2020年02月28日公開
2024年10月12日更新
マテ貝のおすすめレシピまとめ!おしゃれなおつまみも簡単に!
マテ貝のおすすめレシピをまとめています。アサリと並んで潮干狩りでも人気のマテ貝は、くせがなく食べやすいのが特徴です。生や缶詰を使った簡単レシピを徹底解説!おしゃれなおつまみや、おかずレシピを紹介します。
マテ貝の人気レシピが知りたい!
マテ貝を調理中、 ひと束買いしか出来なくて量が 多すぎですが、400円程だったので問題ないくこれから頂きます😘 pic.twitter.com/dbMBTlbc3D
— Hiroko Miyamoto (@HirokoMiyamoto7) September 5, 2019
細長い見た目がユニークなマテ貝は、アサリほどメジャーではありませんが潮干狩りでも人気の貝類です。簡単な下ごしらえさえしておけば、くせのない淡白な味わいで、さまざまな料理にアレンジが効きます。
本記事ではマテ貝を使った活用レシピや、おしゃれなおつまみレシピなどをまとめました。缶詰を使った人気アレンジも紹介しています。マテ貝を手に入れたらぜひ参考にしてみてください!
マテ貝はどんな貝?
マテ貝は比較的認知度の低い貝類です。細長い棒状の貝で、初めて見る人には少し抵抗がある個性的な見た目かもしれません。しかし、近年では潮干狩りで採れることもあり、徐々にその美味しさが知られ人気が出てきました。本項では基本的な知識や、下処理の方法について解説していきます。
いろいろな食べ方が楽しめる貝
マテ貝といんげんの酒蒸し! pic.twitter.com/OyvNKMJgRX
— さかな芸人ハットリ (@hattori95) April 22, 2019
個性的な外観からは想像しにくいですが、マテ貝の味はアサリに似てくせが無いのが特徴です。淡白な味わいと旨味を持ち、さまざまな食材と合わせても主張しすぎることなく美味しく食べられます。中華料理やスペイン料理など、世界でもいろいろな料理に使われています。
マテ貝は見た目は細長くて 初めて食べる人にはちょっとだけ抵抗があるかもしれないですが 味はアサリと味がよく似ていて格別です!身も殻から簡単にホロっと取れます(^-^)
マテ貝の下処理方法
マテ貝をいただきました。
— 826(ヤジロー) (@yaziro3) April 27, 2017
酒と水を1対1の割合で入れて火にかけ、沸騰した時点で取り出し、氷水で締める!のが下処理の手順とか。その後バターで炒めるつもり、初体験です。 pic.twitter.com/lpRRzTDpfK
潮干狩りなどで生の貝を手に入れたら、料理を始める前に下ごしらえをしておきましょう。下処理の方法はとても簡単です。先に中身を取り出す方法から紹介しましょう。まず、ナイフなどを使って貝殻を開き、ちょうつがいを切って中身を取り出します。その後内臓を切り取り、水洗いします。
次に、臭みを消すためにお酒を加えた熱湯に通せば下処理はOKです。熱湯を使った臭み取りには、外側の貝殻をつけたまま行うこともできます。水と酒を1対1の割合で調整したお湯でさっとゆがくのも良いでしょう。
下処理もそうむずかしくないです。ナイフで貝殻を開いてちょうつがいを切り、身を取り出します。内蔵を切り取り、きれいに水で洗えばOKです。お酒を加えた熱湯に通すと独特の匂いはとれるそうなので試してみてくださいね
マテ貝の缶詰もある
スペインのスーパーで買ってきたマテ貝の缶詰!
— いなり (@Rie216Panda) February 3, 2020
見た目はグロいけど、味はアサリみたいだった〜😋 pic.twitter.com/prNsOPRTP2
生のものは大きなスーパーや市場でないと、なかなか目にすることは少ないかもしれません。でも、マテ貝を料理に使いたい、食べてみたいという人におすすめなのが缶詰を使うことです。輸入食品を扱っているお店ならマテ貝の缶詰を見つけることができます。
マテ貝の缶詰の多くがスペイン産の缶詰で、水煮にされ販売されているものがほとんどです。缶詰であれば下処理はすでに行われており、すぐに調理することができて便利です。なお、缶詰の価格は100g程度の容量で600~700円程度と、缶詰としては比較的高級な商品と言えます。
マテ貝のおすすめ簡単レシピ
マテ貝を使った人気のレシピから、簡単にできるものを中心に紹介していきます。生の貝を使っても、缶詰の商品を使ってもOKです。すぐにできる簡単おつまみレシピや、おかずとして食べたいボリューミーな一品など美味しいレシピを集めました。
マテ貝のバター焼き
【材料】
- マテ貝(バット一つ分)
- バター(大さじ2)
- 白ワイン(1カップ程度)
- 塩コショウ(適宜)
- レモン(ひとかけ)
- 刻み葱(適宜)
【作り方】
- マテ貝を海水程度の塩水に一晩ほど浸して砂抜きをする
- 流水で殻ごとよく洗って水けをきる
- フライパンにバターの半量を熱し、マテ貝を入れる
- 3に白ワインを加えて軽く混ぜながら煮込む
- 汁を味見して塩気が足りないようなら塩を加え、コショウを振る
- 火が通れば仕上げに残りのバターを加え、全体に混ぜる
- 刻み葱をふり、レモンを添えて完成
シンプルにバター味で食べる人気のレシピです。生マテ貝を使う場合は事前に一晩冷暗所で砂抜きをしておきます。流水で洗い流す際には、柔らかい殻が割れてしまわないようやさしく扱いましょう。バターは風味が飛ばないように、2回に分けて加えます。
マテ貝の土鍋炊き込みご飯
【材料】
- マテ貝(適量)
- 米(3合)
- 鰹昆布出汁(650ml )
- 塩(少々)
- 薄口醤油(適宜)
- 濃口醤油(適宜)
- 日本酒(適宜)
- 木の芽(少々)
【作り方】
- マテ貝は塩水に一晩浸し砂抜きする
- 貝殻の表面をこすり合わせて汚れを取り除く
- 鍋に水をいれ昆布だしをとる。沸騰したらカツオ節をいれて2分ダシをとる
- 3をキッチンペーパーを敷いたざるにあげ、濾す
- 3を鍋に戻し、マテ貝を入れて煮る。アクが出て来たら取り除く
- 5をマテ貝と煮汁に分け、煮汁に醤油と日本酒、塩を加えて調味する
- マテ貝の殻から身を取り出す
- 土鍋に洗った米、出汁を加えフタをして強火で炊く
- 土鍋からぼこぼこと泡が出るように沸騰したら弱火に落とし10分炊く
- 蒸す段階でむき身にしたマテ貝を上に乗せ、再びフタをして強火にかける
- パチパチ音がしたら火を止めて10分蒸らす
- 木の芽をみじん切りにし、できあがった炊き込みご飯に飾れば完成
カツオだしと昆布だしに、貝の旨味を足して作る炊き込みご飯です。丁寧にダシをとることで香り高い上品な味付けになります。貝のむき身は始めから土鍋に入れると固くなってしまうため、最後の蒸らしの段階で投入し軽く温める程度にしましょう。木の芽を散らせば料亭のご飯のようなごちそうになります。
マテ貝の醤油煮
マテ貝を醤油と砂糖で甘辛く煮つけたレシピです。お酒のアテにもちょうどよく、また、白ご飯といっしょに食べても美味しいです。あらかじめ下茹でして洗い流しておくと砂抜きができ、生臭さも気になりません。
マテ貝のぬた
マテ貝のぬた!貝が美味しい季節がすぐそこですね(ง ´͈౪`͈)ว pic.twitter.com/9D3GdmNPB4
— 白らん(広島県尾道市) (@hakuran__) March 8, 2017
さっぱりと酢味噌で味付けしたマテ貝のぬたです。貝を茹でて他の材料と和えるだけの簡単レシピで、忙しい時でもさっと一品副菜ができあがります。味なじみをよくするため、白ネギはカットした後にしっかりと水分をキッチンペーパーで拭きとるようにしましょう。材料を合わせたら冷蔵庫でしっかり冷やしてから食べると絶品です。
マテ貝の佃煮
マテ貝の佃煮とガーリックバター炒めで、呑むのぜ〜!佃煮は初挑戦だけど、マジ美味い!これはまた来年みんなに作ってあげよ〜っと。(๑><๑) pic.twitter.com/6TlMBiLcLH
— ゆま (@yuma_z1000) June 2, 2019
生姜を効かせた醤油で煮込んで作るつくだにのレシピです。水は入れないで、酒と醤油を2対1の分量にして煮ます。生のままむき身にしてワタを取り、水なしで煮るのが臭みを取るポイントです。一度煮立ったら弱火にしてじっくりと水分が飛ぶまで煮込みましょう。
マテ貝の一夜干し
こちらはマテ貝をたくさん手に入れたらぜひ試してみたい、一夜干しのレシピです。一晩塩水につけて砂抜きをした後で酒蒸しにし、身を取り出します。からっと晴れた日に天日干しすることで旨味が凝縮され、美味しい一夜干しが完成します。
できあがった一夜干しはそのまま食べても美味しいですが、かるく表面をあぶってから食べるとさらに美味しくいただけます。黒コショウをふったり、からしマヨネーズをつけて食べるとオツなおつまみになります。
マテ貝のおしゃれなレシピ
続いてはマテ貝を使ったおしゃれなレシピを紹介していきます。スペイン料理でもよく使われているマテ貝は、アヒージョなどおしゃれな雰囲気のレシピにも活用できます。缶詰を利用すれば面倒な下処理も必要なく、案外お手軽に作れますのでぜひホームパーティーなどに使ってみましょう!
春キャベツとマテ貝の酒蒸し
【材料】
- マテ貝(適量)
- 春キャベツ(たっぷり)
- にんにく(ひとかけ)
- ネギ(適量)
- オリーブオイル(大さじ1)
- 塩コショウ(適宜)
- 醤油(ひと回し)
【作り方】
- マテ貝は一晩砂抜きしておく
- にんにとネギはみじん切りに、キャベツはざく切りする
- フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを入れ加熱する
- マテ貝も入れて中火で炒める
- キャベツを入れ、塩コショウを振って酒を振る
- フタをして蒸しあげる。柔らかくなったら醤油を適量入れ、軽く混ぜて完成
春になったら市場に出回る、柔らかな春キャベツを使った炒め物のレシピです。にんにくと塩コショウ、隠し味に醤油を入れたシンプルな味付けで、春キャベツの甘みとマテ貝の旨味をたっぷりと堪能できます。
魚介のアジアン炒めパクチーのせ
【材料】
- マテ貝(10本)
- アサリ(300g)
- エビ(8尾)
- セロリ(1本)
- にんじん(1本)
- にんにく(2かけ)
- レモン(適量)
- ナンプラー(適量)
- ハーブソルト(適量)
- とうがらし(適宜)
- ごま油(大さじ1)
- ワイン(80㏄)
- パクチー(お好みで)
【作り方】
- にんにくはみじん切りに、パクチーはざく切りにする
- とうがらし、にんじん、セロリ、レモンも適当に切る
- エビは殻をむいて背ワタを取る
- フライパンにごま油を入れ、にんにくととうがらしを強火で炒める
- 魚介類を順に入れ混ぜながら炒め合わせる
- セロリとにんじんを加えさらに炒め、ふたをして蒸す
- 貝は2、3個開いてきたら白ワインを加え、火が通るまで蒸す
- ハーブソルト、ナンプラーで味を調え、最後にパクチーとレモンを飾って出来上がり
パクチー好きの人にはぜひチャレンジしてほしいアジアンレシピです。マテ貝だけでなく、あさりやエビなどの魚介類を使って旨味たっぷりに仕上げましょう。食べる時にレモンをしぼるとより本格的な味わいです。
マテ貝と茎ブロッコリーのガーリックソテー
【材料】
- マテ貝(適宜)
- 塩(少々)
- にんにく(1片)
- とうがらし(好みで)
- 茎ブロッコリー(1束)
- 醤油(小さじ2と1/2)
- オリーブオイル(50㏄)
【作り方】
- 茎ブロッコリーを色よく茹でてざるにあげ、水をきる
- 茎ブロッコリーを包丁で半分に切る
- オリーブオイルをフライパンに入れ、にんにくのみじん切りを入れ香りが出るまで炒める
- 脂がふつふつして来たら唐辛子のみじん切りをくわえ、マテ貝を加えて炒める
- 茎ブロッコリーを加え、全体を混ぜながら炒め合わせる
- 塩コショウを振り、醤油をたらして軽く炒めたらできあがり
茎ブロッコリーはスティックセニョールとも呼ばれ、最近人気の新しい野菜です。茎ブロッコリーを下ゆでする時は、後で炒める時間を考えやや硬めに茹でるのがポイントです。出来上がったおかずはパスタにかけても美味しいです。また、出てきた汁も旨味がたっぷり染み込んでいるため、バゲットなどを浸して食べると絶品です。
マテ貝とみず菜のパスタ
【材料】
- マテ貝(適量)
- みず菜(1束)
- パスタ(1人前)
- にんにく(1かけ)
- オリーブオイル(大さじ1)
- 日本酒(適宜)
- 塩(少々)
- ブラックペッパー(少々)
- フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを炒める
- 1に日本酒を加え、マテ貝を入れる
- アルミホイルでフタをして蒸す
- 3のフライパンにゆで上げたスパゲッティを入れ、火をいれながら全体を合わせる
- 塩とブラックペッパー少々で調味する
- みず菜を加えて全体をかるく合わせたら火を止めて完成
マテ貝から出る出汁が最高のパスタソースになるおしゃれな一品です。みず菜は色よく仕上げるため、一番最後に投入しましょう。マテ貝自体に塩が効いているため、調味する際には塩を入れ過ぎないように注意してください。
マテ貝のワイン蒸し
日本酒ではなく白ワインでマテ貝を蒸しあげるレシピです。スペインだけでなく、ポルトガルの海辺の町でも良く食べられる人気の食べ方だそうです。用意できればイタリアンパセリを飾りに振ると、見た目にも美しくおしゃれな料理に見えます。
マテ貝のフライ
マテ貝という細長い貝をフライにしました。この形状はフライ以外の選択肢無かった……大人の階段登ったぜ (´;ω;`) pic.twitter.com/OEOj8j6PAm
— ゆーなちゃん (@unachanel0731) April 30, 2015
カリッと短時間で揚げるフライのレシピです。アメリカではマテ貝をフライで食べるのが一般的だそうです。スティック状の見た目もよく、小さなお子さんにも人気が出そうなおかずレシピです。油で揚げるとすぐに火が通るため、加熱し過ぎでかたくならないように短時間で仕上げましょう。
マテ貝のピンチョス
缶詰を使って簡単おしゃれな前菜レシピを作ってみましょう。ズッキーニは生でも柔らかく、薄くカットして巻くと断面がとても美しい一品に仕上がります。黒コショウとオリーブオイルを垂らしていただきます。パーティーメニューでも大活躍しそうなレシピです。
マテ貝のレシピまとめ
マテ貝を頂いてみました。砂浜で穴に塩を入れて捕まえるやつです。#大安#金山#立ち飲み#居酒屋#マテ貝#マテ貝の酒蒸し#ちょい飲み pic.twitter.com/49Aa0kGMXG
— はしし (@hathithi) October 12, 2019
マテ貝はスペイン料理や中華料理でよく食べられている、細長い形が特徴の貝類です。日本でも潮干狩りの時に採れ、アサリに似た食感、味わいから徐々に人気が出始めています。本記事では生マテ貝の下処理の方法や、缶詰を活用した簡単お手軽レシピなど、様々な人気レシピを紹介しました。マテ貝を手に入れたらぜひ参考にしてみてください!