揚げ物の温め直しに最適な方法!レンジやフライパンは?コツや注意点

揚げ物の温め直しにおすすめの方法をまとめました。油で揚げた揚げ物に最適な温め直す方法に必要な、注意点とコツも説明!揚げ物の温め直しに人気の電子レンジやトースター、魚焼きグリルを使用した方法を詳しく紹介します。

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目次

  1. 1揚げ物の温め直しの方法を解説!
  2. 2揚げ物の温め直しをする時の注意点
  3. 3揚げ物の温め直しの方法
  4. 4揚げ物の温め直しのコツ
  5. 5揚げ物の温め直しをマスターしよう!

揚げ物の温め直しの方法を解説!

揚げたての揚げ物は、サクサクとした食感でジューシーに仕上がっています。しかし、一度冷めてしまうとサクサク感もなくなり、べちゃっとした食感で残念な気持ちになった方も多いのではないでしょうか?

揚げ物を温め直しても、なかなか揚げたてに近い状態にならないと悩んでいる方は少なくありません。この記事では、揚げ物を温め直しをする際の最適な方法、その際のコツや注意点を紹介します。

揚げ物の温め直しをする時の注意点

揚げ物を温め直しする際に注意する事項を、いくつか紹介します。注意点を忠実に守ることにより、温め直しをした揚げ物を美味しく食べられます。参考にしてみてください。

常温に戻す

揚げ物を冷蔵庫で保存している方も多いですが、冷蔵庫で保存をした揚げ物を温め直す際には常温に戻すのが先決です。冷蔵庫で保存をしている場合、もちろん揚げ物は冷たい状態を保っているでしょう。冷たいまま電子レンジなどの機器を使用して温めることで、水分が出てきます

この水分が、温め直しをした際にべちゃっとした揚げ物になる原因の一つです。水分が出てくるのを避けるためにも、冷えた状態ではなく一度常温に戻すことで、回避することができます。夏場で室温が高くならないのであれば、常温のまま保存をしておくのもおすすめです。その際には、早めに食べ切るようにしてください。

油分を拭き取る

油の中で揚げる揚げ物には、種類があります。コロッケのようにサクサクの衣がついたもの、唐揚げのようにしっとり系の衣がついているものなど、さまざまです。いずれも、温め直しをする前に、油をふき取ることをおすすめします。

冷めた状態の場合、油があまり目に見えないため、油をふき取る必要がないのでは?と思う方も少なくありません。しかし、冷めた揚げ物には意外にも大量の油が染み込んでいます。そのままの状態で温め直すと、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。回避するためにも、常温の状態で拭き取れる油を取り除きましょう。

揚げ物の温め直しの方法

揚げ物を温め直す際の方法を、調理器具別に解説します。それぞれに良いポイントがありますので、自分の中で使いやすいもの、またサクサク感が出る器具を選択してみてください。それぞれの器具で、方法が異なるため参考にしましょう。

トースターの場合

揚げ物を温め直す際に使用される調理器具で、サクサク感を求める方に人気なのがオーブントースターです。トースターは電子レンジよりも少々手間はかかりますが、揚げたての状態に近くなることからおすすめされています。トースターで温める際は、まず予熱でトースター内を温めておきます。

その後、アルミホイルをくしゃくしゃにしてシワを作ったものの上に、揚げ物を乗せて加熱します。アルミホイルは油が滴らないようにする役割と、サクサクに仕上げるためのワザともされています。揚げ物の様子を伺いながら、加熱時間を調節しましょう。

トースターの温度設定機能がない場合は、必ず揚げ物の様子を伺いながら温めてください。温度設定がついている場合には、あまり高くない温度で温めるのをおすすめします。

フライパンの場合

フライパンを使用した温め直し方法は、油で再度揚げるイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、揚げ物は既に油を含んでいるため、揚げ直しはあまりおすすめできません。フライパンで温める場合は、油を敷かずに弱火で温めていきます。油を敷かない理由として、既に揚げ物には油が含まれているからです。

弱火で温めていても、油が少量づつ出てきます。その油を使用して、軽く揚げ焼きのように仕上がるでしょう。早く温めたいからと、強火で温めてしまうのはNGとされています。

強火で温めることにより、揚げ物から油が出過ぎてしまいます。そのため、べちゃっとした仕上がりになってしまうため、おすすめされていません。弱火でじっくりと温めるのを意識して、表面の状態を確認しながら温め直しを行ないましょう。

魚焼きグリルの場合

ガスコンロについているため、どの家庭にもある魚焼きグリルも揚げ物の温め直しに使用できます。魚焼きグリルは揚げ物をサクサクにできるので、意外にも使用する方が多い調理器具です。魚焼きグリルは水を入れるタイプがありますが、揚げ物の温め直しの際には水は入れないようにしましょう。

アルミホイルをくしゃくしゃにした上に揚げ物を乗せて、焦げ防止のために上にもアルミホイルを乗せるのが推奨されています。火加減は弱火から中火程度に調節をして、油が出始めたタイミングで取り出すと良いでしょう。比較的簡単にサクサク感を戻すことができるので、活用してみてください。

電子レンジの場合

揚げ物のスタンダードな温め直し方法として、電子レンジが挙げられます。スイッチ一つで温めることができるので、活用している方も多いのではないでしょうか?しかし、電子レンジで揚げ物を温めると、べちゃっとしてしまうという経験をした方も多いでしょう。

電子レンジは揚げ物の温め直しは苦手分野になるため、サクサクの状態にしたい場合にはトースターと併用するのがおすすめされています。

トースターだけでは中まで温まらなかった揚げ物も、電子レンジで中まで温めてトースターで表面をサクサクにすることで仕上がりが全く違います。そのため、電子レンジを使用する際には、他の調理器具と併用してみてください。

天ぷらは揚げ直しもあり

天ぷらのように衣が比較的薄い揚げ物は、再度揚げるという方法を取り入れることができます。コロッケなどの衣が厚いものは、揚げ直しをすると失敗してしまいます。しかし、天ぷらは揚げ直しをすることで、元の食感に近く仕上がります。天ぷらを揚げ直しする際のポイントは、油に入れる前に水に通すことです。

油ハネに注意が必要ですが、元の食感により一層近く仕上がるでしょう。水に通す際に重曹を加えた水で行なうと、さらにサクサク感を増します。自宅でも取り入れることができる方法になるので、天ぷらを元のサクサク感に戻したい方は試してみてください。

一番サクッとなる方法は?

揚げ物を温め直す方法の中で、一番サクサクに仕上がるのは電子レンジとトースターを併用した方法です。電子レンジと魚焼きグリルの併用もおすすめされているので、仕上がりが好みの方を取り入れると良いでしょう。電子レンジでまずは揚げ物全体を温めて、トースターもしくは魚焼きグリルで表面の衣をサクサクに仕上げてみてください。

その反対に、揚げ物の温め直しでおすすめできないのは、再度揚げる方法です。天ぷら以外の揚げ物は、揚げ直しをしない方法を取り入れるようにしましょう。

揚げ物の温め直しのコツ

揚げ物を温め直しする際には、いくつかのコツが存在しています。コツを掴むことにより、サクサクの揚げたてに近い状態に仕上がるでしょう。温め直す際に取り入れてみてください。

霧吹きで湿らせる

トースターや魚焼きグリルを使用する際には、霧吹きで水分を少量与えるとサクサク感のある揚げ物に仕上がります。電子レンジは水分が出てしまうため霧吹きの必要はないですが、トースターや魚焼きグリルは水分を飛ばす働きを持っています。そのため、水分が全て飛んでしまうと、温めている最中にも関わらず衣が固くなってしまいます。

衣が固くなるのを防ぐためにも、あらかじめ水分を与えておくことでサクッとした食感に仕上がります。湿らせる際には水分量に注意が必要です。あまりにも多く水分を与えてしまうと、べちゃっとした仕上がりになるので注意しましょう。

アルミホイルの使い方

温め直しをする方法で、何度かアルミホイルをくしゃくしゃにすると紹介しました。では、このアルミホイルをくしゃくしゃにすることに、どのような意味があるか知っていますか?揚げ物を温め直しすると、元から含まれている油分が出てきます。

アルミホイルをそのままの状態で使用すると、揚げ物に再度油分が吸収されてしまいます。しかし、くしゃくしゃにすることにより、油を溜める働きをするのです。そのため、不要な油を落としながら温め直しができるので、アルミホイルはくしゃくしゃにしてから使用するようにしてください。

揚げ物の温め直しをマスターしよう!

揚げ物は一度冷めてしまうと、なかなか揚げたての頃に戻すことは難しいです。しかし、方法によっては揚げたての状態に近いレベルまで近づけることが可能です。温め直しの方法をマスターして、美味しい揚げ物を食べてください。

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