フェンネルのレシピまとめ！サラダやスープに！基本の使い方も

フェンネルは葉っぱも茎も食べられるうえ、その種すらハーブとして大活躍する万能食材です。生でも火を通しても食べられるフェンネルの甘味と苦みを活かしたおすすめレシピを一挙に紹介します。ぜひ家庭でもフェンネル料理を堪能してみてください。

フェンネルは和名をウイキョウといいます。日本では昔から漢方などに使われてきました。西洋では主に若い葉っぱと種が魚の臭み消しのハーブとしてよく用いられていて、煮込み料理のスパイスハーブとしても定番です。また茎や鱗茎はサラダやスープの野菜として重宝されています。

フェンネルにはいくつかの種類がありますが、ここで紹介するレシピに使うのは主にフローレンスフェンネル、別名スイートフェンネルとよばれる品種です。

フェンネルの効能はたくさん挙げられます。葉や種は魚料理の時に使えば臭みを消す消臭作用があり、別名魚のハーブとも呼ばれるほどです。また整腸作用や芳香健胃作用もあり、消化の促進を促します。食べ過ぎや胃もたれなどで疲れた胃腸を癒してくれる効果も期待できます。他にも肝臓機能の障害回復や母乳の出をよくするなど、色々な効果効能が期待できるハーブです。

フェンネルはその香りが特徴の一つです。ディルを強くしたような香りで、強めの香りです。フェンネルの茎の部分の味は、セロリのような食感と香りがあります。苦みと甘みが混在したような味で、クセのあるハーブです。

フェンネルが多く栽培されている地域は、インドや中国、ヨーロッパなどです。日本ではあまり多く生産されていません。花は6～8月に咲きますが、茎部分の旬は花の咲く直前とされています。葉っぱの部分は随時伸びた先端部分を収穫することができまが、最もよく採れるのは葉っぱの生育が盛んな温かい時期です。

フェンネルの葉はそのまま食べるというよりも、料理のエッセンスとなるハーブとしてよく用いられています。魚料理には外せないハーブで、魚の臭みをとってくれます。またソースや薬味としてもよく利用されています。フェンネルの葉っぱがサラダなどの飾りとして使われているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか？その特徴的な葉っぱの形状から、料理の見栄えをよくするトッピングとしてもよく使われています。

フェンネルの根元部分は鱗茎といい、イタリアではフィノッキオとも呼ばれています。生でも加熱しても食べられる部位で、野菜のようにサラダやスープの具材として重宝されています。生で食べるとセロリのような食感と苦みがあり、若干クセがあります。火を通すことでクセは若干消えるので、苦手な人でも食べやすくなります。鱗茎部分をスープや煮込み料理として使うと、具材にもなりハーブの役目も果たしてくれて一石二鳥です。

日本でフェンネルそのものを売られていることはまれですが、もし見つけたらできるだけ新しいものを選びましょう。一般的な野菜と同じように、葉の部分が先までみずみずしく黄色く変色していないものが新鮮です。茎の部分は丸々としていて白さが際立っているものを選んでください。

フェンネルそのものを手に入れることができたら、まずは葉っぱの部分を株近くから切り分けてください。そうすることで長持ちするようになります。葉っぱの部分は濡らした新聞紙にくるんで乾燥しないようにし、冷蔵庫の野菜室で保存します。鱗茎部分も乾燥しないようにポリ袋などに入れてから冷蔵庫の野菜室で保存します。

葉の部分は冷凍保存も可能です。使いたいときは、スープに浮かべるなどそのまま使用することができます。また、刻んでからバターに練りこんだりオリーブオイルに混ぜたりしてから保存しておくと、風味が保たれるうえ調味料としても使えて便利です。

フェンネルはその種にも強い香りがあり、ハーブとして利用することができます。香辛料として使用したり、ハーブティーとして使っても美味しくいただけます。また化粧品として利用することもできます。

【材料】

• フェンネル…大1個
• レモン…1個
• オレンジ…1個
• フラットパセリ…20g
• ガーリック…1片
• アンチョビ…4～5枚
• オリーブオイル…大さじ3
• 塩…小さじ1/4
• コショウ…少々

1. フェンネルの鱗茎部分を半分に切って薄くスライスし、ボウルに入れる
2. レモンを半分に切って、スライスしたフェンネルの上から果汁を絞る
3. オレンジも同じくフェンネルの上から果汁を絞る
4. ボウルの中身に軽く塩コショウする
5. フラットパセリをみじん切りにする
6. ガーリックは薄くスライスする
7. フライパンにガーリックとアンチョビ、オリーブオイルを入れて弱火にかける
8. ひと煮立ちさせたらボウルの中に入れる
9. 刻んだパセリもボウルに加えて全体をよく混ぜれば完成

レモンの酸味とオレンジの甘い果汁がさっぱりとした風味に仕上がり、初夏にぴったりのサラダになります。アンチョビの塩気とフェンネルのクセのある味がアクセントになって、大人のホームパーティーにぴったりのサラダレシピです。

【材料】

• ミニフェンネル…1株
• 刺身用サーモンや真鯛…好きなだけ
• Aにんにく…適量
• A松の実…適量
• A塩…適量
• Aオリーブオイル…適量

1. ミニフェンネルの茎を小口切りにし、鱗茎も細かく切る
2. ミキサーに1で切ったフェンネルとAの材料を入れてよく攪拌する
3. 途中でフェンネルの葉をくわえ、そこから軽く攪拌する
4. お皿にサラダと刺身を盛りつけ、出来上がったソースをたっぷりとかけて完成

ミニフェンネルとは、スティック状になっていてそのまま食べやすいサイズのフェンネルです。欧米ではスティック野菜としてもよく食べられています。ジェノベーゼソースは、魚のほかに肉や野菜につけてもよく合います。

【材料】

• フェンネル…1g
• 桃…45g
• モッツアレラチーズ…20g
• Aフェンネルシード…0.05g
• Aレモン汁…1g
• Aオリーブオイル…5g
• A塩…適量
• Aコショウ…適量

1. 桃は串切りにして皮をむく
2. モッツアレラチーズは小さめのさいの目切りにする
3. ボウルに桃とモッツアレラチーズを入れて、フェンネルをちぎりながら加える
4. 調味料Aも加えて全体をよく和えれば完成

桃の甘さとフェンネルの香りがよく合うフルーツサラダのレシピです。桃は少しかためのものを使っても構いません。チーズが入っているので、ワインのおつまみとしてもおすすめのレシピです。

【材料】

• グレープフルーツ…1個
• フェンネルの鱗茎…1/4株
• にんじん…1/2本
• アボカド…1個
• クレソン…ひとつかみ
• Aシャンパンビネガー…適量
• Aガーリックパウダー…適量
• A塩…適量
• Aコショウ…適量
• Aオリーブオイル…適量

1. フェンネルをスライサーを使ってスライスする
2. にんじんもスライスする
3. アボカドは一口大に切る
4. 切った野菜をボウルに入れてクレソンも加える
5. グレープフルーツの実もボウルに入れる
6. 残ったグレープフルーツを別のボウルに絞る
7. Aの調味料も加えてよく混ぜ、ドレッシングを作る
8. サラダとドレッシングを和えてからお皿に盛りつけて完成

フェンネルの鱗茎の食感と苦みが存分に味わえるサラダです。グレープフルーツの酸味がアクセントになって、大人の前菜としても人気です。残った茎などはスープの出汁をとる時に使うことができます。

【材料】

• りんご…14個
• フェンネルの葉…適量
• アーモンド…5粒
• レモン汁…適量
• 塩コショウ…適量

1. りんごの芯をとって一口大に切る
2. ボウルにアーモンド以外の材料を入れてよく混ぜる
3. アーモンドを包丁の腹などでつぶす
4. お皿にサラダを盛り付けてアーモンドを散らせば完成

忙しい朝でもさっと作れるフルーツサラダのレシピです。味付けはシンプルですが、フェンネルの風味が引き立って爽やかな味わいです。

【材料】

• フェンネルの葉…1g
• モッツアレラチーズ…20g
• セロリ…15g
• オリーブオイル…5g
• レモン汁…2g
• レモンの皮…少々
• 塩コショウ…適量

1. モッツアレラチーズを賽の目切りにする
2. セロリを輪切りにし、フェンネルはみじん切りしておく
3. レモンの皮は薄切りにする
4. ボウルにすべての材料を入れて器に盛れば完成

セロリの代わりにフェンネルの鱗茎を使っても美味しく仕上がります。クセのある味は大人のサラダとして人気で、パーティで前菜としても出してもおしゃれです。

【材料】

• 魚…約5kg
• 玉ねぎ…5玉
• にんじん…2本
• セロリ…2～3本3
• フェンネル…1個
• にんにく…1玉
• サフラン…適量
• トマトペースト…約60g
• トマト…2個
• Aタイム…適量
• Aローズマリー…適量
• Aローリエ…1枚
• Aブランデー…100㏄
• Aノイリー…100cc
• A白ワイン…200cc
• フュメドポワソン
• レモン…1個

1. 玉ねぎとにんじん、セロリ、フェンネルの鱗茎を薄くスライスする
2. にんにくは半分に切る
3. 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、玉ねぎがしんなりするまで炒める
4. その他の刻んだ野菜も加えて炒める
5. 魚は鱗やはらわたを取り除いて細かく切る
6. 鍋にオーブンで少し焼いたサフランとトマトペースト、カットしたトマトも加える
7. 材料Aも加えて煮込む
8. フライパンで魚を細かくほぐしながら焼き目が付くまで焼く
9. 魚と適量の水、フュメドポワソンも鍋に加えてさらに煮込む
10. アクが出てきたら丁寧にすくい、途中でセロリの葉とフェンネルの葉も加える
11. ざるでスープを濾して味を整えてからレモンを加え、また濾す
12. 塩コショウなどで味を整えて完成

ブイヤベースは魚をたっぷりと使うので、フェンネルの消臭効果が最大限に発揮されます。できあがったブイヤベースは野菜と魚の旨味がたっぷりと溶けだしているので、家庭のスープやパスタソースを一気にプロの味にかえてくれます。

【材料】

• ムール貝…300g
• にんにく…1片
• フェンネル…1/2個
• 玉ねぎ…1個
• バター…30g
• アンチョビフィレ…3本
• 白ワイン…100㏄
• 牛乳…150㏄
• カレー粉…適量
• ハーブソース…適量

1. 玉ねぎとフェンネルの鱗茎をスライスする
2. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかける
3. 香りがたってきたらアンチョビを入れて崩しながら炒める
4. ムール貝も入れて炒める
5. 白ワインを入れたら蓋をして、ムール貝の殻が開くまで蒸し焼きする
6. ざるで濾してスープと具を分ける
7. 別の鍋にバターを入れてフェンネルと玉ねぎを炒める
8. カレー粉も加えてさらに炒める
9. ６で濾したスープに痛めたフェンネルと玉ねぎを入れてハンドミキサーにかける
10. 牛乳も加えてよく混ぜて沸騰直前まで温め、再びハンドミキサーにかける
11. お皿にスープとムール貝を盛り付けてハーブソースをかければ完成

少し濃いめのスープですが、フェンネルと玉ねぎの清涼感で食べやすく仕上がります。スープの濃度は好みで変更しても構いません。またスープを煮詰めれば魚のソースにもなるなど万能に使えるスープレシピです。

【材料】

• サーモン…1切れ
• ヨーグルト…大さじ2〜3
• ファンネルの葉…ひとつかみ
• ファンネルの鱗茎…5〜7スライス
• ライム…3スライス
• 塩…適量

1. ヨーグルトを水切りしておく
2. クッキングシートの上に塩をふったサーモンを置く
3. サーモンの上にファンネルの葉とライムものせる
4. クッキングシートの口をしめる
5. 弱火のフライパンで両面を蒸し焼きする
6. 火が通ったら口を開けて葉を取り除く
7. 鱗茎のスライスを散らす
8. 水切りしたヨーグルトに塩を加え、サーモンにかければ完成

ヨーグルトの水切りは、コーヒーのフィルターペーパーを使えば簡単に行うことができます。ヘルシーで見た目もおしゃれなレシピなので、女子会にもおすすめです。

【材料】

• 豚肩ロース…1kg
• コショウ…大さじ1
• Aフェンネルシード…大さじ1
• Aコリアンダーシード…大さじ1
• Aキャラウェイシード…大さじ1
• Aクミンシード…大さじ1
• オリーブオイル…大さじ2
• はちみつ…大さじ4
• ブラウンシュガー…大さじ2
• しょうゆ…大さじ3
• じゃがいも…200g
• 牛乳…50g
• バター…100g
• 塩…適量
• アスパラガス…適量

1. 豚肩ロース肉に格子状の切り込みを入れる
2. バットに黒胡椒を入れて、鍋などを使って押しつぶす
3. すり鉢に黒胡椒とスパイスの材料Aを入れてすりつぶす
4. オリーブオイルとはちみつをも入れてペースト状にする
5. 切り込みを入れた豚肉にペーストの半分を塗る
6. 130度のオーブンで1時間焼く
7. ペーストの残りにブラウンシュガーとしょうゆを加えて練り、肉に塗る
8. 220度のオーブンでさらに20分焼く
9. 鍋に水と塩を入れ、じゃがいもを柔らかく煮てから水気を切る
10. じゃがいもをなめらかになるまでつぶす
11. じゃがいもを鍋に移してバターと牛乳を少しずつ加え、ピューレを作る
12. 肉を適当な大きさに切る
13. お皿にピューレ、アスパラガス、肉の順に盛り残った肉汁をかければ完成

とっておきの来客がある時にも人気のご馳走レシピです。ハーブの力で豚肉独特の臭みはなくなります。オーブンに入れる時、一緒に添え野菜を焼くのもおすすめです。添える野菜に赤色や黄色のものを加えれば、お皿がさらに華やかなパーティー仕様になるのでおすすめです。

【材料】

• フェンネル…1株
• レモン…1個
• 鶏モモ肉…1枚
• 塩コショウ…適量
• オリーブオイル…適量

1. フェンネルをよく洗い、茎の根元で切る
2. 鱗茎をくし切りにする
3. レモンをよく洗って皮付きのまま乱切りする
4. 鶏モモ肉は一口大に切る
5. 耐熱容器に切った材料を全て入れて塩コショウとオリーブオイルをかける
6. 手でよく揉み込んでから200℃のオーブンで20分焼く
7. お皿に盛りつければ完成

材料はシンプルですが、フェンネルの特徴的な苦味がレモンの酸味とよく合うレシピです。ぜひ熱々の内に食べたい料理です。

【材料】

• フェンネル…1株
• 牡蠣…1パック
• 小麦粉…適量
• 玉ねぎ…1/2個
• しめじ…適量
• 白ワイン…適量
• てんぷら粉…適量
• 生クリーム…適量
• 細切りチーズ…適量

1. 牡蠣に小麦粉をまぶしてもみ洗いし、水でよく洗う
2. フェンネルを株の根元で切り分ける
3. 葉っぱはみじん切り、茎の部分は斜め切りにする
4. 鱗茎部分は一口大に切る
5. 玉ねぎを集めにスライスし、しめじは小房に分ける
6. フライパンに油を敷き、玉ねぎとしめじを炒める
7. 火が通ったら塩をして、白ワインを入れる
8. てんぷら粉にフェンネルの葉っぱを入れてさっくりと混ぜる
9. 牡蠣をてんぷら粉にくぐらせて180～190℃の油で揚げる
10. フェンネルの茎と鱗茎部分も天ぷら粉にくぐらせて揚げる
11. 玉ねぎとしめじが入ったフライパンに生クリームを入れる
12. フライパンに揚げた牡蠣とフェンネルも加えて軽く和える
13. お皿に盛りつけて細切りチーズをトッピングすれば完成

フェンネル一株を丸ごと味わえるレシピなので、新鮮なものが手に入ったらぜひ作りたい一品です。牡蠣の生臭さは丁寧に洗うこととフェンネルの消臭作用でほとんど感じません。

【材料】

• 長ネギ…2本
• 白菜…800g
• 人参…100g
• 切干大根…5g
• 長芋…500g
• にんにく…6g
• トマト…1個
• バジル…1枝
• オリーブオイル…大さじ4
• フェンネルシード…小さじ1/2
• A塩…大さじ1
• A薄口しょうゆ…小さじ1
• A水…600cc

1. 長ネギは小口切りにする
2. 白菜と人参は食べやすい大きさに切る
3. トマトは6〜7枚にスライスする
4. にんにくをみじん切りする
5. 長芋は全部すっておく
6. 土鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくとフェンネルシードを加えて炒める
7. 長ネギも加えて炒め、Aの材料も加える
8. 白菜と人参を入れて蓋をし、火が通るまで煮込む
9. 火が通ったら長芋とトマトをのせて、蓋をして軽く煮る
10. 最後にバジルをトッピングして完成

普通のお鍋に飽きてきたときに人気のレシピです。野菜がたっぷりと食べられてヘルシーなので、女子会にもおすすめのレシピです。フェンネルのさっぱりとした風味もアクセントになっています。

【材料】

• エビ…20匹
• グリーンチリ…4本
• Aブラウンマスタード…小さじ1
• Aフェンネル…小さじ1/2
• Aセロリ…小さじ1/2
• Aカロンジ…小さじ1/2
• Aフェヌリーグ…小さじ1/4
• 玉ねぎ…小1個
• 生姜…1片
• Bコリアンダー…大さじ1
• Bガムラマサラ…小さじ1
• Bパプリカ…小さじ1
• Bターメリック…小さじ1/2
• Bメース…小さじ1/4
• B塩…小さじ1
• 三温糖…小さじ1
• プレーンヨーグルト…100ml
• 生クリーム…100ml

1. 鍋に調味料Aを入れてよく炒める
2. 玉ねぎと生姜をすりおろしにして鍋に加え、色が変わるまで炒める
3. グリーンチリも鍋に入れる
4. 調味料Bも加えてさらによく炒める
5. 三温糖とヨーグルト、エビも加えたら、蓋をして15分煮込む
6. 生クリームを入れてさらに2分ほど煮込めば完成

スパイスハーブがたっぷりのカレーは食欲増進効果が期待できます。少し薄めてスープカレーのようにしても美味しくいただけます。材料をそれぞれよく炒めることがポイントです。

【材料】

• じゃがいも…3個
• サラダ油…大さじ4
• Aマスタードシード…小さじ1
• Aフェンネル…小さじ1/2
• Aホールチリ…3個
• A塩…小さじ1
• 水…大さじ2

1. じゃがいもは3cm角に切る
2. フライパンにサラダ油をひき、調味料Aを入れてよく炒める
3. じゃがいもも加えてよく油と絡める
4. 水を加えてから蓋をし、5分ほど蒸し焼きにする
5. 蓋を取ったら強火にして、水気がなくなるまで炒める
6. じゃがいもがしっかりと色づいたら完成

マスタードシードは炒めているとはねることがあるので、調理の際は注意が必要です。インド風の味付けでエキゾチックな味にしあがります。じゃがいも以外の野菜で作るのもおすすめです。

【材料】

• 長芋…100g
• にんじん…100g
• エリンギ…100g
• 白菜…300g
• オリーブオイル…大さじ2
• フェンネルシード…小さじ1/2
• 塩…適量

1. 野菜は一口大に切る
2. ボウルに野菜を入れて、オリーブオイルとフェンネルシードを加えてよく和える
3. 耐熱容器に白菜を敷いて、その上にボウルの材料をのせる
4. 180℃のオーブンで20分焼けば完成

冬野菜は体を温めてくれる効果が期待できるので、寒い日は積極的にとりたい野菜です。簡単にできるレシピですが、フェンネルの香りがしっかりと染み込んで食欲をそそります。

【材料】

• フェンネル…1株
• にんにく…1片
• サンマ…1尾
• パン粉…適量
• くるみ…適量
• レーズン…適量

1. フェンネルを葉の根元から切る
2. 鱗茎を細かく切り、にんにくはみじん切りする
3. サンマは三枚おろしにする
4. フライパンにパン粉とくるみを入れて、色づくまで乾煎りしておく
5. フェンネルの茎と葉を塩を入れた鍋で湯がく
6. フェンネルを取り出して、そのお湯でパスタを茹でる
7. フライパンにオリーブオイルを入れ入れ、さんまを両面焼く
8. にんにくと切ったフェンネルの鱗茎も入れて炒める
9. パスタのゆで汁をお玉2杯分加えて煮る
10. ゆであがったパスタもフライパンに入れてよく絡める
11. 最後にレーズンも入れてさっと炒める
12. お皿に盛りつけてから乾煎りしたパン粉とクルミをふりかける
13. フェンネルの葉も全体に散らして完成

フェンネルの茎を湯がいたお湯でパスタを茹でることで、パスタに香りをつけることができます。サンマの生臭さは消え、レーズンの甘味も加わって爽やかな味に仕上がります。

【材料】

• フェンネル…1株
• にんにく…4～5片
• キャベツ…適量
• アラビアータトマトソース…1瓶
• パスタ…人数分

1. フェンネルを葉っぱの根元から切り落とす
2. 葉をお湯でゆでる
3. 茎と鱗茎を細かく切る
4. ニンニクはスライスにし、きゃべつはざく切りする
5. 鍋にパスタ以外の材料を入れて煮込む
6. パスタを表示時間通りに茹でる
7. 茹でたパスタと煮込んだソースを和えて完成

フェンネル一株を丸ごと使った贅沢なパスタのレシピです。葉と茎、鱗茎がそれぞれ違う食感で、フェンネルを存分に味わうことができます。

【材料】

• サーディン…4枚
• ファンネルの鱗茎…1株
• ケッパー…適量
• レモンゼスト…適量
• パスタ…2人分

1. サーディンをオーブンで焼いておく
2. フェンネルを薄くスライスし、フライパンにオリーブオイルを入れて炒める
3. 適宜パスタの茹で汁も加えてしんなりするまで炒める
4. フライパンに茹で上げたパスタを入れて、みじん切りしたケッパーも加える
5. ざっと和えながら炒め、レモンゼストも加える
6. パスタをお皿に盛り、上に焼いたサーディンをトッピングして完成

シンプルに仕上げたパスタはサーディンとよく合います。フェンネルの鱗茎は炒めることで多少味や香りが薄まりますが、その分調味料が少ないのでしっかりと存在感を感じることができます。

【材料】

• 鯖缶…1缶
• トマト缶…半分
• にんにく…1片
• 玉ねぎ…1個
• レーズン…ひとつまみ
• バスタ…好きな量
• フェンネルの葉…適量

1. フライパンに油をひいて、みじん切りにしたにんにくとアンチョビを炒める
2. パン粉も加えてしっかりと味をしみ込ませる
3. パセリも加えてさっと炒め、別のお皿に移しておく
4. フライパンにオリーブオイルをひいてにんにくのみじん切りを入れ、香りをつける
5. 香りがたってきたら玉ねぎのみじん切りと鷹の爪も入れて炒める
6. アンチョビとパスタのゆで汁を加える
7. 鯖缶を汁ごとフライパンに入れ、適度につぶしながら混ぜ炒める
8. レーズンも加えて汁気をとばすように炒める
9. 白ワインを入れる
10. アルコールが飛んだらトマト缶を入れて、フェンネルの葉も加えて煮詰めていく
11. 表示時間より2分短くゆであげたパスタもソースのフライパンに入れてよく絡める
12. お皿に盛りつけてから初めに作ったパン粉を上から散らして完成

鯖缶を使った時短レシピです。フェンネルの葉を鯖と一緒に煮込むことで生臭さを消してくれます。生葉が手に入らなければ乾燥のものでも構いません。

【材料】

• パスタ…1人分
• 玉ねぎ…30g
• オリーブオイル…大さじ1
• いわしの水煮缶…1缶
• A白ワイン…大さじ2
• Aケッパー…10個
• Aフェンネルシード…20粒
• ディル…1枝
• セルフィーユ…1枝
• バジル…3枚

1. 玉ねぎはスライスし、オリーブオイルをひいたフライパンで炒める
2. いわしの水煮缶は汁ごと入れる
3. 調味料Aも入れて軽く煮詰める
4. 茹で上げたパスタも加えて絡めながら火を通す
5. ディルやセルフィーユ、バジルを細かく刻む
6. パスタをお皿に盛りつけ、上からフレッシュハーブをたっぷりとトッピングして完成

トッピングするハーブにフェンネルの葉を加えても美味しくいただけます。いわしの水煮缶があれば簡単にさっと作れるので、急な来客時にもおすすめです。

【材料】

• フェンネルシード…小さじ2
• お湯…400ml

1. ポットにフェンネルシードを入れる
2. お湯を注ぎ6～7分待つ
3. カップに注げば完成

一番簡単なフェンネルシードティーです。他の色々なハーブと混ぜても構いませんが、フェンネルシードだけでも十分薫り高いお茶ができあがります。

【材料】

• 水…75g
• 米酢…125g
• 白ワインビネガー…25g
• 砂糖…38g
• 塩…大さじ1/2
• ニンニク…1片
• 唐辛子…1本
• ディルシード…小さじ1/2
• マスタードシード…小さじ1/2
• フェンネルシード…1つまみ
• 黒胡椒…5粒
• ローリエの葉…1枚

1. ニンニクを薄くスライスする
2. 全ての材料を鍋に入れてひと煮立ちさせる
3. にんじんやパプリカなど好きな野菜をスティック状に切る
4. 密閉できる容器に野菜を立てて入れる
5. 鍋のピクルス液を容器に注ぎ、味を染みこませれば完成

ピクルス液と一緒にフェンネルの葉っぱも一緒に入れると香りがついて食欲をそそります。にんじんやパプリカのほかにも、大根やセロリといった野菜を入れても美味しく漬かります。

【材料】

• 豚肩ロース…500g
• 豚モモブロック…500g
• セージ…6g
• バジル…5枚
• ローズマリー…3枝
• フェンネルシード…6g
• にんにく…5かけ
• レモン…1/2個
• 塩…12g
• 赤ワイン…160g

1. 豚肩ロースと豚ももブロックをミンチ程度に細かくする
2. ハーブ類と、にんにく、レモンをみじん切りにする
3. ボウルに1を入れてよくこねる
4. 2とワイン、塩、フェンネルシードも入れて、粘り気が出るまでよく混ぜる
5. 味がなじむように数時間から一晩冷蔵庫で寝かせる
6. 10個に分割して、手で叩きながら空気を抜く
7. ラップにのせて空気を抜きながらしっかり成形し、端はまるめて閉じる
8. 7の上からアルミホイルを巻いて成形する
9. 10分程度蒸してから、竹串などで刺して中まで火が通っているかチェックする
10. アルミホイルとラップを外し、油をひいたフライパンで外側に焼き目を付けて完成

イタリアではソーセージにフェンネルを入れるのが定番です。ソーセージそのものに味がしっかりとついているので、食べるときはそのままでも美味しくいただけます。

すた丼を自宅で再現する際、フェンネルを入れると限りないく近い味が再現できるともいわれています。一度食べると癖になるフェンネルを手に入れて、サラダやスープなどぜひおすすめのレシピに挑戦してみてください。