エビの正しい茹で時間とは?コツ・下処理の方法・レシピも紹介

エビを茹でたら固くなってしまった。そんな経験はないでしょうか。実は、ちょっとしたコツさえつかめば、エビ特有のプリッとした食感に仕上がるのです。この記事ではエビのおいしい茹で方や、茹でたエビを使ったレシピなどを紹介しています。ぜひチェックしてみて下さい。

エビの正しい茹で時間とは?コツ・下処理の方法・レシピも紹介のイメージ

目次

  1. 1おいしさを引き出すエビの茹で時間とは?
  2. 2エビを茹でるときのコツ
  3. 3エビの下処理の手順
  4. 4エビの臭みを取るにはどうすればいい?
  5. 5エビを茹でて作るおすすめレシピ
  6. 6エビの茹で時間を理解しておいしく調理しましょう

「エビを茹でたら、生臭くなってしまった。」
「エビの茹で時間てどれくらい?」
「エビは下処理が大変でしょう?」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。


この記事では、エビごとの茹で時間だけでなく、おいしさを引き出す下処理の仕方や臭みの取り方、おすすめのレシピまで紹介します。エビは茹でるときれいな色合いになって、見栄えのする料理です。パーティ料理やおせち料理にも欠かせません。


この記事を読むことで、エビの茹で時間や茹で方の基本が身に付き、いつものエビ料理に自信が持てるようになるでしょう。マスターすれば、料理の腕がグンと上がってみえます。


自宅でよりおいしいエビ料理を堪能したいと思っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

おいしさを引き出すエビの茹で時間とは?

スーパーやコストコの店頭に並んでいるエビには、いくつか種類があります。主に、殻付きか殻なしか、生か冷凍かです。エビを茹でる際には、種類ごとに茹で時間を区別することが重要になります。種類に合った茹で時間で、エビのプリッとした食感とおいしさを味わえます。


いずれも大切なのは、茹でたあとの余熱も計算に入っているということです。茹でたあとはザルにあけ、粗熱が取れるのを待つと、中までゆっくりと火が入りおいしく茹で上がります。


こちらでは種類ごとの茹で時間を紹介します。

殻付きエビの茹で時間

殻付きエビの茹で時間を紹介します。重要なのは殻付きのまま茹でることと、茹で過ぎないことです。あとで述べる下処理をして、鍋に水と酒、塩を加えて沸騰させ、エビを加えて茹でて下さい。大きさ別の茹で時間の目安は、以下の通りです。


・大:4分
・中:2分~3分
・小:1分

殻なしむきエビ(生)の茹で時間

殻なしむきエビ(生)は、殻付きのエビよりも固くなりがちです。茹で時間に注意しましょう。あとで述べる下処理をして、鍋に水と酒、塩を加えて沸騰させ、エビを加えて下さい。茹で時間は1分程度です。下茹でなら熱湯に20~30秒茹でて下さい。

殻なしむきエビ(冷凍)の茹で時間

殻なしむきエビ(冷凍)は、まず解凍して下さい。そのまま茹でるとドリップが流れ出て、エビの旨みも出てしまいます。流水や冷蔵庫でゆっくりと解凍して、殻なしむきエビ(生)と同じ方法と茹で時間で茹でましょう。

エビを茹でるときのコツ

エビを茹でるときは、何よりも茹で過ぎないことに気を付けましょう。エビを上手に茹でるためには、茹で時間が大切なことはもちろん、他にもいくつかポイントがあります。どれも簡単なので、ぜひ試してみて下さい。

下処理をしっかりと行う

エビを茹でる前に、必要な下処理をしておきましょう。特に大切な下処理は、背ワタを取ることと、臭みを取ることです。下処理を省くと、でき上がりの色と味に大きく影響します。背ワタをしっかり取り除き、エビの旨みを堪能して下さい。

水から茹でる

エビを茹でる際は、沸騰してから茹でる方が失敗が少なくなります。


しかし、冷凍のむきエビを調理するときは、水から茹でることも可能です。冷凍のまま水から入れて沸騰してから1分くらいで取り出して下さい。


ただし、風味を損なわないためには、できるだけ解凍してから茹でるのがおすすめです。

竹串を刺す

エビは加熱すると丸くなります。しかし、寿司ネタやちらし寿司などの場合は、まっすぐに茹でないと使いづらくなります。まっすぐに茹でるために、竹串を刺す方法を紹介します。


背ワタを取ったエビをひっくり返して持ち、腹から尾に向けて竹串を刺します。茹で上がったら自然に冷まし、ゆっくりと竹串を抜いて下さい。

エビの下処理の手順

エビの背ワタは、取り除いてから調理しましょう。残ったままだと、食感が悪くなったり臭みの原因になるからです。爪楊枝や竹串を使って引き抜く方法がおすすめです。思ったより簡単に取り除くことができます。


1.エビの背中を丸めて持ちます。
2.頭側から2〜3番目の節に爪楊枝か竹串を差し込みます。
3.途中で千切れないように、ゆっくりと背ワタを引っ張り出します。

エビの臭みを取るにはどうすればいい?

片栗粉を使用して、エビの臭みを取る方法があります。簡単な方法なので、ぜひ試してみて下さい。


エビはあらかじめ背ワタを取り、殻があれば殻を取っておきます。材料は、エビ約10尾に対して、片栗粉大さじ2、塩小さじ1/2です。


1.エビをボウルに移します。
2.片栗粉と塩を振りかけてよく揉んで全体になじませます。
3.流水できれいに洗い流し、キッチンペーパーで水気をふき取ります。

エビを茹でて作るおすすめレシピ

エビの茹で時間や下処理に気を付けて、プリッと茹で上がったエビを使ったレシピを紹介します。

オリーブがアクセント♪アボカドとエビの時短サラダ

【超時短サラダ】アボカドとえびのマヨサラダ
【時短サラダ🥗❗️】
塩とマヨネーズでシンプルに食べる超時短サラダ。 何の工夫もしていないけど
この組み合わせでご馳走サラダになります❤️ トマトとアボカドは切るだけ、
えびは茹でて、オリーブはそのまま⭐️ アボカドとトマトは加熱しなくても
子供も食べられる野菜なので、時短レシピにはもってこいの食材です。 是非お試しください🌱

茹でたエビのプリッとした食感と、旨みを楽しめるレシピです。食材の種類も少なく、切って混ぜるだけの時短レシピなのに贅沢なサラダができ上がります。たくさん作ってその日の主役メニューにしたり、副菜のひとつに加えたりといろいろなシーンに便利なレシピです。


エビとアボカドは、お互いを引き立てあう素晴らしいコンビです。アクセントに加えたオリーブがサラダの味を引き締めます。茹で時間と下処理に気を付け、食感良く仕上げたエビが主役の料理です。ぜひ作ってみて下さい。

茹でたエビの定番料理シュリンプカクテル

ハーブ香る”シュリンプカクテル”
アメリカで暮らしていると、レストランの前菜、パーティのおつまみなどによく登場する
”シュリンプカクテル”
ボイルえびを、ケチャップ+ホースラディッシュ(西洋わさび)を合わせたソースと組み合わせるのが定番。 このレシピはいつものシュリンプカクテルを少しドレスアップさせたもの。
今回はパクチーを合わせましたが、お好みでバジルやディル、スペアミントと組み合わせもオススメ!
作り置きにも適していて、おもてなしの1品として、また毎日の食卓の副菜としても使えるのでぜひお試しくださいね!

茹でたエビの王道レシピです。外国の映画などでは、レストランの食事で前菜として登場したり、パーティ会場のテーブルに並んでいる光景を目にします。パッと目を引く、見た目にも美しい料理です。ホームパーティにも活躍するレシピでしょう。


こちらのレシピではパクチーを使っていますが、苦手な方はパクチーをミントやディルに変えてみて下さい。ハーブの種類を変えることで風味が変わり、違った味わいを楽しめます。ここでも大切なのはエビの茹で時間です。エビの種類に合わせた適切な茹で時間で、プリッとした食感を損なわないように気を付けて下さい。

エビの茹で時間を理解しておいしく調理しましょう

いかがでしょうか。エビを茹でるときは、茹で時間に注意しひと手間加えると、より一層食感や旨みが引き出されます。エビのプリッとした食感は、他の食材にはないものです。


また、エビは加熱すると美しい色になり、見栄えのする食材でもあります。それゆえ、サラダや和え物、おせち料理などに使用すると、料理が一段と華やかになることでしょう。


この記事を参考に茹で時間に気を付けて、ぜひエビ料理をおいしく、美しく仕上げて下さい。

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