、人気の焼きそばソースを紹介すると供に、美味しい焼きそばの作り方や、自家製焼きそばソースの作り方など紹介していきます。
目次
- 1焼きそばソースの味は沢山ある
- 2ソースとは
- 3地域によって焼きそばソースの味は様々
- 4麺の種類や具材によって焼きそばソースも違う
- 5関東以北で人気のブルドッグの焼きそばソース
- 6九州地方や一部エリアで人気のカゴメ焼きそばソース
- 7近畿・中国四国地方で人気のあるオタフク焼きそばソース
- 8オタフクの関西限定焼きそばソース
- 9オタフクのかつおと醤油のきいた焼きそばソース
- 10オタフクのシンプルで美味しい塩焼きそばソース
- 11オタフクの濃厚甘口焼きそばソース一食分
- 12オタフクのスパイシー焼きそばソース一食分
- 13オタフクの塩分ハーフカット焼きそばソース一食分
- 14オタフクの鰹とトマトの焼きそばソース一食分
- 15オタフクの一歳からの焼きそばソース
- 16マルちゃん粉末焼きそばソース
- 17手作り焼きそばソースを作ろう!
- 18焼きそばソースにも使える自家製ソースの作り方
- 19焼きそばソースが無い時は?
- 20ソース味以外の焼きそばの作り方
- 21顆粒だしや鶏がらだしに中華だしなどを使った焼きそばの作り方
- 22冷蔵庫で余っている調味料も代用して焼きそばにしてみよう
- 23意外と使える粉末の焼きそばソース
- 24色々な焼きそばソースを使って焼きそばパーティーをしよう!
焼きそばソースの味は沢山ある
食欲のない時でも、スパイスの効いた焼きそばなら食欲がそそられて何故か食べられてしまいます。熱い夏の炎天下でのバーベキューでも、焼きそばは定番メニューの一つです。そんな焼きそばの味を決める、焼きそばソースは皆さんどんなソースを使っているでしょうか?おそらくいつも同じ焼きそばソースを使っているのではありませんか?
もしくは、焼きそば麺に付いている粉末の焼きそばソースだけで味を付けて満足していませんか?もちろん、粉末の焼きそばソースも充分に美味しいのですが、少しだけ工夫をすれば今作っている焼きそばよりも数段美味しい焼きそばを作ることが出来るのです。
今回は、人気の焼きそばソースをいくつか紹介したり、自家製の焼きそばソースの作り方も紹介します。また、ソースに使われている原料からソースの栄養価がどれだけ高いかなども合わせて、焼きそばソースの種類を知ることで、もっと焼きそばが好きになるような情報をどんどん紹介していきたいと思います。
ソースとは
食塩を用いて作られた液体調味料の総称であり、語源はラテン語のSALで塩の供給という意味を持ちます。英語、フランス語、ドイツ語全て同じスペルでASUCEと書きます。
ウスターソースの誕生
17世紀ごろには一般家庭でも各家庭独自のソースは既に作られていましたが、19世紀の初めに、イギリスのウスターシャ地方のとある主婦が、余った果物と野菜とスパイスを同じ壺に入れて保存していました。そして、果物と野菜が溶けて混ざり合い液体となっており、ソースができていたというのが、ウスターソースの起源とされています。
日本で初めてウスターソースが使われるようになったのは、明治時代に入ってからで、今でも現存する阪神ソースの創業者である安井氏が業務用として1885年に開発し、販売をしています。これが日本で最初のソースとされています。
また、ヤマサ醤油の7代目も米国のソース製造に目を付け、8代目の高島氏の時代である1885年に、ミカドソースを新味醤油として商標登録しましたが、その当時の日本人の好みに合わず一年で製造中止されたそうです。しかし1894年の大阪で、三ツ矢ソースが発売されると人気を博し、洋式醤油と呼ばれていたそうです。
そこから次々に、新しいソースが発売されるようになり、1896年に大阪のイカリソース、1897年に東京の矢車ソース、1898年に大阪の白玉ソース、1900年に日の出ソース、1905年に東京で犬印ソース(これが現在のブルドッグソースです)、1908年に中部地方でカゴメソースが誕生し、明治の終わりごろには全国にソース製造業がありました。
また、当時のソースはさらっとしたソースで、現在のウスターソースの様なソースでした。濃厚なソースが出回るようになるのは、終戦直後の1948年で、神戸の道満調味料研究所(現在のオリバーソース)が発明しました。その後1964年にキッコーマンが中農ソースを始めて発売し、ここから日本の食卓の洋風化に加速が加わり、ソースが常備される調味料となりました。
地域によって焼きそばソースの味は様々
地域ごとの市販ソースランキングから見る焼きそばソースの好み
まず関東でも首都圏で好んで使われているソースが、ブルドッグの中農ソースで、次いでブルドッグのとんかつソース、オタフクのお好みソース本格、ブルドッグのウスターソース特急という順になっているようです。このエリアはやはり、ブルドッグが人気のようです。では関東の郊外地域はどうでしょうか?
一位にブルドッグの中農ソースと、ここは首都圏と同じですが、次がキッコーマンのデリシャスソース中農、ブルドッグのとんかつソース、オタフクのお好みソースという順で、キッコーマンの本社が千葉に隣接しているからかもせれません。では、関東と良く比較される関西エリアを見てみましょう。
近畿エリア(滋賀・大阪・京都・兵庫・和歌山・奈良)で好んで使われているソースは、オタフクのお好みソースで次いでカゴメのカゴメソースとんかつ熟成、カゴメソースのウスター熟成、イカリのとんかつソース、オタフクの焼きそばソース本格の順となっています。それぞれの料理や具材によって使い分けをしているようで、様々なソースが使われています。
日本全体のエリアを比べてみたると、カゴメが多く使われているのが新潟、富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重と九州地方全域です。ブルドッグが多く使われているのが、北海道、青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島、栃木、茨城、群馬、長野、山梨、静岡、東京、埼玉、千葉、神奈川です。
オタフクが多く使われている地域は、滋賀、和歌山、奈良、大阪、京都、兵庫、鳥取、島根、岡山、広島、山口、愛媛、香川、徳島、高知となっています。
麺の種類や具材によって焼きそばソースも違う
まず一言で焼きそばと言ってもソースだけでなく、使う麺も地域によって異なっています。粉もん文化の本場大阪を中心とした関西では、中太か太麺を使うのが一般的ですが、関東では細い縮れ麺も使います。
関東以北で人気のブルドッグの焼きそばソース
自家ブレンド・自家挽きのスパイスがブルドッグソースの味の決め手
ブルドッグの本格焼きそばソース300g200円前後で購入できます。この商品は関東風の本格的な焼きそばソースとして人気の高いソースです。ちぢれ麺に良く合う味に仕上げられており、オイスターエキスとかつおのコクと旨味が効いていて、スパイシーな香辛料がアクセントとなっている焼きそばソースです。
原材料は、糖類・醸造酢・野菜・果実(トマト、玉ねぎ、リンゴ、人参)、たん白加水分解物、食塩、本醸造醤油、香辛料、オイスターエキス、増粘剤、カラメル色素、調味料です。人気のブルドッグの本格焼きそばソースを製造販売している会社ブルドッグのソースは、原材料で紹介した通り、多くの野菜と果実を使って作られています。
天然素材を多く使い食品添加物を加えていない焼きそばソース
ソースの自然な甘味や酸味は、果物や野菜から引き出された味です。そして、ソースの30%がお酢であり、お酢の健康効果として食欲増進や疲労回復の効果が得られます。また、お酢には殺菌効果や防腐作用もあるのです。また、スパイスは唐辛子、生姜、シナモン、グローブ、ローレル、タイムなど7種類以上がバランスよくブレンドされており、味の決め手となっています。
食の安全を守る為に食品添加物を無添加にした商品を選ぶことが、消費者自身の健康に繋がります。化学調味料や人工的な色素に慣れてしまった現代人として、今一度自分の味覚と健康を見直す必要があるのではないでしょうか?
焼きそばソースに使われている香辛料の効果
ブルドッグのソースに使われているスパイスの中のオールスパイスは、東洋では百味胡椒と呼ばれており、肉にも甘いものにも合う万能のスパイスとして広く使われているスパイスです。グローブ、シナモン、ナツメグと一緒に使うと、マイルドな香りとなり調和されます。またグローブは薬効性が高く、深みのある辛さを表現したい時に使います。
それからシナモンは、繊細で上品な深みのあるコクを出してくれるスパイスで、酸化防腐の作用があります。咳止めやリラックスさせたい時などにも用いられるスパイスです。他には肉や魚の生臭さをけし、酸化防止作用があるセージや、素材のクセや匂いを一掃し、爽やかな香りを伴い強い防腐作用のあるタイムも使われています。
ブルドッグソースでのこだわりの作り方
ブルドッグソースでは、トレーサビリティ管理をされ、厳選された野菜と果物を使用し、自社工場内でスパイスを挽くことで、たっぷりと香りを残したまま製造工程へと運んでいます。そして綺麗に洗浄された原料は、細かく刻まれタンクで煮込まれます。それを裏ごしした後に、微粉砕され、調味料が加えられるとソースの原液が完成されます。
ソースの原液にバランス良く配合されたスパイスを混ぜて味を調え、加熱冷却処理をされたら検査に合格したソースのみ容器に充填されます。蓋の取り付けやラベル貼り、賞味期限の印字が済んだら、更に出荷前に細菌や粘度をチェックする理化学検査と、甘味と香り、塩味、酸味などのチェックをする官能検査とを行い、全国へと運ばれていきます。
九州地方や一部エリアで人気のカゴメ焼きそばソース
次に、新潟、富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重と九州地方で人気のあるカゴメソースですが、関西エリアでもカゴメの醸熟ソースは人気のようで、トータルで見てみるとカゴメソースの人気はかなりの都道府県に広まっているようです。カゴメが焼きそばの作り方でおすすめしているのが、ウスターソースを麺と具の2回に分けて加えることです。
カゴメの醸熟ソースの作り方の秘密は?
原料に果物や野菜と香辛料を使用するところは、他の会社のソースと同じところなのですが、その原料をカゴメ独自に、植物性乳酸菌により発酵させます。そしてまろやかな酸味や香りが引き出されるのです。つまり、醤油や味噌、日本酒などと同じように醸造されるところが最大の特徴です。
カゴメ醸熟ソースの醸熟駅は海抜1000メートルの高原である、長野県八ヶ岳の麓で作られており、醸造により風味を引き出すことで、香りが一段と際立ち、熟成により全ての風味やスパイスを馴染ませることができます。
醸造され発酵した液体に香辛料と調味料を調合し加えることで、スパイシーな香りを引き出し、更に加熱をし原料全体を馴染ませたらソースの素ととなる醸造液が出来上がります。原料の栄養価だけでなく、発酵させているので胃腸への健康効果も期待できるソースと言えるのではないでしょうか?
近畿・中国四国地方で人気のあるオタフク焼きそばソース
原爆で全焼しても力強く前進してきたオタフク
次は、滋賀、和歌山、奈良、大阪、京都、兵庫、鳥取、島根、岡山、広島、山口、愛媛、香川、徳島、高知などで人気の高いオタフクのソースを紹介します。オタフクは、大阪に並ぶお好み焼き文化の都市でもある広島の会社です。大正11年広島市横川町で醤油、酒などの小売業として佐々木商店を創業したところから始まりました。
昭和になってからは、酢の醸造を始めお多福酢として営業していました。しかし、昭和20年、全世界が震撼した原爆投下によって全焼しました。ですが翌年には酒造蔵を借りて、醸造酢の製造を再開させています。原爆投下の5年後には、ソースの製造販売も開始するという逞しく発展しつづけてきた歴史があります。
昭和27年にはお好み焼き用のソースを発売し、昭和35年に焼きそばソース、昭和39年にたこ焼きソースを次々に生み出しました。昭和57年に樹脂容器フクボトルを業界に先駆けて採用したり、各地にお好み焼きセンターを開設したり、2014年んいはお好み焼きアカデミーまで設立するほど、広島のお好み焼きを広く知らしめ、海外にも工場をいくつか稼働させました。
オタフクの焼きそばソースは、業務用の焼きそばソースを作る時に培ったノウハウにより、家で店の鉄板焼きそばの美味しさを再現できるようにと、家庭の火力に合わせて作られた、家庭で美味しい焼きそばを食べる為の、焼きそばソースです。
オタフクの焼きそばソースも、ふんだんに果物と野菜が配合されているので、具材の野菜と味馴染みが良く、素材の味を引きたてて、自然のコクと甘味を安心安全に味わえます。またオタフクの焼きそばソースは、どの年齢の人にも食べられるようにと、香辛料の辛味と香りがきつすぎないように考慮したバランスとなっているので、根強い人気があるのも納得です。
オタフク推奨のべちゃっとしない焼きそばの作り方
オタフクがおすすめの、べちゃっとせずにパラパラっとした焼きそばの作り方を紹介しておきます。豚肉は食べやすい大きさに切っておきます。キャベツは洗ってから2mm幅の千切りにしておきます。中火で熱したフライパンに軽くほぐした麺を入れて5分ほど炒めて、香ばしくなったらお皿に一旦取り出します。
フライパンで豚肉を色が変わるまで炒めます。その上にキャベツ、天かすの順番で乗せてから最後に麺を被せて蒸し焼き状態で2分ほど加熱します。キャベツに火が通ったら全体を手早く混ぜ合わせて、オタフクの焼きそばソースをかけ、素早く炒めます。お皿に盛り、お好みで青のりをふりかけたら完成です。
美味しい焼きそばの作り方のポイントは、先に麺をしっかりと炒めておくことと、具材をフライパンに入れたら、麺を蓋の代わりにして蒸すこと、そしてソースをかけたら素早く炒めること、この三つが作り方のコツです。この作り方を一度試してみてください。いつもより美味しい焼きそばができるはずです。
オタフクの関西限定焼きそばソース
オタフクの焼きそばソースは、実は一種類だけではないのです。例えば関西限定焼きそばソースという商品もあり、関西の焼きそば好きのお客1000人と共同開発した、濃厚甘口で旨味が効いた焼きそばソースです。販売地域は関西の大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県です。
オタフクのかつおと醤油のきいた焼きそばソース
オタフクのかつおと醤油の焼きそばソースは、醤油の香ばしさと鰹の旨味が特徴の焼きそばソースで、あっさりとした味ですので様々な食材と相性がいいので、炒め物にも使えるおすすめの焼きそばソースです。鰹出汁が効いているので、こちらも関西の人が好きそうな焼きそばソースです。
オタフクのシンプルで美味しい塩焼きそばソース
瀬戸内産の藻塩を使い、粗挽き胡椒の辛味とつぶつぶのニンニクを入れることで、アクセントを効かせています。レモン果汁や肉エキスと魚醤、ちりめんエキス、昆布と乾燥玉ねぎなどの旨味と風味が効いたあっさりながら、ちゃんと主張してくる焼きそばソースに仕上げられています。鶏肉のソテーやパスタのソースに使うと、手軽に深みのある味わいとなります。
オタフクの濃厚甘口焼きそばソース一食分
通常の焼きそばソースよりも、トマトの配合を多くすることで甘口に仕上げられています。濃厚ですので、太麺でもしっかりと味が絡みつく焼きそばソースです。一食分ですから、たまに違う味の焼きそばが食べたい時や、単身者にも便利な焼きそばソースでおすすめします。
オタフクのスパイシー焼きそばソース一食分
この焼きそばソースも一食分で、使い切りタイプとなっています。黒胡椒を石臼で挽くことで香辛料感がたっぷりで、酸味の効いたウスターソース系の焼きそばソースです。
オタフクの塩分ハーフカット焼きそばソース一食分
塩分が気になる人におすすめの、濃い味がするのに塩分が50%オフと嬉しい焼きそばソースです。家族の焼きそばを作る際に、最後の味付けの段階で塩分カットしなければいけない家族の分だけ取り分けて、この焼きそばソースを使用すれば、塩分ハーフカット焼きそばと普通の焼きそばが同時に作れて便利です。
オタフクの鰹とトマトの焼きそばソース一食分
オタフクの鰹とトマトの焼きそばソース一食分は、トマトの旨味と焼津産鰹だしの味わいが上手く重なり合った和風の焼きそばソースで、焼いた後からカラメルタイプの焼きそばソースです。
オタフクの一歳からの焼きそばソース
オタフクの一歳からの焼きそばソースは、7大アレルゲンである卵・小麦・乳・蕎麦・海老・カニ・落花生を使用しておらず、果実と野菜と昆布の旨味を上手くバランスよく合わせています。また、化学調味料や着色料に保存料も使用していないので、お子さんにも安心して焼きそばを食べさせてあげられます。
マルちゃん粉末焼きそばソース
液体の焼きそばソースだけでなく、粉末の焼きそばソースが買えるのをご存知でしょうか?焼きそばに一緒に付いている、あの粉末の焼きそばソースが東洋水産から販売されています。液体ソースも人気ですが、思った以上にあの粉末の焼きそばソースが好きな人も多く人気があるのです。35gが2袋で1kgの焼きそばに適量です。値段は140円で購入可能です。
原材料は、砂糖、食塩、粉末ソース、混合香辛料、粉末醤油、ポークエキス、植物油、調味料、カラメル色素、酸味料です。麺とソースがセットになっているタイプは、キャベツとお肉さえあれば、いつでも簡単に焼きそばが作れるので、焼きそばの中でも定番の人気商品です。東洋水産のマルちゃん焼きそばには6種類もの味があります。
まずは、昔から変わらない特製ソースのマルちゃん焼きそば275円、藻塩を30%使い昆布の旨味を効かせたまろやかな味わいのマルちゃん焼きそば塩275円、リンゴ果汁の甘味と香り際立ち中太麺が特徴のマルちゃん焼きそばお好みソース275円、たらこの豊かな味わいでコシのある太麺のマルちゃん焼きそばたらこ275円などバラエティ豊かな焼きそばがあります。
更に、中華料理店の焼きそばの様な味わの、オイスターソースとXO醤にゴマ油が効いたマルちゃん焼きそば芳醇中華風ソース275円や、醤油をベースにしたニンニクとポークエキスの旨味が効いた夏限定のマルちゃん焼きそば夏限定バーベキュー味275円も大変人気でおすすめの焼きそばです。
手作り焼きそばソースを作ろう!
忙しい主婦にとって焼きそばは、ささっと作れて材料も少なくて済むので、経済的にも時短にもメニューに悩んだ時の救世主的存在でもあります。また、焼きそばを好きな子供や男性は多いので、更に大助かりです。最近はソースも様々なメーカーから売られており、味も香りもそれぞれ違います。
市販のソースでも基本的には、意外と栄養価があり食としての安全性もあるソースですが、実は家で手作りすることも出来るのです。昔の日本で各家庭で味噌が作られていたように、ヨーロッパでも古い時代には家庭でソースが作られていたのです。手作りのソースなら、使い残した野菜や果物を使うことで、無駄も無くなり一石二鳥です。
焼きそばソースにも使える自家製ソースの作り方
手作りウスターソースの作り方:自家製ウスターソースの作り方は簡単
自家製のウスターソースと中農ソースを作っておけば、焼きそばソースの代用にも使えますし、安心でもあり何回も作っていくうちに、自分の好みの味や香りのソースを作れるようになります。沢山の香辛料を用意しなくてはいけませんが、きちんと保存しておけば2回目からは既に揃っている香辛料でささっと作ることが出来ます。
まず材料ですが、完熟のトマト缶400g・人参1本・玉ねぎ1個・セロリ2分の1本・リンゴ2個ここまでか果物と野菜です。トマト缶ではなく生のトマトが使いたい場合は、湯剥きして細かく刻んで使うといいでしょう。そしてだしの素10gですがこれも最近は化学調味料を使用していないだしの素も売られていますので、そちらを使われることをおすすめします。
手作りウスターソースの作り方:調味料は身近にあるもので簡単
それから、にんにく20gと生姜10g、醤油100㏄、三温糖150㏄、塩50g、酢100㏄調味料も出来るだけ自然なものを選び添加物のないものにしましょう。三温糖よりは甜菜糖などを使われることをおすすめします。そしてミネラルウォーターを1リットル用意して下さい。次は沢山ある香辛料です。
手作りウスターソースの作り方:香辛料も手に入りやすいものばかり
シナモン2g、ナツメグ2g、一味唐辛子2g、グローブ(ホール)2g、オールスパイス5g、セージ2g、タイム1g、クミン1g、カルダモン1g、ローリエ3枚です。最近は手作り料理で香辛料を使う人が増えているので、比較的簡単に手に入る香辛料ばかりかと思います。ローリエは良く見ると意外とご近所の庭に植えられているくらい身近な香辛料です。
手作りウスターソースの作り方:飴色玉ねぎが簡単に出来る作り方
玉ねぎは薄いスライスにし、飴色になるまでじっくりとフライパンで炒めます。ここで飴色玉ねぎを簡単に作れる裏技を紹介します。普通の作り方で何時間も玉ねぎを炒め続けるのは大変ですので、スライスした玉ねぎと塩少々とオリーブオイル大さじ1を炊飯器に入れてスイッチを押すだけです。二回ほど炊飯したら飴色になってくれます。
ニンニクと生姜はみじん切りにし、セロリと人参は1cmの角切りにし、りんごはいちょう切りに、トマトはざく切りにします。ここでも時短できる作り方として、材料をフードプロセッサーにかけてしまうのです。そうすると早く火が通り煮込む時間も短くなりますし、何より切る手間が遥かに楽になります。
手作りウスターソースの作り方:最初の煮込み
では、準備が出来たら鍋に1リットルの水を入れ、切った野菜を入れたら強火にかけます。沸騰したら弱火にし1時間ほど煮込みます。そして、砂糖、塩、醤油を加えてから更に弱火で30分ほど煮込みます。その後、酢を加えてから煮立たせて火を止めます。そのまま一晩ねかせて翌日にミキサーにかけたら、ガーゼで濾します。(ローリエは取ってからミキサーにかけます)
手作りウスターソースの作り方:仕上げの煮詰め
濾した液体を好みの粘度まで煮詰めますが、少し煮詰めたものがウスターソースで、さらにトロトロになるまで煮詰めると中農ソースになります。香辛料の種類が沢山あるので、とても大変なように感じますが、実は作ってみるとそれほど難しい作り方ではありません。
焼きそばソースが無い時は?
ウスターソースや中農ソースを代用した焼きそばソースの作り方
焼きそばソースが無い時には、必ずと言っていいほど常備しているウスターソースや中農ソースを使って焼きそばソースとして代用できます。まず簡単でシンプルな代用ソースの作り方ですが、ウスターソース大さじ2、中農ソース大さじ2、醤油大さじ1.5、お好みソース大さじ1を混ぜて使ってみてください。甘さや辛さなどの好みによって比率を変えてみて下さい。
常備しているものだけでできる代用ソースの作り方
またお好みソースは常備していない家庭も少なくないでしょう。そんな時にはウスターソース大さじ3、オイスターソース大さじ1、ケチャップ大さじ1を混ぜて代用してみて下さい。オイスターソースは牡蠣の旨味がギュッと詰まっていますし、ケチャップはトマトの旨味がいっぱいです。代用ソースとは思えない旨味とコクのあるソースになるので、大変おすすめです。
あっさりした和のテイストも入れた代用ソースの作り方
少しさっぱりめの焼きそばが食べたい時におすすめの代用ソースの作り方は、ウスターソース大さじ2、オイスターソース大さじ2、醤油大さじ2、酒大さじ2、砂糖小さじ1、塩と胡椒少々を混ぜて代用してみてください。醤油を使うことで和の要素も入り、オイスターソースの旨味に砂糖で甘味をプラスし、胡椒で味を締めれば飽きのこない焼きそばソースとなります。
ウスターソースも中農ソースも使わない代用ソースの作り方
うっかりソースを切らしてしまった、でも焼きそばの麺はあるという時には、次の作り方で代用ソースを作ってみてください。オイスターソース大さじ2、ケチャップ大さじ3、醤油大さじ1、酒大さじ1、砂糖小さじ1、胡椒少々、ゴマ油小さじ1を混ぜ合わせましょう。ゴマ油の香りが食欲をそそり、思った以上に美味しい焼きそばソースになります。
ソース味以外の焼きそばの作り方
ウスターソースやとんかつソース、お好みソースに焼きそばソースとどれも美味しくて栄養のあるソースですが、家にある調味料を代用して違った味の焼きそばも楽しんでみませんか?常備している調味料や冷蔵庫の中に眠っている使い残したものでも、焼きそばに使ってみると意外に美味しい焼きそばができるので、試してみましょう。
顆粒だしや鶏がらだしに中華だしなどを使った焼きそばの作り方
代用調味料やだしを使っても基本はシンプルな作り方がいい
粉末や顆粒の出汁は、味噌汁やスープなどを作る時に旨味としてなくてはならない存在ですので、ほぼどれかが常備されていると思います。粉末の鰹だし、粉末のいりこだし、粉末の鶏ガラスープの素、粉末の貝柱だし、昆布だしの粉末、粉末あごのだしと挙げれば沢山の粉末だしが出てきます。
また、近年では健康志向が高くなってきているので、粉末だしも化学調味料を使っていないものが、各社からどんどん発売されています。焼きそばに好みの顆粒や粉末のだしを使い、塩コショウで味を調えればシンプルでさっぱりしていて、旨味もある焼きそばが出来上がります。気分に合わせて一味唐辛子をふったり、レモンを絞ってもいいでしょう。
また、醤油を少したらして香りづけにしたり、粉末の山椒をふると辛さと香りで焼きそばのグレードがぐっと上がり、おすすめの作り方です。それから粉末でキッチンに良くありそうなカレーパウダーも焼きそばに使ってみてください。子供に人気のあるカレー味の焼きそばがあっという間に出来るおすすめの作り方です。
冷蔵庫で余っている調味料も代用して焼きそばにしてみよう
ドレッシングやポン酢を使った焼きそばの作り方
ドレッシングやポン酢など冷蔵庫のドアポケットに眠っていませんか?焼肉のタレなども余りがちかと思います。ドレッシングは実は万能の調味料で、オイルとベースの野菜などが入っているので、1本で料理が完成してしまうのです。ガーリックの入った洋風ドレッシングを使えば、ちょっとイタリアン風な焼きそばが出来上がります。
ドレッシングは様々な味のものがありますので、ドレッシングの数だけ焼きそばの味があるかもしれません。色々なドレッシングで試してみるとお気に入りの味がみつかもしれません。
ポン酢は柑橘系の果汁と酢と調味料が入っているので、塩コショウで味を調えるだけで、十分美味しい焼きそばが出来ます。塩コショウした焼きそばに仕上げにポン酢を大さじ1をまわしかけて、一味唐辛子をふったら完成です。
意外と使える粉末の焼きそばソース
焼きそばの麺に粉末のソースが付いているタイプのものも多く市販されています。お好み焼きなどに使って、粉末ソースだけ残ってしまったことはありませんか?捨てるのは勿体ないけど、どうやって使ったらいいのかわからず、キッチンの引き出しや冷蔵庫のドアポケットに眠っていませんか?そんな粉末ソースの上手に使う方法を紹介します。
粉末の焼きそばソースを利用したフライドポテトの作り方
様々な料理の味付けに使う調味料の代用として使えばいいのです。冷凍のフライドポテトを揚げたあとに、塩の代用として粉末の焼きそばソースを振りかけます。スパイシーな焼きそばソースとジャガイモの相性が良くて、ビールのおつまみに最高です。既に味のバランスがとれた粉末の焼きそばソースですから、混ぜるだけの簡単な作り方で色々な料理がぱぱっと完成します。
粉末の焼きそばソースを利用した炒飯の作り方
フライドポテトの他には、炒飯の味付けの代用に粉末の焼きそばソースを使います。通常通りに炒飯を作って、味付けの段階で粉末の焼きそばソースを振りかけて混ぜ合わせるだけです。だいたい麺に合うあじは、ご飯にも合うので美味しいに違いありません。粉末の焼きそばソースを代用して味付けできる料理がまだあります。
粉末の焼きそばソースを利用した唐揚げの作り方
子供も大人も好きな唐揚げです。スパイシーなソース味の粉末の焼きそばソースが唐揚げに合わないわけがありません。もう食べる前から味の想像ができてしまいそうです。作り方は、適当な大きさに切った鶏肉に粉末の焼きそばソースとおろし生姜を混ぜて揉みこんでおきます。味が染み込んだら片栗粉をまぶして油で揚げるだけです。お弁当のおかずにもぴったりです。
色々な焼きそばソースを使って焼きそばパーティーをしよう!
手軽に美味しくてお腹が脹れるだけの焼きそばではなく、実はバリエーションが多いことが分かりました。また、ソースを変えてみたり、代用のソースや自家製のソースを使ってみたり、具材とソースの相性を考えて合わせてみたりと、焼きそばのバリエーションは無限大です。たこ焼きパーティーがあるように、焼きそばパーティーもできそうです。
各地域ごとにもご当地焼きそばがあるようですので、友人と具材や麺、ソースを持ちよりして焼きそばの食べ比べができる焼きそばパーティーでも開催してみてはいかがでしょうか?ソースはジャンクフードではなく、多くの野菜や果物と酢から出来ているので、旨味や深いコクもあり、栄養的にもすぐれた調味料です。
そういったソースの起源や、原材料や香辛料の効果などの話しをしながら、焼きそばをみんなで食べると、より一層焼きそばの人気の秘密が見えてきて面白いのではないでしょうか?また、それぞれのアルコールに合う焼きそばを考えて作ってみるのも楽しいと思いますので、焼きそばを愉しんでみることをおすすめします。