2021年05月24日公開
2024年11月10日更新
焼き芋焼酎の魅力とは?美味しい飲み方やおすすめの銘柄も紹介!
焼き芋焼酎の魅力について解説します。焼き芋焼酎の特徴や美味しい飲み方、おすすめの人気銘柄などをまとめました。焼いたさつまいもの特徴的な香りなどについても紹介しているため、飲んだことのない方も普段の晩酌などで、ぜひ試してみてください。
焼き芋焼酎の魅力や人気銘柄などを紹介!
お疲れさまです🍶#のんべえ#家呑み#晩酌#焼き芋焼酎 pic.twitter.com/tW23r68KAa
— smile☺︎ (@fujiz7) February 8, 2018
焼酎の主原料は、麦や黒糖、さつまいもと様々な種類があります。芋焼酎と焼き芋焼酎は同じさつまいもを主原料としていますが、製造過程が異なります。芋焼酎はさつまいもを蒸して造られるのですが、焼き芋焼酎はさつまいもを焼いて造られるのです。焼くことにより、焼き芋の特徴的な香りと味わいを堪能できます。
使うさつまいもにもこだわったおすすめの人気銘柄などを、厳選して紹介します。焼き芋焼酎の特徴や美味しい飲み方も掲載しているので、あまり飲んだことがない方も家飲みなどで試してみてください。
焼き芋焼酎の魅力
魅力①焼いたさつまいもを使用している
仕事帰りに去年買えなかったみなと屋さんの冷やし焼き芋にリベンジ
— TAKA@モンハンライズ (@tak0630) May 20, 2020
冷やし焼き芋生クリーム添えと焼き芋焼酎
芋と芋のコラボ🍠#みなと屋 #焼き芋 #冷やし焼き芋#焼き芋焼酎 #鬼火 pic.twitter.com/YoaY1rbEvH
焼き芋焼酎と芋焼酎の原料は、さつまいもです。芋焼酎は蒸したさつまいも、焼き芋焼酎は焼いたさつまいもを使用しています。焼酎の製造過程は、麹をつくり、麹と水、原料となるさつまいもなどを混ぜ合わせます。原酒を熱して蒸気となったものを、再び冷やして液体にするという蒸留を行うのです。
蒸留することで、蒸留しない日本酒と違ってアルコール度数も高くなります。蒸留した原酒をねかせて、熟成させた原酒をブレンド、割水をして完成となります。さつまいもを焼くには、技術が必要です。表面を焦がし過ぎずに芯まで焼くためには、ひとつひとつ丁寧に手をかけて焼きあげられます。そのため、量産しにくい特徴もあります。
魅力②特徴的な香りと味わい
今年、芋とウィスキーが呑めるようになりました!
— えりちん(𝔼𝕣𝕚) (@love_electone) December 31, 2019
そして、年末最後に、とても美味しい芋をいただきました!!
焼きいもの香りがする、#やきいも黒瀬 これは美味です❤️
来年も美味しいお酒を嗜んで行きたいと思います(^_^)#焼き芋焼酎 #やきいも #黒瀬 #鹿児島酒造 #芋焼酎 pic.twitter.com/Jp5rlxPpMf
さつまいもの焼き加減にこだわりつくられる焼き芋焼酎は、焼いたさつまいもの香ばしい特徴的な香りと味わいが魅力です。同じさつまいもでも加熱方法の違いにより、成分や水分量も異なってきます。焼いたさつまいもは、蒸したさつまいもより水分量や重量も減少する傾向にあります。
つまり、蒸すより焼いたさつまいもを使用する焼き芋焼酎のほうが、揮発成分などの香り成分が豊富に含まれているのです。原料だけでなく麹や蒸留、熟成によって香りは違ってくるため、銘柄によっても風味は違うのです。焼き芋焼酎は製造過程により風味が落ちにくいため、香ばしい甘い香りと濃厚な味わいを長く愉しむことができるでしょう。
焼き芋焼酎の美味しい飲み方
飲み方①お湯割り
美味しい♪#焼酎#焼き芋焼酎#お湯割り pic.twitter.com/I7753aZY3P
— ゆういち (@Uz8VkvHZcexPHVC) June 13, 2020
焼き芋焼酎のおすすめの飲み方は、お湯割りです。お湯割りにすることで、より焼き芋の特徴的な香りと濃厚な風味を味わうことができるからです。お湯割りを美味しくいれるポイントは、先にお湯をいれてから、焼き芋焼酎を注ぎましょう。お湯と割ることで、焼き芋の香りとより豊かな風味を味わうことができます。
焼酎の後にお湯をいれると、アルコールが揮発してツンとした刺激のある香りがするので、順番には注意しましょう。作り方は、焼き芋焼酎とお湯5:5あるいは6:4が理想です。アルコール度数が15%くらいになるように割ると、より焼き芋の香りを感じることができます。銘柄や好みに合わせて調節してみてください。
飲み方②水割り
蔵の師魂いもいも 紫
— 酒貧乏ぼっち職人 (@CraftmansBocchi) January 6, 2021
燗にして
水割り
で
呑みたいと
存じます#親父からもらったやつ #ケトル #ちろりはAmazon#蔵の師魂#焼き芋焼酎 pic.twitter.com/cmRceJ7xxm
初めての方でも、比較的飲みやすい水割りもおすすめの飲み方です。焼酎と水の黄金比は6:4で、通称ロクヨンといわれています。焼き芋焼酎の場合は濃厚な風味や香りがよりまろやかになるように、水の比率を増やしてみるのもおすすめです。作り方はお湯割りと違って、氷をいれたグラスに焼き芋焼酎を注ぎ、そのあと水をいれます。
最後にマドラーなどで3回ほどかき混ぜて出来上がりです。飲むときに水割りをつくる以外に前割という方法があります。焼酎と水を好みの割合でいれて、瓶などで1日から数日ねかせてなじませることを前割りといいます。前割りすることで味が馴染みまろやかさを堪能できます。
また、割るために使用する水にこだわるなら、ミネラル豊富な硬水は味のバランスが崩れやすいので軟水がおすすめです。
焼き芋焼酎のおすすめ銘柄
【杉友】鹿児島大地
志村けんが愛した焼き芋焼酎を購入。
— カッサイ的ブログ👨💼 (@momochiseiryo) April 12, 2020
世界最高峰の一流コメディアンがどんな酒を嗜んでいたか恐る恐る味わう!#志村けん#杉良太郎#焼き芋焼酎 https://t.co/Yy6wcIas6A pic.twitter.com/C1FtBMwwsg
鹿児島大地は、俳優で歌手の杉良太郎さんと鹿児島酒造の3代目総杜氏とともにつくりあげられた焼き芋焼酎です。焼酎を仕上げる量だけのさつまいもを、最適な焼き加減にこだわり24時間かけて焼きあげています。原酒を2日間かけて-5℃まで冷却して不純物を除去していきます。
手間暇かけた鹿児島大地は、日をおくほどに焼き芋の芳醇な香りと甘みを存分に味わうことができるでしょう。アルコール度数は25%、価格は750mlで約2,570円です。こだわり抜いた鹿児島大地は、長年のファンも多いおすすめの人気銘柄です。
【老松酒造】寧
脚トレしたので今夜はがっつりと😊#焼酎 #焼き芋焼酎 #老松酒造 pic.twitter.com/KZCljcaEVP
— s.nishimura (@cru100s) April 2, 2021
老松酒造は、樽や麹にもこだわり「世界があっという焼酎をつくる」ことを目指しています。自然豊かな大分県にある老松酒造の寧は、南九州産の黄金千貫を丁寧に手をかけ焼き上げるのです。寧には、じっくりていねいなという意味があり、杉林の濾過された天然水を使用してつくられています。
寧は、香ばしい香りと甘み、キレのある風味があります。アルコール度数は25%、価格は720mlでおよそ1,375円です。飲み方は、お湯割りやロックがおすすめです。
【光武酒造場】魔界への誘い
おほー!#魔界への誘い #焼き芋焼酎 pic.twitter.com/z0VZi7PacJ
— さかなやん ※生息地ドブ (@good_goods_wear) November 9, 2016
佐賀県にある光武酒造場は、1688年創業し「伝統の中からの革新」をかかげ品質向上に努めています。魔界への誘いは、黄金千貫と米麹で仕込んでいます。さつまいもは、皮に焦げがつかないくらいの絶妙な焼き加減で皮ごと粉砕して使用するのです。
水は、すべて多良山系の伏流水を使用しています。アルコール度数は25%、価格は1800mlで約2,541円(税込)です。雑味がなくすっきりとした風味が魅力の魔界への誘いは、飲みやすいと人気のある銘柄です。
【濱田酒造】KAIDO
焼き芋焼酎🍠
— 𝒜𝓁𝒾𝒶𝓁𝒾☪︎‧*˚✩︎‧₊˚ (@aliali_hokulele) December 5, 2020
お湯割りでいただきます😋
うまーーい◡̈♥︎#キャンプ #焼き芋焼酎 pic.twitter.com/GXU17I3lLg
濱田酒造の3つの蔵のひとつでつくられるKAIDOは、スイーツのような甘いシルクスイートを焼き上げています。シルクスイートは春こがねと紅まさりを交配させてできており、2012年から販売が開始された品種です。後に残らない上品な甘みと滑らかさが魅力のシルクスイートを使用したKAIDOは、食中酒としてもおすすめします。
蒲焼きや鍋料理、天ぷらなどとも好相性です。お湯割りにすることで、繊細な甘みと香ばしさが際立ちまろやかな風味が口の中に広がります。アルコール度数は25%、価格は900mlで1,408円です。シルクスイートと白麹で仕込んだKAIDOを、ぜひご賞味ください。
【大久保酒造】杜の妖精
いただきましゅ #芋焼酎 #焼き芋焼酎 #杜の妖精 #大久保酒造 pic.twitter.com/dquJ6mHz0L
— ケーイチ (@Keiichi_Bass) December 30, 2016
大久保酒造は、会長がさつまいもを扱う会社を経営していたことがきっかけで、焼酎をつくるようになったといいます。鹿児島県にある大久保酒造は、量産ではなく良産を目指して、昔ながらの甕仕込みで丁寧に焼酎をつくりあげています。杜の妖精のさつまいもは、関連会社や地元の契約農家が丹精込めて育てたものを使用しているのです。
大隅半島や霧島山系から湧き出る地下水を割り水などで使用し、国産にこだわり米麹もつくっています。アルコール度数は25%、価格は1800mlで約2,860円(税込)です。杜の妖精は濃厚で芳醇な味わいが魅力なので、人気のあるおすすめの銘柄です。
【田崎酒造】鬼火
いいよねぃ〜お湯割り🐱
— パト🌟ニャンコとウサギ🐱🐰 (@NekoUsa210101) March 27, 2020
焼き芋焼酎のお湯割りはたまらないっす🐈✨
今回は鬼火っす🔥#焼き芋焼酎 pic.twitter.com/qfSWUA4PNT
明治20年創業の田崎酒造は、長期醸造にこだわり本格熟成焼酎の普及に力を入れています。鬼火は、古代より稀にみる名水と、種子島の契約農家で栽培された種子島紫芋を使用しています。香りと甘みが強い種子島紫芋は、自家製釜炭火焼で時間をかけて焼きあげるのです。
こだわりの麹と名水、焼き芋を混ぜ合わせることで、特徴的な色鮮やかな紫色の諸味となります。アルコール度数は25%、価格は1800mlで約2,280円(税抜)です。香ばしさと豊かな甘みを味わうことができる鬼火は、女性にもおすすめの人気の高い銘柄です。
【鹿児島酒造】やきいも黒瀬
焼き芋焼酎『黒瀬』に加えて、ごま焼酎『紅乙女』を購入💡宅飲み開始👍#焼き芋焼酎#黒瀬#ごま焼酎#紅乙女 pic.twitter.com/SssbeyEkec
— へいやん (@heiyan360) January 8, 2021
昭和42年に「和を重んずる造りから焼酎が生まれる」という信念のもと、すべての人に愛されるやきいも黒瀬が誕生しました。鹿児島酒造のやきいも黒瀬は、鹿児島県産の黄金千貫と麹米としてタイ産の好適米を使用しています。原料の安全性には、徹底的にこだわり抜いているのです。
黄金千貫を、焼き芋の風味を損なうことなく丁寧に釜で焼き上げられています。黒瀬杜氏伝承蔵が開発した革新の技術で常圧蒸留さることで、芳醇な香りとやさしい甘さを堪能できます。お湯割りで豊かな香り、ロックで甘みを愉しむことができるでしょう。豊かな香りを堪能できるやきいも黒瀬は、初めて焼き芋焼酎を飲む方にもおすすめの銘柄です。
焼き芋焼酎の香りと味わいを堪能しよう!
焼き芋焼酎の魅力や美味しい飲み方、おすすめの人気銘柄を7つ紹介しました。なかなか飲む機会のい少ない焼き芋焼酎ですが、一度飲むと香りや味の虜になることでしょう。お湯割りや水割りにすると味もまろやかになるので、初めての方も飲みやすくておすすめです。
水と焼き芋焼酎を割り寝かせる前割したものを、そのまま飲むだけでなく、燗にするのもまろやかな風味を愉しめます。さつまいもの品種や銘柄によって風味も違うので、好みの飲み方でぜひ味わってみてください。