2020年03月24日公開
2024年10月14日更新
コリンキーのおすすめレシピまとめ!気になる下ごしらえの方法は?
コリンキーを使ったおすすめレシピを紹介します。小さなかぼちゃのような見た目のコリンキーは、皮ごと生で食べられる珍しい品種です。歯触りのいい食感を活かした生で食べられるレシピや、少し変わったアレンジレシピを集めました。
目次
コリンキーのレシピを紹介!
今夜の楽しみ🎶🎶コリンキー😍 pic.twitter.com/1jEvqsTYXK
— ララ (@qSLVQl21dKtDtkA) August 23, 2019
コリンキーを近年スーパーや八百屋さんで見かけることが増えてきました。一見小さなかぼちゃですが、実際はかぼちゃとは全く味も食感も違う品種です。買った時にどう調理すればいいのか悩んだことがある人もいるのではないでしょうか?
この記事ではそんなコリンキーの食感や味の特徴を活かした、生でも食べられるレシピや美味しいアレンジレシピを紹介します。
コリンキーの特徴と下ごしらえの方法
コリンキーは生でも食べられるかぼちゃ
「コリコリ食べられるコリンキー」生で食べられるかぼちゃです♪ pic.twitter.com/GTJon8CsBQ
— いわん3/27練馬こぶしハーフ (@BabaraIwan) July 4, 2014
普通のかぼちゃは皮が厚くて硬いため、中身をくりぬいて甘味のある果肉を蒸したり煮たりすることが一般的です。一方コリンキーは皮が柔らかく品種改良されており、熟す前に収穫しているのでクセが少なく、皮ごと生で食べられます。栄養も豊富ですので野菜不足が気になる人にもおすすめです。
食物繊維・カロチン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・カリウム・カルシウム・鉄などが含まれていて、健康にも美容にもよい食材です。ぜひ食べてみてくださいね
コリンキーの下ごしらえのポイント
コリンキーは生で食べられるかぼちゃです。果皮はレモン色、完熟させず未熟果で収穫するため、果肉はやわらかく苦味もない、果皮ごと生で食べられます。さっぱりとした味、歯ざわりがよくコリコリとした食感が特徴、栄養価も高い。主潮は生食や浅漬け推しですが、揚げる炒めるなど加熱調理も全然あり。 pic.twitter.com/dZ1YyzOIwS
— 吉祥寺 八百銀 (@kichi_yaogin) May 25, 2019
普通のかぼちゃと同じようにヘタの部分は切り落とし、中の種をくりぬいて調理します。柔らかいため包丁が入りやすく、事前にレンジでチンする必要もないので簡単です。皮はそのまま食べられますが、彩りなどで気になる場合はピーラーを使って剥きます。取り除いた種も食べられますので、一緒に調理してもいいでしょう。
中綿と一緒に取り除いた種をボールに入れて、水を入れたらもみ洗いをします。数回水を取り替えて中綿から種を取り除きます。煮込み料理などに一緒にいれてやわらかくしてから食べたり、ココナッツオイルなどでカリッと香ばしく焼いて食べるのもおすすめです。
コリンキーのおすすめレシピ【メイン・パスタ】
コリンキーと牛肉の炒めもの
【材料】(4人分)
- コリンキー1/2個
- アスパラ…4本
- 牛肉…400g
- 舞茸…一株
- コチュジャン…大さじ2.5
- ごま油…大さじ1
- 塩胡椒…少々
【手順】
- コリンキーを半分に切り、スプーンを使い種を取ってくし形に切ります。
- アスパラの根元を折って芽をとり、一口大の斜めに切って茹でます。
- 舞茸は一口大の大きさにわけます。
- 牛肉を食べやすい大きさに切ります。
- フライパンにごま油をひき、牛肉を入れて炒めます。
- 塩胡椒で下味をつけます。
- 舞茸、コリンキーを加えて炒めます。
- アスパラを入れて炒めます。
- コチュジャンを入れて全体に味がなじむように炒めます。
- 皿に盛り付けて完成です。
コリンキーを皮ごとさっと炒めることで食感を楽しめる炒め物のレシピです。味付けも塩胡椒とコチュジャンだけとシンプルですが牛肉の旨味にピリッとした辛みがあってご飯がよく進みます。舞茸やアスパラの食感もよく、食べ応えのある一品です。
チキンとコリンキーのクリームソースパスタ
クリーミーなホワイトソースの舌触りに、にコリンキーのコリコリした食感を活かしたクリームパスタです。ポイントとして、コリコリの食感を残すために煮込み時間を調節しましょう。鶏肉のぷりぷりしたジューシーな食感やパスタのもちもち感とも合います。
黄色が色どりにもアクセントとなるので、見た目も華やかに仕上がります。緑のアスパラやホウレンソウなどを入れても彩りよく美味しいです。
コリンキーのグラタン
コリンキーでグラタン作った🎃 pic.twitter.com/rxaJOOY2fB
— タナ (@tanachikara3) August 16, 2018
中身をくり抜いた外側をそのまま器にして食べられるグラタンのレシピです。もちろん器は皮まで丸ごと食べられます。他の具材はブロッコリーやアスパラなど、家にある野菜で作れて簡単です。
とろけるチーズに食べ応えのある野菜とボリューム満点ですが、かぼちゃのようにホクホクした重めの食感ではなくあっさりと食べられますので、1個食べても重くなりすぎません。見た目がオシャレですのでおもてなし料理としてもおすすめです。
コリンキーのアンチョビ炒め
さっと炒めて食感を残しつつ、アンチョビの塩気がしめじやコリンキーにしっかり移って香りも味も美味しいおすすめレシピです。きのこの食感とも合いご飯が進みます。おかずとしてはもちろん、お酒のあてにもおすすめです。
コリンキーの生春巻き
コリンキー生春巻き
— Sakura (@A18Tatti) July 21, 2015
黄色が綺麗です🎃 pic.twitter.com/3UM49XB2jJ
ベトナムの人気料理、生春巻きを是非コリンキーで作ってみましょう。コリコリした食感やクセのない瑞々しい美味しさは生春巻きにピッタリです。ぷりぷりのえびやシャキシャキのレタス、きゅうりなどと合わせるとより食感が楽しめます。子供と一緒に巻いて楽しみながら作れるので、夏休みの料理体験にいかがでしょうか?
かぼちゃとコリンキーのカレーコロッケ
二つのかぼちゃを混ぜ合わせた栄養たっぷりのコロッケです。食べやすいカレー味で、野菜が嫌いな子供でもパクパク食べれてしまいます。普通のかぼちゃコロッケだとホクホクしていますが、コリンキーの食感を残すことで少し違った歯ざわりになり食べ応えがあります。晩ご飯のおかずやお弁当におすすめです。
コリンキーのおすすめレシピ【サラダ・漬物】
コリンキーの焼酎漬け
【材料】
- コリンキー、キュウリ、トウガン…全部で500g
- 焼酎…30cc
- 砂糖…50g
- 塩…15g
- 鷹の爪…お好みで
【手順】
- コリンキーは皮ごと食べやすい大きさに切ります。
- キュウリを一口大に切ります。
- トウガンの皮を剥き、一口大に切ります。
- 切った野菜をボウルに入れて混ぜます。
- お好みで鷹の爪を入れます。
- 野菜を袋に入れ、焼酎、砂糖、塩を入れて振ります。
- 冷蔵庫に入れて一晩寝かせます。
焼酎のコクとピリッとした辛味がありますが、砂糖が入っておりまろやかな味わいの漬物です。野菜のシャキシャキ、コリコリした食感が存分に楽しめ、歯触りのよい漬物です。一晩で充分味が染みますので簡単に作れます。ご飯が進みますしお酒のおつまみとしてもおすすめです。
コリンキーのアリオリ風サラダ
【材料】
- コリンキー…1個
- にんにく…適量
- マヨネーズ…適量
- 塩…適量
- ブラックペッパー…適量
- オリーブオイル…適量
【手順】
- コリンキーの種とワタを取り除き、細切りにします。
- にんにく、マヨネーズ、塩、ブラックペッパー、オリーブオイルを混ぜてソースを作ります。
- コリンキーにかけ、冷蔵庫で冷やして完成です。
細切りにしたコリンキーとソースを合わせて和えただけの簡単なサラダのレシピです。付け合わせの一品を作りたいときにサッとできます。細切りにすることで、角切りや乱切りにした時とはまた違ったシャキシャキの食感を楽しめます。冷蔵庫に寝かせて味を染み込ませるとさらに美味しくなるので、お弁当のおかずにもおすすめです。
コリンキーカボチャとカッテージチーズのサラダ
【材料】
- コリンキー…1/4個
- パセリ…1房
- カッテージチーズ…50g
- すりおろしにんにく…少々
- 黒胡椒…少々
- オリーブオイル…大さじ2
- レモン汁…大さじ1/2
- ハーブ入りの塩…小さじ1
【手順】
- コリンキーを半分に切って種とワタを取り、スライスします。
- 氷水に付けておきます。
- パセリを細かく刻みます。
- カッテージチーズにすりおろしにんにく、黒胡椒を加えて混ぜます。
- オリーブオイル、レモン汁、ハーブ入りの塩を混ぜて乳化させ、ドレッシングを作ります。
- コリンキーの水をしっかり切り、ドレッシングとパセリを加えて和えます。
- 皿に盛りつけ、カッテージチーズを乗せて完成です。
コリンキーを生のままチーズやオリーブオイルで和え、ハーブソルトで仕上げた、コリコリの食感とチーズやドレッシングの風味が豊かなサラダです。スライスした後に冷水につけておくことで、食感がより引き立ち美味しくなります。
爽やかな酸味のあるカッテージチーズやにんにくのきいたドレッシングとの相性も非常に良いです。手軽に作れて美味しいサラダを是非食べてみてください。
コリンキーのピーナッツ味噌サラダ
【材料】
- コリンキー…100g
- きゅうり…100g
- 味噌…小さじ2
- ピーナッツバター…小さじ2
- 酢…小さじ2
- メープルシロップ…小さじ2
- ヘンプシードナッツ…少々
【手順】
- コリンキーときゅうりは薄くスライスしておきます。
- ボウルに味噌、ピーナッツバター、酢、メープルシロップを入れてよく混ぜ、ドレッシングを作ります。
- 野菜とドレッシングを和え、ヘンプシードナッツをかけ皿に盛り付けて完成です。
生ですがしっかり味のついた美味しいサラダのレシピです。コリンキーやキュウリのコリコリ、シャキシャキした食感に滑らかで濃厚なドレッシングがよく合います。ドレッシングは濃厚なコクとほのかな甘みが美味しく、ピーナッツバターの風味も良いです。
細かく砕いたナッツの香ばしさや食感も活きています。ナッツはアーモンドやバターで炒めたピーナッツを使っても香ばしい風味が美味しいです。
コリンキーとキュウリのごまマヨ和え
【材料】
- コリンキー…1/2個
- キュウリ…1本
- すりごま…適量
- マヨネーズ…適量
- ポン酢…適量
【手順】
- コリンキーの綿や種は取り、1/4に切って皮を削ぎます。
- 棒状に切ってスライサーで薄切りにします。
- シャキシャキ感が残るくらいにレンジで温めます。
- キュウリをスライサーで薄切りにします。
- 塩を入れ、しんなりしたら水気を絞ります。
- キュウリにコリンキーを入れて軽く混ぜます。
- すりごまを加えて混ぜ、更にマヨネーズとポン酢を加えて混ぜます。
- 全体が混ざったら器に盛り付け完成です。
クリーミーでさっぱりしたごまマヨポン酢のドレッシングにコリンキーとキュウリを和えた和風のサラダです。ごまの風味がよく、コクのあるドレッシングと野菜の食感がよく合います。コリンキーはレンジで温めると食感を残したまま更に甘味が出て食べやすくなります。たくさん作れて食べ応えもありますので副菜やp弁当のおかずにもなります。
コリンキーのハリハリ漬け
ハリハリ漬けといえば大根で作るのが代表的ですが、コリンキーを使って作るとパリパリ食感の美味しいハリハリ漬けができます。その食感はさることながら、ほんのりした旨味と甘味でくせがない味も漬けだれと合い、生姜や唐辛子の風味やピリッときいた辛みは、食べ出すと病みつきになること間違いありません。おかずやお酒のあてにも合います。
コリンキーのマリネ
生食用カボチャ
— クレス(リストランテクレス長沼店) (@jom_crs2) July 23, 2016
コリンキーのマリネ!#クレス長沼 pic.twitter.com/j1DocdZyWv
洋風レシピでは定番のマリネもコリンキーで作ると美味しいです。特徴的なコリコリの食感は生で食べるのとはまた違った歯ざわりになり、噛みしめるとじわっと旨味が出てきます。爽やかな酸味にオリーブオイルの風味は、ほのかに甘味があってクセのない果肉によく合います。
大きめに切りすぎるとマリネ液の味が中まで浸透しないので、小さい賽の目に切るのが食感を残しつつ味をじっかりさせるポイントです。
コリンキーのおすすめレシピ【スープ・その他】
コリンキーの冷たいポタージュ
控えめな甘みと牛乳のクリーミーな味わいが美味しい人気のスープレシピです。冷製でも美味しいですし、もちろん温めても美味しく食べられます。中身をくり抜いた外側は器としても使え、そのまま生で食べられます。見た目にも良いのでおもてなしの前菜にも良いでしょう。
玉ねぎとコリンキーを煮詰めると水分が減りますが、水を足さずに仕上げる方が濃厚な味わいになります。
ズッキーニとコリンキーの味噌コンソメスープ
コリンキーはかぼちゃのように独特な甘みやクセがないので、あっさりめのコンソメスープにも合います。コリコリの食感も残って美味しいです。このレシピのように同じ夏が旬のズッキーニと合わせても良いですし、玉ねぎやセロリなど具材にもアレンジがききます。味噌を少し入れることでコクが出てまろやかな味わいになります。
コリンキージャム
コリンキーなる、生食できるカボチャで、ジャムづくり体験させてもらった。楽しい……美味しい……幸…… #フフ山梨 pic.twitter.com/ne7NbknpCb
— おおだま (@oodama_a) August 13, 2019
野菜で作るジャムは珍しいですが、クセが少なく柔らかいコリンキーはジャムにして食べることもできます。生食するのは熟す前の若取りのものが主に使われますが、ジャムには完熟のものが使えます。砂糖や蜂蜜、メープルシロップなどと一緒に煮込むだけですので簡単にでき、優しい甘味が美味しいです。
出来上がったジャムはパンにつけて食べたり、ヨーグルトやアイスとの相性も抜群です。お菓子作りにも使えます。
コリンキー・カボチャのチーズケーキ
クセが少なくあっさりしてほのかな甘みがある素朴な味だからこそ、あっさりめのスイーツやチーズを使ったスイーツなどとの相性が良いです。くどくなく控えめの甘さで食感もなめらかにできますので、甘すぎないスイーツが好きな人にもおすすめできます。子供と一緒に食べるスイーツや、ハロウィンのお菓子としておもてなしするのにもピッタリです。
コリンキーのレシピまとめ
コリンキーはクセが少なく、生のまま皮つきで食べられるのが特徴のかぼちゃです。コリコリした食感を活かしてサラダや漬物で食べられることが多いですが、中身をくり抜いた外側を活かしたスープやグラタンなど、様々なアイデアレシピがあります。
また普通のかぼちゃと違ってあっさりした味わいですので和風、洋風、濃厚なドレッシングや塩で揉むだけなど、色々な味付けにもあいます。栄養価も高く、旬の時期にはスーパーや八百屋で手に入るので、野菜不足が気になる人は是非人気レシピで食べてみてください