じゃがいもの煮っころがしの作り方を伝授！圧力鍋を使った簡単レシピも

煮っころがしとは、調味料が焦げ付かないように、鍋の中で転がしながら煮詰めた料理のことです。里芋が有名ですが、じゃがいもでも美味しく作れます。本記事では、じゃがいもの煮っころがしの基本レシピと人気アレンジレシピを紹介します。簡単に作れるレシピをピックアップしましたので、献立の参考にしてください。

【材料】

• じゃがいも…4個
• ごま油…適量
• 蜂蜜…大さじ2
• 醤油…大さじ2
• ねぎ…適量
• 柚子の皮…適量

下準備として、じゃがいもの皮は、剥いても剥かなくても構いません。ただし、芽は取り除くようにしてください。芽には、ソラニンという毒素が含まれています。特に家庭菜園で採れた未熟で小さいものは、ソラニンが多く含まれていることが多いため、注意が必要です。皮が緑色の場合には、皮を厚めに剥いてから使用しましょう。

市場に出回る新じゃがはみずみずしく、皮も柔らかいため、皮つきのままの調理に向いています。新じゃがの方がビタミンが多く含まれていますので、水にさらさずに、皮ごと食べて栄養を余すことなく、摂取してください。

新じゃがではない、じゃがいもは大きいものもあります。火が通りにくくなるため、大きいものは切ってから調理した方が良いでしょう。

【作り方】

1. じゃがいもの芽の部分を取り、4つ割りにして水に10分程さらして、キッチンペーパーで水気を拭き取る
2. フライパンにごま油をひき、1を入れて表面が透き通るまで炒める
3. ひたひたに水を注ぎ、落し蓋をして5分程煮る
4. 蜂蜜と醤油を入れて混ぜ、落し蓋をする
5. 水分がなくなってきたら、落し蓋を取り、水気がなくなるまで炒り煮する
6. 器に盛りつけ、ねぎと柚子の皮を添えて完成

蜂蜜と醤油で味付けをした、シンプルなレシピです。蜂蜜を使用しているため、コクが出ます。じゃがいもはお好みでカットしてください。皮は剥いても剝かなくても構いません。炒り煮をする時には、フライパンを振りながら、焦げないように注意しましょう。

圧力鍋を使って簡単に作れるレシピです。じゃがいもに火を通すには、時間がかかってしまいますが、圧力鍋を使えば時短に仕上がります。ベーコンと玉ねぎ、バターも一緒に煮込むことで、白ご飯にもパンにも合うおかずになります。バター醤油味は、子供も喜ぶでしょう。

作り方のポイントは、バターは火を消してから加えることです。そうすることで、バターの香りが飛ばずに楽しめます。お酒にも合う味付けですので、おつまみとしてもおすすめです。

小ぶりな皮つきの新じゃがを、にんにく味噌で香ばしく仕上げたレシピです。バターも加えているため、まろやかでコクがあります。後引くおいしさで、箸が止まらないでしょう。

大人好みの味付けで、お酒との相性も抜群です。焦げ付きやすいので、バターを加えてからは火を止めて、余熱で焦げ目をつけるようにしてください。

甘辛いひき肉と一緒に炒めたレシピです。ひき肉が入ったことで、食べ応えもでて、ご飯が進むおかずになります。子供にも人気の味付けです。新じゃがはひき肉と一緒に炒めて火を通すので、下茹での手間が省けて、手軽に作れます。

ただし焦がさないように、こまめに混ぜることがポイントです。焦げるのが心配な人は、あらかじめ、レンジで加熱した方が良いでしょう。

じゃがいもの煮っころがしの基本レシピとアレンジレシピを紹介しました。新じゃがは皮つきのまま、調理するのがおすすめです。新じゃがでない、じゃがいもは大きい場合、切ってから調理した方が良いでしょう。また、じゃがいもの芽には、毒素が含まれていますので、しっかりと取り除いてから調理してください。

甘辛い味付けのじゃがいもは、箸が止まらなくなる美味しさです。焦げやすいため、こまめに転がすことがポイントになります。本記事で紹介したレシピを参考に、お好みの味付けで楽しんでください。