2021年04月12日公開
2024年11月09日更新
スイス料理「ロスティ」の基本レシピを紹介!作り方のコツやアレンジも
ロスティの基本レシピと作り方のコツをまとめました。じゃがいもの切り方や焼き方など、ロスティを上手に作るためのポイントを解説します。簡単なアレンジレシピも紹介しますので、スイス伝統料理のロスティを朝食やおつまみに作ってみましょう。
ロスティの作り方やアレンジレシピを紹介!
スイスのお料理ロスティ😋💕
— Garu (@_Valnoir) April 8, 2021
カリカリほくほくで美味ー!! pic.twitter.com/MGCnfOBT4p
スイスやドイツ周辺で食べられているロスティは、じゃがいもを焼いた、朝食やおつまみにぴったりな料理です。ポテトパンケーキ、レシュティなど、さまざまな呼び名がありますがどれも同じような料理です。本記事では、ロスティの基本の作り方と、上手に作るコツをまとめました。
また、カルディやコストコ、業務スーパーで人気の、市販のロスティについても解説しています。簡単なアレンジレシピも紹介しますので、スイス伝統の味を楽しみましょう。
ロスティの基本レシピ
材料・作り方
材料は、じゃがいもと塩こしょう、サラダ油(またはオリーブオイルかバター)の3つです。じゃがいもは中サイズ4つで2〜3人分程度になります。まず、じゃがいもの皮をむき、千切りにするかおろし金で細かくします。細く切りたい場合は、スライサーでスライスしてから千切りにしましょう。
フライパンに油を中火で熱し、塩こしょうしたじゃがいもの形を整えながら焼いていきます。かき混ぜずフライ返しで押し付けながら形を整え、蓋をしてじっくり加熱しましょう。こんがり焼けたらひっくり返し、裏面もこんがり焼きます。油は大さじ2程度が目安ですが、多いとカリッと焼けますのでお好みで加減してください。
作り方のコツ
ロスティ作った❤️ pic.twitter.com/l6u4bM7q5F
— つばさ🐦️🌴 (@tsubasa0to9s2) April 10, 2021
材料も少なく簡単なイメージですが、上手く焼くにはコツがいります。まずじゃがいもは、切っても水にさらしません。じゃがいものデンプンを利用して焼き上げるので、水にさらすと上手く形が形成されなくなってしまいます。大きく切るとじゃがいもがまとまらないので、出来るだけ細かく切るのもポイントです。
フライパンに油を熱したらじゃがいもを敷き詰め、フライ返しで素早く形を整えましょう。パンケーキのように丸く形を整えたら、フライ返しで押し付けながら焼きます。火が通る前に焦げてしまうので、弱火にして蓋をしてじっくり焼き上げます。
ひっくり返すときに崩れるのを防ぐには、お皿を利用しましょう。小判形の小さいサイズに焼き上げるとひっくり返しやすいので、焼きやすい大きさで作ってみてください。
ロスティの市販商品と作る時のコツ
ロスティは市販品も人気
スイスのジャガイモ料理「ロスティ」やくのむずかしいけどおいしい✨( ●ω●) pic.twitter.com/7NDb4wk1J8
— てばさき。 (@tebasaki7) April 11, 2021
じゃがいもを切るのが面倒という時は、市販品を利用しましょう。輸入食品を多く扱うコストコやカルディ、業務スーパーに行けば、市販のロスティを購入できます。カットして味付け済みのじゃがいもが、レトルトパウチに入っているのであとは焼くだけです。
業務スーパーでは、原産国ドイツのロスティを購入することができます。細切りじゃがいもに玉ねぎが入っているので、あとはフライパンで焼いたら出来上がりです。塩こしょうのみのシンプルな味付けですので、チーズを加えたりケチャップをかけるなど、アレンジを楽しむのも良いでしょう。
カルディのスイス版ロスティはしっかり味がついていますので、そのまま美味しく食べることができます。量も多めですので、家族みんなで楽しんでみてください。
市販のロスティを作る時のコツ
先日テレビでスイスの名物料理ロスティを紹介してて美味しそうだなと思っていたらKALDIでこんな素晴らしい商品を見つけたので早速焼いてみた。焼くのにちょっとコツがいるけど簡単。パリパリもっちりで美味しかったよ😋#さすがKALDI pic.twitter.com/AXfYvdkpUE
— 女社長ちゃん (@shibuya_ceo) April 11, 2021
カット済み、味付け済みで調理が簡単な市販のロスティですが、上手に焼き上げるにはコツがいります。そのまま焼くと失敗することもありますので、コツを抑えてぜひ成功させましょう。レトルトパウチに入ったじゃがいもは、固まっているので開封する前に手で揉みほぐします。揉みほぐさないと固まったままですので、上手く焼き目がつきません。
フライパンにじゃがいもを入れて、素早くフライ返しなどで形を整えます。テフロン加工のフライパンの場合油不要ですが、くっつくのが心配な場合は適量の油を加えてください。弱火でじっくり焼いたらお皿を使ってひっくり返すのがコツです。そのままだと崩れる可能性が高いので、きれいに焼き上げるにはお皿を使うことをおすすめします。
袋をもみほぐす、弱火でじっくり焼く、お皿を使ってひっくり返す、この3つのポイントを抑えれば、きっと上手に焼きあがるでしょう。
ロスティのアレンジレシピ
チーズとベーコンのロスティ
【材料】
- スイスデリスロスティ…1袋
- ベーコン…60g
- チーズ…60g
- 卵…2個
- こしょう…少々
- オリーブオイル…適量
【作り方】
- オリーブオイルをフライパンに入れて熱し、カットしたベーコンにこしょう振り焼きます。
- ベーコンが焼けたらほぐしたロスティをフライパンに敷き詰め、チーズを乗せます。
- 形を整えて7〜8分中火で焼きます。
- お皿を使ってひっくり返し、裏面を5分焼きます。
- 目玉焼きを焼いて(4)に乗せたら完成です。
ベーコンとチーズ入りのロスティに、目玉焼きをトッピングした朝食にぴったりなアレンジです。お腹にしっかりたまるので、食べ応え満点です。チーズとベーコンの塩気があるので味付けはこしょうのみですが、お好みでケチャップをかけてください。
ロスティのチキンタワー
【材料】
- ロスティ…1/2袋(250g〜300g)
- 皮付きの鶏もも肉か胸肉…2枚(250〜300g)
- 赤パプリカ…1個
- ごま油…適量
- ごま…適量
- みつば…適量
- 醤油…1カップ
- 米酢…1/4カップ
- 酒…1/4カップ
- 砂糖…1カップ
【作り方】
- 鍋にAの調味料を入れて5分煮詰めてソースを作ります。
- パプリカの種を取り、小さく切ります。
- 鶏肉は一口大に切ります。
- フライパンにごま油を熱し、鶏肉と(1)のソースを絡めながら炒めます。
- 鶏肉に火が通ったら、パプリカを加え炒めます。
- ほぐしてロスティを炒めます。
- セルクルに(6)と(5)を詰めて、ゴマを振りかけます。
- 刻んだみつばを散らしたら完成です。
ロスティの原料はじゃがいもですので、和風のアレンジも自由自在です。形にもこだわらず、アレンジを楽しみましょう。セルクル型を使って盛りつければ、前菜にぴったりな一品が出来上がります。見た目もおしゃれですので、前菜やおつまみに作ってみてください。
お餅とポテトのチーズ焼き
【材料】
- じゃがいも…大1個
- 切り餅…1個
- 片栗粉…大さじ2
- ピザ用チーズ…ふたつかみ
- オリーブオイル…適量
- 水…100ccくらい
- ダシダ…小さじ1
- ブラックペッパー…適量
【作り方】
- じゃがいもを洗い、皮ごと細切りに水につけておきます。
- 切り餅を細切りにし、水気を切ったじゃがいもと混ぜます。
- 片栗粉を混ぜてしっかりかき混ぜ、チーズを合わせます。
- Aの材料を加えて混ぜます。
- フライパンに多めのオリーブオイルを入れて熱し、生地を焼きます。
- スプーンで形を整えたら、ふたをします。
- 裏側に焼き色がついたひっくり返し、フライ返しで押し付けながら焼きます。
- 数回ひっくり返し、じゃがいもに火が通ったら完成です。
カリッと焼いたじゃがいもとお餅が美味しい、ボリューム満点の一品です。多めの油で揚げ焼きすると、くっつかずカリッと仕上がります。片栗粉と水の量は、様子を見て微調整してください。お腹にたまって食べ応えがあるので、朝食やランチにもおすすめのアレンジレシピです。
炊飯器で簡単ロスティオムレツ
ひっくり返すのが難しいスパニッシュオムレツを、炊飯器で簡単に作れるアレンジメニューです。材料を小さめにカットして、卵と混ぜてスイッチを押すだけできれいなオムレツの完成です。ブロッコリーやミニトマト、玉ねぎやパプリカなどお好みの材料で作ってみてください。
ウインナーやベーコン、ハムやツナを加えるとボリュームも美味しさもアップします。卵にも具材にも簡単に火が通るので、料理初心者の方でも挑戦しやすいレシピです。
ロスティパンケーキ
じゃがいもとホットケーキミックスで作る、おやつにも食事にもなるパンケーキです。ホットケーキをきれいに包むには、じゃがいもをフライパンのヘリまで広げるのがポイントです。20cmの小さめのフライパンを使うと、きれいに焼けるでしょう。
パンケーキが焼けてきたらバターを加え、カリッと焼き上げるのが美味しさの秘訣です。お好みで、トッピングのアレンジも楽しんでください。
簡単ポテトグラタン
そのまま焼くだけでも美味しいですが、ひと手間加えてご飯のおかずにアレンジしましょう。ホワイトソースと合わせて焼き上げれば、子供も喜ぶグラタンの完成です。ロスティに味がついているので、塩こしょうは様子をみながら加えてください。1袋で4人分出来上がりますので、家族みんなで熱々を頬張ってください。
人参とネギのロスティ
じゃがいもに人参とねぎを加えた、野菜の旨味たっぷりなアレンジレシピです。多めの油でこんがりと、小さめに焼き上げましょう。フェタチーズとオリーブをトッピングしていますが、何も乗せなくても十分美味しく仕上がります。おつまみや前菜にぜひ作ってみてください。
ロスティを作ってスイス伝統の味を楽しもう!
お昼はカルディで買ってみたこれ↓
— きなこ@健康とおしゃれが欲しい (@kina0ko0) April 10, 2021
焼くだけで作れるスイスの伝統料理(大きいハッシュドポテトみたい)『ロスティ』。
よく揉んでから中身を出すことで、まとまりやすくなりますね❗️
パセリと胡椒をまぶしたけど、美味しい❗️
お腹いっぱいになる❗️
カルディ公式↓https://t.co/CPbxVge4ij pic.twitter.com/D5EMQaaC7l
スイス伝統の家庭料理、ロスティの作り方を紹介しました。じゃがいもと、塩、油があれば簡単に作れるメニューですので、おつまみや付け合わせに作ってみてください。シンプルな味付けですので、アレンジも自由自在です。本記事で紹介したレシピを参考に、いろいろな食材と組み合わせてみてください。