白ナスのレシピと調理方法は？人気のステーキや簡単レンジ料理も紹介！

白ナスと一般のナスは、どこが違うのだろうと思っていませんか？一般的なナスは、紫の色素のナスニンが含まれていますが白ナスは持っていません。皮は硬いですが加熱することで、柔らかく甘みが強くなりとろとろとした食感が楽しめます。スーパーではあまり見かけませんが、産直の直売所や通販で取り扱っています。

味しらかわは、細長い形をしたナスで長いものでは30cmにもなります。太さがかわらないので、形がソーセージに似ています。果肉が締まっているのが特徴で、煮物や揚げ物に適している品種です。

越後白ナスは、昭和の初期から新潟県で栽培されています。甘みが強くとろっとした肉質が、有名になっています。越後ではお盆のお供え物としても、親しまれてきました。テレビ番組青空レストランでも紹介されて、人気が出ています。

米ナスと同じくらいのサイズになのがホワイトベルです。イタリアをが原産で、クリーミィーな味が有名です。中身も真っ白で種も気にならないと、評判です。ステーキや揚げ物だけでなく、グラタンにも適している品種です。
 

白ナスには、ナスニンは含まれていませんがほかの栄養素は一般のナスと同じです。食物繊維が豊富なので、腸の環境をよくしてくれる作用があります。水分量も多いので、便秘対策にもなるでしょう。カリウムはトマトやピーマンより含まれている量が多いので、塩分の排出にも活躍します。

ナスに含まれるコリンは、消化活動をサポートして糖の代謝をスムーズにしてくれます。中性脂肪が気になっている女性に、おすすめの成分です。コリンから作られるレシチンは、肝機能を高めて、脂肪の蓄積を防ぐ作用が期待できます。乳化作用によって、コレステロールが外に出るので血流がよくなり、ターンオーバーが活性化して肌の健康を保つことができます。

美味しい白ナスの選び方ですが、表面がつやつやしてしていてへたがみずみずしいものが新鮮です。手で持ってみて、ずっしりと重みがあるものが中身がつまっています。保存方法は、ひとつひとつラップをして冷蔵庫の野菜室か暗い場所に置きましょう。5度以下になると、低温障害を起こすので注意が必要です。

種をまく期間が3月から5月で植え付けは5月、収穫は6月から10月の初めになります。日照不足になると、育ちにくくなるので注意しましょう。発芽に適した温度は15度から30度で、育つときの温度はお昼は、25度から30度が理想です。育てるときは、支柱が必要になります。

ナスを植えたら、追肥をすることが大切です。2週間に1度は、追肥が必要になります。高温多湿で育ちやすい環境で、乾燥を嫌うので注意しましょう。水分が足りないと、実が充分に育たなかったりつやがないナスになります。早い時期に種をまくよりも、土地の温度が高い時期のほうが適しています。植え付けは、50cm間隔にしましょう。雑草予防のために、わらをひくのもよい方法です。

簡単に調理できる、ナスのステーキそぼろがけレシピを紹介します。白ナス1本は皮をむいて、輪切りにして水につけておきます。たまねぎ4分の1個をみじん切りにし豚挽き肉100gとフライパンで炒めて、焼肉のたれで味付けします。別のフライパンで白ナスを油で炒めて、お酒を入れて蒸します。火が通ったらそぼろを入れて、水溶き片栗粉大さじ1を加えて完成です。

ナスに豚肉のそぼろを加えることによって、ビタミンBが取れます。ビタミンBは疲労回復効果と糖をエネルギーに素早く変換する作用があります。皮膚や粘膜を保つ作用も、有名になっています。好きな焼肉のたれを使うことによって、食べやすくなるのが魅力です。

フライパンだけで簡単にできる、ステーキグラタンのレシピです。たまねぎ1個をスライスして、ボールにツナ缶1個・ほんだし小さじ1・マヨネーズ適量を一緒に混ぜておきます。ナス2本を輪切りにして、あく抜きをして、フライパンにサラダ油を入れ炒めます。ナスの上にボールに入れたものをかけて、ピザ用のチーズを入れて、焦げないように焼きます。

チーズを入れることで、女性に不足しがちなカルシウムやたんぱく質をプラスできるのが良い面です。たんぱく質の中でも、アミノ酸を含んでいるので塩分を外に出してくれる作用もあります。満腹感もでてくるレシピので、ダイエット中にも人気の食品です。

外はかりっとしているのに、中はとろとろの食感のレシピです。白ナス1本は、輪切りにして薄力粉をつけます。水500cc・白だし大さじ3・醤油小さじ1・砂糖大さじ1・酢大さじ２を耐熱容器に入れて、レンジで２分温めます。ナスを中火で揚げてシラス40gを加えたら冷まして、だしを上からかけます。

シラスは、内臓や骨が丸ごと食べれるので栄養素がいっぱいです。特にカルシウムがいっぱい入っているので、骨や歯を丈夫にしてくれる働きが素敵です。ストレスの緩和や、筋肉をスムーズに動かしてくれる作用も魅力です。

白ナスで調理する、夏に人気のトマトうどんのレシピです。野菜はナスのほかに、お好みの量のいんげん・オクラ、タイムを使います。フライパンにニンニクと鷹の爪のみじん切りを油で炒め、鶏むね肉100gを食べやすい大きさに切って炒めます。肉に火が通ったら切った野菜を入れて、ホールトマト200ccとケチャップ少々を入れて煮込みます。うどんを茹でて、肉と野菜のトマトソースをかけて出来上がりです。

ホールトマトは、煮込み料理に大活躍する商品です。生のトマトの成分と同じようにリコピンがたっぷりと入っているので、紫外線から肌を守ってくれる作用があります。ケチャップを入れることで、味に深みが出てきて美味しく食べることができます。

ナス1本を縦半分に切って、薄切りにしておきます。青じそは、みじん切りに調理します。ポリ袋に、塩こうじ大さじ2と塩小さじ2を入れて、白ナスと青じそを入れて30分置いて水を絞ります。最後に酢大さじ1と油を小さじ1をかけます。簡単に調理できて、さっぱりと食べれるので夏に人気のレシピになります。

白ナス2本はヘタを取り除き、縦半分に切ってから1cmに切ります。水200ccに塩を小さじ1入れたボールに、つけておきます。しんなりとしたら、絞っておきます。トマトを食べやすい大きさに切って、ナスを合わせます。レモン汁小さじ1に、ドライバジルとブラックペッパーを少々入れて、味をつけます。サラダに白ナスを使用するときは、鮮度がいいものがおすすめです。日にちがたつと、硬くなってしまいます。

レンジで作る、だしが美味しい人気のレシピです。ボールに濃い口しょうゆ大さじ1と生姜のすりおろし小さじ1を合わせておきます。ナスの中心部に箸をさして穴をあけて、レンジで柔らかくなるまで温めます。皮をとって、食べやすい大きさに切ります。器にもって、上からたれをかけて、白ごまを振ったら完成です。アツアツでも冷たくても食べれるのが、いい面です。

白ナスは、1cmに切っておきます。耐熱容器にナスとてんさい糖30gと白ワイン30gを入れて、2分加熱します。レンジから取り出して、混ぜたら再度2分温めます。レンジは600ワットに、調整しておきましょう。最後にレモン汁大さじ1杯を入れて、混ぜます。あくが少ないナスなので、ジャムにしても美味しく食べることができます。赤ワインを使用しても、きれいな色になります。

ナスを半分に切って、火が通りやすいように隠し包丁を入れます。スチーマーに入れて、レンジで2分加熱します。味噌大さじ1・マスカルポーネ小さじ1を上からかけます。レンジをグリルにして15分焼いたら、チーズを適量加えて、5分焼きます。菜箸がすっと通ったら、完成です。

味噌を使用することで、大豆たんぱくの栄養素が摂取できます。体外から侵入してきた異物から守ってくれる、免疫機能もアップします。水溶性のビタミン12が含まれてるので、肩こりや神経痛の予防にもなります。睡眠のリズムを整えることでも、有名になっています。

今回は白ナスの特徴やレシピ・調理方法をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。見た目がいいだけでなく、甘くてとろとろした食感が人気の理由です。美味しい白ナスの料理を作って、楽しみましょう。