2020年03月17日公開
2024年10月13日更新
ゴマサバの人気レシピ!簡単で美味しい焼き物や味噌煮のアレンジも
ゴマサバの人気レシピを紹介します。定番の塩焼きや味噌煮をはじめ、ゴマサバを簡単に美味しく頂くことができる人気のレシピをまとめてみました。深い味わいと旨味を持つゴマサバを、思う存分に味わい尽くしましょう!
ゴマサバのレシピを紹介!
日本の食卓には欠かせないゴマサバは、近縁であるマサバやグルクマ等と共に「サバ」と総称される大衆魚です。家庭料理の定番である味噌煮や塩焼きをはじめ、竜田揚げや押し寿司など、数多くの料理で多くの人々から親しまれています。価格も手頃で味も抜群と、全く以て非の打ち所がない食材です。
そこで、本記事ではそのゴマサバを使用した人気料理の中から、特におすすめしたい料理のレシピをまとめてみました。どれも手間いらずで作ることができるレシピばかりですので、ぜひともこの機会に覚えていってください!
ゴマサバの簡単人気レシピ【焼く】
ゴマサバの塩焼き
【材料】
- ゴマサバ…1切れ
- 塩…適量
- 大根おろし…1/2カップ
- 大葉…1枚
【作り方】
- ゴマサバを三枚おろしにする。
- 身を更に半分に切り、皮面に切れ目を入れる。
- 両面に塩を軽く振り、10分ほど置いて水分をしっかり拭き取る。
- 再び両面に塩を軽く振る。
- 中火で熱したフライパンにサラダ油を敷く。
- ゴマサバの皮面を下にして投入し、8分程焼きあげる。
- ひっくり返して裏面を3分ほど焼く。
- 器に移し、大根おろしと大葉を盛り付けたら出来上がり。
塩焼きは、数有るゴマサバを使用した料理の中でも1、2を争う人気料理です。当然塩焼きですので、レシピという程のこともありません。塩を振って焼き上げるだけの極めて簡単な手順のみで、美味しい焼き魚に仕上げることができます。こちらのレシピはグリルを使用しないので、グリルのないワンルームなどにお住まいの方にもおすすめです。
ゴマサバの照り焼き
【材料】
- ゴマサバ…半身2枚
- 万能ねぎ…適量
- 醤油…大さじ2
- 酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 砂糖…大さじ1
【作り方】
- 醤油・酒・みりん・砂糖を混ぜ合わせてタレを作る。
- ゴマサバの骨を抜き、食べやすい大きさに削ぎ切りする。
- ゴマサバを焼いてタレを絡め、片栗粉でとろみをつける。
- 皿に盛り、万能ネギを散らして出来上がり。
続いてのレシピは、ゴマサバを使った照り焼きです。鯖を照り焼きで頂く機会はあまり多くありませんが、これが意外と美味であると評判を呼んでいます。とろみのある照り焼きダレの香りがが食欲を掻き立てます。
ゴマサバの焼き鯖寿司
【材料】
- ゴマサバ(塩サバ)…2枚
- シャリ…400g
- 椎茸含め煮…適量(多め推奨)
- ガリ…適量(多め推奨)
- 大葉…6~8枚
- 焼き海苔…2枚
- 砂糖…大さじ1
- 酢…大さじ2
- 塩…小さじ1/2
- ご飯…400g
- わさび…お好みで
【作り方】
- シャリの調味料を合わせる。
- 炊きたてご飯にかけて、しゃもじで切るように混ぜる。
- 塩サバを魚焼きグリルで焼き、程良く冷めた頃合いで骨を取り除く。
- 巻き簾にラップを敷いてサバを皮を下にして置く。
- ガリ、大葉、椎茸含め煮を乗せる。
- シャリ200gを乗せ、巻き簾を使いラップでしっかりと包む。
- 20分ほど放置して味を馴染ませる。
- 巻き簾に海苔を乗せ、中央にサバを下にした鯖寿司を乗せる。
- 巻き簾を使って巻き、再度10分ほど馴染ませる。
- 食べやすい大きさに切り分ける。
- 皿に盛り付け、わさびを添えたら出来上がり。
続いてもゴマサバを使った定番レシピの一つ「焼き鯖寿司」です。鯖の押し寿司は根強いファンの多い人気の一品ですが、こちらのレシピはその押し寿司を自宅で簡単に楽しむことができる仕様となっています。新鮮な鯖の濃厚な旨味を楽しみましょう。
ゴマサバの香草パン粉焼き
【材料】
- ゴマサバ…2枚 (フィレ)
- マスタード…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩…少々
- 白こしょう…少々
- パセリ…適量(飾り用)
- レモン…1/4個
- パン粉…100g (ドライ)
- パセリ…大さじ1
- ローズマリー…小さじ1
- タイム…小さじ1
- にんにく…小さじ1
【作り方】
- サバの両面に塩こしょうを振る。
- パン粉をザルで濾して細かくする。
- パセリ、ローズマリー、タイム、にんにくをみじん切りにする。
- Aの材料をボウルに入れてかき混ぜる。
- 強火にかけたフライパンにオリーブオイルを敷き、サバを皮目から焼く。
- キツネ色になったら裏返して両面に焼き色をつける。
- オーブンの天板か耐熱皿に移す。
- フレンチマスタードをサバの皮目に満遍なく塗る。
- 香草パン粉をその均等にまぶす。
- オリーブオイルを垂らし、180度に予熱したオーブンで8~10分程加熱する。
- 焼きあがったらオーブンから取り出す。
- 器に盛り付けてパセリをふり、レモンを添えたら出来上がり。
続いてのレシピは、パセリ、ローズマリー、タイムを混ぜた香草パン粉をサバの表面にまぶしてカリカリに焼きあげた「ゴマサバの香草パン粉焼き」です。ハーブとフレンチマスタードの持つ香りが、鯖の持つ生臭さを取り除いてくれます。その爽やかな風味は絶妙で、ワインなどのおつまみにもおすすめです。
ゴマサバの簡単人気レシピ【揚げる】
ゴマサバの竜田揚げ
【材料】
- ゴマサバ…2切れ (切り身)
- 片栗粉…大さじ3
- 揚げ油…適量
- おろししょうが…小さじ1/2
- しょうゆ…小さじ2
- 酒…小さじ2
【作り方】
- ゴマサバから骨を取り除き、2等分に切る。
- バットにAと共に加えて揉み込む(前日からの浸けおきでも可)
- 揚げ油を170度に熱した後、鯖に片栗粉をまぶして余分な粉をはたく。
- 油に入れて両面がきつね色になるまで揚げる。
- 皿に盛り付けたら出来上がり。
続いてのレシピは、これまた定番の一品として知られる「竜田揚げ」です。しょうゆ味の衣が香ばしいこちらの竜田揚げにはしょうがが入っており、鯖特有の臭みが感じることなく頂くことができます。冷めても風味は変わらず、美味しさも満点です。
ゴマサバの南蛮漬け
【材料】
- サバ…1尾(マサバやゴマサバ)
- 玉ねぎ…1個
- 人参…1/2本
- 大葉…10枚
- ピーマン…1個
- かいわれ…1パック
- 醤油…大さじ3
- 味醂_大さじ2
- 酢…大さじ4
- 酒…大さじ1
- 鷹の爪(小口切り)…2本分
【作り方】
- サバを3枚におろして腹骨を抜く(小骨は残しておいてもOK)
- 野菜を千切りにしてパッドに入れる。
- 南蛮タレを合わせて2の野菜と和え、よく混ぜておく。
- サバを食べやすい大きさに切り分け、小麦粉をまぶしておく。
- 170℃の油でサバをカラッと揚げる。
- 鯖が揚がったら、野菜が入ったパッドに直接入れていく。
- 熱いうちに野菜と絡め、冷めたら密封できる容器に移す。
- 冷蔵庫で最低半日程度味を馴染ませたら出来上がり。
続いてのレシピは夏に食べたい「ゴマサバの南蛮漬け」です。南蛮漬けで有名なのは本来アジですが、このレシピではゴマサバを使用し、一味違った味わいの料理に仕上げています。南蛮漬けならではのサッパリとした味付けが見事にマッチした一品です。
ゴマサバのサバカツ
【材料】
- ゴマサバ(3枚おろし)…1枚
- 大葉…6枚
- さつまいも…150g
- 塩こしょう…少々
- 薄力粉…適量
- 溶き卵…1個分
- パン粉…適量
- しょうゆ…適量
- サラダ油…適量
【作り方】
- さつまいもを水で洗い、皮付きのまま7mm幅の輪切りにする。
- 5分程水に晒してから、しっかりと水気を切る。
- サバを6等分に切り、塩こしょうと薄力粉を振って大葉を巻く。
- 薄力粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつける。
- サラダ油を鍋に2cm程加え、170℃まで加熱する。
- さつまいもを入れ、上下を返しながら10分程揚げる。
- サバも上下を返しながら、表面がこんがりとするまで揚げる。
- 器に盛り付けを行い、しょうゆを添えたら出来上がり。
続いてのレシピは、ゴマサバを使った「さばかつ」です。マグロカツならぬサバカツとは珍しいですが、身が厚く食べごたえの有るゴマサバなら、カツでも美味しく仕上がります。少量のわさびをつけて頂くのがおすすめで、わさびの風味により一層旨味が引き立ちます。
ゴマサバのフライ
続いてはその名の通りゴマサバを使ったフライのレシピです。タルタルソースの味わいが、意外にも鯖のフライと良く合います。こちらは冷めても美味しいので、お弁当のおかずとしてもおすすめです。
ゴマサバの簡単人気レシピ【煮る】
ゴマサバの味噌煮
【材料】
- ゴマサバ…2枚
- 生姜のスライス…3枚位
- 酒…70ml
- 水…200ml
- 砂糖…大さじ1
- 白味噌…20g
- 赤味噌…10g
- 厚揚げ…60g
- ほうれん草…1/4パック
- 針生姜…適量
【作り方】
- サバの皮目に切り込みを入れる。
- 熱湯を回しかけてから冷水に晒し、汚れや血合いを洗い流す。
- 身に付いている水気をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取る。
- 生姜を輪切りにし、サバ、酒、水と共に入れて強火で加熱する。
- 煮立ったら中火におとしてアクをとる。
- 砂糖を加えたら弱めの中火に落とし、落し蓋をして5分煮込む。
- 赤味噌と白味噌を合わせ、ボウルに半分程入れる。
- 煮汁を少し加えて味噌を溶き、鍋に加える。
- 適当な大きさに切った厚揚げを加える。
- 落し蓋をして弱火にして8分煮込む。
- 残しておいた合わせ味噌を加え、更に3分煮込む。
- とろみが付いたら火を止める。
- 予め茹でておいたほうれん草を出汁に浸ける。
- 器に煮込んだ鯖と付け合せを盛り付け、針生姜を飾ったら出来上がり。
続いては鯖を使った最もポピュラーな料理である「鯖の味噌煮」のレシピです。世代問わず大きな人気を誇る定番料理であり、その濃厚な味わいは唯一無二といっても過言ではありません。作り方は簡単とは言えませんが、美味しい味噌煮が完成した暁には、何ものにも代え難い喜びを感じることができるでしょう。
ゴマサバのすき焼き
【材料】
- ゴマサバ…280g
- 新ごぼう…100g
- 新玉ねぎ…300g
- ホウレン草…70g
- 焼き豆腐…1丁
- 生姜…20g
- みりん…1/4カップ
- しょうゆ…1/4カップ
- 酒…1/2カップ
- 水…1/2カップ
【作り方】
- 新ごぼうを笹がきにしたら、水に浸けて灰汁止めをする。
- ホウレン草を水洗いし、茎の部分に隠し包丁を入れる。
- 玉ねぎの繊維に沿って7〜8mm程度のスライスにする。
- 豆腐を8等分に切り分け、生姜を薄くスライスする。
- ごぼうの水気を拭き取る。
- ゴマサバを三枚おろしにする。
- 骨を取り除き、塩を降って水分を抜く。
- ホウレン草を茹でたら、氷水で余熱を取る。
- サバの身の霜降りを行う。
- 鍋の中に火の通りにくい具材から投入していく(ごぼうとホウレン草は除く)
- だしの材料を加えて合わせ調味料を作り、鍋に加えていく。
- アルミホイルで落し蓋をしてから約18分程煮込んでいく。
- ごぼうを加えて更に1〜2分煮込む。
- 火を止めて冷まし、味を馴染ませる。
- 再度だしをかけながら強火で温める。
- ホウレン草を加え、温めて仕上がる。
- 器に盛り付けたら出来上がり。
続いては一風変わった「ゴマサバのすき焼き」のレシピです。肉の代わりに鯖を使った料理ですが、どちらかというとすき煮と言った方が正しいかもしれません。手間は掛かりますが、なかなか乙な味わいを楽しめむことができる一品です。
ゴマサバの鯖の韓国風煮物
ゴマサバを使って、韓国風のピリ辛な味わいの煮魚に仕上げたレシピです。ニラと白ごまの風味が程良く主張することで、より奥深い味わいに仕上がりました。おかずは勿論、おつまみにもおすすめです。
ゴマサバの簡単人気レシピ【その他】
しめ鯖
【材料】
- ゴマサバ…1匹(マサバでも可)
- 塩…適量(多め)
- 鷹の爪…1本分
- 昆布…5cm×5cm程度
- 酢…適量(200cc程度)
- 大根…適量
- 大葉…3~4枚
- わさび…適量
【作り方】
- 鱗を取り除き、サバを三枚おろしにする。
- 両面に塩を振って30分程放置する。
- 大根のケンを千切りし、水にサッと潜らせる。
- サバの水気を取る(極めて勢いの弱い水で手早く洗い流す)
- 水気をキッチンぺーパーでしっかりと拭き取る。
- 酢、鷹の爪、昆布と共にバットへ入れて30分放置する。
- 時間が経ったら酢を拭き取り、骨と血合い全てを取り除く。
- 皮を剥いだら更に盛り付け、薬味を添えれば出来上がり。
続いては、鯖好きには堪らない「しめ鯖」のレシピです。昆布の旨味をたっぷりと吸い込んだしめ鯖は、数有る鯖料理の中でも特に個性の強い一品です。知っての通り鯖は脚が速い魚ですので、なるべくスピーディに仕上げることがポイントとなります。
博多風ごまさば
こちらは博多の名物料理である「ごまさば」です。ごまさばとはこの場合魚の名前ではなく料理の名称で、福岡県では大変ポピュラーな料理として親しまれている一品です。甘味のある九州醤油での味付けが特徴的で、ごまの風味も脂乗り良い鯖ととても良く合います。
しめさばのごままみれ丼
最後はゴマダレで和えたしめ鯖を、豪快に丼として頂きましょう。薬味をたっぷりとかけて、心行くまま鯖の旨味を楽しんでください。また、温かい出汁をかけてお茶漬けの様に頂くのもおすすめです。
ゴマサバのレシピまとめ
ゴマサバの人気レシピをまとめてみました。手頃で美味しいゴマサバは、我々日本人にとって欠かすことのできない食材です。ぜひともこの機会にレシピを習得し、美味しいゴマサバ料理を楽しんでください!