2020年06月15日公開
2024年10月25日更新
ビーツのスープ簡単人気レシピ!冷製スープや本場プロのボルシチも
ビーツを使用した人気スープの簡単レシピを厳選してまとめました。ビーツの華やかな色が映える冷製スープやロシアの郷土料理でもあるボルシチのレシピも紹介します。また、ビーツの特徴や栄養、気になる入手方法も解説します。
ビーツのスープの人気レシピを紹介!
直売所でビーツを発見したので、ボルシチを作りました〜! pic.twitter.com/9FuT4OUZuP
— yokko (@yokkoyuming) June 7, 2020
飲む血液ともいわれているビーツを使った、おすすめの人気スープを厳選して紹介します。真っ赤な見た目が印象的ですが、実は見た目だけでなく栄養面でも優れている食材です。特に女性にはうれしい効果が期待できます。人気レシピを参考にして、ぜひ家庭でもビーツの絶品スープを取り入れてみてください。
ビーツとは?
ビーツの特徴
ビーツを収穫しました。スーパーの真っ赤なのに慣れてたので切ったときにビックリ!美しすぎる😍 pic.twitter.com/ffNqpuvRR9
— nanami (@NananiOta) June 7, 2020
ビーツといえば、やはり鮮やかな赤色が目を惹きます。日本ではあまり見かけませんが、欧米ではよく食べられている野菜の一つです。見た目は赤蕪のように見えますが、実はほうれん草の一種になります。スライスして生でも食べられますが、一般的には茹でたり蒸したりしてから調理することがほとんどです。
ビーツを使った料理としては、ロシアの伝統料理であるボルシチやポーランドのバルシチといったスープが有名です。
栄養と効果
今朝の収穫はビーツの葉3枚。
— ニュータウン自給自足マン(見習い) (@sBgAFhkfQwWsRRO) June 8, 2020
ビーツは葉も茎も根も間引き菜も食べられるので、とても重宝しています!
しかし自給自足への道のりは長い… pic.twitter.com/YZBddmkPUb
ビーツには、野菜としては珍しく天然のオリゴ糖が入っています。そのため腸内環境の整備が期待でき、結果として美容にも効果があるとされています。さらに体内の余分な水分を排出するカリウムも豊富で、むくみの予防にも効果的です。
またビーツの赤色はポリフェノールの一種によるものです。ポリフェノールには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑制して老化を防ぎます。ビーツの葉も捨てずに、一緒に調理しましょう。鉄分や葉酸など、女性には嬉しい栄養がバランスよく含まれています。
購入場所は?
カーリーケールの収穫が始まったとの事で買ってきた。今夜のカリフローレは、軸にベーコンを巻いて食べます。
— おかっぱ秋田犬 元気 (@okappagenki) June 8, 2020
買い物カゴを持って行った娘に、ビーツのオマケをいただきました😄 pic.twitter.com/v5VHnoeVEw
ビーツは日本でも栽培されています。夏の初旬や秋の終わり頃がビーツの旬で、道の駅や農家直送の販売所などで手に入れることができます。また、スーパーやネットショップでは缶詰入りのビーツも販売されています。
ビーツのスープの人気レシピ
ビーツとポテトのポタージュ
【材料】
- ビーツ…1/4個
- 玉ねぎ…1/2個
- じゃがいも…2個
- 有塩バター…15g
- コンソメ…小さじ1
- 塩…少々
- 水…400cc
- 豆乳…600cc
【作り方】
- ビーツは皮ごと鍋に入れかぶるくらいの水に酢を少々入れて煮る
- 柔らかくなるまで30分ほど煮て、使用する1/4個分を一口大にカットする
- 玉ねぎはみじん切りにし、じゃがいもはさいの目切りにする
- 鍋にバターを入れて加熱し、玉ねぎを加えてサッと炒める
- じゃがいもを加えて玉ねぎがしんなりするまで炒める
- 水を入れて沸騰してからコンソメを加えて蓋をする
- じゃがいもが柔らかくなるまで15分弱中火で煮こむ
- アクを取ってからビーツを加え、一度火を止める
- ブレンダーでなめらかにしてから豆乳を加える
- スープを鍋に移して再度加熱して温め、塩で味を整える
- 器にスープを注ぎ、刻みパセリや生クリームを加えて完成
ビーツの華やかなピンクが印象的なスープは、ビーツとじゃがいもの優しい甘さが特徴です。豆乳のコクもビーツの甘さを引き立ててくれます。インスタ映えも抜群のスープは、女子会やおもてなし料理としてもおすすめです。
ボルシチ
【材料】
- にんにく…1片
- 玉ねぎ…3個
- パプリカ…1個
- にんじん…1本
- じゃがいも…小4~5個
- ビーツ…300g
- ホールトマト缶…2個
- 牛肉…300g
- Aローリエ…4枚
- A塩…適量
- A砂糖…ひとつまみ
- A酢…小さじ1
- サワークリーム…適量
- ディル…適量
【作り方】
- ビーツをよく洗って塩をふり、酢を染み込ませたペーパーに包む
- さらにアルミホイルで包み、140℃のオーブンで約1時間柔らかくなるまで加熱する
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて加熱する
- にんじんと玉ねぎを入れてよく炒める
- 残りの野菜も加えて炒め、全体に油がまわったらつぶしたホールトマトを加える
- さらに全体が浸かるくらいの水を注いで煮る
- 焼けたビーツの皮をむいて小さめにカットする
- ビーツと牛肉、材料Aを入れる
- スープのかさが減ったら水を足しながら30分ほど弱火で煮込む
- 塩で味を調えてからスープを器に盛り、サワークリームやディルを乗せて完成
ロシアの伝統料理であるボルシチが、まるでプロのような味に仕上がる人気のレシピです。牛肉の旨味や野菜の甘味がスープに溶け出して、濃厚なコクのある味になります。ほくほくとしたビーツの食感もアクセントになり、ボリュームも満点です。寒い冬の日におすすめのスープです。
ビーツの冷製スープ
【材料】
- ビーツ…250g
- 玉ねぎ…1/2個
- バター…20g
- 水…80ml
- 牛乳…300ml
- 塩コショウ…適量
- イタリアンパセリ…適量
【作り方】
- 玉ねぎを薄切りにし、ビーツは角切りにする
- 鍋にバターを入れて弱火にかけてから玉ねぎを加えて塩コショウする
- 玉ねぎに火が通ったら水とビーツ、牛乳を加えて沸騰直前まで温める
- 火からおろして粗熱をとり、ブレンダーでなめらかになるまで撹拌する
- 漉し器で裏ごししてから冷蔵庫で冷やす
- 器に盛り付け、コショウとイタリアンパセリを添えれば完成
ビーツのかわいい色が食卓を華やかに彩る、女子人気の高い冷製スープです。ビーツと玉ねぎのやさしい甘さが調味料代わりになるので、材料もシンプルで簡単です。ビーツ本来の味と滑らかな喉ごしを堪能しましょう。
ビーツのガスパチョ
【材料】
- ビーツ…2個
- トマト…1個
- きゅうり…1/2本
- ニンニク…1片
- オリーブオイル…大さじ1と1/2
- 塩コショウ…適量
【作り方】
- にんにくを潰して粗めに切り、きゅうりは皮をむいてから乱切りする
- トマトを湯剥きして粗めに切る
- ビーツを適当な大きさに切って、10分程度茹でて柔らかくする
- ミキサーにニンニクとトマト、きゅうりを入れて撹拌する
- ビーツとオリーブオイル、塩コショウも加えてさらに撹拌する
- コールドプレスで潰して完成
ビーツと夏野菜を合わせたガスパチョは、あっさりとした味わいとなめらかな喉ごしで人気のスープです。フレッシュなトマトの酸味とビーツのほのかな甘みが絶妙にマッチしています。ニンニクの風味もきいていて、夏バテしている時でも食欲をそそるスープです。
甘酒とビーツのスープ
ビーツと甘酒はどちらも美容効果が高いので、女性に特におすすめのスープです。材料の玉ねぎとビーツ、甘酒はどれもほんのりとした甘さがあるので、余計な調味料は加えなくても十分美味しく仕上がります。やさしい味わいは、おやつや夜食としてもおすすめです。
ビーツの味噌ポタージュ
ビーツを和風にアレンジしたスープは、毎日でも飲める落ち着いた味に仕上がります。隠し味に入れているハチミツが全体をまろやかにしてくれるので、子どもから大人まで食べやすい味になっています。ただし、ハチミツは1歳以下の子どもには食べさせられないので注意が必要です。
ビーツとヨーグルトの冷製スープ
ビーツの水煮缶詰とヨーグルトをミキサーに入れて撹拌するだけで完成する、簡単スープのレシピです。ヨーグルトのさっぱりとした風味とビーツのほんのりとした甘みで、全体的にすっきりとした味わいです。
好みでコンソメやニンニクを入れても美味しく食べることができます。食前のスープとしてはもちろん、栄養満点のおやつとしてもおすすめの一品です。
ビーツの赤だし
ビーツを赤だしと合わせた意外な組み合わせですが、ビーツの甘味が引き立つ味噌スープに仕上がります。白味噌でも美味しく仕上がりますが、ビーツの色味は赤だしの方が映えます。ビーツのほくほくした食感が癖になるお味噌汁です。
ビーツのスープの人気レシピを作ってみよう!
フウォドニク バルシチのついでに作った ビーツとスタメナ(はないので無糖ヨーグルトで代用)の冷製スープにゆで卵を添えたもの 見た目はなんかすごいが味はクリーミーで甘酸っぱくて美味しい pic.twitter.com/e3blx1FvFi
— kutta🐕 (@meshikutteneru) June 6, 2020
ビーツは栄養価も高く、見た目の華やかさも群を抜く野菜です。缶詰タイプや真空パックのものは比較的手軽に手に入るので、ぜひ家庭でもビーツのスープレシピを試してみてください。