プルーンを使った離乳食レシピまとめ!いつから食べられる?便秘に効く?

プルーンを使った離乳食レシピについてまとめました。プルーンに含まれる栄養素や便秘などの効果、食べさせる時の注意点なども、詳しく解説しています。簡単に作ることができて赤ちゃんが喜んで食べる、離乳食のおすすめレシピも紹介しましょう。

プルーンを使った離乳食レシピまとめ!いつから食べられる?便秘に効く?のイメージ

目次

  1. 1プルーンを使った離乳食レシピを紹介!
  2. 2プルーンを使った離乳食のポイント
  3. 3プルーンを使ったおすすめの離乳食レシピ
  4. 4プルーンを使った離乳食を作ってみよう!

プルーンを使った離乳食レシピを紹介!

プルーンは西洋すももの一種で、肉厚で熟すと甘みが強いのが特徴です。そのまま食べても美味しいですが、ドライフルーツやペースト状に加工されたものあります。そんなプルーンを使った離乳食の人気レシピを紹介します。プルーンの食べ始めの時期や下ごしらえ、保存方法なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

プルーンを使った離乳食のポイント

いつから使える?

プルーンを赤ちゃんに与える時期は、離乳食中期の5~6ヶ月頃が良いです。プルーンを食べさせる前に、お粥や野菜など段階を踏んで、離乳食を進めておきましょう。

また、赤ちゃんの咀嚼の発達によって、プルーンの硬さも調整してあげることが大切です。目安としては、離乳食中期は舌で潰せる豆腐ぐらいの柔らかさ、後期では歯茎で潰せるバナナぐらいの柔らかさです。完了期になると、歯茎で噛める肉団子ぐらいの硬さにすると良いです。

ちなみに、プルーンには半生状態のものや、ドライフルーツになったものもあります。ドライタイプは生のものよりも硬く、赤ちゃんが食べる離乳食にはあまり向いていません。ドライプルーンを離乳食に使用する場合は、1mm以下に細かくみじん切りにして、少量を与えてください。

プルーンの栄養

プルーンにはカロテンやビタミン類、カルシウムなど豊富な栄養素が含まれています。また、鉄分補給として市販のプルーンエキスや粉末タイプのものを、摂取している妊婦さんも多いようです。他にも食物繊維やポリフェノールが含まれており、便秘解消にも期待できる果物です。

離乳食が始まると母乳やミルクの量が減り、便秘気味になる赤ちゃんもいます。そんな時は便秘解消のためにも、プルーンを与えてあげると良いでしょう。

注意点

プルーンは大人が食べると程よい酸味が美味しく感じますが、赤ちゃんにとってはその酸味が嫌いな場合があります。離乳食に使うプルーンは、なるべく熟しているものを選んであげましょう。プルーンは果皮が濃い黒紫色で、白い粉が付着しているものが熟しているそうです。少しシワになっているものは、甘さが強めだといわれています。

また、便秘解消のためといって、一度に多く与えすぎないようにしましょう。プルーンを食べ過ぎると、お腹が緩くなる可能性もあります。まれにですが、食物アレルギーを発症することがあるようです。離乳食で初めてプルーンを食べさせる時は、様子を見ながら少量から与えましょう。

下ごしらえの方法

生のプルーンの場合は、皮を剥いて種を取り除いてから食べさせます。実がまだ硬ければ、スプーンで潰して食べやすくしてあげましょう。プルーンの酸味を嫌がる場合は、乳幼児用のヨーグルトに混ぜたり、蒸パンに混ぜたりして食べさせるのもおすすめです。

また、プルーンを加熱することで、酸味が弱まり甘みが増します。その他にも加熱によって殺菌の効果もあり、食中毒やアレルギーの心配が少なくなるというメリットもあります。ドライタイプの場合は細かく擦りおろしたり、煮て柔らかくします。市販品によっては、砂糖をまぶしているものがあるので、与えすぎには注意しましょう。

保存方法

生のプルーンは乾燥しないように新聞紙などで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。日が経つごとに水分が抜けていくので、1週間以内に食べ切った方が良いでしょう。まだ熟れていなければ、表皮にシワが寄るまで常温保存して追熟させると甘くなります。

ドライプルーンの場合は、明記された賞味期限内であれば常温保存が可能です。もし、暑い時期や湿度の高い時期に開封したあとは、密封容器に移して冷蔵保存をしてください。また、プルーンは冷凍保存が可能です。離乳食時期に合わせた形状にしてから、小分けにして密封袋に入れ冷凍してください。冷凍保存で1~2ヶ月ほど日持ちします。

プルーンを使ったおすすめの離乳食レシピ

さつまいもとプルーンの茶巾絞り

【材料】

  • さつまいも:30g
  • プルーン:1~2個

【作り方】
  1. さつまいもを洗い、皮を剥きます。
  2. 1を適当な大きさに切って、湯がきます。
  3. プルーンはお湯に浸けて甘みを取ります。
  4. 3を細かく刻みます。
  5. さつまいもは、すり鉢などですり潰します。
  6. 4と5を混ぜ合わせます。
  7. 6をラップで包み、茶きん絞りにしたら完成です。

茹でたさつまいもと刻んだプルーンを混ぜて、茶巾絞りにしました。赤ちゃんが手づかみでも食べられる大きさで作ってください。食物繊維を多く含んだ食材同士の組み合わせで、便秘予防や便秘解消にも効果が期待できます。さつまいもをかぼちゃで代用しても良いでしょう。

レシピのプルーンは、砂糖がかかっている種抜きドライタイプのため、お湯に浸して少し甘みを取っています。

さつまいもとプルーンのパン

【材料】

  • さつまいも:100g
  • プルーン:2個
  • 豆乳:60~80cc
  • 強力粉:100g
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 塩:少々(入れなくてもOK)

【作り方】
  1. さつまいもは蒸します。
  2. プルーンは種を取り除いて、細かく刻みます。
  3. ボウルに強力粉とベーキングパウダーと塩を入れて、混ぜ合わせます。
  4. 蒸したさつまいもは粗く潰します。
  5. 2、3、4、豆乳を混ぜ合わせます。
  6. 食べやすい大きさに丸めます。
  7. フライパンを使って、弱火で両面8分ほど焼いたら完成です。

フライパンやホットプレートを使って簡単にできる、離乳食のおすすめレシピです。さつまいもとプルーンの自然な甘みを活かしたパンに仕上げました。

豆乳を加えているため、タンパク質も摂取できます。豆乳を牛乳に変えてもOKです。豆乳や牛乳を使用する場合は、大豆アレルギーまたは乳製品のアレルギーがないか確認しておきましょう。パンは冷凍もできるので、余ったら冷凍保存をしておくのも便利でおすすめです。

プルーンピューレ

【材料】

  • 種抜きドライプルーン:200g
  • ぬるま湯:90ml

【作り方】
  1. フードプロセッサーにドライプルーンとぬるま湯を入れて、撹拌します。
  2. 時々様子を見ながら撹拌し、ピューレ状になったら完成です。

ドライプルーンを使ってピューレに仕上げました。ピューレを常備しておくと、時短で料理やおやつ作りができて、とても便利です。フードプロセッサーに材料を入れて撹拌するだけで、簡単に作れます。時々フードプロセッサーの蓋を開けて混ぜると、万遍なく撹拌できて、きれいなピューレ状になります。

保存する瓶は、事前に煮沸消毒をしておきましょう。冷蔵保存で約1ヶ月日持ちします。ヨーグルトやパンケーキに混ぜて食べさせるのもおすすめです。ちなみに、レシピは市販のカリフォルニアプルーン種抜きタイプを使用しています。

プルーンの蒸しパン

電子レンジで簡単にできる、離乳食の蒸しパンおすすめレシピです。卵を使っていないので、アレルギーのある赤ちゃんにも安心して食べさせられます。レンジで加熱する時は、まとめてするよりも1個ずつの方がムラなく仕上がるでしょう。

ホットケーキミックスを小麦粉100gとベーキングパウダー3gで代用すると、プルーンの甘みだけになります。赤ちゃんの鉄分補給や便秘解消にもおすすめのおやつです。プルーンの代わりに、バナナやりんご、小松菜などを入れてアレンジしても良いでしょう。

材料3つ!レンジで!プルーンの蒸しパン by シノトモ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

オートミールおやき

オートミールに牛乳、プルーン、バナナを混ぜて作ったおやきです。もっちりふんわりと、赤ちゃんが好む食感に仕上げました。弱火でゆっくり焼くと失敗しません。おやきを裏返したら、フライ返しなどで押さえつけて、水分を飛ばしてください。

牛乳の代わりに粉ミルクを使用してもOKです。果物の甘みだけで美味しく食べられる、おすすめのおやつです。

☆離乳食中期☆便秘解消オートミールおやき by れいかキッチン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

プルーンゼリー

フードプロセッサーがあれば、簡単にできるゼリーのおすすめレシピです。離乳食をあまり食べない赤ちゃんの、栄養補給のおやつとしても良いでしょう。

ゼリーは喉越しが良いので食べやすいですが、喉に詰まらないように、赤ちゃんの口に見合ったサイズにカットしてあげてください。また、食べ過ぎるとお腹が緩くなることがあるので注意しましょう。様子を見て食べさせる量を減らしたり、薄めたりしてください。

離乳食(中期から) 簡単プルーンゼリー by ☆あゆあゆ☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

プルーンを使った離乳食を作ってみよう!

プルーンを使った離乳食について解説しました。プルーンは栄養価の高い果物で、食物繊維や鉄分を含んでいるため、便秘解消や栄養補給におすすめの食材です。ドライタイプやペースト状に加工された市販品もあるので、上手に活用してください。

プルーンは赤ちゃんだけでなく、大人の健康維持にも良い効果があるので、離乳食を作る時に家族の方も一緒に食べると良いでしょう。

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