練乳を使ったレシピ集！甘いスイーツからマヨ料理まで美味しいアイデア紹介

練乳は甘くてとろーり、サクサクのトーストにかけても、プリンに入れてコクを出しても、定番スイーツにピッタリのアイテムです。マヨネーズとの相性もよく、ティースプーン1杯入れるだけで、サラダなどはデリで買ったようなコックリとした深みのある美味しいおかずに早変りします。そのほかにも定番のエビマヨなど、メイン料理にもアイデア次第で幅広く使えます。また牛乳と砂糖だけで作れる自家製練乳のレシピも紹介します。

「レシピ」とは呼べないくらいに簡単にできる練乳のレシピ一つ目は、練乳バタートーストです。こんがり焼いた食パンに、マーガリンまたはバター10gを塗り、上から好きなだけ練乳をかけるだけです。熱いうちにバターを塗ると、パンに染み込んでジュワーっと美味しい食感が楽しめるのでおすすめです。

次のレシピもとても簡単な練乳レシピです。ピザ用チーズ（適量）またはスライスチーズ１枚を食パンに乗せ、チーズが溶けるまでこんがり焼きます。焼きあがったら練乳をお好きなだけ上からかけて出来上がり。食パンに先に練乳を乗せ、それからチーズを乗せて焼く、というレシピも人気のようです。塩気のあるチーズと甘い練乳で、甘じょっぱい贅沢トーストのレシピです。

食パンをこんがりトーストし、いちごジャム（適量）と練乳（適量）をかけるだけの、簡単レシピです。生のいちごに練乳をかけて美味しいのだから、いちごジャムに練乳が合うのも納得ですね。いちごジャムの他にも、ブルーベリーやラズベリーなど、ベリー系のジャムやコンポートで試したレシピも人気のようです。

好きなパンをトーストし、クリームチーズ大さじ１を塗り、スライスしたイチゴをトッピングして、最後に練乳をかけるだけのレシピです。クリームチーズケーキのような味がする、という声もあり、子供のおやつや朝食にも人気のレシピです。イチゴの代わりにバナナを使ってアレンジしたり、クリームチーズの代わりにバターを塗ってあっさり目にアレンジしたりもできます。

次の練乳トーストレシピは、あずきを使った和風スイーツです。熱いトーストにバターまたはマーガリン10gを塗り、小豆を大さじ2～3（お好きなだけ）を乗せて、仕上げに練乳をかけます。お好みできな粉をまぶすと、大豆たんぱくがプラスされて甘いだけでなく、栄養価もアップしたアレンジレシピになります。

フレンチトーストに練乳を一さじ加えるだけで、いつものフレンチトーストがミルキーな仕上がりになるレシピです。食パン（6枚切り）2枚を、卵・1個、練乳・大さじ1、牛乳50CCをよく混ぜた液に染み込ませます。サラダ油またはバターを溶かしたフライパンに入れて両面をこんがり焼いたら出来上がりです。そのほか、いつものフレンチトーストに練乳をかけるだけのシンプルレシピも人気のようです。

牛乳400gにバニラエッセンスまたはバニラビーンズ（適量）を入れ、鍋や電子レンジで沸騰直前まで温めます。ボウルに卵2個と練乳・大さじ2を溶き、温かくなった牛乳を少しずつ加えていきます。茶こし等で2回こし、プリン型や耐熱型の小さめの容器に入れます。プリン液と同じ高さくらいまで水を張った鍋を沸騰直前にまで温めます。プリンをお湯の中に入れ、蓋をして20分ほど待ちます。冷蔵庫で冷まして出来上がりです。

昔懐かしい、あっさり目のミルクプリンに練乳を入れたアレンジレシピです。ゼラチン5gを、温めた牛乳・大さじ3でふやかします。牛乳・360㏄と練乳・大さじ3をよく混ぜ合わせた牛乳液に、溶かしたゼラチンを入れます。よく混ぜて溶かしきったらプリンカップなどの容器に入れます。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて固めます。お好みでカップの底や最後のトッピングに甘いフルーツソースを足すのも美味しいでしょう。

しっかりした食感とコックリした甘みが好きな人におすすめなのが、このブラジルプリンです。他のプリンよりも練乳を多めに使い、オーブンでしっかり焼くレシピです。砂糖・40gを入れた小鍋を火にかけ、カラメル色に溶けたら、水・小さじ1を加えて溶きのばし、プリン型に注ぎます。牛乳・400㏄と練乳・150㏄をよく混ぜて沸騰直前まで火にかけます。ボウルに卵・3個を溶き、温めた牛乳液を注ぎながら、よく混ぜます。

プリン液をカラメルを敷いた型に入れ、お湯を入れたバットに型ごと入れます。150℃に予熱したオーブンに入れて、30－40分蒸し焼きにします。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて完全に冷まし、切り分けて頂きます。さらに濃厚にしたい場合は、牛乳の量を減らし、練乳の量を増やすなど、自分なりにレシピをアレンジしてみてください。

練乳と相性抜群のいちごを使った美味しいムースのレシピです。ゼラチン・5gをお湯・大さじ2で溶かします。いちご・300gにレモン汁・大さじ1/2、砂糖・大さじ1をかけて、電子レンジで2分ほど加熱し、柔らかくします。溶かしたゼラチンと合わせて、ミキサーにかけます。ミキサーがない場合はフォークでつぶし、完全に冷めるまで待ちます。

別のボウルに練乳・大さじ4を生クリーム・200㏄に加え、7分立て（泡だて器を上げるとゆるゆるとリボンがかけるくらい）します。冷めたイチゴ液を生クリームに少しずつ加えながら混ぜ合わせます。プリンカップやココットに、市販のスポンジケーキやロールケーキの薄切りを敷きます。（省略可）ムース液を容器に流しいれ、冷蔵庫で冷やして固めます。トッピングにいちごソース、生のいちご、生クリームなどを乗せて、出来上がりです。

練乳入りでももう少しさっぱりしたムースがいいな、という人のためのスピードヨーグルトレシピです。ゼラチン・5gをお湯・大さじ2でふやかします。水切りヨーグルト・130g、練乳・大さじ4、牛乳100㏄、ヘタを取ったいちご・250g、ふやかしたゼラチンをすべて一緒にミキサーで、滑らかになるまで混ぜます。好みの型に入れて冷蔵庫で冷やし固めます。レシピ中の牛乳の一部を生クリームに変えるとリッチで濃厚な味になります。

ワンボウルでできる簡単練乳入りパウンドケーキです。卵・2個と砂糖・40gをよくすり混ぜます。練乳・40gとサラダ油・40gを加えてよく混ぜ、最後にふるった小麦粉・120gとベーキングパウダー・小さじ1を加えて混ぜ合わせます。型に流しいれ、180℃に予熱したオーブンに入れて、30分から40分焼きます。竹串を刺して、何もついてこなければ出来上がりです。練乳のほのかな甘さと、しっとり感が美味しいケーキのレシピです。

練乳入りのコックリとした甘い生クリームが美味しい、ロールケーキのレシピです。卵（Lサイズ）・3個を卵黄と卵白に分けておきます。卵白とグラニュー糖40gを泡だて器で角が立つまで泡立て、冷蔵庫に入れておきます（メレンゲ）。別のボウルに卵黄にグラニュー糖30gを加えてもったりするまで泡立てたら、サラダ油・25g、水または牛乳25gを加えて混ぜます。さらにふるった薄力粉60gを加えてよく混ぜ合わせます。

冷蔵庫から取り出したメレンゲの半分を卵黄液に入れ、ゴムベラで切るようによく混ぜ合わせます。残ったメレンゲも入れてボウルの底から生地を持ち上げるようにして混ぜます。クッキングシートを引いた天板（27cmx27cmサイズ）に生地を流しいれて、天板ごと少し持ち上げて落とし、余分な気泡を取り除きます。180℃予熱したオーブンに入れて10分ほど焼きます。

焼きあがったら天板ごと一度落とし、ひっくり返してスポンジを型から外します。ラップをかけて生地を冷まします。ボウルに生クリーム・150g、練乳・30g、ブランデーまたはキルシュ・小さじ1/2（あれば）を泡立てます。冷めたスポンジに生クリームを塗ります。手前は少し多めに、最後は2cmほど残して塗り、ゆっくり丁寧に巻いていきます。ラップをして冷蔵庫で2，3時間、スポンジとクリームを馴染ませて、出来上がりです。
 

とろっとしていて、とても甘い練乳ですが、使い道はスイーツだけではありません。クリーミー感や、甘み、コクを出す隠し味として大活躍する練乳のアイデアレシピは沢山あります。エビマヨ、鶏マヨ、あえ物、サラダ等々、メインのおかずにも、あと一品の副菜にも使うことができます。ネットでも美味しいと話題の、練乳入りおかず料理のレシピを紹介していきます。

子供も大人も大好きな、ぷりぷりのエビマヨ、実は練乳が甘い隠し味なのを知っていますか？使うのはほんの少量ですが、練乳が入っているだけでワンレベル上のとても美味しいエビマヨができます。ではレシピを見ていきましょう。まず最初に海老・200gは殻や背ワタを取り除き、水気を切っておきます。塩、コショウ・各一つまみと酒・小さじ1を揉み込んで10分ほど寝かせます。

別のボウルにマヨネーズ・大さじ2、トマトケチャップ・大さじ1/2、練乳・大さじ1/2、牛乳・小さじ1、醤油・小さじ1/2を混ぜ合わせておきます。下味をつけたえびの水気をキッチンペーパーなどでふき取り、小麦粉・大さじ1、片栗粉・大さじ1をまぶします。170℃～180℃の油で揚げるか、少な目の油で揚げ焼きにします。えびが熱いうちにソースのボウルに入れて混ぜ合わせて味を馴染ませて完成です。

エビマヨのアレンジで、鶏むね肉を使った鶏マヨのレシピです。アレンジのポイントはレモン汁を少し加えてさわやかさをプラスすることです。鶏むね肉・1枚を一口大に切り、塩、コショウ、各一つまみ、砂糖小さじ1/2、酒・大さじ1を揉み込んで下味をつけます。別のボウルにマヨネーズ・大さじ3、レモン汁・大さじ1/2、練乳・大さじ1、ケチャップ・大さじ1/2、スイートチリソース・小さじ1/2（あれば）を混ぜ合わせます。

下味をつけた鶏むね肉に、小麦粉、片栗粉・各大さじ1と1/2をまぶし、170℃～180℃の油で揚げるか、揚げ焼きします。揚げたら、温かいうちにマヨネーズソースに入れて絡めます。鶏マヨにはジャガイモを入れてボリューム感を出したり、エビマヨにはホタテをプラスしたりとアイデア次第で応用が効きます。濃厚な味付けの料理なので、レタスやベビーリーフなどの葉物サラダと一緒に盛り付けるのが人気です。

エビも鶏にも合う練乳入りマヨソースでしたが、鮭にもとっても合います。鮭（低塩または無塩）・3切れを一口大に切り、塩、コショウと酒・大さじ1で下味をつけ、小麦粉・片栗粉・各大さじ1をまぶしたら、揚げ焼きします。鶏マヨとおなじマヨソースを絡めて出来上がりです。このマヨソース料理には、鮭やタラ、イカなど、癖や臭いのあまりない具材で料理した、美味しいアイデアレシピがたくさんあります。

ケンタッキーのお店で食べるような甘くてクリーミーなコールスローサラダのアイデアレシピです。キャベツ・4-5枚分と人参・1/2本分をみじん切りにし、塩・小さじ1/2を揉み込んで15分ほど置きます。水が出てきたらギューッと絞ります。水気を取った野菜とマヨネーズ・大さじ2、練乳・大さじ1、酢・大さじ1、玉ねぎのみじん切り・大さじ1をあえて、塩・胡椒で味を調えたら出来上がりです。

サツマイモ・1本を1㎝角に切り、水にさらしておきます。茹でたら、マヨネーズ・大さじ3、練乳・大さじ1、粒マスタード・小さじ1、塩・コショウ・一つまみと混ぜ合わせて出来上がりです。サツマイモが煮崩れないように、火が通ったらすぐに鍋からサツマイモを取り出してください。アイデアレシピとして、かぼちゃの代用も可能です。

いつものポテトサラダに練乳を少し加えると、デリで買ったような濃厚なサラダに早変わりです。じゃがいも・300g、いちょう切りにした人参・1/4分を茹で、ゆで卵・2個と一緒にマッシャーでつぶします。薄切りきゅうり・1/2本分、さいの目切りしたハム・3枚を加えて混ぜます。マヨネーズ・大さじ4、練乳、牛乳・大さじ1を混ぜて塩・コショウで味を調えます。じゃがいもの代わりにマカロニを使うアイデアレシピも人気です。

甘いトーストからエビマヨやサラダまで、アイデア次第で色々な料理に使えるレシピを紹介しました。お気に入りのレシピは見つかりましたか。練乳はとても甘いので、おかず料理には少量の隠し味程度で加えるのがコツですが、砂糖と牛乳を使う甘いお菓子を作る場合には、思い切ってたっぷり使ってみてもよいでしょう。練乳を買った際には、ここで紹介した美味しいレシピをぜひ再現してみてください。