2022年12月19日公開
2024年06月20日更新
ブルーホワイティングってどんな魚?産地や利用方法について紹介
ブルーホワイティングはどのような魚なのか気になる人も多いのではないでしょうか。本記事では、ブルーホワイティングの産地や利用方法などを解説します。また、ブルーホワイティングの特徴・生態についても解説しますので参考にしてください。
「ブルーホワイティングって魚の名前?」
「どのようなところに住んでいる魚なの?」
「日本ではどのように食べられてるの?」
ブルーホワイティングと聞いてもどのようなものを指しているかわからず、疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、ブルーホワイティングの特徴や産地の紹介、利用方法の説明をします。また、ブルーホワイティングの体の大きさなどの特徴や、どのようなところで生産され、どのような形で日本に入ってくるかも解説します。
この記事を読むことで、冷凍の白身魚のフライに含まれるブルーホワイティングについて知ることができます。
ブルーホワイティングについて知りたい方は、本記事を参考にしてください。
ブルーホワイティングとは?
ブルーホワイティングは、日本では馴染みの少ない魚ではないでしょうか。
見た目の特徴は、細長い体型で腹部は銀色になっています。体の大きさは50cm以上になることもありますが、平均は20cm〜30cmほどです。種類としては、鱈の一種で白身魚になります。
生息している水深の深さは平均的に300m~400mほどのところに生息しています。主な産地は大西洋になるので、基本的に日本では漁獲されることはありません。現在は個体数の減少もあり、漁獲制限がかかっているようです。
ブルーホワイティングは、北ヨーロッパなどでは日常的によく食べられている魚です。北ヨーロッパでは、主に魚粉に加工され飼料や肥料に使われることが多いですが、南ヨーロッパやロシアではそのまま食用として流通しています。日本では、中国を経て白身フライに加工され入荷している場合が多いようです。
ブルーホワイティングの味は臭みなども少なく、身はフックラとふわふわしているので、白身魚のフライとしてはとても優秀な魚種になります。海外でフィッシュアンドチップスやフィレオフィッシュなどにも利用されています。
ブルーホワイティングの産地
ブルーホワイティングの主な産地は大西洋になります。場所としては、モロッコからアイスランドに向かう北東大西洋に多く生息しています。また、地中海の北部でも多く生息している場所があります。
しかし、ブルーホワイティングの漁獲量は年々減ってきており、現在では漁獲量が制限され、保護されています。
ブルーホワイティングの利用方法
ブルーホワイティングの利用方法は地域によって異なります。
ブルーホワイティングは淡白な味わいが特徴ですので、フライとして利用されることが多いのではないでしょうか。アジフライよりもクセが少なく、魚臭さがあまりありません。また、身はふっくらとふわふわしており、フライにしても硬くなりにくい特徴もあります。
一方で、日常的に食べている南ヨーロッパなどでは生のまま購入することもできるようです。また、北ヨーロッパでは主に魚粉と油に加工され流通するなど、様々な使用方法がある魚種になります。
ブルーホワイティングの特徴・生態
ブルーホワイティングは細長い体をしており、腹部は銀色に輝いています。体長は50cm以上の個体もいますが、通常は20cm~30cmが一般的です。
学術的にはタラの一種となっており身は白身魚になります。
ブルーホワイティングは、主に寒い地域に生息しています。水深は50m〜1400mほどと言われていますが、実際は水深300m〜400mほどに生息しているようです。
2006年までには漁獲量も多い魚種だったようですが、年々漁獲量は減っていき、現在では漁獲量が制限され保護されています。
ブルーホワイティングのことについて知ろう
ブルーホワイティングについて、理解できたでしょうか。
ブルーホワイティングは、日本で売られている冷凍白身魚のフライの原材料として含まれていることがあります。これから白身魚のフライを食べようとしている方は、1度パッケージ表記の魚の種類を見てみてください。
ブルーホワイティングの味は淡白で、身はふっくらとしており価格も安価です。スーパーなどで見かけた際は食べてみてはいかがでしょうか。