ホタテを使った離乳食おすすめレシピ!人気のパスタやスープも!
ホタテを使った離乳食のおすすめレシピを紹介!定番のバターソテーをはじめ、ポタージュスープやパスタなど人気レシピの作り方をピックアップしました。与え始めの時期やホタテを離乳食に使う際の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
ホタテを使った離乳食のおすすめレシピを紹介!
夜の離乳食。
— Green Seed みどり (@midori_jazz) December 26, 2014
ホタテと白菜のうま煮丼、卵焼き、ブロッコリーのチーズまぶし、麩とワカメの味噌汁。 pic.twitter.com/oqN0G80av1
旨みたっぷりのホタテを赤ちゃんに食べさせてあげたいと思ったことはありませんか?本記事では、ホタテを使ったおすすめの離乳食レシピをまとめました。「いつから与えられるの?」「注意しないといけないポイントは?」などの疑問点にも触れています。
ぜひジューシーで甘みのあるホタテを使って、いつもと違う離乳食作りにトライしてみてください。
ホタテを使った離乳食のポイント
ホタテは子供から大人まで大好きな食材のひとつです。糖質やカロリーが比較的低いため、おかずやおつまみに利用する機会も多いのではないでしょうか?旨みが強く、薄味でも美味しく食べられるのが魅力的ですが、実は赤ちゃんに与える際は気をつけたいポイントもあります。まずは、離乳食にホタテを取り入れる方法からチェックしてみましょう。
いつから使える?
離乳食、ホタテの仕込〜♪
— おとん (@mogutan1015) November 2, 2016
美味しそうなスープがとれた
貝ひもは今夜の私のツマミになる(´ε` )グフフ pic.twitter.com/a2EsNraiQ4
赤ちゃんにホタテが与えられるのは、離乳食後期(生後9~11か月)からです。火を通すと弾力が出るため、与える際は柔らかい貝柱の部分だけを与えましょう。大人には食べやすい貝柱も、赤ちゃんにとっては噛み切りにくい食材です。しっかりと加熱して適度な大きさに刻み、飲み込みやすくする工夫を心がけてください。
ホタテには、疲労回復に効果的なビタミンB1、内臓機能を高めるタウリンなどが豊富に含まれています。夏バテなどで赤ちゃんの食欲がない時に取り入れるのもおすすめです。スープや煮込み料理にすると、水溶性の栄養素も残さず摂取できます。
注意点
ベビーホタテと野菜ときのこの煮込みうどん。貝柱はほとんど娘用なので私はヒモ担当(笑)ホタテのダシが美味しい。#離乳食 pic.twitter.com/AkT7VEGRY1
— jun (@nj_jun) February 15, 2016
ホタテは食物アレルギーを引き起こす可能性がある食材です。初めて与える際は少量にとどめ、赤ちゃんの体調に変化がないか確認しましょう。口周りの発赤や喉の痒み、嘔吐、下痢などがあれば、アレルギーの疑いがあります。すぐに対応できるよう、病院の開いている平日の午前中に与えると安心です。
もうひとつ気をつけたいのが貝毒による食中毒です。貝殻を外すと見える黒い部分はウロと呼ばれ、複数の毒を含んでいることがあります。ホタテを丸ごと調理する際はウロをきれいに取り除き、貝柱のみを使用してください。まれに加熱不足による食中毒もあるため、よく火を通すのもポイントです。
保存方法
ホタテ屋さんを始めてから知ったのですが、ホタテは本当にいろいろなお料理に化けます…
— ホタテ屋さん (@hotate_ya_san) May 24, 2020
画像はすべて、弊社料理番長作ですが、蒸したり、干したり、炒めたり…
調理方法次第で、様々な食べ方ができます😍
もちろん、そのままお刺身にしてもいいですし、冷蔵、冷凍しておけば保存もできます♪ pic.twitter.com/LsKubtxGUk
ホタテは冷蔵、冷凍保存が可能です。冷蔵保存の際は貝柱の部分をラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れてから冷蔵庫で保存します。パーシャル室を利用すれば、さらに新鮮な状態が保てるでしょう。いずれも2日目までを目安に食べ切ってください。
冷凍保存の際は貝柱やヒモをそれぞれラップで包み、ジッパー付き保存袋にひとまとめに入れてから冷凍庫へ移します。刺身用の貝柱は生でもボイルした状態でも冷凍が可能です。小さな貝柱の場合はそのままジッパー付き保存袋に入れ、中の空気をしっかりと抜いてから冷凍しましょう。保存期間は2~3週間が目安です。
解凍する際は冷蔵庫で自然解凍し、よく加熱してから与えます。レンジを使うと身が硬くなることがあるので、加熱し過ぎないよう気をつけましょう。
ホタテを使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】
ここからは、離乳食後期におすすめの人気メニューを紹介します。定番のバターソテーをはじめ、煮物やコロッケ風のアレンジメニューもピックアップしました。赤ちゃんがホタテを食べ慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。
ホタテのバターソテー
バターの風味が食欲をそそるソテーの作り方です。ホタテは横半分に厚みをスライスし、牛乳に10分ほど浸してから加熱しましょう。そうすることで臭みがおさえられ、柔らかくてジューシーな口あたりに仕上がります。
赤ちゃんが食べにくそうにしている場合は、小さくカットしてから与えてください。ソテーとして与えるほか、お粥やご飯に混ぜ込んでも美味しくいただけます。
かぶとホタテ缶のとろみ煮
かぶとホタテの缶詰をとろとろになるまで煮込みました。大人のおかずも取り分けで作れる人気メニューです。大きなかぶを使う際は、皮を分厚めにむきましょう。皮近くの筋を取り除くことで、より舌触りが良くなります。むいた皮はきんぴらや味噌汁に入れると美味しく食べられるので、捨てずに活用してみてください。
作り方のポイントは、弱火でじっくり火を通すことです。沸騰するとかぶが煮崩れるため、煮立てない程度の火加減を保ちます。すぐに食べない場合は柔らかくなる直前で火を止め、余熱で仕上げてもよいでしょう。ホタテの旨みがギュッと詰まった煮物なら、赤ちゃんも喜んで食べてくれるはずです。
舞茸とホタテの炊き込み風ご飯
白飯が苦手な赤ちゃんに、こちらのメニューはいかがでしょうか?ホタテと舞茸をご飯に混ぜ込むだけのお手軽な一品です。どちらの食材も赤ちゃんには噛み切りにくいため、細かくみじん切りにしてから火を通しましょう。薄味ですが、食材の旨みで十分美味しく仕上がります。
煮ている最中に水分が少なくなった時は、その都度水を足してください。小さめの鍋を使って弱火で煮ると、焦げ付く心配がありません。ラップに包んで小さく握り、赤ちゃんの手づかみ食べの練習にするのもおすすめです。
ホタテのクリームコロッケ風
赤ちゃんにコロッケを食べさせてあげたい時は、こちらの作り方に挑戦してみてください。油で揚げずに作るクリームコロッケ風のアイデアメニューです。ホワイトソースベースのタネを食べやすい大きさに丸め、乾煎りしたパン粉をたっぷりとまぶしましょう。
こんがりとしたきつね色が美味しそうで、見た目も味もかなり本格的にできあがります。カロリーがおさえられるため、ダイエット中の大人のおかずにもおすすめです。
ホタテを使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】
続いて、離乳食完了期に使えるホタテメニューを紹介します。完了期になると、スプーン使いの練習も本格的になってきます。ここではスープやあんかけチャーハンなどの作り方を取り上げているので、ぜひスプーンを使う練習に取り入れてみてください。
ホタテ風味のふわとろポタージュスープ
【材料】
- じゃがいも:1個
- 玉ねぎ:50g
- 白ねぎ:25g
- ホタテ缶詰:40g
- バター:15g
- 塩:小さじ1/2
- A水:250ml
- A鶏がらスープの素:小さじ1
- 牛乳:100ml
- ホワイトペッパー:適宜
- イタリアンパセリ:適宜
【作り方】
- じゃがいもと玉ねぎは皮をむき、それぞれすりおろします。
- 白ねぎは細かいみじん切りにします。
- ホタテ缶詰は汁と身に分けます。
- フライパンにバターを熱し、3の身を入れて中火で1~2分炒めます。
- 鍋に玉ねぎ、白ねぎ、残りのバター、3の汁、Aの材料、塩を入れ、中火にかけます。
- 煮立ったら火を弱め、10分ほど煮ます。
- 6の鍋にじゃがいも、牛乳を加え、弱火にかけて1~2分温めます。
- とろみが出てきたらホワイトペッパーを加え、味を調えます。
- 煮立つ直前に火を止め、器に盛り、4をのせます。
- お好みでホワイトペッパーを振り、イタリアンパセリを乗せたら完成です。
離乳食に使えるポタージュスープの作り方を紹介しました。動画は大人用の材料で作っているため、赤ちゃん用に作る際はこしょうを入れず、塩分を控えて作りましょう。先に離乳食の分を取り分け、そのあと大人用に味付けすると簡単に仕上がります。
ホタテの旨みと野菜の甘みが絶妙で、食べる手が止まらなくなること間違いなしです。とろみがついているため、赤ちゃんのスプーン使いの練習にも重宝します。
小松菜とホタテのたらこパスタ
市販のパスタと刺身用のホタテで作る簡単メニューの作り方です。小松菜は筋の少ない葉先を使い、ボイルして刻んだものを使用しています。噛みにくいホタテは少し小さめにカットしてあげましょう。小松菜の代わりにほうれん草を使っても美味しく作れます。
魚とホタテのあんかけチャーハン
魚やホタテ、玉ねぎ入りのチャーハンにあんかけをたっぷりとかけました。とろみがついて食べやすい栄養満点のメニューです。食材を刻んでご飯に混ぜているため、魚や野菜が苦手な赤ちゃんも残さず食べてくれるでしょう。スプーンで食べさせる場合はひと口の量が大きくなりがちです。頬張り過ぎないようにそばで見守ってください。
魚とホタテのきのこバーグ
晩御飯に、魚とホタテのハンバーグはいかがでしょうか?レンコンと米粉を使い、もちもちの食感に仕上げたアレンジメニューです。魚と同量のホタテを使うので、旨みが詰まったおかずに仕上がります。美味しそうな焼き色と彩りのきれいなあんかけに、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。ぜひいろいろな魚で試してみてください。
ホタテを使った離乳食レシピを作ってみよう!
大人ご飯から取り分けて、娘もシチュー🥦
— AK@1y2m👶🎀 (@eieieikei26) September 30, 2020
ホタテ入りだぜ👶#離乳食 pic.twitter.com/voF3MyOXrB
ホタテを使ったおすすめの離乳食を紹介しました。噛み応えのあるホタテは、赤ちゃんにとって食べにくい食材のひとつです。与える際は、カミカミが上手にできるようになった生後9か月以降を目安にしましょう。
食べ慣れてきたら、紹介した作り方を参考にいろいろな料理にも挑戦してみてください。旨みを活かしたメニューは、赤ちゃんも大好きになってくれるはずです。