2020年03月09日公開
2024年10月12日更新
さくらんぼ人気レシピ!保存のきくジャムやコンポートにスイーツ・お酒も
さくらんぼを使ったレシピについて解説します。生のままだといたみやすいさくらんぼですが、ジャムやコンポートなどにすることで長く保存できるようになります。他にもお菓子やお酒など、さくらんぼを使った人気レシピを紹介します。
目次
さくらんぼの人気レシピを紹介
さくらんぼのコンポートをつくろうー! pic.twitter.com/raa3qlDV
— ぶもも (@BumomoBakery) May 7, 2012
甘酸っぱくて美味しいさくらんぼですが、生で食べる以外にもジャムやお菓子など様々なレシピがあります。特にジャムはそのまま保存するよりも長期間の保存が可能となるため、大量のさくらんぼの保存に困った時にも便利なレシピです。
本記事では保存に便利なジャムやコンポートのレシピから、お菓子やお酒など様々な種類のレシピを紹介します。
さくらんぼの人気レシピ【保存のきくジャム・コンポート】
シンプルなさくらんぼジャム
【材料】
- さくらんぼ 1kg
- 砂糖 250g
- レモン汁 50cc
【作り方】
- さくらんぼをよく洗ったら軸を取ります。
- 1をフライパンに入れて、中火で加熱しながら砂糖を加えていきます。
- レモン汁も加えたら、焦げないように火を弱めて煮つめていきます。
- さくらんぼが柔らかくなったら実を取りだして、フォークをふたつ使って種を取っていきます。
- 種をザルにこすりつけて、出てきた汁をフライパンに戻します。
- 再びフライパンに火をつけて、かき混ぜている時に底が見える程度にまで煮つまったら出来上がりです。
鍋で煮詰めるだけで簡単に作れるジャムのレシピです。しっかりと煮沸消毒をした瓶につめれば、長期間の保存も可能となります。種を取り除くのが少し面倒ですが、一度煮込んでから種を取ることで生の状態の時よりは取りやすくなります。砂糖はさくらんぼの1/4の量として覚えておけば、違う分量でも迷うことなく作れます。
電子レンジで簡単!さくらんぼジャム
【材料】
- さくらんぼ 200g
- 砂糖 100g
- レモン汁 大さじ1
【作り方】
- さくらんぼを洗って軸を取ったら耐熱容器に入れます。
- 砂糖とレモン汁を振りかけたら、ラップをしないで500wのレンジで5分加熱します。
- いったん取りだしてよく混ぜたら、さらに5分加熱します。
- レンジから取りだしたら種を取り除き、粗熱が取れたら完成です。
電子レンジで手軽に作れるジャムのレシピです。鍋などで煮つめないために実の形がそのまま残っていて、普通のジャムよりも食べ応えがあります。鍋で煮込むよりも短時間でできるので、時間があまりない時でもさっと作ることができます。
ヨーグルトやアイスにかけても美味しいですし、炭酸水で割って飲むのもおすすめです。冷凍保存ができるため、長期保存にもむいています。
さくらんぼのコンポート
さくらんぼのコンポートは今週でおしまいです🍒 pic.twitter.com/K6BLeFv7Gn
— ウォーターシップカフェ☕️ (@wsc_miz) July 9, 2019
砂糖と赤ワインで漬けた、さくらんぼのコンポートです。赤ワインを入れるとシロップがキレイな色になりますが、子供用に作る場合は砂糖だけでも大丈夫です。密閉容器に入れた状態で1週間は保存がききます。酸っぱいさくらんぼでもまるでスイーツのような甘さになるので、あまり甘くないさくらんぼを消費したい時にもおすすめです。
レンジでさくらんぼのコンポート
レンジで手軽に作ることができるコンポートのレシピです。レンジの加熱具合で実の形を残すこともできれば、実の崩れた柔らかい状態のコンポートにもできます。コンポートは冷凍保存も可能で、冷凍しておくと1年間くらいは保存がききます。
さくらんぼの人気レシピ【洋風のお菓子】
さんらんぼのクラフティ
【材料】
- さくらんぼ 50個
- A 全卵 2個
- A グラニュー糖 80g
- A 塩 ひとつまみ
- 小麦粉 50g
- 溶かしバター 20g
- B 牛乳 200ml
- B 生クリーム 50ml
- B バニラエクストラクト 大さじ1(バニラエッセンス数滴でも可)
- B キルシュ(チェリーブランデー) 適量
- 粉糖 適量
【作り方】
- ボウルにAを入れて、泡だて器でよく混ぜます。
- 1に小麦を加えてよく混ぜたら、溶かしバターを加えてさらに混ぜます。
- 2にBを加えて混ぜます。
- 種を取ったさくらんぼを型に入れて、上から3を流し込みます。
- 180度のオーブンで35~40分ほど焼きます。
- 焼きあがったら上から粉糖を振りかけて出来上がりです。
最初に紹介する洋風のお菓子は、材料を混ぜて焼くだけで簡単にできるクラフティです。動画では種を取るための器具を使っていますが、割りばしで軸の部分から刺して種を押しだしたり、小さいさくらんぼならストローを突き刺してぐるりと回すことで種を取り除くこともできます。
できたてをそのまま食べるのも美味しいですし、冷蔵庫で冷やしてから食べてもしっとりとして美味しくいただけます。
さくらんぼサイダーケーキ
【材料】
- さくらんぼ 200g
- サイダー 150ml
- ゼラチン 6g
- A バニラアイス 200g
- A 牛乳 200ml
- A 砂糖 15g
- ゼラチン 10g
- ミント 適量
【作り方】
- ゼラチン6gは30mlの水でふやかしておきます。
- さくらんぼは種を取ったら、15cmのケーキ型の中に穴を上にして敷きつめます。
- ボウルにサイダー50gを入れて、1を加えてよく混ぜます。
- 型に流し入れて、固まるまで1時間ほど冷蔵庫で冷やします。
- 10gのゼラチンを40mlの水でふやかしておきます。
- 鍋にAを入れて火にかけます。
- 6が沸騰直前になったら火をとめ、5を加えてよく混ぜます。
- 粗熱が取れたら冷やしておいた型に流し込み、固まるまで2時間ほど冷蔵庫で冷やします。
- 固まったらお皿に取りだして、ミントを飾ったら完成です。
次の洋風のお菓子レシピは、しゅわしゅわ感が楽しいサイダーを使ったケーキです。材料を混ぜて固めるだけでできるゼリーケーキで、子供でも簡単にお菓子作りができると人気です。型からケーキを外しにくい場合は、一度型を熱湯にさっとつけてから皿の上で優しく振ると取れやすくなります。
さくらんぼパンナコッタ
【材料】
- A 牛乳 200ml
- A 生クリーム 200ml
- A 砂糖 50g
- A バニラエッセンス 適量
- 粉ゼラチン 9g
- 水 大さじ2
- B さくらんぼ 24粒
- B グラニュー糖 50g
- B レモン汁 小さじ1
- スペアミント 適量
【作り方】
- 水にゼラチンを入れてふやかし、600wのレンジで10秒ほど加熱します。
- 鍋にAを入れて弱火にかけ、沸騰直前に火をとめて1を加えます。
- 2を氷水にあてながらゴムベラで混ぜて、とろみがついたら容器の2/3くらいまで流し入れて冷蔵庫で2時間冷やします。
- 鍋にBを入れて10分おきます。
- 水分が出てきたら中火にかけて、沸騰したら3分ほど煮ます。
- 鍋を火からおろして粗熱を取ります。
- 6を3の上にのせて冷蔵庫で冷やし、最後にスペアミントを飾ったら完成です。
次に紹介する洋風のお菓子は、さくらんぼのコンポートをのせたパンナコッタです。濃厚なパンナコッタと甘酸っぱいコンポートの相性が抜群の冷たいお菓子です。見た目も色鮮やかで一度にカップ4個分作れるので、手土産や贈り物などにも利用できるレシピです。
さくらんぼのタルト
さくらんぼタルト。
— プリン (@vNfyXYWspnLdYaG) May 20, 2018
お菓子を作るのは大好きですが、、。
やはり、カロリーが気になります😅#手作りお菓子 #おうちカフェ #さくらんぼ pic.twitter.com/or6uovhfqK
最後に紹介する洋風のお菓子は、チーズカスタードを使ったタルトです。カスタードにチーズクリームを入れることでさらに美味しく、タルトにぴったりだと人気のレシピです。上にのせるさくらんぼは生のものだけでなく、コンポートにしたものをのせるのもおすすめです。
さくらんぼの人気レシピ【和風のお菓子】
4種のフルーツ錦玉
【材料】
- 砂糖 120g
- 粉寒天 5g
- 水 300ml
- 缶詰のみかん 80g
- キウイ 80g
- 缶詰のさくらんぼ 5個
- 缶詰のみつまめ 30g
【作り方】
- キウイはいちょう切りにしておきます。
- 鍋に水と粉寒天を入れてよく混ぜ、中火にかけます。
- 煮立ったらそのまま1分ほど加熱して、寒天を完全に溶かします。
- 砂糖を加えて溶けたら鍋を火からおろして粗熱を取ります。
- ラップを敷いたカップに具材を入れて、4を流し入れて茶巾しぼりにします。
- 5の口をゴムでしばり、2時間ほど冷蔵庫で冷やします。
- 固まったらラップを外して完成です。
最初に紹介する和風のお菓子は、見た目もきらきらとキレイな4種の錦玉です。寒天の中にフルーツを閉じ込めたお菓子で、涼し気な見た目で暑い日のお茶うけなどにぴったりです。レシピで使っているフルーツ以外にも、桃やパイナップルなど色々な缶詰のフルーツでチャレンジしてみましょう。
さくらんぼ大福
さくらんぼ大福♪ pic.twitter.com/t7Jd523KeR
— ろっし♩ (@Rosshi_99) June 29, 2016
こちらの和風のお菓子は、見た目も可愛らしいさくらんぼを使った大福です。大福の生地には白玉粉を利用しており、レンジで加熱するだけで作ることができます。あんも手作りすると大変ですが、こちらのレシピでは市販のものを使っているので簡単に作ることができます。甘いあんとさくらんぼの酸味が相性抜群の和風スイーツです。
さくらんぼおはぎ
次に紹介する和風のお菓子は、さくらんぼを丸ごと中にいれたおはぎです。おはぎのレシピではもち米を使うのが一般的ですが、こちらのレシピでは白玉粉を使って簡単に作っています。また、さくらんぼも缶詰のものを使っているため、好きなときにすぐに作ることができます。
さくらんぼのどら焼き
大好きなケーキ屋さんが和菓子部門も開店して💕
— Milk Tea tan (食いしん坊アカウントも宜しくです🎵) (@MilkTeatan3) June 28, 2018
覗いてみたら
季節限定🍒さくらんぼのどら焼き✨なるものに出会ってしまいました😍
バシラーティーのSENCHAと一緒に頂きま~す🎶 pic.twitter.com/h58SIBVMRu
最後に紹介する和風のお菓子は、さくらんぼを中に入れたどら焼きです。どら焼きの生地はホットケーキと同じように、フライパンで簡単に作ることができます。中にいれるさくらんぼは生のものだとフレッシュ感が楽しめますし、コンポートにしたものを入れても美味しくいただけます。
さくらんぼの人気レシピ【その他】
さくらんぼ酒
【材料】
- さくらんぼ ひと握りほど
- キウイフルーツ 1個
- A 角砂糖 50g
- A ホワイトリカー 適量
- A レモンジュース 少々
【作り方】
- 密閉容器を煮沸消毒しておきます。
- さくらんぼは軸を取って密閉容器の中に入れます。
- キウイフルーツは半分に切り、スプーンなどで中身をくりぬいて密閉容器に入れます。
- Aをすべて密閉容器に入れて、そのまま3か月以上熟成させたら出来上がりです。
材料を入れて放置するだけで作れるさくらんぼ酒のレシピです。出来上がるまでに時間はかかりますが、作り方はとても簡単です。3か月おいておくとキレイな飴色の液体に変わり、まるでブランデーのようなコクのあるお酒へと変わります。6か月ほどおいておくとさらにまろやかな味になるので、好みによって熟成期間を変えてみましょう。
さくらんぼのスムージー
【材料】
- さくらんぼ 10粒
- カルピス 200ml
- ヨーグルト 大さじ4
- ミントの葉 適量
【作り方】
- さくらんぼの種を取り除きます。
- 保存袋にカルピスと1を入れて冷凍します。
- 2とヨーグルトをミキサーに入れて回します。
- 最後にさくらんぼとお好みでミントの葉を飾って出来上がりです。
さくらんぼとカルピスの甘酸っぱい味が美味しいスムージーのレシピです。一度凍らせてから作るため、しゃりしゃりとしたフローズン感を楽しめます。カルピスを使っているので牛乳が苦手な人でも飲みやすく、暑い時期のデザートにもぴったりです。
さくらんぼジャムの和風カクテル
さくらんぼを使って作ったジャムと焼酎をあわせた、和風のカクテルレシピです。焼酎と炭酸水を静かに注ぐことで、2層のキレイなグラデーションを作ることができます。焼酎を抜けば、ノンアルコールのカクテルとして飲むこともできます。
さくらんぼのシロップ漬け
さくらんぼのシロップ漬け仕込み中🍒
— maiko@乙女紅茶販売中♥ (@rosewafers) June 12, 2019
ローズシロップも足して香りよく✨ pic.twitter.com/6Uqij9XEUU
さくらんぼをシロップで漬けた、保存用の漬物レシピです。保存のきかないさくらんぼも、こうしてシロップに漬けることで長持ちし、1週間たっても弾力を失うこともありません。漬ければ漬けるほど甘さも増し、美味しくなっていきます。残ったシロップはガムシロップの代わりとして、料理にも再利用できます。
さくらんぼの人気レシピまとめ
ごろごろと果肉が入った「さくらんぼジャム」は、紅茶に入れてコンフィチュールティーとしても愉しめる春の人気アイテム。ホワイトデーギフトにもおすすめです♪https://t.co/ceOFrnXMya#AfternoonTea pic.twitter.com/YnsYKmeOmd
— Afternoon Tea (@AfternoonTea_LT) March 3, 2016
さくらんぼの人気レシピについてまとめました。さくらんぼは爽やかな甘みが人気の果物で、ジャムやお菓子作りなどさまざまなレシピに活用できます。
作り方も簡単なレシピが多いため、初めてのお菓子作りにも挑戦しやすくなっています。大量消費にも役立つので、もしさくらんぼの消費に困った場合はこれらのレシピを参考にしてください。