ゴーヤの保存は冷凍がおすすめ!冷蔵方法とポイントも解説!

ゴーヤの保存方法には冷凍をおすすめします。グリーンカーテンなどで予想以上に多く収穫してしまったゴーヤは、そのまま食べると独特の苦味もあり消費をするのに何日もかかってしまいます。放って置いたらいつの間にか腐ってしまい食べられなくなってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?冷凍保存をしておけばいつでも手軽にゴーヤを食べることが出来ます。今回はゴーヤの冷凍保存や、冷蔵方法とポイントについても詳しく解説していきます。

ゴーヤの保存は冷凍がおすすめ!冷蔵方法とポイントも解説!のイメージ

目次

  1. 1ゴーヤの保存には冷凍がおすすめ!
  2. 2ゴーヤとはどんな野菜?
  3. 3美味しいゴーヤの見分け方や種類を紹介!
  4. 4ゴーヤに含まれる栄養とは?
  5. 5ゴーヤの栄養成分は熱に強い!
  6. 6ゴーヤをそのまま放置してしまうと
  7. 7ゴーヤの冷凍保存のポイント(生のまま冷凍)
  8. 8生のまま冷凍保存したゴーヤの使い方
  9. 9ゴーヤの冷凍保存のポイント(茹でてから冷凍)
  10. 10茹でてから冷凍したゴーヤの使い方
  11. 11ゴーヤを冷凍保存するときに苦味を抑えるポイントは?
  12. 12【意外な調味料で】ゴーヤの苦味を抑える裏技とは?
  13. 13ゴーヤを冷凍保存するとどれくらい持つの?
  14. 14冷凍保存したゴーヤのおすすめレシピは?
  15. 15ゴーヤの冷蔵保存の方法やポイントは?
  16. 16冷凍・冷蔵保存で取り出した「わた」や「種」も美味しく食べよう!
  17. 17ゴーヤの大量消費レシピを紹介
  18. 18熟してしまったゴーヤは食べられるの?
  19. 19ゴーヤを冷凍保存していつでも新鮮な状態で楽しもう

ゴーヤの保存には冷凍がおすすめ!

夏になると家の暑さ対策にと、グリーンカーテンでゴーヤを育てる人も増えてきました。ゴーヤは沖縄を代表する野菜として有名ですが、実は簡単に栽培することが出来る上に、上手く育てると大量に収穫する事が出来ます。しかし独特の苦味があるゴーヤは子どもには好まれなかったり、次から次へと収穫し、食べきることが出来ず腐らせてしまった経験を持つ人もいるのではないでしょうか?

食べ切れなかったゴーヤは、冷凍で保存するのがおすすめです。これから紹介する方法で冷凍保存をしておけば、新鮮な状態のゴーヤを、いつでも調理して食べることができます。ゴーヤは栄養も豊富な野菜です。腐らせることなく夏バテや美容対策に、毎日の食卓にぜひ取り入れたいものです。

ゴーヤとはどんな野菜?

ゴーヤは、別名「苦瓜」や「ツルレイシ」とも呼ばれている熱帯アジア原産のウリ科の植物です。沖縄県では古くから食べられていた野菜ですが、沖縄料理ブームなどの影響で、本州でも夏になるとスーパーで手軽に手に入るようになりました。また、病気や害虫が付き難く簡単に育つことから、夏の日差しを和らげるグリーンカーテンとして栽培する家庭も増えています。

また、「苦瓜」と呼ばれるとおり、そのまま食べるとかなりの苦味があります。この苦味が好きな人もいれば、苦くて食べられないという人もおり、好き嫌いが分かれる野菜です。最近は苦味が少ない品種も改良されており、比較的食べやすくなって来ているようです。

美味しいゴーヤの見分け方や種類を紹介!

食用にされているゴーヤは大きく分けると、一般的な「ゴーヤ」、サラダや生食向けの「白ゴーヤ」、イボが少ない「なめらかゴーヤ」、ミニサイズの「ミニゴーヤ」の4種類あります。それぞれ特徴があり、どれも冷凍保存することができます。共通する美味しいゴーヤの見分け方は、持った時にずっしりと重みがあること・色が鮮やかであること・イボに張りがあり、黒ずみが無いことです。好みのゴーヤを見つけ楽しみましょう。

ゴーヤに含まれる栄養とは?

ゴーヤのカロリーは100g当たり17kcalと低いにも関わらず、レモンの1.9倍のビタミンCや、牛乳の1.7倍のカルシウム等を含んでいます。ビタミンB群や、葉酸・鉄分・カリウム等も豊富で美容や健康にとても良い野菜です。また、ゴーヤの特徴とも言える苦味「モモルデシン」には健胃効果や自律神経のバランスを整える作用があるとして注目を集めています。栄養の宝庫とも言えるゴーヤを冷凍保存して、夏以外にも食べたいものです。

ゴーヤの栄養成分は熱に強い!

ビタミンCなどの栄養成分は、加熱すると消失してしまうものです。しかしゴーヤに含まれるビタミンCは加熱に強いと言われています。ゴーヤの栄養を余すことなく摂りたいという人は、苦味成分にも栄養が含まれるので、塩もみや水に晒すなどの苦味対策はせずに、そのまま炒めるなどの調理をしましょう。苦味が苦手で栄養も摂りたいという人には、苦味が少なく生食に向いている白ゴーヤがおすすめです。

ゴーヤをそのまま放置してしまうと

ゴーヤは緑色の未完熟の実を収穫します。その為に、暑い夏に常温でしばらく置いてしまうと、数日でしわしわになり、場合によっては追熟が進んでしまいます。追熟してしまったゴーヤは黄色く変色し柔らかくなります。こうなってしまうと冷凍保存には向きません。収穫したゴーヤをすぐに食べないときは早めに冷凍や冷蔵保存することをおすすめします。

ゴーヤの冷凍保存のポイント(生のまま冷凍)

食べきれないほどの大量のゴーヤは冷凍保存がおすすめです。冷凍保存で常備しておけば、栄養豊富なゴーヤをいつでも楽しむ事ができます。ここからは生のゴーヤの冷凍保存の方法について紹介していきます。美味しく冷凍するにはポイントがいくつかあるようです。

ポイント:ゴーヤはスライスしてから冷凍保存する

ゴーヤの冷凍保存のポイントはスライスしてから冷凍することです。ゴーヤは縦に半分に切り、中の白いワタをスプーンなどで掻き出しておきます。ワタをきれいに取ったら、5ミリ程度の幅でスライスしていきます。丸ごと冷凍する方法では、調理をするときに包丁が通りません。スライスして冷凍しておけば、冷凍庫から取り出し必要な分だけ使い、また冷凍することができます。忙しいときにも時短で調理でき、とても便利です。

ポイント:ゴーヤの冷凍保存はチャック付き保存袋で

ゴーヤを冷凍するときには、シップロックなどのチャック付き保存袋が便利です。薄く広げて入れておけば、いちいち解凍する手間もなく、少し袋を押すだけで簡単にバラバラになるので、袋から直接出して使えるところが魅力です。また、平らにしておく事で冷凍庫のスペースも少なく済み場所も取らずおすすめです。

ポイント:しっかりと空気を抜く

ゴーヤを袋に入れ薄く並べたら、しっかりと空気を抜いてからチャックを閉めましょう。空気が残っていると冷凍焼けを起こす原因になります。また、空気に触れることで傷みも早くなるので注意が必要です。チャックを端まで閉め、ストローを差しこみ空気を吸い出すと、真空パックのようにしっかり抜くことが出来て便利です。美味しく保存するには空気をしっかり抜くのがポイントです。

生のまま冷凍保存したゴーヤの使い方

生のまま冷凍したゴーヤは、解凍させること無く生のゴーヤと同じように調理します。おひたしなどにするときは、沸騰したお湯でさっと茹でてから使います。炒め物には凍ったまま入れて炒めて構いません。

ゴーヤの冷凍保存のポイント(茹でてから冷凍)

ゴーヤは生でも冷凍保存できますが、茹でてからももちろん冷凍する事ができます。茹でて保存する方法も、生と同じように縦に切り、中のワタをしっかり取りスライスしてから茹でます。苦味が苦手な人は茹でた後に長めに水にさらしておくと良いでしょう。それでは茹でてから冷凍するときのポイントを紹介します。

ポイント:沸騰したお湯に入れてさっと茹でる

あまり長く茹でてしまうと、ゴーヤのシャキシャキとした食感が損なわれてしまいます。茹でるときは沸騰したお湯に10秒ほど入れすぐに取り出します。また、茹ですぎることで加熱に強いゴーヤのビタミンCも消失してしまいます。大き目の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、さっと茹でたらザルにあけ、水にさらしましょう。

ポイント:茹でたら必ず冷水にさらしすぐ冷ます

ゴーヤの栄養成分は加熱には強いですが、加熱をしすぎることでその栄養の30%を失ってしまいます。茹でたあとは素早くザルにあけ、冷水にさらして冷ますようにします。茹でたままにしておくと余熱で加熱が進み、食感も栄養も損なわれてしまいます。完全に冷めたら水気をよく切り、すぐに冷凍しましょう。

ポイント:水気をよく拭き取ってから冷凍保存する

茹でてからの冷凍は水分が出やすくなります。ゴーヤを茹でて水にさらし、ザルで水気をきったら、キッチンペーパー等でしっかりと水気を拭き取りましょう。しっかり水気をきっておかないと、袋に入れ冷凍したときにゴーヤ同士がくっついてしまい、バラで取り出せなくなってしまいます。少し手間は掛かりますが、これは冷凍後の調理を簡単にするための大事なポイントです。

茹でてから冷凍したゴーヤの使い方

茹でてから冷凍したゴーヤには既に火が通っているので、おひたしなどに使うときは、自然解凍をして水気をきってから調理しましょう。炒め物などに使う場合はそのまま炒めても良いでしょう。自然解凍している時間が無いという人は、電子レンジで軽く加熱して解凍します。なるべく加熱時間を減らして調理するのがベストです。

ゴーヤを冷凍保存するときに苦味を抑えるポイントは?

ゴーヤの苦味は冷凍してもあまり変わりません。しかし冷凍前にひと手間加えることで、少し苦味がマイルドになります。その方法とは、スライスしたあとに少量の塩を揉み込むことです。この方法には根拠があって、苦味の成分の「モモルデシン」は水溶性のために、塩で揉むことで細胞が壊れ、ゴーヤから水分と共に苦味成分も出て行くのです。

このひと手間で苦味が抑えられるのですから、試してみたい方法です。茹でてから冷凍するときは、茹でる前に塩もみをしましょう。また、茹でたあとに水にさらす時間を長くとることで更に苦味が和らぎます。苦味が苦手な人はぜひ一度試してみて下さい。

モモルデシンは苦味とともに出て行ってしまう

ゴーヤの栄養成分「モモルデシン」は、苦味に含まれているために、苦味対策をすればするほど出て行ってしまいます。モモルデシンは、疲労回復や、血圧・血糖値を下げるほか、夏バテにも効果がある成分です。栄養を重視するのであれば、塩もみは素早く、水にさらす時間も少なめにしましょう。

【意外な調味料で】ゴーヤの苦味を抑える裏技とは?

ゴーヤの苦味を抑える方法として塩でもむのは有名ですが、なんと砂糖を使っても良いそうです。砂糖を使い苦味を抜くときは、スライスしたあとに砂糖をいれ揉み、15分程度置いてから手でゴーヤから出た水気を絞ります。砂糖の甘味が苦味を中和してくれるようですが、塩と砂糖を併せて使えば更に効果的です。ゴーヤ1本に対し塩は小さじ1杯、砂糖は小さじ2杯が目安です。

ゴーヤを冷凍保存するとどれくらい持つの?

ゴーヤを冷凍保存すると、最大で2ヶ月ほど美味しさを保てます。冷凍も冷蔵もせずにそのまま保存すると1・2日しか持たないので冷凍保存はかなり優秀です。新鮮な状態を保つことが出来るので、いつでもゴーヤの栄養を余すことなく摂ることができます。

冷凍保存したゴーヤのおすすめレシピは?

スライスして冷凍したゴーヤは、冷凍庫から出してそのまま調理します。冷凍したゴーヤは生のゴーヤと同様に様々な調理法で楽しむことができます。それでは、冷凍保存したゴーヤのおすすめレシピについて紹介していきます。

【冷凍ゴーヤのおすすめレシピ】定番で美味しいゴーヤチャンプル

ゴーヤを使った料理と言えば代表的なのがゴーヤチャンプルです。冷凍ゴーヤとカット済みの豚肉を使えば、まな板と包丁を使わずに作ることが出来ます。材料は、冷凍ゴーヤ・豚肉・卵・木綿豆腐・サラダ油・かつお節です。調味料は醤油とみりんを用意して下さい。

フライパンに油をひき、まず溶いた卵を半熟になるまで炒めます。一旦皿に戻したら同じフライパンに豚肉・冷凍ゴーヤ・ちぎった豆腐を入れ炒め、火が通ったら卵を戻し醤油とみりんで味付けします。皿に盛り付け、上にかつお節を散らせば出来上がりです。冷凍ゴーヤを使えば夏の季節以外にもゴーヤチャンプルが楽しめます。

【冷凍ゴーヤのおすすめレシピ】ゴーヤとツナの塩昆布和え

ゴーヤと塩昆布とツナの組み合わせは苦味を旨味に変え、とても食べやすくなります。作り方は簡単です。生のまま冷凍していたゴーヤはさっと茹で水にさらし、水気を絞っておきます。ボールにゴーヤと油きりしたツナと塩昆布を適量混ぜれば完成です。味付けは塩昆布の塩気だけでも美味しいですが、お好みで黒胡椒や酢を混ぜても良いでしょう。苦味が苦手な人にはおすすめのレシピです。

【冷凍ゴーヤのおすすめレシピ】美容と健康にゴーヤとバナナのスムージー

バナナは予め小さく切って冷凍しておきます。冷凍ゴーヤと冷凍バナナ、牛乳、お好みでハチミツを入れミキサーにかければ、ゴーヤとバナナのスムージーが出来ます。バナナもゴーヤも冷凍庫で保存して置けば、いつでもこのスムージーを楽しむ事が出来ます。牛乳の代わりに豆乳を使っても美味しいです。美容や夏バテ予防にも良さそうです。意外に苦味は感じないのでおすすめのレシピです。

ゴーヤの冷蔵保存の方法やポイントは?

ここまではゴーヤの冷凍方法について紹介して来ましたが、数日~1週間以内で食べきれるという人には冷蔵庫で保存するのもおすすめです。ゴーヤを冷蔵保存する場合は、そのまま冷蔵庫に放り込むのはNGです。次のポイントを守り保存するようにしましょう。ここからは日持ちのするゴーヤの冷蔵方法やポイントについて解説していきます。

冷蔵保存のポイント:ゴーヤは立てて保存する

ゴーヤを丸ごと冷蔵保存するときは、表面の水気や汚れをふき取り、キッチンペーパーや新聞紙などにくるみ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。横にしてしまうと、ゴーヤの表面の凹凸から傷んで来てしまうので、必ず立てて保存しましょう。冷蔵庫で2~3日程度日持ちします。

冷蔵保存のポイント:中わたの処理をしてから保存する

丸ごと保存した状態では2~3日しか持たないゴーヤですが、簡単な処理をしてから冷蔵すれば1週間程は傷まずに持ちます。その処理方法は、縦半分にゴーヤを割り、中のわたをしっかりと取ることです。腐るときは中のわたから腐り始めてしまうために、わたを取って保存するのは効果的です。わたを取ったらラップなどで包みこちらも立てて保存します。

冷凍・冷蔵保存で取り出した「わた」や「種」も美味しく食べよう!

ゴーヤを保存する前に取り出したわたや種。調理の際に取ったら捨ててしまいがちですが、実は苦味は全くなく調理をすれば美味しく食べることができます。ゴーヤのわたには緑色の実の部分よりビタミンCが3倍も多く含まれています。また、種には共役リノール酸という、体脂肪の増加を防ぎ太りにくい体質にしてくれる成分も含まれています。ゴーヤのわたや種の栄養も捨てること無く摂りたいものです。

ゴーヤのわたの天ぷら

ゴーヤのわたは、硬い種を取り出しざく切りにします。天ぷら粉を水で溶き、わたを入れ衣をつけたら180度に熱した油で揚げます。カラっと揚がったら出来あがりです。お好みで生姜の千切りや玉ねぎと一緒にかきあげにしても美味しいです。ゴーヤのわたにはクセが無いのでどんな食材にも合います。

ゴーヤのわたのピカタ

ゴーヤのわたは、食べやすいように切っておきます。卵をといて粉チーズ・塩コショウを混ぜます。ゴーヤのわたを卵液にくぐらせます。フライパンを熱したら油を入れ、卵液を付けたわたを入れて中火で両面を焼き、火が通ったら出来上がりです。中の種は先に取り出しても良いですし、そのまま焼いてもカリカリとした食感を楽しめます。お好みでケチャップを付けて食べましょう。苦味も無く子どもでも食べやすいレシピです。

ゴーヤの大量消費レシピを紹介

冷凍しても、冷蔵庫にしまっても、それでもゴーヤが食べきれないという人には、これから紹介するゴーヤの大量消費レシピがおすすめです。グリーンカーテンに一気になってしまったゴーヤは佃煮にしたり、お茶にするとかなりカサが減り苦味も少なくなります。栄養豊富なゴーヤを腐らせることなく大量消費レシピで使い切りましょう。

ご飯のお供に「ゴーヤの佃煮」

ゴーヤを佃煮にしてみましょう。かなりの量のゴーヤで作っても、出来上がるとカサが減って小さくなるので大量消費におすすめです。佃煮の甘辛い味付けとほろ苦さでご飯が進みそうです。常備菜としても栄養が取れる1品として毎日食べたいレシピです。材料は、ゴーヤ・醤油・砂糖・塩・酢・だしの素・煎りゴマです。

ゴーヤは薄くスライスし、塩で揉み、水でさらして苦味を抜いておきます。鍋に調味料を全て入れ火にかけ、水気を絞ったゴーヤをいれ、汁気が無くなるまで煮詰めていきます。汁気が少なくなったら煎りゴマを加え混ぜれば出来上がりです。砂糖は多めに入れると甘苦く美味しい佃煮になります。日持ちは冷蔵庫で1週間くらいですが、佃煮を冷凍することも出来ます。ぜひ試してみて下さい。

乾燥しても栄養豊富「ゴーヤ茶」

そのまま食べても栄養豊富なゴーヤですが、乾燥させてお茶にすることで、その栄養は凝縮され更に嬉しい効果となります。生と比べてカルシウムは約18倍、カリウムは約15倍、鉄分はなんと約27倍にも増えると言われています。そんな栄養たっぷりのゴーヤ茶は、美肌や夏ばて対策、ダイエットをしている人にもおすすめです。また、お茶にすることで苦味も和らぎ、言われなければゴーヤと気付かないかもしれません。

作り方は、まずゴーヤを縦に割り、中のわたをとります。わたに入っている種も使うので、種は捨てないようにしましょう。ゴーヤを薄くスライスし、クッキングシートを敷いたトレーなどに重ならないように並べます。このときに種も一緒に並べておきましょう。1~2日ほどベランダなどの風通しの良く、日当たりの良い場所に置き乾燥させましょう。フライパンに乾燥したゴーヤと種を入れ、薄茶色になるまで乾煎りしたら完成です。

湿気が入ると湿気てしまうので、完全に冷めたら密封できる容器にしまいましょう。天日干しが難しい場合は電子レンジで加熱して乾かしても良いでしょう。ゴーヤ茶の飲み方は、急須で淹れて飲む場合は、熱湯を注ぎ5分程待ってから茶碗に注ぎます。ヤカンで煮出すときは沸騰してから3分程で美味しいゴーヤ茶が飲めます。ホットでも美味しいですが、氷を浮かべて冷やして飲めば、ほうじ茶のような風味で美味しく飲めます。

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熟してしまったゴーヤは食べられるの?

熟してしまったゴーヤは実が黄色く変わり、中のわたは無くなり種の周りは赤くゼリー状へ変化します。果物のような見た目になりますが、この黄色くなったゴーヤも食べることが出来ます。ただ、実は柔らかくフルーツのような甘味が出て、緑色のときの食感とは全く異なるために、普通のゴーヤの調理法は向きません。熟したゴーヤはまるでメロンのような風味になるとも言われています。

熟したゴーヤを食べるときは、赤くなったゼリー状の種をスプーンですくって食べます。中心にある硬い種は出しましょう。黄色い実の部分はスライスしてサラダにしたり、ハチミツや牛乳と共にミキサーにかけ、スムージーにするとフルーツ牛乳のような味になり楽しめます。また、保存はあまり出来ないので早めに消費しましょう。

ゴーヤを冷凍保存していつでも新鮮な状態で楽しもう

今回は、ゴーヤの冷凍や冷蔵保存の方法について詳しく解説して来ましたが、いかがでしたでしょうか?夏バテや疲労回復、美肌効果まである栄養豊富なゴーヤを冷凍保存して、日々の食事に取り入れてみませんか?これからゴーヤの収穫や頂き物も増える季節です。余ってしまったゴーヤを腐らせる前に、この記事が参考になれば嬉しいです。

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