2020年06月14日公開
2024年10月24日更新
ゴーヤを使ったスープレシピ!栄養満点!苦い部分のわたの下処理法は?
ゴーヤを使ったスープの人気レシピを紹介します。和風や中華、洋風などさまざまなゴーヤスープのとっておきのレシピを数多く紹介していきます。ゴーヤのわたの取り方や苦い味を和らげる方法も詳しく解説するので、気になる人は早速チェックしてください!
ゴーヤを使ったスープレシピを紹介!
ずる飯。冷凍水餃子・長ネギ・ゴーヤ・豆腐・ワカメ・卵のスープ、カット野菜とツナのサラダ。 pic.twitter.com/Wl0AzHCedY
— ブレイド (@blade6226) June 2, 2020
ビタミンやミネラルが豊富なゴーヤは、数多くのスタミナレシピで活用される人気食材です。苦いのが大きな特徴ですが、体には栄養となる大事な成分のため上手く摂取できると良いといえます。そこで本記事では、ゴーヤを使ったスープの人気レシピを紹介します。
苦味を取る下処理の方法と共に、さまざまな作り方のスープレシピが登場するので、ぜひ活用してください。
ゴーヤの苦味を取る下処理方法
苦いゴーヤの下処理の方法を解説しましょう。簡単な手順でゴーヤの気になる苦味を取ることができるので、ぜひ参考にしてください。さらに、苦い味を和らげるテクニックも紹介します。あらゆるゴーヤのレシピに活用できるので、試してください。
ゴーヤのわたの取り方
白ゴーヤと牛肉のスープ。白ゴーヤをひとつ、いただきました。前に台湾で食べた白ゴーヤのスープを思い出しつつ、鶏のブイヨンで牛肉の切れ端とゴーヤを煮て、塩胡椒。ゴーヤのほろ苦さと爽やかさがたっぷり楽しめました。白ゴーヤは湯通ししたけれど、強い苦味はなかったです。#スープ365 pic.twitter.com/2gSFh40Gpi
— 有賀 薫 (@kaorun6) September 15, 2019
ゴーヤのわたや種は簡単に取り除くことができます。まずゴーヤの両端を少しだけカットして、縦半分に切ります。スプーンでわたと種をこそげ取るようにして取り除けば終了です。ゴーヤのわたや種は、苦いイメージが強いかもしれません。しかし、厳密にいうとほとんど苦味はありません。
それよりも見た目や食感があまり良くないために取り除くというのが、真の理由といえます。そのため、あまり神経質に取り除こうとしなくても良いでしょう。
ゴーヤの苦味を和らげる方法
ゴーヤと豆腐、桜海老のスープ。コロコロ小さく切ったゴーヤと絹ごし豆腐、桜海老で作る和風のスープ。だしは昆布だしを使っています。ゴーヤの苦味をお豆腐が和らげて、優しい味になりました。ゴーヤは買ったときに切って軽く茹でておいて、チャンプルやスープに使いまわし。#スープ365 pic.twitter.com/NjOL2TrN5F
— 有賀 薫 (@kaorun6) August 10, 2019
ゴーヤの苦味を取る場合、まず最も有効なのは、塩と砂糖を使ってもむ方法です。ゴーヤ1本につき、塩と砂糖をそれぞれふたつまみ位ずつ使って良くもみ、そのまま10分程放置してください。さらにスープに使う場合は、できるだけ薄くスライスすると苦味がごまかせます。
炒め料理や煮込み料理の場合は、油でコーティングしたり、カレー粉や唐辛子などのスパイス、香味野菜などと混ぜて使うと苦味が和らぐでしょう。
ゴーヤを使った人気スープレシピ【和風・中華】
ゴーヤを使った和風と中華の人気スープレシピを紹介しましょう。いつもの味噌汁にゴーヤを上手く加えることで、とても美味しくアレンジできます。本格的なレシピもありますが、夏バテ防止に打ってつけのおすすめレシピのため、ぜひ作ってみてください。
ゴーヤチャンプルー風味噌スープ
【材料】
- ゴーヤ 1/4本
- 木綿豆腐 1/4丁
- 豚肉薄切り 40g
- ごま油 大さじ1
- 卵 1/2個
- ごま油 大さじ1
- だし入り味噌 大さじ2
- 水 2カップ
【手順】
- ゴーヤを薄切りにし、豆腐を2cm角に切る。
- 豚肉を一口大に切る。
- 鍋にごま油を入れて熱し、豚肉、ゴーヤ、豆腐の順に入れて炒める。
- 卵を割り入れてさっと炒める。
- 水を加えて2~3分煮る。
- 火を止めて味噌を溶き入れて馴染ませたら器に盛ってコーレーグースをかけて完成。
ゴーヤチャンプルー風の味噌汁の人気レシピです。材料さえあれば簡単にできるので普段の味噌汁のレパートリーに加えてみると良いかもしれません。特にスタミナが必要な夏におすすめです。ゴーヤと豚肉は相性の良いコンビですが、辛味を加えるとさらに美味しくなるので、コーレーグースをかけます。ない場合はラー油や唐辛子でも良いでしょう。
パイナップルと白ゴーヤの鶏肉スープ
【材料】
- 白ゴーヤ 1本
- パイナップル 半分
- 豆板醤 大さじ1
- 干し小魚 大さじ
- 鶏がら 適量
- 鶏もも肉 400g
- 生姜スライス 3個
- 水 適量
- 塩 適量
【手順】
- ゴーヤのわたを取り、一口サイズに切る。
- 鶏がらを鍋に入れて水を沸騰させ、良く水洗いして臭みを取る。
- 鶏肉を油をしいたフライパンで皮から両面を焼き、一口大に切る。
- 3に1を入れて炒め、大きめの鍋に投入する。
- 4に2と生姜、小さく切ったパイナップル、豆板醤、干し小魚を入れる。
- 水をひたひたになるまで入れて30分煮込む。
- ゴーヤが透明になってきたら塩で味を整え、火を止めて完成。
本格的なゴーヤの鶏肉スープです。鶏がらはとても安く手に入るうえ(店によっては無料)、スタミナ補給には最適なため、ぜひおすすめします。レシピではインフォンリーを使っていますが、普通の家庭にはないでしょうからパイナップル缶でも良いでしょう。
辛味と鶏の出汁が強く利いて苦いゴーヤの味を薄めてくれます。多めに作り置きして、夏バテ防止のために毎日飲んでも良いかもしれません。
ゴーヤの和風ポタージュ
【材料】
- ゴーヤ 1/2本
- じゃがいも 中1/2個
- バター 10g
- 塩 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1
- かつおだし 200cc
- 味噌 大さじ1
- 牛乳 200cc
【手順】
- ゴーヤのたねとわたを取り、薄切りにしてボウルに入れて塩と砂糖でもみ込む。
- 10分程したら水洗いして、水を切る。
- じゃがいもの皮を剥いて薄切りにする。
- 鍋にバターを熱し、2と3を加えて炒める。
- じゃがいもが透き通ったら、鰹だしを加えて弱火で10~12分煮る。
- 火を止めて牛乳、味噌を加えて馴染ませてからミキサーかブレンダーで攪拌する。
- ざるで濾して冷蔵庫で冷やせば完成。
冷やして飲むと格別に美味しいゴーヤのポタージュスープです。ゴーヤの栄養に加えて冷たくのど越しも良いので、暑い時期におすすめです。じゃがいもとバターの風味や甘味がきいているため、ゴーヤの苦みもあまり気になりません。夏バテ防止に打ってつけの一品です。
海苔とキャベツとゴーヤのスープ
キャベツとえのきを使ったゴーヤスープです。海苔と鰹だしの和風の味にゴーヤの苦味がマッチしたおすすめレシピです。えのき以外にしめじや舞茸などのきのこ類を使っても良いでしょう。海苔以外にわかめやもずくなどの海藻類を加えても美味しいです。
ゴーヤを使った人気スープレシピ【洋風・その他】
ゴーヤは世界中のさまざまな料理に使われる人気食材です。和風や中華以外にも洋風やエスニックのおすすめれしぴがあるので、ぜひ参考にして作ってみてください。
ゴーヤとオクラのミルクスープ
【材料】
- ゴーヤ 1/4本
- しいたけ 2枚
- 玉ねぎ 1/4個
- オクラ 3本
- ベーコン 2枚
- オリーブオイル 大さじ1
- 固形コンソメ 1個
- 水 150cc
- 牛乳 200cc
- 生クリーム 50cc
- ナツメグ 少々
- 塩 少々
- 黒コショウ 少々
【手順】
- 鍋にオリーブオイルをしき、下処理して薄切りにしたゴーヤを入れる。
- みじん切りしたしいたけと玉ねぎ、小さく切ったオクラとベーコンを加えて炒める。
- 水、コンソメを加えて弱中火で4~5分煮る。
- 牛乳と生クリームを入れてから塩、ナツメグを加える。
- 器に盛って黒コショウを加えて完成。
ゴーヤとオクラを使ったミルクスープです。ゴーヤはベーコンや玉ねぎとも非常に相性が良いので、他のレシピでも活用してください。牛乳と生クリームを使ってまろやかに仕上げるため、ゴーヤの苦みもあまり気になりません。ベーコンを豚肉や鶏肉に変えれば、夕食のメインにもできます。
タイのゴーヤスープ
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 豚ひき肉 150g
- 春雨 50g
- にんにく 1片
- コショウ 小さじ1/4
- パクチーの根 1本
- ナンプラー 大さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
- コンソメ 1個
- 水 1000cc
【手順】
- 茹でた春雨を短く切る。
- にんにくとパクチーの根、コショウを一緒に潰す。
- ボウルにひき肉、ナンプラー、砂糖、2、1を入れてよく混ぜる。
- ゴーヤを2cmに切り、わたと種を取って3を詰めていく。
- 鍋に水を入れて強火で熱し、コンソメを入れて沸騰したら中火にして4を入れる。
- 灰汁を取ながら5分くらい煮込んで完成。
ゴーヤを肉詰めにして作るタイ風のゴーヤスープです。ゴーヤの苦味とひき肉の甘味が相俟ってとても美味しいおすすめのスープです。ひき肉には、人参や玉ねぎなどお好みで好きな野菜を入れても良いでしょう。スープはコンソメを入れるだけの簡単な味付けのため、とてもあっさりして飲みやすいです。
ソーセージとゴーヤのスープカレー
【材料】
- ゴーヤ苦み 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- ミニトマト 6個
- ウインナーソーセージ 6本
- オリーブオイル 大さじ2
- おろししょうが 小さじ2
- おろしにんにく 小さじ2
- カレーパウダー 大さじ2
- 水 600cc
- コンソ顆粒 小さじ3
- ケチャップ 大さじ1
- ウスターソース 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 塩 適量
- こしょう 適量
- バジル 適量
【手順】
- ゴーヤを縦半分に切り、わたと種を取って細切りにし、鍋でさっと茹でる。
- 玉ねぎをスライスする。
- 熱したフライパンにオリーブオイル、おろししょうが、カレーパウダーを入れて炒める。
- 3に1と2、ウインナーソーセージを加えて炒める。
- 水、コンソメ顆粒、ケチャップ、ウスターソース、塩、こしょうを加えて煮る。
- ミニトマトを加えて馴染ませ、器に盛ってバジルを添えたら完成。
ゴーヤを使ったスープカレーのレシピです。ゴーヤは辛いものとの相性が良いため、カレーの具材としても人おすすめです。ウインナーも入ってボリュームがあるので、夕食のメインにも打ってつけです。ご飯にかけてもパンに付けても美味しいでしょう。一度冷ますと味が染みて美味しくなるので、冷蔵庫に入れて後日食べるのもおすすめです。
ゴーヤと春雨のベトナム風スープ
ベトナム風のゴーヤと春雨のスープです。ヌクマムは聞き慣れないかもしれませんが、ベトナムでは人気のある定番の魚醤です。今後もベトナム料理を作るなら常備しておくと良いでしょう。なければナンプラーで代用してください。
作り方は先ほど紹介したタイ風のゴーヤスープと似ています。慣れておくとレパートリーが増えるのでおすすめです。
ゴーヤを使ったスープレシピまとめ
坦々ごまとり野菜みそでゴーヤ、キャベツ、小松菜のスープ。何でも入れられる。熊本の南関あげはなかなか噛み切れない食感がよい。加賀太きゅうりはたくまし過ぎてどうすればよいか分からなかったので塩とチーズでいただいた。夏だ。胡麻豆腐も久々でうまし。食べることが全て。ごちそうさまでした。 pic.twitter.com/hEycvxpNsT
— さば (@buri_sava) June 6, 2020
ゴーヤを使ったスープレシピをまとめました。ゴーヤは上手く下処理をすれば、独特の苦い味を軽減させることが可能です。ビタミンやミネラルが豊富なスタミナ食材のため、紹介したレシピを参考にしてヘルシーなスープ作りを楽しんでみてください!