2019年03月28日公開
2024年09月09日更新
ディチェコとバリラの特徴・味の違いは?おすすめのパスタ11選も
ディチェコとバリラの違いを知っていますか?どちらもパスタのブランドの名前になっているのですが、その違いについて知らないという方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、ディチェコとバリラの味や質感の違いや、ディチェコのNo.11など、おすすめの種類、そして口コミなどについて紹介していきます。ディチェコとバリラを食べたことがある人も無い人も、是非試してみて下さい。
目次
ディチェコとバリラは何が違う?
みなさんは、ディチェコというパスタや、バリラという名前のパスタを知っていますか?知らないという方でも、パッケージを見ればきっと見たことがあるという方も多いかと思います。ディチェコとバリラは両方ともパスタなのですが、一体どんな違いがあるのでしょうか?
今回の記事では、ディチェコとバリラ、2種類のパスタの違いや、おすすめパスタなどを紹介していきます。また、ディチェコとバリラの口コミも紹介していきますので、パスタを購入する際の参考にしてみて下さい。ディチェコとバリラについて詳しくチェックしていきましょう。
ディチェコとバリラの特徴
それでは、早速ディチェコとバリラの違いについて見ていきましょう。同じくパスタのブランドであるディチェコとバリラなのですが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
ディチェコ
それでは、まずはディチェコにはどのような特徴があるのかを見てみましょう。ディチェコのパスタはブロンズダイスと呼ばれる製法で成形されており、パスタの表面がざらついているというのが大きな特徴になっています。
表面がざらついていることで、パスタソースの絡みが良いというのが最大の特徴になっています。オイルソースなどのソースを楽しみたいという場合には、つるつるしたパスタよりも表面がざらついているパスタの方が相性が良いそうですので、ぜひ試してみてください。
また、ディチェコはデュラムセモリナ粉を100%使用し、水も天然水を使用しているため、小麦のおいしさを素直に楽しむことが出来るという特徴もあります。日本では、日清フーズ株式会社から販売されているようです。パスタの色は、白っぽい色をしています。
バリラ
続いては、パスタブランドのバリラの特徴について見てみましょう。バリラというブランドは、イタリアで特に人気があるブランドで、人気ナンバーワンのブランドになっているのだそうです。
さきほどのディチェコのパスタとは違い、テフロンダイスで成形されていますのでパスタの表面がつるつるとしているという特徴があります。
イタリア最大の食品会社になっており、日本では、バリラは日本製粉から発売されているパスタブランドのシリーズになっています。パスタの色は黄色っぽい色をしています。
ディチェコとバリラの製法の違い
続いて、ディチェコとバリラの製法の違いについても見ていきましょう。ディチェコとバリラの製法については軽く紹介しましたが、こちらの項目内では両者の製法の違いについて、更に詳しく紹介しています。
ディチェコ
先ほど少し紹介した通り、ディチェコというパスタブランドのパスタは「ブロンズダイス」で成形されたパスタとなっています。ブロンズダイスというのは一体何なのかというと、ダイスというのは鋳型の事を指しており、ブロンズ製でできたダイスの事を指します。
ブロンズダイスはテフロンダイスとは違い、作った時に表面にザラザラ感が出るのが特徴となっています。また、ブロンズダイスから成形されているディチェコのパスタは、アルデンテの時間が短いので、上手に調理するには少し技術のいる種類のパスタになっているのだそうです。
バリラ
続いて、バリラの製造の違いについても見ていきましょう。バリラは、ディチェコの製法とは違い、テフロンダイスで成形されています。先ほどのディチェコのパスタの表面はざらざらとしていましたが、テフロンダイスという方で作られているバリラは、表面がつるつるとした特徴を持っています。
ディチェコとバリラの味・食感の違い
続いて、ディチェコとバリラの味、食感の違いについて見ていきましょう。きっと、見ている多くの方が気になっている項目ではないでしょうか?ディチェコとバリラの味、そして食感はどのようなものなのか、両者の違いを見ていきましょう。
ディチェコ
まず、ディチェコの味と触感から紹介していきます。ディチェコの味は、香りがよく、高級感のある味わいを楽しむことが出来るようです。小麦の香りが強いパスタとなっていますので、小麦感を大切にしたい方におすすめしたいパスタとなっています。
また、もっちりとした食感が魅力のパスタとなっているようです。先ほどから紹介しているように、パスタの表面はざらざらしたものになっていますのでソースをしっかり絡めて楽しみたいという方に特におすすめしたいパスタとなっています。
バリラ
続いては、バリラ社のパスタの味や食感の特徴の違いについて見ていきましょう。ディチェコのパスタはもっちり食感を楽しむことが出来ましたが、こちらのバリラ社のパスタでは違い、噛み応えがしっかりとあり、弾力のあるパスタを楽しむことが出来ます。
また、ディチェコのパスタと違い表面がつるつるとした食感が特徴になっているのですが、特にソースが絡まりにくいといったこともありません。ゆでるのにコツがいるディチェコのパスタとは違い、簡単に美味しいパスタを茹でることが出来るというのも魅力です。
ディチェコとバリラのおすすめパスタ7選
それでは、ここからはディチェコとバリラのおすすめパスタ7選を見ていきましょう。違う質感を楽しむことが出来るディチェコとバリラにはどのような種類があるのかを紹介していきます。
ディチェコNo.11 スパゲッティーニ(1.6mm)
まず最初に紹介するディチェコのおすすめパスタは、ディチェコNo.11 スパゲッティーニ(1.6mm)です。ディチェコNo.11 スパゲッティーニ(1.6mm)は初心者の方にもおすすめのパスタとなっていますので、迷ったときはNo.11をチョイスすると良いかと思います。
また、ブロンズダイス製法で作られていますので、ざらざらとした質感となっていますのでソースの絡みが良いのが特徴です。シンプルなソースとの相性が良いようです。
ディチェコNo.12 スパゲッティ(1.9mm)
続いて紹介する、ディチェコのパスタでおすすめなのはディチェコNo.12 スパゲッティ(1.9mm)です。こちらのNo.12はNo.11のパスタよりも3ミリも太くなっており、ディチェコのパスタの中では一番太さが太いパスタとなっていますので、しっかりとした持っちり感を楽しむことが出来るでしょう。
太麺が好きだという方におすすめしたいパスタです。さっぱりとした魚介のスープとの相性が良いようですので、魚介のスープスパと一緒に合わせてみるなどしてみてはいかがでしょうか?茹で時間は少し長めになっており、約13分ほどになっているようです。
ディチェコNo.10 フェデリーニ(1.4mm)
続いて紹介するディチェコのパスタは、No.11よりも2ミリほど細い、ディチェコNo.10 フェデリーニ(1.4mm)です。カッペリーニというパスタは太さが1.3ミリ未満と決まっているのですが、こちらはそれより少し太めの1.4ミリ幅のパスタになっています。
フェデリーニというのは糸を表す言葉が語源となっているのだそうで、語源からもわかる通り、No.11よりも細く、細さが特徴のパスタになっています。冷製パスタとも相性が良いようで、味が薄まりやすいという冷製パスタの弱点もカバーしてくれるようです。
ディチェコNo.310 フェットチーネ コンスピナーチ
続いて紹介するおすすめのディチェコの種類は、ディチェコNo.310 フェットチーネ コンスピナーチです。No.310は、フェットチーネになっており、まるできしめんの様な平べったい形状のパスタを楽しむことが出来ます。
また、スピナーチとなっていますので、水の代わりにほうれん草と、卵が練りこまれているという特徴もあります。ほうれん草が練りこまれている特徴的なパスタとなっており、見た目も鮮やかなグリーンなので、ホワイトカラーのソースと合わせるときれいに仕上がります。
バリラ スパゲッティNo.3(1.4mm)
続いては、おすすめのバリラのスパゲッティの種類を紹介します。まず最初に紹介するのは、バリラ スパゲッティNo.3(1.4mm)です。No.3は、細さが1.4ミリと細い物となっていますのでレストランなどでも使用されているパスタになっているようです。
細めですとアルデンテにするのが難しそうなのですが、こちらのバリラのパスタなら、細めのパスタでも美味しいアルデンテを作ることが出来るようです。色々なソースとの相性が良いようですので、好きなソースと合わせて楽しんでみて下さい。
バリラ スパゲッティNo.5(1.7mm)
続いて紹介する、バリラのおすすめスパゲッティはバリラ スパゲッティNo.5(1.7mm)です。ディチェコのNo.11よりも、少しだけ太さの太いパスタになっています。こちらのパスタは、あらゆるソースと相性の良いスパゲッティとなっていますので、一番多くシェフなどに使用されているパスタなのだそうです。
バリラ ブカティーニ
続いて紹介する、おすすめのバリラのパスタは、ブカティーニです。ブカティーニというパスタは、小さい穴が空いているという特徴的なパスタとなっており、ローマの名物にもなっている、伝統的なパスタなのだそうです。
ソースの絡みも良く、アマトリチャーナなどの濃い味のソースとの相性も良いパスタになっています。しっかりとした歯ごたえも魅力的なパスタになっています。
ディチェコとバリラの口コミ
それでは、ここからはディチェコのパスタと、バリラのパスタの口コミについて見ていきましょう。それぞれ悪い口コミと、良い口コミの両方を紹介していきますので、パスタでバリラとディチェコのどちらにするか迷った際の参考にしてみて下さい。
悪い口コミ
ところでディチェコってもてはやされてる割にはあんまり美味しくないよね…?私が麺類はもっちり食感が好きだからかもだけど、あの表面のざらざら感がぎゃくにぼそぼそして感じられちゃう
— 帰還を果たしたじょせ隔離所 (@jose_rambles) June 2, 2016
こちらの分の飯炊きババアした。
— kurikuri321 (@kurikuri321) May 16, 2018
刻み青じそたっぷりのアンチョビペペロンチーノ(写真なし)はバリラのせいで微妙だった。
何故がバリラのまずいロングパスタと、国際のマズそうなフィットチーネしかない事態な家。
バリラはやっぱり好きじゃない。
それでは、まずはバリラとディチェコ、それぞれの悪い口コミから見ていきましょう。それぞれにファンも多いスパゲッティブランドなのですが、やはりあまり好きではないという方もいます。
上の方の口コミでは、ディチェコ特有のざらざら加減が好きではないという内容の口コミになっています。ソースが絡まりやすいという特徴があるディチェコなのですが、ざらざら食感が苦手だという方には少し苦手だと感じるかもしれません。
また、下の方の口コミでは、バリラがあまり好きではない様子が口コミ内容から見て取れます。もっちり食感が人気となっているバリラですが、やはり苦手だと感じる方もいるようです。
良い口コミ
ディチェコはソースをよく吸いますから私もこれが多いです
— メイ (@jVpgWDAbBkpWAoX) March 25, 2019
パスタ乾麺といえばバリラ一択な熱心なバリラ教信者なわたしですが、このバリラアカデミアシリーズはほんと素晴らしいから! ソースなしで麺だけツルツル食べられる気がするくらい美味しい! pic.twitter.com/U1c5aGzelX
— 泉野ジュール(Jules) (@Jules_FS) January 28, 2018
もちろん、口コミは悪い内容のものだけではありません。こちらではディチェコとバリラの良い口コミを見ていきましょう。上の方の口コミでは、先ほどの口コミとは逆に、ざらざら食感が気に入ったという内容の口コミになっています。やはりソースが絡まりやすさはディチェコの魅力のようです。
また、下の方の口コミではバリラのパスタが好きだという内容の口コミになっています。口コミ内で紹介されているアカデミアシリーズも、口コミを読んでいるだけで食べたくなってしまうような口コミになっており、バリラが好きな様子が伝わってきます。
パスタの種類
それでは、最後にパスタの種類について少し紹介していきます。パスタはどれくらいの種類があるのかなど、あまり知らなかったこともあるかと思いますので是非チェックしてみて下さい。
500種類以上と豊富
スパゲッティやコンキリエなど、いろいろな種類があるパスタなのですが、その種類はなんと500種類以上もあるといわれています。種類豊富なパスタも色々な分類方法で分けられます。
ショートタイプとロングタイプ
皆さんもお馴染みの分類方法となっているのは、やはりショートタイプとロングタイプではないでしょうか?その名の通り麺が長いかそうではないかで分類されたパスタとなっており、ロングパスタは約25cmほどの長さにカットされたものになっています。食感の違いを感じやすいパスタとなっています。
また、ショートパスタは形状も楽しめるパスタとなっており、ロングパスタ同様に様々なソースをかけて楽しむことが出来るパスタとなっています。マカロニや、ファルファッレなどのパスタがあります。
テフロンダイス仕上げとブロンズダイス仕上げ
今回の記事の中では、テフロンダイス仕上げと、ブロンズダイス仕上げについても紹介してきました。ブロンズ仕上げというのは表面がざらざらとした食感に仕上がりやすい方法になっており、この製法で作られているディチェコは表面がざらざらしており、ソースも絡みやすいというわけです。
ディチェコとは違い、テフロンダイス仕上げで成形されているバリラの方はというと、ざらざらした質感とは違いつるつるとした質感を楽しむことができるパスタになっています。
ディチェコとバリラを特徴に合わせて使い分けよう
いかがでしたでしょうか?今回の記事では、ディチェコとバリラの特徴や、口コミなどについて紹介してきました。ディチェコはざらざらした食感、そしてバリラはつるつるとした食感といったように、質感の違いが大きな違いになっています。
ディチェコはNo.11のものが定番人気となっていますので、ディチェコの種類に迷ったときは是非チェックしてみて下さい。皆さんも、ディチェコやバリラの味を是非試してみて下さい。