2019年03月29日公開
2024年09月08日更新
天ぷらをサクサクにする温め直し方6選!冷めた天ぷらをサクサクの食感に!
天ぷらは揚げたてが一番おいしい!揚げたてのサクサク食感を、冷めた天ぷらでも再現したいと誰もが思うはず。冷めてしまった天ぷらでも、程よい水分を保ちながらサクサクした食感にするために、オーブントースターや電子レンジ・フライパンなどで温め直しする方法があります。簡単にできるおすすめの温め直し方法や、天ぷらの保存方法、冷めた天ぷらのアレンジレシピなどを紹介していきます。
目次
天ぷらはサクサク食感で食べたい!
天ぷらのサクサクした食感をおいしく食べるには、揚げたてが一番です。冷めた天ぷらは具材の水分を吸って、べちゃっとしてきます。揚げてから時間が経った天ぷらや、冷蔵保存の天ぷらを温め直してもおいしく食べる方法について紹介していきます。
オーブントースターや電子レンジ、フライパンを使ったおすすめの温め直しの方法について見ていきましょう!
冷めた天ぷらをサクサクにする温め直し方法6選
冷めた天ぷらをサクサクにする温め直し方法は、いくつかあります。ちょっとしたコツをつかめば、いつでもサクサク食感の天ぷらを食べることができるんです。水分を含ませてオーブンやトースターで温め直しする方法や、電子レンジ・フライパンを使った温め直し方法など、6選を紹介していきます。
トースター
まず、トースターを使った天ぷらの温め直し方法について紹介していきます。天ぷら全体に、霧吹きで水をかけていきます。トースターの網の上にアルミホイルを敷いて、温め直したい天ぷらを乗せます。焦げないように様子を見ながら、トースターで3分~5分ほど加熱します。
使用するアルミホイルは、あらかじめクシャクシャにして凹凸をつけておくようにすると、天ぷらとの接地面が少なくなり、余分な油も落ちます。
オーブン
オーブンで天ぷらを温め直してサクサク食感を再現する場合も、トースターと同様の方法で行います。霧吹きで、天ぷらの表面にまんべんなく水をかけます。オーブンの天板にアルミホイルを敷いて、天ぷらを乗せます。その後、オーブンで加熱すれば完成です。
オーブンで加熱する際の注意点は、あまり高温で加熱しすぎないこと。一気に高温で加熱すると、焦げる恐れがあり、また、中までしっかりと熱が伝わらないからです。
フライパン
次にフライパンで天ぷらを温め直しする方法ですが、用意するものはフライパンとキッチンペーパーです。フライパンを弱火で加熱します。天ぷらから油が出てきますので、あらかじめ油は入れません。
弱火で加熱したフライパンに、温め直したい天ぷらをのせて、両面まんべんなく加熱していきます。フライパンに油が出てきますので、キッチンペーパーを使って余分な油を吸わせていきます。フライパンを使った温め直し方法は、手軽でできるのでおすすめです。
魚焼きグリル
魚グリルを使った温め直し方法も、サクサク食感になるのでおすすめです。まず、霧吹きで天ぷらの表面に満遍なく水をかけていきます。魚グリルが汚れないように、魚グリルの底にアルミホイルを敷きます。弱火~中火で2分~4分ほど加熱して完成です。余分な油も落ちてヘルシーになり、サクサク食感の天ぷらになるので、おすすめの方法です。
揚げ直し
天ぷらを揚げ直しするという方法もあります。天ぷらに衣をつけて揚げる方法と同様に、適温で揚げるだけです。揚げ直しする方法は、油を吸ってカロリーが高くなるのでダイエット中の方は気をつけたほうが良いでしょう。
電子レンジとトースター
電子レンジとトースターを使った温め直し方法もあります。耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷いて、その上に揚げ直したい天ぷらを乗せていきます。電子レンジで30秒~1分加熱します。電子レンジでの加熱時間は、天ぷらの量や厚みなどにより異なります。様子を見て加減しながら加熱するようにします。
電子レンジから耐熱皿を取り出したら、次にトースターを使います。トースターにアルミホイルを敷いて天ぷらを乗せます。2分~4分ほど加熱して完成です。
冷めた天ぷらを温め直しするときのポイントと注意点
冷めた天ぷらを温め直しするときのポイントと注意点を紹介します。ちょっとしたことですが、ポイントをおさえておくだけで、サクサク食感に違いが出てきます。
水を少し含ます
天ぷらを温め直しするときに、霧吹きで水をかけるのには理由があります。水分が蒸発するときに天ぷらの衣の中に、空気穴を作る役割があります。そのことにより、天ぷらがサクサクした食感になるのです。
温め前に油をふき取る
天ぷらを温め直しするときには、あらかじめ余分な油はキッチンペーパーなどで吸わせておくことが大事です。油でべちゃっとした食感にならないようにするためです。
電子レンジだけで温め直しはNG?
電子レンジだけで温め直しすると、サクサクした食感になりにくいので、オーブンやトースターと併用して温め直しするのがおすすめです。
加熱しすぎない
天ぷらを温め直しする場合は、加熱しすぎないこともポイントです。オーブンやトースター、フライパンや魚グリルなど、加熱しすぎると焦げてしまう恐れがあるからです。
天ぷらの揚げ方ポイントやおすすめ保存方法
天ぷらの調理をする際、ポイントがいくつかあります。また、揚げた天ぷらを上手に保存する方法もあります。天ぷらをおいしく食べるために、順番に紹介していきますので見ていきましょう。
粉には片栗粉をプラス
天ぷらの衣の作り方には色々なレシピがありますが、天ぷらの衣の一部に片栗粉を使うのもおすすめです。片栗粉を使うことにより、サクサクした食感が出るからです。片栗粉を使うと食感が良くなるので、衣を作る際は使ってみましょう。
水は炭酸水に変更
天ぷらの衣を作るときに、水ではなく炭酸水を使うのもおすすめです。水を使うよりも、サクサクした食感になるのです。冷蔵庫に炭酸水が入っている場合は、ぜひ一度試してください。
素材の水切りはしっかり行う
天ぷらを作る際は、具材についている水分はしっかりと水切りするようにしましょう。水分が残っていると、天ぷらを揚げてもサクサクした食感ではなく、べちゃっとなりがちになります。天ぷらの具材には色々ありますが、エビ・さつまいも・じゃがいも・おくらなど、どんな具材も同じですので、水切りはしっかりと行います。
揚げ終わったら油を十分に切る
天ぷらを揚げたら、しっかりと油を切るようにします。余分な油が残っていると、べちゃっとした食感になってしまいます。揚げたての天ぷらは、すぐに油を切って余分な油を落としてからお皿に盛り付けるようにします。
天ぷらの保存方法「冷蔵の場合」
天ぷらを冷蔵保存する場合は、キッチンペーパーなどでしっかりと余分な油を吸い取り、粗熱を取ります。天ぷらをキッチンペーパーなどでひとつひとつ包んで、お皿にのせてラップで包みます。味が落ちてきますので、なるべく早いうちに食べきるようにしてください。
天ぷらの保存方法「冷凍の場合」
天ぷらを冷凍保存する場合は、揚げたての天ぷらの粗熱を取ります。キッチンペーパーで余分な油を吸い取ってから、ひとつひとつキッチンペーパーで天ぷらを包みます。その後、ジップロックに小分けに入れて冷凍します。食べるときは、電子レンジとトースターを併用しながら温め直しすると、中まで加熱できます。
冷めた天ぷらの活用レシピ
冷めた天ぷらをおいしく食べるには、リメイクメニューがおすすめです。冷めた天ぷらをおいしく活用するためのレシピをいくつか紹介していきます。
天ぷらのお茶漬け
- 市販のお茶漬けの素
- ご飯
- 熱湯
- 天ぷら
- 大きめのお椀にご飯を入れます
- お茶漬けの素を入れます
- 天ぷらを上に乗せます
- 熱湯をそそぎ、お好みで大葉や白ごまをかけて完成
天ぷらをお茶漬けにすることで、一味違った味を楽しめます。天ぷらを温め直しする必要がないので、手軽に作れるレシピでおすすめです。
天ぷらの卵とじ
- 水150cc
- 砂糖小さじ1
- しょうゆ大さじ3
- みりん大さじ1
- 卵1個
- 天ぷら
- 水・砂糖・しょうゆ・みりんを鍋に入れ加熱する
- 沸騰したら、あらかじめ混ぜておいた卵を入れて卵とじを作る
- お椀に天ぷらを盛り付ける
- 卵とじとだしをかけて完成
天ぷらの卵とじは、丼としても応用できるレシピです。卵とじにすることで、時間が経った天ぷらもおいしく食べられます。あらかじめ、天ぷらを温め直ししておくことで、熱々の天ぷらの卵とじが楽しめます。
天ぷらの温め直しはコツを守ってサクサクにしよう!
天ぷらの温め直しは、ちょっとしたコツをおさえるだけでサクサク食感になります。やりやすい温め直し方法を試してください。天ぷらを使ったリメイクレシピもおすすめですので、ぜひ作ってみましょう。