水ナスを美味しく食べるレシピ一覧！甘さと柔らかさを引き出す料理！

ナスは生食には向かない野菜と言われていますが、唯一の例外となるのが「水ナス」です。水ナスはフルーティーな瑞々しさと、ほのかな甘みを楽しむことができます。ナスが嫌いでも水ナスなら食べられる人も多く、好き嫌いの多い子供でも喜んで食べる様な食材です。

漬物をはじめサラダや和えものなど、瑞々しさを楽しめるレシピも人気です。もちろん焼いても煮ても美味しく食べられます。本記事では、その水ナスの風味や食感を活かした生で食べられるレシピや、子供でも食べられる人気レシピ、更にはレンジを使って簡単にできるレシピなどを紹介します。

【材料】

• 水ナス…1本
• 水…200cc
• 塩…6g
• 昆布…5g
• 唐辛子…1/3本
• 出汁…60cc
• 薄口醤油…10cc
• みりん…10cc
• 鰹節…少々

1. 器に水、塩を入れてよく混ぜ、昆布と唐辛子を加えます。
2. 水ナスのヘタを取り、一口大の大きさに切ります。
3. 1に入れて混ぜ、30分漬けおきます。
4. 鍋に水、出汁、醤油、みりんを入れて煮詰め、よく冷まします。
5. 水ナスの水気をよく絞って器に乗せ、鰹節を乗せます。
6. 4の出汁をかけて完成です。

浅漬けの液に30分漬け込むだけで本格的な浅漬けが作れる人気レシピです。きりっとした浅漬けの液が出汁をかけると優しい味わいになり、水ナスの甘さと柔らかさが引き立ちます。鰹節の香ばしい風味も美味しいです。そのまま食べるのも良いですし、お茶漬けにも合います。

【材料】

• 水ナス…1本
• 塩…適量
• ぬか床…適量

1. 水ナスを塩で揉み、20～30分置きます。
2. 時間が経ったら水で洗い、水分を拭きます。
3. ぬか床に入れ、しっかり覆って1日置きます。
4. 1日経ったらぬか床から出し、ヘタを落として切ります。
5. 水を絞り、全体に水分が行きわたるようにして完成です。

ぬか床に漬けることで栄養が旨味が増し、水ナスをより美味しく食べられる人気レシピです。市販のぬか漬けされたものもありますが、ぬか床があれば家庭でも簡単にぬか漬けが作れます。ポイントはぬかから取り出した後水を絞り、全体に水分が行きわたるようにすることです。これによって旨味や甘みも全体に馴染み、より美味しくなります。

ピリッとした辛さにほんのり甘味を感じる辛子漬けは、不思議と病みつきになりご飯がよく進む人気レシピです。切ってタレに漬けて10分置くだけでできますので、簡単に短時間で作れます。もう一品おかずに作りたいときやおつまみにもおすすめです。

【材料】

• 水ナス…2本
• みょうが…2個
• しそ…5枚
• 生姜…1個
• 塩…小さじ1
• えごま油…小さじ1

1. みょうがの根元をV字に切り、削ぎ切りにします。
2. 生姜をスライスして細切りにします。
3. 大葉の根元を切り、細切りにします。
4. ボウルに水を入れ、みょうが、生姜、大葉を水にさらします。
5. 水気をしっかり切って器に移します。
6. 水ナスの根元を包丁で切り、身は手で一口大に裂きます。
7. ボウルに入れ、塩を加えて揉みます。
8. えごま油を加えて更に揉みます。
9. 皿に盛り付け、薬味を上から乗せます。

瑞々しい水ナスに、薬味とポン酢でさっぱりと食べられる夏にピッタリなサラダです。生で食べるのでそのまま甘味や風味を楽しめます。盛り付ける前に塩とえごま油で軽く揉んでいるのがポイントです。実がしっとりし、旨味がより引き出されます。

【材料】

• 水ナス…1個
• 塩…ひとつまみ
• 山芋…100g
• めかぶ…1カップ

• 白だし…小さじ4
• 薄口醤油…小さじ4
• わさび…少々

1. 水ナスはヘタを落として細切りにし、塩水にさらします。
2. 山芋の皮を剥き、細切りにします。
3. ボウルに水ナス、山芋、めかぶ、出汁醤油、わさびを入れよく合えます。
4. 皿に盛って完成です。

めかぶと山芋のたっぷりの粘り気と水ナスがよく合う人気レシピです。山芋のシャキシャキ感に水ナスのしっとりした食感が美味しく、程よい粘り気と舌触りで満足感があります。ほんのり優しい味の出汁醤油に、ピリッとわさびの辛味と風味がきいているのもアクセントです。夏バテ防止にも良いレシピです。

切って和えるだけで簡単にできますが、旨味がしっかり出ていて人気なレシピです。塩で揉んだり水にさらしたりする必要もないので、あっという間に完成です。瑞々しくしっとりした水ナスの食感と甘味に、梅のさっぱりした風味をじっくり味わえます。鰹節を乗せて風味をプラスしても美味しいです。

【材料】

• 水ナス…1/2本
• トマト…1個
• バルサミコ酢…小さじ1
• ケッパー…10粒程度
• ツナ缶…1/2缶
• おろしにんにく…少々
• オリーブオイル…20cc
• 塩胡椒…適量
• パセリ…1茎
• カッペリーニ…50g
• お湯…1L
• 塩…10g

1. パスタを茹で、茹で上がったら冷ましておきます。
2. トマトはヘタを取り細かく切ります。
3. ボウルに入れ、おろしにんにく、塩、バルサミコ酢を加えてよく揉みます。
4. 水ナスのヘタを取って手で裂き、塩を当てます。
5. トマトのマリネにツナとケッパーを加えます。
6. パセリを刻み、水ナスとともにトマトに加えます。
7. 茹でて冷ましておいたパスタを加えて和え、オリーブオイルで仕上げます。
8. 手早く器に盛り付けて完成です。

子供に人気の夏らしいパスタ料理で、水ナスを美味しく味わうのはいかがですか？和えるだけの冷製パスタですので、具材を煮込んだり炒めたりする手間も省けて簡単です。マリネしたトマトの風味やほどよい酸味と、ツナの旨味が抜群の相性を誇ります。水ナスの食感や甘味とともに、さっぱりとサラダ感覚で頂きましょう。

【材料】

• 水ナス…1/4本
• にんじん…小1/2本
• ピーマン…1/2個
• 玉ねぎ…1/4玉
• プチトマト…1～2個
• サラダチキン…50g
• 生茶…150cc
• 生茶氷…4～5個
• そうめん…1.5束
• カレー粉…小さじ1強
• 鶏ガラスープの素…小さじ1.5
• 塩…小さじ1/2弱
• オリーブオイル…適量

1. 生茶80ccを入れて火にかけ、カレー粉、鶏ガラスープ、塩を加えて煮つめます。
2. 煮立ったら生茶70ccを入れて冷まします。
3. 水ナスを手で縦に裂きます。
4. にんじん、ピーマン、玉ねぎは大きめに切ります。
5. フライパンにオリーブオイルを熱し、ピーマン、玉ねぎ、にんじんを炒めます。
6. 器に具材を盛り付け、カレースープをかけます。
7. 茹でたそうめんを添えて完成です。

夏の風物詩であるそうめんを、いつもと違ったカレー味で楽しめるレシピです。生茶で作っているカレーですので、深い風味とコクがあります。水ナスは他の野菜と一緒に炒めるのではなく、生のままで味わいましょう。じゅわっと感じる甘味がカレー味とよく合って美味しいです。

そうめんにもご飯にも合い、辛さも控えめですので子供と一緒に食べられます。他にズッキーニなどの夏野菜を加えても美味しいです。

じゅわっと旨味が滴るジューシーな水ナスのステーキです。とろとろの柔らかい食感や風味が口いっぱいに広がります。脂っこくなくサッパリとしており、かつお節とポン酢であっさり食べられます。ナスが嫌いな子供でも食べられる人気レシピです。

野菜嫌いな子供でもパクパク食べれてしまう「水ナスの天ぷら」です。揚げた水ナスはとろとろと柔らかく、サクっとした衣との相性は抜群です。噛むとじゅわっと旨味と甘味が出てきますので、塩だけでも美味しく食べられます。メインのおかずやお酒のあてにおすすめです。

大人から子供まで大人気の「水ナスのグラタン」です。作り方は市販のミートソースと具材を合わせ、オーブントースターで焼くだけでOKと、実に簡単です。水ナスとミートソースを交互に重ねて層にする点がポイントとなっています。

とろとろのチーズにミートソースのコク、水ナスのしっとり柔らかい食感やジューシーな味わいを楽しめます。子供も大満足のボリュームあるレシピです。

【材料】

• 水ナス…1個
• 梅干し…2個
• 麹味噌…大さじ1
• 米酢…大さじ1
• 醤油…大さじ1
• ごま油…大さじ2
• すしあげ…5枚

1. 水ナスは細かく切り、水にさらします。
2. 梅干しの種を取り除き、包丁の背で叩いてペーストします。
3. 麹味噌に米酢、醤油、ごま油を加えて混ぜます。
4. 水ナスの水気をとり、梅干し、3を加えて混ぜます。
5. すし揚げに切れ目を入れ、4を詰めます。
6. フライパンに入れ、中身が出ないように返しながら両面に焼き目をつけます。
7. 皿に盛り付けて完成です。

水ナスの梅和えをお揚げに包んで焼いたオシャレなレシピです。梅和えにはほとんど火が通っておらず、お揚げのカリッとした食感と生の水ナスのジューシーな食感を楽しめます。味噌との相性も良く、おかずにはもちろんお酒のあてにもピッタリのレシピです。

【材料】

• 水ナス…3本
• 牛肉切り落とし…200g
• サラダ油…大さじ5
• 水…1500ml
• ほんだし…1袋
• 醤油…大さじ6
• 砂糖…大さじ6
• みりん…大さじ3
• お酒…大さじ3

1. 水ナスのヘタを落とし、乱切りにします。
2. ボウルに水を張って5分さらし、水切りします。
3. 鍋に油をひき、牛肉と水ナスを入れて油が全体に回るよう炒めます。
4. 水を加えて沸騰させます。肉からでるアクを適宜なくなるまで取ります。
5. アクがとれて沸騰したらほんだしを入れます。
6. 味を見ながら調味料を入れ、15分ほど煮ます。
7. 火が通ったら火を止め、20分程味が染みるまで置きます。
8. 器に盛り付けて完成です。

和風に甘辛く煮た水ナスのレシピです。柔らかい実に牛肉の旨味や甘辛い出汁が染み込み、ほっこり美味しい仕上がりになっています。ポイントは牛肉から出るアクをしっかり取ることです。手間はかかりますが、その分深い味わいになります。

しっかりした味付けで子供でも食べやすく、おかずやお酒のあてに、さらに一晩寝かせてお弁当のおかずにしてもいいでしょう。

田楽はナス料理でも定番のレシピですが、レンジでチンした水ナスで作るとより柔らかくジューシーな食感となり、大きな丸一本が食べられてしまいます。またほんのり感じる甘味が味噌との相性抜群です。レンジを使えば簡単に時短でできますし、熱のムラもなく仕上がります。もう一品足したい時やお酒のあてなどに活躍するレシピです。

塩麹に漬けてレンジで蒸すことで豚肉はしっとり柔らかくなり、水ナスもジューシーな食感になります。レンジで簡単にできるので時短にもなるレシピです。

味付けはシンプルですがほのかな水ナスの甘みと豚バラの塩気もよく合っておいしく食べられます。ポン酢でさっぱり食べても良いでしょう。豚肉や水ナスの消費に困った時は是非このレシピを試してみてください。

火を使わずにレンジでチンして和えるだけの簡単レシピです。レンジで蒸し煮にした水ナスはとろとろに柔らかくなり、風味がじゅわっと出てジューシーさが増します。ツナマヨとの相性もよく、ごま油の風味もきいていてパクパク食べれてしまいます。ご飯にも合いますしお酒のおつまみとしても良いでしょう。ナスの消費にも活躍するレシピです。

水ナスは瑞々しく生で食べられる風味の良さが特徴です。サラダや漬物、和えものなど生で食べられるレシピで食感や風味をじっくり楽しむのも良いですし、煮たり焼いたりすると実が普通のナスよりもとろとろ柔らかくジューシーな味わいになり、どちらも絶品です。

蒸したり煮たりするには鍋を使わなくても、レンジなら火いらずで簡単です。ナスが嫌いな子供でも水ナスの人気レシピなら食べられるかもしれません。スーパーなどで見かけたら是非水ナスを使ったレシピに挑戦してみてください。