2020年08月12日公開
2024年10月30日更新
ビーツを使ったサラダの人気レシピ!生でも美味しく下処理のコツも
ビーツを使ったサラダの人気レシピを紹介します。ビーツはどんな野菜なのか?その特徴や茹で方、生で食べられるのかどうかも解説。色鮮やかなビーツを使った、ロシアの定番サラダをはじめ、簡単に作れるアレンジレシピも集めました。
ビーツを使ったサラダの人気レシピを紹介!
今朝の朝ごはんビーツをサラダにした
— おみみ (@usamimicohituji) July 24, 2020
ビーツ思ったより赤く無かったけど
甘くてめちゃ美味しいのね… pic.twitter.com/PDKvEGFVw2
テレビやSNSで紹介され、ビーツという野菜が注目を浴びています。日本ではまだあまり見かけませんが、ロシアでは有名なスープのボルシチに欠かせない料理ともいわれている野菜です。彩りが良く、入れると簡単にサラダの見栄えがよくなるほか、普段の食事では摂りにくい栄養もたっぷり含まれているなど、メリットも多数です。
ビーツはどんな野菜なのか?その特徴や栄養素、下ごしらえの方法などを解説します。また、ビーツを使った簡単なサラダレシピも集めました。
ビーツの特徴
ビーツの旬や栄養
Hola Sol Haciendaさんのビーツをポテトサラダに、百笑村さんの地鶏をシンプルに塩コショウで。ツムラ本店さんの河内鴨をたたきで食す🙌幸せ〜!家族からも大好評 #食べチョク #百笑村 #ツムラ本店 #Hola Sol Hacienda pic.twitter.com/6iK0huvUJQ
— みほ (@AMY63202853) July 24, 2020
ビーツは蕪のような見た目ですが、ほうれん草の仲間に分類されます。鮮やかな赤い色をしており、味は野菜の中でも非常に甘いです。栄養が豊富で、カリウムやナトリウムといったミネラルや食物繊維のほか、鉄分、亜鉛なども多く含まれており、鉄分の多さと見た目の赤さから食べる輸血ともいわれます。また、葉酸も多く含みます。
旬は初夏と晩秋の2回あります。成長に適している温度が15~20℃であるため、6~7月と11月ごろによく獲れます。日本のスーパーではあまり見かけませんが、農協や道の駅、コストコなどで販売されていることがあります。家庭菜園で栽培することも可能です。
下処理の方法①茹でる場合
おはようございます(*^^*)❤️
— Ryoko💗 (@ryoko730228) July 25, 2020
今日もよろしくお願いします🤗❤️
昨日収穫したビーツで姉がサラダを作ってくれました🥗
ビーツはちょっと土臭いけど身体に凄く良い野菜だからね☺️
今日はお休みなのでゆっくり朝寝坊😴
これから電車に乗って出かけて来ます🚃💨 pic.twitter.com/z9L9TD3nLd
ビーツを茹でる時のポイントは、皮のまま茹でることです。皮を剥いてから茹でると色素が流れてしまい、せっかくの鮮やかな色が落ちてしまいます。また、独特の土の匂いがあるため、湯に少し酢を入れることで和らげることができます。鍋に水と塩、酢、ビーツを入れて加熱し、沸騰したら弱火にして20~40分茹でます。
時間は大きさや好みの固さによって異なりますので、調節が必要です。時々蓋を開けて竹串を刺し、固さを確認します。火を止めた後の余熱でも柔らかくなるので、少し固めの方が良いでしょう。竹串が完全に刺さってしまうと茹ですぎです。好みの固さになったら火を止めて茹で汁の中で冷まし、冷めたら皮を剥きます。
下処理の方法②ローストする場合
おまかせ宅配野菜でビーツが届いたので今話題のポテトサラダ(と言っていいのか…じゃがいもビーツきゅうりをマヨで和えたやつ)にしました。
— Kanae the Sheep*キャンプ好き (@KanaetheSheep) July 23, 2020
ビーツとじゃがいもはせいろで蒸したんですが、せいろ真っ赤になりました🙄分かりきっていたのに何故やってしまったのか…#料理好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/j4QoxkhRa4
ビーツはローストしても美味しく食べられます。ローストする場合は、酢と塩、オリーブオイルを用意します。清潔なジップロックなどの袋に洗ったビーツと酢、塩、オリーブオイルを入れ、満遍なくまぶします。その後、アルミホイルで包み、200℃に予熱したグリルかオーブンで加熱します。
ローストする場合も、時々竹串で刺して固さを見ましょう。竹串を刺してスッと通るくらいの固さが目安です。
ビーツは生でも食べられる?
子供の好物だけど色のせいで、夫に血まみれサラダと呼ばれてるビーツのサラダ。 pic.twitter.com/xW0tDZsXbX
— ビーン (@beansorpeas) July 24, 2020
火を通して柔らかくしてからでないと食べづらいイメージのあるビーツですが、生のままでもサラダに加えたりして食べることができます。生のまま食べる場合は、洗った後厚めに皮を剥き、薄くスライスします。薄切りにすることで、程よい歯ごたえになります。
独特の匂いが気になる場合は、赤ワインビネガーに漬けてピクルスにしたり、酢を使った酸味のあるドレッシングで和えると良いでしょう。また、他のフルーツや野菜と一緒にジュースにしても美味しいです。
ビーツを使ったサラダの人気レシピ
ロシア風ビーツと鶏肉のサラダ
【材料】
- 鶏肉…200g
- ビーツ…400g
- クルミ…70g
- マヨネーズ…大さじ2~3
- 塩胡椒…少々
- ドライにんにく…少々
【手順】
- アルミホイルで洗ったビーツを包みます。
- アルミホイルに鶏肉を乗せ、オリーブオイル、塩胡椒、ドライにんにくをまぶして包みます。
- 200℃に予熱したオーブンでビーツと鶏肉を加熱します。
- フライパンで油をひかずにクルミを5分ほど炒め、細かく刻んでボウルに入れます。
- 鶏肉と皮を剥いたビーツを細かく刻み、ボウルに入れます。
- ボウルにマヨネーズを加えてよく混ぜます。
- 皿に乗せた型に材料を詰め、型を外し、お好みでハーブを乗せて完成です。
ローストしたビーツと鶏肉、にクルミを加えた、ロシアの定番人気サラダの作り方です。マヨネーズでしっかりコクがあり、ビーツの甘みやクルミの旨味が堪能でき、食べ応えもあります。型に入れてケーキのようにしており、鮮やかなピンク色と乗せたハーブの緑の彩りが映えます。
ローストビーツのサラダ
【材料】
- ビーツ…400g
- 桃…1個
- ゴートチーズ…少々
- バルサミックグレイズ…適量
- 芽キャベツ…適量
- クルミ…適量
- オリーブオイル…適量
- 塩…適量
【手順】
- ビーツは葉を切り落とし、オリーブオイルを振りかけてアルミホイルで包みます。
- 200℃に予熱したオーブンで1時間ほど加熱します。
- 芽キャベツを半分に切り、熱湯でサッと茹でます。
- ビーツの皮を剥いてざく切りにし、オリーブオイルをかけて馴染ませます。
- 桃の皮を剥いて一口大の大きさに切ります
- 茹でた芽キャベツを更に半分に切ります。
- 皿に野菜を並べ、ゴートチーズを盛り付けます。
- バルサミックグレイズとオリーブオイルをかけ、塩を振ります。
- 仕上げにクルミを乗せ、お好みでミントを飾って完成です。
ローストしたビーツを使い、芽キャベツや桃と合わせたサラダの作り方です。肉を使っておらずヘルシーで、ビーガンの人にも人気があるレシピです。桃、ビーツの甘みと程よい柔らかさに、クルミの香ばしい味がアクセントです。ワインにもよく合うおつまみになります。
ビーツと紫キャベツのパープルサラダ
【材料】
- にんじん…30g
- カシューナッツ…10g
- にんにく…10g
- ブラックオリーブ…5粒
- アンチョビ…20g
- レモン汁…5g
- ホワイトビネガー…5g
- 砂糖…ひとつまみ
- ハーブソルト…小さじ1
- オリーブオイル…30ml
- 卵白…1個分
- ビーツ…1/4個
- 紫キャベツ…適量
- ラディッシュ…4個
- アボカド…1/2個
- カシューナッツ…大さじ1~2
【手順】
- にんじん、カシューナッツ、にんにくをフードプロセッサーに入れて刻みます。
- ブラックオリーブとアンチョビを加えて更に細かく刻みます。
- レモン汁、ホワイトビネガー、砂糖、ハーブソルト、オリーブオイル、卵白を加えてよく攪拌し、ドレッシングを作ります。
- 皮を剥いたビーツ、紫キャベツ、ラディッシュをそれぞれ薄くスライスします。
- 皿にスライスした4を盛り付け、アボカドを乗せ、カシューナッツをかけます。
- ドレッシングを添えて完成です。
鮮やかな紫色が目立ち、写真映えも良いサラダの作り方です。ビーツは薄くスライスしているので、生のままでも食べられます。シャキシャキ感のある歯応えに野菜で作ったさっぱりめのドレッシングが合い、またアボカドの舌触りや色合いがアクセントです。カロリーや糖質も少なくヘルシーなサラダですので、ダイエットレシピにもなります。
ビーツとりんごのヨーグルトサラダ
ビーツとりんご、ヨーグルトを使った、簡単なサラダの作り方です。ビーツの水煮缶を使えば面倒な下処理もいらず、使いたい時にサッと使えます。砂糖不使用で、自然な甘酸っぱさが美味しい一品です。程よいピンク色が綺麗で食卓の彩りにもなります。朝食やおやつにもおすすめです。
ビーツと玉ねぎのさっぱりサラダ
ビーツと玉ねぎを使ったサラダの作り方です。ビーツの鮮やかな赤色とほんのりピンクに染まった玉ねぎが綺麗で見た目も良く、甘さと程よい酸味で箸が進みます。茹でて切ったビーツとスライスした玉ねぎを調味料で和えるだけですので、簡単に作れます。ビーツは冷凍保存も可能ですので、茹でた後冷凍して必要な分だけ使うと調理が時短になります。
ビーツ入りポテトサラダ
色鮮やかに染まったおしゃれなポテトサラダの作り方です。ビーツを茹でている間にレンジでポテトをふかすといった同時並行の調理ができるので、時間もそれほどかかりません。ほっこりした食感のポテトにナッツやビーツの歯触りが良いです。お好みで味噌や粒マスタードを加えても良いでしょう。
ビーツを使ったサラダの人気レシピを作ってみよう!
色鮮やかなビーツを使った、見た目も味も良く簡単に作れるサラダを紹介しました。茹でたりローストすることで下処理に時間がかかりますが、時間があるときにまとめて下処理をして冷凍保存すれば、時短で美味しいサラダが作れます。ポイントをおさえて美味しく活用してみましょう。
また、薄くスライスすれば生でも食べられます。色々な使い方ができるビーツで美味しい人気のサラダレシピをぜひ作ってみてください。