醤油麹の作り方は?旨味は塩麹の10倍?万能調味料の使い方レシピも紹介

塩麴は良く耳にすることが多いと思いますが、麹を使って醤油麹も作ることができ、万能調味料として活用することができます。今回『醤油麹の作り方は?旨味は塩麴の10倍?万能調味料の使い方レシピも紹介』と題しまして紹介します。簡単に作ることができる醤油麹の作り方を知ることで、色々な料理に活かすことができるので、レシピなども参考にしながら、食卓の一品を作る時に万能調味料として使ってみましょう。

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目次

  1. 1醤油麹は旨味が凝縮された万能調味料
  2. 2醤油麹の作り方をマスターしよう
  3. 3醤油麹の旨味は塩麴の10倍?減塩にも効果的
  4. 4醤油麹の使い方とおすすめ料理レシピ
  5. 5醤油麹を使ってみよう

醤油麹は旨味が凝縮された万能調味料

醤油麹とは米麹と醤油を使って麹菌を発酵させて作る発酵調味料です。うまみ成分のグルタミン酸を豊富に含み、麹と使ったもう一つの発酵調味料の塩麴と比べると、グルタミン酸が10倍以上もあるそうです。また、醤油麹は米麹と醤油を同量で作るため、使う量を同じにすれば少ない塩分でしっかりを味が付くので、減塩効果もあります。

醤油麹は使い方として塩麴同様に使えることが多くまた、減塩だけでなく美容効果などもあります。作り方もとっても簡単で、使い方は醤油麹はかけるだけ、漬けるだけ、炒めるだけなど料理も美味しくなり、料理の時間短縮にもなります。簡単な使い方で万能調味料をして常備しておきたい一つです。

Thumb塩麹の使い方を解説!万能調味料の作り方やおすすめレシピも紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

醤油麹の作り方をマスターしよう

醤油麹の作り方にはいろいろな作り方があります。材料は醤油、麹のみです。麹菌を発酵させるのに、器具などは何も使わない基本の作り方、ヨーグルトメーカーを使って麹菌を発酵させる作り方、そして炊飯器を使って麹菌を発酵させる作り方などがあるので、ポイントを抑えながら詳しく紹介していきます。自分にあった麹菌の発酵の仕方で醤油麹の作り方をしてみましょう。では、いろいろな醤油麹のレシピの紹介です。

基本の醤油麹の作り方

醤油麹の作り方はとっても簡単シンプルな材料です。材料は醤油150cc、麹150g、醤油麹を入れるタッパーだけです。醤油麹は醤油と麹を同量づつ入れます。計量せずに行ってしまうと、麹が水分を吸ってしまい後で醤油が足りなくなってしまうということもあるので必ず計量してから作りましょう。1日1回混ぜるだけです。麹に空気を送り麹菌発酵ができるようまんべんなく混ざるようにかき混ぜましょう。麹菌が発酵しやすくなります。

水分を吸ってしまうので、仕込んだ翌日にもう一度醤油をひたひたになるぐらい足します。仕込んだ醤油麹は冷蔵庫には入れずに、常温で1週間ほど保存しましょう。その後、冷蔵庫に入れ約3カ月ほど保存することができます。塩分があるので長期保存することもできますが、保存剤など使用してないのでなるべく早めに使いましょう。夏場は早めに麹菌が発酵しますが、冬場は麹菌の発酵に10日から2週間ほどかかる場合があります。

ヨーグルトメーカーを使った醤油麹の作り方

時短で作ることができる醤油麹はヨーグルトメーカーを使います。材料は米麹200g、醤油300cc、お水50ccです。まずはじめに米麹を細かくほぐしましょう。熱湯消毒をした容器にほぐした米麹と醤油と水を入れて良く混ぜましょう。機械の使い方はヨーグルトメーカーの温度を60度にし、タイマーを6時間にセットしてスタートします。麹菌が発酵します。熱湯消毒したタッパーに出来上がった醤油麹を移し替えたら出来上がりです。

必ず容器は熱湯消毒するようにしましょう。そうすることで、出来上がった醤油麹のカビを生えにくくすることができます。醤油麹を作るには常温だとどうしても麹菌が発酵するのに時間がかかってしまいますが、ヨーグルトメーカーを使うことで時間短縮することができ、6時間で麹菌が発酵し醤油麹を作ることができるので、早めに醤油麹が必要な時などはおすすめのレシピとなります。

炊飯器を使った醤油麹の作り方

時間短縮で作る方法がヨーグルトメーカー以外にもう一つあります。それは炊飯器を使う事です。ヨーグルトメーカーは家庭によってないところも多いですが、炊飯器は家庭に一台はあると思います。今回は炊飯器を使って醤油麹を作る、作り方について紹介します。材料は米麹200g、醤油300ccです。炊飯器の使い方は、炊飯器のお釜の中で米麹を手でほぐします。醤油を人肌程度に温めましょう。温まったら米麹に混ぜ合わせましょう。

炊飯器に入れ蓋をして、保温機能で30分します。一度開けてから、スプーンを使って良くかき混ぜ、麹菌を行き渡るようにし保温機能のまま今度は炊飯器の蓋を全部閉めずに少し開けて保温しましょう。菜箸などを使って蓋を締まらないようにしたり、炊飯器の蓋がしまらないように、重石をしたり、炊飯器ごとひもで縛るようにしましょう。この状態を30分から1時間ごとに炊飯器の中の米麹と醤油をかき混ぜ4時間から5時間保温します。

麹が柔らかくなったら出来上がりです。麹菌が発酵した証拠です。蓋を少し開けることは温度が上がりすぎてしまうのを防ぎ、麹菌の発酵が止まってしまわないようにするためです。高温だとどうしても麹菌がダメになってしまいます。使い方としてヨーグルトメーカーで作るよりさらに時間短縮になる炊飯器で作るレシピは、早めに醤油麹を使いたい方にはおすすめのレシピとなっています。炊飯器に任せて簡単に作ってみましょう。

醤油麹の旨味は塩麴の10倍?減塩にも効果的

醤油麹はいろいろな料理に活用しやすい万能調味料です。醤油も麹もどちらも発酵食品なのでその二つが合わさることでより効果や効能があります。醤油麹に含まれる成分などを紹介しながら、嬉しい効果効能を紹介してきます。効果効能を知ることでますます醤油麹を使いたくなるでしょう。使い方もとっても簡単な醤油麹は家庭には置いておきたい調味料の一つです。では、紹介してきます。

醤油麹はグルタミン酸が豊富

醤油麹には麹菌にグルタミン酸の旨味成分が豊富に含まれています。どれぐらい含まれているかというと塩麴と比べると10倍以上にもなるそうです。グルタミン酸とは小麦や大豆に多く含まれていて、速効性のあるエネルギー源です。日本食のだしの成分とも言われ、天然の食品に含まれています。運動時の疲労回復を促進する効果があるともいわれています。旨味成分だけではなく疲労回復効果もあり嬉しい成分です。

肉や魚を柔らかくする効果がある

発酵食品には肉や魚を柔らかくする働きがあるといわれています。なぜそんな働きがあるかと言うと、熱を加えるとたんぱく質が固まってしまうため肉や魚は加熱すると固くなってしまう性質がありますが、麹菌に含まれるたんぱく質を分解する働きをしてくれる酵素のプロテアーゼがペプチドとアミノ酸を分解してくれることで加熱してもお肉が柔らかく仕上がるようになります。

また、アミノ酸が増加するので、美味しさもアップします。また、肉や魚の臭みも消してくれます。食感を良くするだけではなく、消化も良くなり栄養成分が体内に吸収されやすくなる効果もあります。

少量だけで味が決まり減塩にもつながる

旨味成分が塩麴の10倍と言われている醤油麹は旨味が強いので、醤油麹以外の調味料を使わなくても料理が美味しくなります。実は塩分の濃度を見てみると減塩の効果があることが分かります。濃い口醤油の塩分濃度は15.2%大さじ1当たり2.5g、小さじ1当たり0.83gに比べて醤油麹の塩分濃度は8.5%大さじ1当たり1.27g、小さじ1当たり0.42gになります。醤油麹の塩分量は普通の濃い口醤油のなんと半分になります。

減塩醤油と言う物の販売されていますが、逆に物足りなく感じることはありませんか?かえってたくさん使ってしまって減塩にならない場合もあります。醤油麹は旨味成分が豊富なので塩気の少なさを感じにくいです。使い方として、醤油の代わりに醤油麹を使うだけで簡単に減塩をすることができるのです。醤油を減らして料理するよりも醤油麹を代用して調理してみましょう。

醤油麹は疲労回復効果もある?

醤油麹にはビタミンB1、ビタミンB2などのたんぱく質や炭水化物をえねるぎーにできる成分やナイアシンと言う糖や脂質からエネルギーを作る成分、パトテン酸、ミネラル類など成分を含んでいます。醤油麹のミネラルにはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、モリブデンを含んでおり、全部がいろいろな働きをしてくれるので、どれもが必要なミネラルとなっています。

醤油麹にはそういったミネラルがたくさん含まれているのでまんべんなく摂取できる食品として嬉しいです。醤油麹を取ることで含まれている成分が疲労回復の役割をしてくれます。

醤油麹はアレルギーにも効果的?

醤油麹の中に含まれる成分の中であれるーにも効果的な成分は、腸内環境を整えて免疫力アップさせてくれるオリゴ糖と免疫機能をバランスよくしてくれるビタミンB6、そしてミネラル類になります。アレルギー反応は免疫力が低下してるときにおこりやすいといわれているので、醤油麹を食べて免疫力アップと腸内環境を良くしましょう。

醤油麹に含まれる酵素の働きとは?

醤油麹に含まれる麹菌がいろいろな酵素を作ってくれます。酵素は食材を柔らかくし、消化を良くする働きがあり、栄養をきちんと吸収することができます。酵素に含まれる成分として、アミラーゼはでんぷんを分解し、プロテアーゼはたんぱく質を分解、リパーゼは脂肪を分解してくれます。グルコアミラーゼは糖の生成をし、ペプチダーゼは遊離アミノ酸を生成してくれます。食材を柔らかくし体に必要な栄養素を作ってくれます。

醤油麹はダイエット効果もある?

醤油麹に含まれる成分の中でダイエット効果のある成分は、善玉菌の餌になるオリゴ糖と余分な糖質の脂肪になるのを防いでくれるビタミンB1、脂肪燃焼を促進してくれるビタミンB2、脂質の代謝を促してくれるナイアシン、体脂肪が増えるのを防いでくれるイノシトール、基礎代謝をアップさせてくれるミネラル類になります。

いつまでもきれいにいたい方にもおすすめの醤油麹

醤油麹には美容効果があります。ダイエット効果もその一つですが肌をきれいに保つ効果もあります。美容効果のある成分は、腸内環境を整え便秘の解消をし吹き出物をできにくくするオリゴ糖と口の中や唇にできた炎症を抑える効果のあるビタミンB2、粘膜や皮膚を守る効果のあるビタミンB6、傷を治す働きのあるパトテン酸、発毛や育毛を促す働きのあるイノシトール、アンチエイジング効果のミネラル類があります。

その他にも、皮膚や粘膜の健康状態を保つコラーゲンの生成を促す働きをするビオチン、シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きをするコウジ酸になります。人はいつまでもきれいでいたいものです。きれいを保つためにも醤油麹を食事に取り入れると良いです。

醤油麹にはデトックス効果やリラックス効果も?

醤油麹には乳酸菌がたくさん生きています。醤油麹に含まれる乳酸菌が腸内環境を改善してくれ、便秘の解消からデトックス効果へとつながります。また、しょう油に含まれる香気成分には食欲増進やリラックス効果があり、さらに食品の保存性を高める効果もあります。消臭や抗酸化作用を持っています。

醤油麹の使い方とおすすめ料理レシピ

醤油麹にはいろいろな使い方があります。そのままかけたり、和えたり、つけたり、スイーツにも使うことができます。色々な活用方法がある醤油麹のレシピを紹介してきます。これでいろいろな使い方ができるようになります。みなさんの家庭の料理の一品に役立ちますので活用しましょう。

焼き魚の醤油として使う

焼き魚への使い方として、醤油麹を漬け込んでから焼く焼き魚の紹介です。材料は、ブリの切り身2切れ、醤油麹大さじ4、みりん大さじ1、ごま油小さじ1です。ジプロックなどの袋にブリ2切れと醤油麹大さじ4杯を入れてブリ全体に麹が行きわたるようにしましょう。その後、冷蔵庫に6時間置きましょう。フライパンにごま油をひいて温め、醤油麹で漬け込んだブリにみりんを加えて両面焼きます。中まで火が通るまで焼きましょう。

醤油麹は焦げやすいので、フライパンを揺すりながら焼き焦げすぎないように注意しましょう。難しい味付け方法ではないので、漬け込んで焼くだけの簡単なレシピです。麹菌の働きでブリも柔らかく、麹の甘みと旨味が利いて、おかずの一品に食卓へ並べましょう。

卵かけごはんに使うとコクがアップ

卵に醤油麹をかけるだけの卵かけごはんではなく、ひと手間かけ更に美味しくなる卵かけごはんのレシピです。材料は卵黄1個、醤油麹小さじ2、ご飯です。作り方は、醤油麹小さじ2を入れた容器に生卵の黄身だけを入れ、一晩置きましょう。一晩置いてからご飯にのせて食べましょう。生卵に割ってすぐに醤油麹をかけて食べるのも美味しいですが、卵黄だけを一晩漬けておくことで黄身が少し塊旨味が凝縮され美味しくなります。

お弁当にもおすすめ茹で卵の醤油麹漬け

お弁当にもお酒のつまみにもなる茹で卵の醤油麹漬けのレシピの紹介をします。材料は、卵2個、醤油麹大さじ2です。作り方は、冷蔵庫から出した卵とかぶるくらいの水を鍋にいれ、中火で煮立ったら菜箸で混ぜながら卵を転がします。菜箸で転がすことで黄身が偏りにくくなります。煮立ったら弱めの中火で6分から7分茹でましょう。茹で上がったら、氷水に取りしっかり冷まし殻を剥きましょう。水の中で殻を剥くと剥きやすいです。

ラップを広げ醤油麹大さじ1と茹で卵1つをのせてラップで包み込みます。ラップで包む時には醤油麹がまんべんなく行きわたるようにしましょう。もし茹で卵の個数が多い時には、ジプロックなどの袋に茹で卵を入れ醤油麹も入れて良く漬け込みましょう。冷蔵庫で一晩付け、最後に醤油麹を拭き取り半分に切ったら完成です。冷蔵庫で1週間ぐらいは保存することができます。

醤油麹を使った豚の生姜焼き

とっても簡単なレシピで、醤油麹のたれが浸み込んだ玉ねぎがとっても美味しい一品です。では、材料の紹介です。材料は、豚肉150g、玉ねぎ1/2個、すりおろししょうが1かけ分、醤油麹大さじ2、酒大さじ1です。作り方は、まずはじめにすりおろししょうがと、醤油麹、酒を合わせておきましょう。フライパンにくしぎりにした玉ねぎを入れて炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら豚肉を入れて一緒に炒めましょう。

合わせておいた調味料を、豚肉と玉ねぎの所に加えてさらに炒めます。味がなじんできたら出来上がりです。醤油麹を使うことでお肉も柔らかくなり、時間も短縮になって、作り方も簡単なのでぜひ、作ってみましょう。

醤油麹でやわらかく仕上がる鶏のから揚げ

醤油麹を使った唐揚げはお肉を柔らかくしてくれるだけでなく、ジューシーで冷めても美味しく頂くことができる一品となります。ではレシピの紹介です。材料は鶏のもも肉1枚、醤油麹大さじ2、にんにくのすりおろし1かけ分、しょうがのすりおろし1かけ分、片栗粉20g、揚げ油適量です。作り方は、鶏のもも肉を一口大に切りましょう。切ったら、にんにくのすりおろしとしょうがのすりおろし、醤油麹に一晩漬け込みましょう。

醤油麹の使い方のポイントとして、急いでいるときは、一晩でなくても大丈夫ですが最低30分は漬け込みようにしましょう。片栗粉を入れて全体に行き渡るように混ぜます。160度から170度の低温の油でゆっくりときつね色になるまで揚げましょう。きつね色になったら、強めの中火にしてカラッと揚げましょう。

醤油麹を使った焼きおにぎり

焼きおにぎりは醤油だけをつけて焼いても美味しいですが、旨味を活かせる醤油麹を使っての焼きおにぎりのレシピを紹介します。材料はごはんと醤油麹のみです。ご飯を一口サイズのおにぎりにしましょう。フライパンを温めておにぎりの両面を焦げ目がつくぐらい焼きましょう。片面に醤油麹を塗り軽く焼き、もう片面にも醤油麹を塗り軽く焼いたら出来上がりです。軽食やおやつにもピッタリの一品です。

醤油麹で作るパリパリきゅうり

ご飯にあるきゅうりの漬物です。材料はきゅうり2本、醤油麹大さじ2、はちみつ大さじ1、しょうがの千切り大さじ3、大葉の千切り5枚から6枚、米酢小さじ1/2です。作り方は、きゅうりを洗い2mmから3mmの輪切りにしましょう。鍋にきゅうり、醤油麹、はちみつを入れてまぜ合わせて30分ぐらい置きます。きゅうりからしっかり水分が出て来たら、中火で加熱します。木べらで混ぜながら煮ましょう。

ある程度煮詰まってきたら、しょうがと大葉、米酢を入れてほとんど水分がなくな酢までかき混ぜながらさらに煮詰めます。そのまま冷まして粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしましょう。冷蔵庫で冷やすことできゅうりがパリパリとした食感になります。甘みに関してはお好みではちみつの量を調整しましょう。おつまみにも、おにぎりの具にも、うどんやそうめんなどの薬味にも合う一品です。

醤油麹で時短麻婆豆腐

市販の麻婆豆腐の素を使わなくても醤油麹があれば時間短縮で作ることができる麻婆豆腐のレシピを紹介します。材料は、豚のひき肉200g、木綿豆腐400g、長ネギ1/2本、にんにく1かけ、しょうが1かけ、ごま油大さじ1、豆板醤大さじ1.5、醤油麹大さじ1、酒大さじ1、こしょう少々、醤油適量、片栗粉小さじ2、水大さじ2です。作り方は、木綿豆腐を大きめに切りましょう。炒めているうちに小さくなってしまうので大きめにします。

豆腐を切ったら、ザルに入れて水切りをしましょう。長ネギとにんにくとしょうがはみじん切りにします。ボールに豆板醤と醤油麹、酒、こしょう、を合わせます。ここでは甜麵醬の変わりが醤油麹になります。フライパンにごま油を熱し、にんにくとしょうがをよく炒め、豚のひき肉と長ネギをよく炒めましょう。そこに切った木綿豆腐を入れて合わせて置いた調味料を入れてゆっくり混ぜます。

ここで味を見てみて、足りない時には醤油を足しましょう。最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。ポイントとして、ネギと豚肉はじっくり火を通しましょう。調味料と豆腐を加えた後は中弱火でゆっくり混ぜて、仕上げにとろみをつけるときは中火で手早く混ぜましょう。忙しい時のメニューの一品に大活躍のレシピです。

醤油麹を使って肉じゃが

醤油麹を使うことで肉じゃがにコクができ味も深みのあるものになります。肉じゃがのレシピを紹介します。材料は、豚バラ肉の薄切り200g、醤油麹大さじ3、砂糖大さじ1、酒100cc、じゃがいも2個から3個、人参1本、玉ねぎ1個、白滝180g、水300ccです。豚肉は幅3cmほどに切ります。切った豚バラ肉を鍋に入れ、醤油麹と砂糖と酒を加えて混ぜ合わせ15分ほど置きましょう。白滝は沸騰したお湯で下茹でします。

白滝が冷めたら5本から8本ずつ取り長さを半分にして芯になる部分4cm幅位に残りの長さの部分に引っ張り蒔いて小巻の白滝を作ります。じゃがいもは1個を3等分ぐらいの大きさに切り、人参は乱切り、玉ねぎは太めのくし切りにします。豚バラ肉と合わせてた調味料の鍋を火にかけます。この時は中火で火にかけます。鍋肌がフツフツしてきたら菜箸で肉を振りほぐすように混ぜ肉に火が通ったら火を止めます。

白滝、人参、じゃがいもを加えて煮ずを入れ火にかけ再度火にかけ沸騰させます。沸騰しアクが出て来たらアクを取って中弱火にし落し蓋をして10分から15分ほど煮ましょう。その後、玉ねぎを加え鍋の中の具材を上下入れ替えてさらに蓋をして7分から10分ほど弱火で煮ます。途中で煮汁が足りなくなってきた場合は水を足しましょう。煮あがったら火を止めて蓋をしたまま10分ほど蒸らしたら出来上がりです。

ポイントとして肉と調味料を鍋に入れてから火にかけましょう。醤油麹を入れることで肉が柔らかく仕上がり味もしみこみます。いんげんなどの青物を入れる場合は玉ねぎを入れるタイミングで一緒に加えるようにしましょう。

醤油麹自家製しっとりチキンハム

塩麴でチキンハムを作る方が多いですが、実は醤油麹でも自家製のチキンハムを作ることができます。では、レシピの紹介です。材料は鶏の胸肉2枚、醤油麹大さじ2です。作り方は、鶏の胸肉の皮を釣り除きます。観音開きにしましょう。醤油麹を塗り一晩冷蔵庫に入れ寝かせます。次の日、冷蔵庫から取り出しラップでくるくる巻きましょう。この時ラップは2重に巻きましょう。キャンディー型のようにし両端を輪ゴムで止めます。

ラップだけでは心配な時はジプロックなどに入れましょう。たっぷりの水を入れ落し蓋などをして、水から茹でます。鍋を火にかけ沸騰させます。沸騰してから15分で火を止めでそのまま冷まします。その後冷蔵庫で冷やし、食べる前に好きな厚みに切ったら完成です。しっかり冷やすことでコラーゲンができ美味しく食べられます。旨味を残さず食べることができる自家製しっとりチキンハムです。

醤油麹で和風スペアリブ

おつまみにもご飯のおかずにも相性ピッタリの一品の和風スペアリブ。醤油風味で甘さが控えめな味付けなので飽きが来ない簡単レシピの紹介です。材料は豚スペアリブ用の肉500g、醤油麹大さじ4、オイスターソース大さじ1です。豚スペアリブ用肉、醤油麹、オイスターソースを入れて全体に混ざるように揉みこみます。一晩冷蔵庫で寝かせましょう。ビニール袋などを使って漬け込みむと漬け込みやすいです。

次の日冷蔵庫から取り出し、フライパンに肉を並べて弱火で20分焼きます。火が強いと調味料がついているので焦げやすくなっています。焦げないように注意しましょう。肉から出た油をキッチンペーパーなどで取り除きましょう。火を強めさらに10分ほど焼き、中まで火が通ったら完成です。ポイントとして、はちみつを加えると照りが出てより美味しくなります。醤油麹でお肉がとっても柔らかくなり食べやすいスペアリブになります。

醤油麹チャーハン

醤油麹をチャーハンに入れることでコクが出ます。材料はご飯お茶碗2杯分、卵2個、塩コショウ少々、刻みネギ適量、にんにくすりおろし1かけ、醤油麹大さじ2、だしの素小さじ1、ごま油大さじ1、サラダ油小さじ1です。作り方は、ボールに卵を溶き、塩コショウをしましょう。フライパンにごま油を入れてから熱し、温かいご飯を入れて強火で炒めましょう。刻みネギ、にんにくすりおろし、醤油麹、だしの素を入れて全体に混ぜます。

全体に混ざったら、フライパンの端にご飯を寄せ、空いたスペースにサラダ油をひき、溶き卵を入れてご飯とざっくり混ぜましょう。卵がある程度固まったら火を止めます。そしたら完成です。作るポイントとして、強火でさっと炒めましょう。醤油麹を使うことでおせんべいのような香ばしい香りがして食欲をそそります。普通の醤油で作りよりも一層コクがでてて、味わい深いチャーハンになります。

醤油麹を使ってかぼちゃの煮物

ホクホクのまろやかに仕上がるかぼちゃの煮物の紹介です。材料は、かぼちゃ1/4個約350g、甜菜糖大さじ1、醤油麹大さじ1、水適量です。かぼちゃは種とワタを取り除き食べやすい大きさにカットしましょう。鍋にかぼちゃの皮が下になるように並べて、甜菜糖を振りかけます。そのまましばらく置きます。甜菜糖がとけるぐらいまで待ちましょう。甜菜糖がとけたらひたひたになるぐらいに水を入れます。

この時の水はだいたいかぼちゃが少し出るぐらいに入れます。醤油麹を入れたら火にかけ、煮立ったら火を弱めて落し蓋をします。10分ほどしましょう。竹串が刺さるぐらいまで柔らかくなったら煮汁が少し残る程度で火を止めましょう。そのまましばらく置き味を染み込ませましょう。ポイントとして、甜菜糖を入れた後は時間を置くことで水分が出てきて美味しくなります。水っぽいかぼちゃもホクホクになります。

あと、水は入れすぎないようにしましょう。甜菜糖の量はお好みによって調整しましょう。醤油麹を使うことで甜菜糖の量が控えめでも美味しくできます。

醤油麹を使ってドレッシング

醤油麹を使って簡単なドレッシングのレシピを紹介します。材料は醤油麹大さじ1、オリーブオイル大さじ1、酢大さじ1、はちみつ適量です。ボールで材料を混ぜたら出来上がりですが、レタスはもちろんキャベツやトマト、ブロッコリーの生野菜のサラダにも合いますし、茹で野菜のサラダにも合うドレッシングです。お好みの使い方をしてみましょう。

醤油麹を使ってのスイーツ

料理に色々活用することができる醤油麹ですが、スイーツにも使うことができます。どんな使い方をするのでしょうか?ではレシピを紹介します。今回紹介するスイーツのレシピはみたらし団子です。材料は、白玉粉(上新粉 )120g、お湯100cc、醤油麹大さじ2、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、ごま油適量、黒ゴマです。作り方は、白玉粉にお湯を少しずつ入れながら、耳たぶのやわらかさになるまで練ります。練ったものを丸めます。

丸めた物を沸騰したお湯に入れて茹でます。団子が浮いてきたら引き上げます。ごま油を引いたフライパンで焼き目が付くぐらい焼きます。醤油麹、みりん、砂糖を混ぜた物に茹でた団子を入れて絡めて出来上がりです。最後に黒ゴマをすったものをかけて、和のスイーツに早変わりです。醤油麹を使ったみたらしのたれはアイスやプリンにかけても合います。

醤油麹を使ってみよう

今回『醤油麹の作り方は?旨味は塩麴の10倍?万能調味料の使い方レシピも紹介』と題しまして、醤油麹について詳しく紹介してきましたが役に立てたでしょうか?醤油麹は材料もシンプルで作り方も簡単です。お急ぎの方でも、麹菌の発酵する時間を短縮する方法として、ヨーグルトメーカーや炊飯器などの便利アイテムを使うことで簡単に作ることができます。また、醤油麹の使い方もとっても簡単です。

万能調味料として、簡単な使い方でかける、漬ける、炒めるなど醤油の代わりをして使うことで塩分量も抑えることができ、減塩にもなります。その他にも、醤油も麹もどちらも発酵食品と言うことでこれらが合わさることで、色々な効果効能もあり醤油麹を取ることで嬉しい効果が期待できます。レシピのレパートリーもたくさんあり、家庭での調理アイテムとしてぜひ、使ってみましょう。

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