オキシクリーンでお風呂掃除!カビも黒ずみも綺麗に?失敗しないやり方

オキシクリーンを使ったお風呂掃除の方法を徹底解説します。酸素系漂白剤であるオキシクリーンの効果的な使用方法についてまとめてみました。オキシ漬けのやり方を理解し、お風呂のカビや汚れをとる時の参考にしてください。

オキシクリーンでお風呂掃除!カビも黒ずみも綺麗に?失敗しないやり方のイメージ

目次

  1. 1オキシクリーンとは?
  2. 2オキシクリーンでお風呂の床を掃除する方法
  3. 3オキシ漬けでお風呂の床を掃除する方法
  4. 4オキシクリーンでお風呂の浴槽を掃除する方法
  5. 5オキシクリーンで失敗しないための注意点
  6. 6オキシクリーンを使った人の口コミ感想
  7. 7オキシクリーンでお風呂の黒ずみもカビもすっきり!

オキシクリーンとは?

オキシクリーンとは、酸素系漂白剤の一種です。お風呂などの水回りの掃除から、洗濯まで幅広く使えるので、掃除の時にとても重宝する洗剤です。

酸素の力で汚れを落とすので、安全性が高いのも魅力の一つです。なんと赤ちゃんの哺乳瓶の洗浄にも使えます。また、最近ではSNSなどでオキシ漬けについても話題になっています。オキシ漬けとは、オキシクリーンを溶かしたお湯でつけ置きをすること。お風呂や洗濯機をオキシ漬けすることによって、汚れが落ちたという口コミが多くみられます。

このように洗浄力が高いと言われるオキシクリーンですが、お風呂掃除にはどのように使ったら効果的なのでしょうか?掃除法を詳しく解説します。

オキシクリーンでお風呂の床を掃除する方法

オキシクリーンでお風呂の床を掃除する方法を紹介します。しつこいカビ汚れにはどのような道具を用意すればいいのでしょうか?効果的なお風呂の床掃除の仕方をまとめました。

用意するもの

オキシクリーンでお風呂の床を綺麗にする方法はこすり洗いとオキシ漬けのふた通りあります。ここでは、より簡単なこすり洗いの方法について紹介していきます。定期的に掃除をしている場合は、こすり洗いのみでも綺麗になることが多いです。こびりついたしつこい汚れがある場合はオキシ漬けをおすすめします。

オキシクリーンでお風呂の床を掃除する際に用意するものは、ゴム手袋、ブラシのみです。オキシクリーンには、汚れを浮かせるはたらきがあります。そこで、こすり洗い用のブラシを用意しておくことで、浮いた汚れを効率的に取ることができます。

また、使用するオキシクリーンは、アメリカ版と日本版どちらでも構いません。日本版のものの方が界面活性剤が入っていないので、環境によりやさしいです。一つ注意して欲しいのが、オキシクリーンを使用する際は、手荒れ防止のために必ずゴム手袋を着用するということです。

お風呂の床にたまる汚れの正体は、洗剤や石鹸カス、シャワーで落とした皮脂などが蓄積したもの。いろんな汚れが混ざりあって黒ずみになるんです。

 

時間をかけて積もった汚れなのでガンコにこびりついていますが、万能洗剤オキシクリーンなら漂白効果でキレイにできますよ。

お風呂の掃除方法①オキシクリーンを床に撒く

まず、お風呂の床にお湯をかけて濡らしてください。オキシクリーンは熱いお湯に溶かすことで洗浄効果の高い酸素がたくさん出てきます。お風呂の床が冷えていたら効果が薄くなってしまうので、シャワーを使って熱いお湯をかけて温めるようにしましょう。次に、オキシクリーンを床に撒きます。

オキシクリーンを粉末のまま、濡らしたお風呂の床に撒いてください。分量はアメリカ版で1杯、日本版で2〜3杯ほどが目安です。まんべんなく撒くのは難しいので、大まかで大丈夫。まずは、少なめの分量で試してみて、足りないようなら後から足すようにしましょう。
 

次にオキシクリーンの粉をお風呂のタイルに撒きます。
この時全体に撒いてしまうと、のちにオキシクリーンがしっかり溶けなかったり、ムラができてしまう可能性があるので、一箇所に撒きましょう。

お風呂の掃除方法②軽くこすって凹凸になじませる

お風呂の床にオキシクリーンを撒いた後は、ブラシでなじませるように軽くこすってください。強くこするのではなく、床の凹凸になじませるようにするのがポイントです。お風呂の床のオキシクリーンをお湯に溶かしたら、泡が出ている状態のまま1時間ほど放置してください。

この間にオキシクリーンがよく働き、カビなどの汚れがこすらなくても浮いてきます。ただし、オキシクリーンが粉っぽい時は、お湯を少量かけて溶かすようにしましょう。シャワーの水量が多いとオキシクリーンが流れてしまうので、水量を極力抑えてお湯をかけてください。

お風呂の掃除方法③1時間置いてブラシでこすり洗い

1時間ほど放置したら軽くシャワーで流し、ブラシでこすり洗いをしてください。その際に、カビや汚れが落ちているかどうかを一度確認してみてください。もし、カビや汚れがまだ取りきれていないならば、再度時間を置いてからブラシでこすり洗いをするのをおすすめします。

お風呂の掃除方法④きれいに流す

カビや汚れが落ちていたら、仕上げにシャワーで洗剤や汚れをきれいに流しましょう。オキシクリーンがお風呂の床に残っていると滑りやすく怪我の危険性があるため、しっかり洗い流すようにしてください。完全に洗剤を流したら、お風呂の床掃除は完了です。洗浄作業中はパスシューズを履くと滑りにくく足にも水がしみないので、おすすめです。

オキシ漬けでお風呂の床を掃除する方法

次にオキシ漬けでお風呂の床を掃除する方法について紹介します。オキシ漬けとは、オキシクリーンを使ってつけおき洗いをすることです。床の汚れが酷い場合は、この方法をおすすめします。頑固な汚れもしっかりと落とせるので、ぜひ試してみてください。

用意するもの

用意するものは、オキシクリーンとブラシ、ビニール袋、洗面器です。まず、洗浄液が流れ出ないようにするために排水溝を塞ぎましょう。ビニール袋を使って簡単に水を貯めることができるので、ぜひ試してみてください。

オキシ漬けの方法①排水口に栓をする

道具の用意ができたら、排水溝に栓をする準備をします。まず、ビニール袋を用意しましょう。2重にしたビニール袋にヘアキャッチャーを入れ、この袋を巻き込むように元の位置に戻してください。次に、袋の中に水を入れて、空気を抜きながら口をしっかりと結びましょう。こうすることで、排水溝の隙間がなくなり、水が出流れ出なくなります。

この作業がうまくできないと、せっかくのオキシ漬けのつけ置き液が流れ出てしまうので、汚れが取れません。きちんと排水溝に栓ができているかをしっかりと確認するようにしてください。

オキシ漬けの方法②作った洗浄液で床をつけ置き

次に、オキシクリーンを使って作った洗浄液でお風呂の床をつけ置きしましょう。まず、床一面にためる洗浄液を作ります。アメリカ版でスプーン1杯、日本版でスプーン3〜4杯ほどのオキシクリーンをお風呂の床に撒きましょう。撒いたところに、シャワーを使って45〜60℃ほどの熱いお湯をかけ、床全体が1cmほどの深さになるようにします。

オキシクリーンの洗浄効果を高めるためには、熱いお湯を使うこともポイントです。オキシクリーンがよく溶けるように、シャワーを満遍なくかけるようにしましょう。

他にも、洗面器を使ってあらかじめお湯とオキシクリーンを溶かして床に貯めたお湯の中に入れる方法もあります。使用するオキシクリーンの量は床の広さによって変わるので、確認しましょう。
 

オキシ漬けの方法③液を流して床をこする

2〜6時間ほどオキシ漬けをした後、液を流してください。ブラシを使って床を軽くこすることで、オキシクリーンによってゆるんだ汚れやカビがスルスルと落ちていきます。

オキシ漬けの方法④床をきれいにすすぐ

お風呂場

ブラシを使ってこすった後は、シャワーを使って床をきれいにすすいでください。お風呂の床のカビ汚れやピンク汚れがなくなっていたら、完了です。洗浄液に浸しておく時間が長いほど汚れが落ちやすくなるので、汚れが取りきれてないと感じたら、再度時間を置いてからすすぐようにしましょう。

オキシクリーンでお風呂の浴槽を掃除する方法

次は、オキシクリーンを使って、お風呂の浴槽を掃除する方法について紹介。オキシ漬けをした浴槽の中にバスグッズを入れることで、一度に浴槽から小物までをピカピカにすることができます。

用意するもの

用意するものは、オキシクリーン、洗面器、泡立て器、バススポンジまたはブラシです。床の場合と同様、オキシクリーンさえあれば、家にある道具でできるのが魅力的です。
 

浴槽の掃除方法①オキシクリーンの粉末を溶かす

洗面器にオキシクリーンを入れ、40〜60℃のお湯でしっかり溶かしてください。その際に、使わなくなった泡立て器などでかき混ぜると溶けやすいので、おすすめです。

浴槽の掃除方法②浴槽のお湯にオキシクリーンを入れる

湯を張った浴槽に、溶かしたオキシクリーンを入れます。使うお湯は前日の残り湯でも問題ないですが、出来るだけ熱いお湯の方が洗浄効果が高いです。お風呂の残り湯ではなく、40〜60℃ほどの熱いお湯を使う方が良いでしょう。また、入浴剤が入った残り湯は避けた方が無難です。

浴槽の掃除方法③バスグッズを漬けておく

オキシ漬けをする際に、お風呂用の椅子や桶、浴槽のふたなどのバスグッズを一緒に漬けるようにしましょう。排水溝の備品や、子どものお風呂用のおもちゃなどの小物も、漬けられる素材であれば一緒に漬けることをおすすめします。

浴槽と一緒にバスグッズのカビや汚れが一気に取れるので、時間の節約になります。お風呂場が一気にピカピカになるのが、とても気持ちがいいです。
 

浴槽の掃除方法④オキシクリーンを流しだす

白くて綺麗なお風呂場

2〜6時間ほど放置したら、バスグッズを取り出しブラシやスポンジ等で軽く擦ってください。オキシクリーンによってカビや汚れが浮いているので、少しこするだけでスルスルと綺麗になっていきます。次に、オキシクリーンの洗浄液を流し出してください。バススポンジでこすり、シャワーで綺麗に洗い流せば完了です。

ただし、流す作業はこれで十分ではありません。オキシ漬けに使った洗浄液は、お湯はりや追い焚きをする配管の中にも入り込んでいます

配管に残っている洗浄液を洗い流すのも忘れてはいけません。一度、お湯はり、追い焚きをして配管に残っている洗浄液を出すようにしてください。もし、白い泡が出てきたら、再度お湯を流すようにしてください。

オキシクリーンで失敗しないための注意点

オキシクリーンは洗浄力が高く、使い方も簡単です。しかし、素材や使い方を誤ると失敗することがあります。オキシクリーンで失敗しないための注意点について詳しく説明します。

オキシクリーンの注意点①手袋をする

オキシクリーンを使用する際は必ず手袋をしてください。オキシクリーンはしつこい汚れを落とすことができる強力な洗剤なので、素手で使用すると荒れてしまう可能性が高いです。オキシクリーンには油分を強力に分解する力があります。手袋をせず素手で使用すると肌の油分まで分解し、手荒れの原因になってしまうのです。

また、オキシ漬けをする際は足にも直接触れないようにすることが重要です。作業は浴槽に入りながら進めるか、バスシューズを用意しておくようにしましょう。さらに、オキシクリーンを使うときは換気をすることが大切です。これらの注意点を守って、安全にお風呂掃除をしてください。

オキシクリーンの注意点②冷水を使わない

注意点として、冷水を使わないというのも挙げられます。オキシクリーンは酸素系漂白剤なので、お湯を使うことで高い洗浄効果を期待できます。酸素系漂白剤は、温度が高くなるほど化学反応が促進されて漂白効果が高まるという洗剤です。反対に、冷水を使うとオキシクリーンがうまく溶けず、汚れが落ちない可能性があるのです。

オキシクリーンの効果がより期待できる温度は40〜60℃ほどと言われています。60℃近くの高い温度の方が洗浄効果は高いです。しかし、60℃以上になってしまうと火傷の恐れがあったり、衣服を傷める可能性もあるので、十分注意してください。

オキシクリーンの注意点③素材を確認する

オキシクリーンを使用する場合は素材を確認することが重要です。ステンレスは使用可能ですが、金属やアルミ、塗装やコーティングがされているものには使うことができません。また、洗濯に使うときは、天然の着色料を使用しているものやシルク、革製品、ウール、麻、ペルシャ製のカーペットなど使用できないものが多くあります。

上記のものに対して使用すると、思ったように効果が出なかったり素材を痛めてしまう可能性が高いです。フッ素コーティングのシンクでオキシ漬けして、コーティングが剥げてしまったという声もよく聞きます。したがって、オキシクリーンを使用する際は、製品の品質表示を必ず確認するようにしましょう。

換気扇の掃除などで、コーティングが剥がれてボロボロにしてしまうことがあります。換気扇などコーティングしてあるものの漬け置き洗いには、重曹を使いましょう。

オキシクリーンを使った人の口コミ感想

実際に、オキシクリーンを使った人の口コミを集めました。お風呂の床や浴槽、備品までオキシ漬けをしているという人が多くいました。時間がないときや真夜中でも簡単にできるので、本格的なお風呂掃除におすすめです。

オキシ漬けをしている間はただ放置しておくだけなので、仕事の間や寝ている最中につけ置きをすると時間の節約になります。忙しい人に非常におすすめの掃除法です。オキシクリーンを使ってお風呂を掃除したという人の口コミでは、非常に綺麗になった、ピカピカになったという人が多かったです。

オキシクリーンさえあれば簡単な道具でできるので、ぜひ一度挑戦してみてください。また、オキシクリーンを洗濯槽の掃除に使ったという口コミも多く見られました。市販の洗濯槽クリーナーを使った後でも汚れやカビが浮いてきたという口コミもあり、オキシクリーンの洗浄力の高さをうかがわせます。

さらに、お風呂のオキシ漬けと同様に、台所のシンクでオキシ漬けをしたという口コミも多かったです。台所関係の備品や換気扇も一緒につけ置きすることで、掃除の時短になります。オキシ漬けは大掃除にもおすすめです。

オキシクリーンでお風呂の黒ずみもカビもすっきり!

ピカピカのお風呂場

オキシクリーンを使ったお風呂の掃除法を紹介しました。オキシクリーンを使うとお風呂の床や浴槽、備品が一度に綺麗になることがわかりました。つけ置きしておくだけでカビや汚れがすっきり落ちるので、忙しい人にもおすすめです。

また、オキシクリーンはお風呂だけでなく、洗濯や台所掃除にも使えます。その際は、使用できる素材かを確認してから使いましょう。オキシクリーンさえあれば家庭にある道具ですぐにできるので、今回紹介した方法をぜひ自宅でも試してみてください。

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