2019年06月21日公開
2024年09月19日更新
冷蔵庫におすすめのマット・下敷き一覧!敷く必要性や取扱いのあるホームセンター
冷蔵庫は一度設置すれば動かすことがあまりないため、フローリング保護の下敷きやマットを敷くのがおすすめという声をよく聞きます。本当に下敷きやマットは必要なのでしょうか?今回は冷蔵庫下に敷く、マットや下敷きがなぜ必要なのか?どのような商品がおすすめなのか紹介します。下敷きやマットはニトリやホームセンターで購入することも可能です。どの店舗で購入可能かも併せてみていきましょう。
目次
冷蔵庫の下敷き・マットが必要な理由
冷蔵庫は一度設置すれば動かすことはほとんどなく、長い間同じ場所に置き続けることになります。そのためフローリングのダメージが気になります。フローリング保護のため、下敷きなどを敷くことはどのようなメリットがあるのでしょうか?
フローリングの傷防止
一般的な家庭用冷蔵庫は中型のもので60kgから70kg、大型のものでは80kgから90kgほどにもなります。そこに中身が入ればもっと重量は重くなります。一度設置すれば何年も動かすことはなく、ずっと重さが同じ場所にかかることになります。
そこで気になるのがフローリングの傷やへこみです。何年も同じ場所に重さがかかり続ければ、フローリングが他の場所よりダメージを受けるのは想像できます。冷蔵庫下に傷、へこみ防止に下敷きやマットを敷くことでダメージを抑えることができます。
特に賃貸では引越しの際、部屋の原状回復を求められる場合があります。フローリングに大きなダメージがあれば、敷金が返ってこない可能性もあります。冷蔵庫を長期間置くのであれば、下敷きやマットは敷くのがおすすめです。
防音
冷蔵庫の稼働音が気になるという場合は下敷きやマットを敷くことで騒音を防ぐことができます。冷蔵庫用の下敷きやマットは音や振動を吸収してくれるので、騒音に悩んでいる人にはおすすめです。
今の冷蔵庫は性能が良いため、稼働音もだいぶ気にならなくなってきました。それでも冷蔵庫は小さいものの方が稼働音が大きくなる傾向があります。もしも必要な場合はゴム製の下敷きやマットが特に防音効果が高いです。中には防音に特化した冷蔵庫用の下敷きやマットも販売されています。
騒音対策にはそのような下敷きやマットを選ぶのがおすすめです。しかし、ゴムは長期間使うと劣化してフローリングに付着する場合があります。そのため、フローリングや下敷きの材質にも気をつけて選ぶ必要があります。
汚れ防止
冷蔵庫の下に下敷きやマットを敷くことはフローリングの汚れ防止にもなります。引越しなどで冷蔵庫を動かしたことはありますか?綺麗に使っていたつもりでも、実は冷蔵庫下は思っている以上に汚れています。
冷蔵庫周りでは食べ物を出し入れするため、どうしても飲み物をこぼしたり、食材を落としたり色々なことがあります。
その都度、綺麗にしたつもりでも意外と奥の方は汚れが残っていることがあります。さらにそこに埃がたまりどんどん汚くなってしまいます。ひどい場合にはフローリングがカビたり腐敗することもあるので、それを防ぐためにも冷蔵庫には下敷きを敷くことをおすすめします。
水漏れ防止
古い冷蔵庫や故障した冷蔵庫は水漏れする場合があります。すぐに気がついて対処できれば良いのですが、裏側などはなかなか気づきにくく気がつくとカビでびっしり、ということにもなりかねません。
水漏れも腐食の原因になり、万が一腐食してしまえば賃貸の場合高額な費用を請求される可能性もあります。冷蔵庫のマットや下敷きを敷いておけば、カビなどの被害を最小限に抑えることができます。
デメリットは?
ここまで冷蔵庫に下敷きやマットを敷くメリットを紹介してきましたが、実はデメリットもあります。冷蔵庫用の下敷きやマットは素材によっては床にくっつき、逆にフローリングを汚してしまうことがあります。特にゴム製の物はくっつきやすいので、下敷き・マットの素材をよく考えて選ぶようにしましょう。
クッション性が高すぎる下敷きは冷蔵庫の重みで沈みこんで、扉が開かなくなったり不安定になることもあります。
また、素材によっては劣化してボロボロになって汚れたり、ゴキブリの餌になってしまうこともあります。特にコルク性の下敷きやマットは、ゴキブリの餌になるそうなので注意しましょう。長期使用するということを考えて購入しましょう。
冷蔵庫の下敷き・マットの選び方
冷蔵庫用の下敷き・マットは、メリットが多い一方で少なからずデメリットもあります。冷蔵庫の下敷き・マットを選ぶには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?
床の材質に合うもの
フローリングと一口に言っても、実に様々な材質があります。クッション性があって歩くとふわふわしたクッションフロアは、冷蔵庫の重みで傷やへこみがつきやすい素材です。その場合はしっかりした硬さのある下敷きがおすすめです。
足の部分だけを保護するタイプのマットだと、重さで逆にへこみがつく可能性があります。自然な風合いが心地い無垢のフローリングは、傷がつきやすく水や汚れにも弱い素材です。そのためしっかり保護できるタイプの下敷きやマットを選びましょう。
耐震性に優れている
冷蔵庫用の下敷きやマットの中には滑りにくかったり耐震性があって、倒れにくい効果があるものがあります。日本は大きな地震が多く、いつどこで地震が起きてもおかしくない状況です。大型の家具・家電は耐震補強しておきたい、という場合には耐震効果がある下敷きやマットを選びましょう。
防音性が高い
先ほども説明したように、もしも冷蔵庫の騒音が気になる場合は防音に特化した下敷きやマットを選ぶのがおすすめです。稼働音の他に、氷ができる音や製氷機の洗浄音などが気になる場合もあります。小さな赤ちゃんがいる場合や階下などへの配慮のために必要な場合は、防音性が高い下敷きやマットを選びましょう。
冷蔵庫の重さに耐えられる
冷蔵庫の大きさは各家庭によって違いますが、大型のものでは中身も合わせると100kgほどになります。そのため素材によっては重さに耐えられない場合があります。商品によっては「100kg以内」というマットもあるので、必ず冷蔵庫の重さに耐えられるか確認しましょう。
裏面がゴム製のものは避ける
冷蔵庫用の下敷きやマットには色々な素材があります。木材やコルク、シリコン性やゴム製、金属製やプラスチック製などがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
その中でも特に注意が必要な素材がゴム製です。防音効果が高くメリットも多いゴム製の下敷きやマットですが、先ほどいったように長期間の使用によってはフローリングにくっついて、逆に汚れる原因になってしまいます。
裏側だけゴムになった冷蔵庫用の下敷きやマットもあるので、必ず素材を確かめて選ぶようにしましょう。
冷蔵庫におすすめの下敷き・マット一覧
冷蔵庫下に下敷きやマットが必要な場合、たくさんの商品があるため選ぶのに迷ってしまいます。そこで素材や形状の違う下敷き・マットのおすすめ商品を16選紹介します。下敷きやマットの購入を考えている方は、参考にしてください。
日晴金属「冷蔵庫キズ防止マット」
日晴金属の冷蔵庫キズ防止マットは、長期間使用しても変形や劣化が起こりにくい樹脂製の下敷きです。半透明なので設置しても目立たず、見た目にもスッキリしています。
冷蔵庫の大きさに合わせ、4種類のマットがあります。小さいものでは200L、大きい冷蔵庫では700Lまで対応しているので、家庭用の冷蔵庫であれば必要なサイズが見つかるでしょう。120℃までの耐熱性もあり、300kgまでの重さにも耐えられます。衝撃にも強く、丈夫な下敷き・マットを探している人にぴったりです。
アート「5安心マット」
引っ越し業界の大手、アートは引っ越しの際に設置できる冷蔵庫用の下敷き・マットを販売しています。ホームセンターでの購入はできませんが、引っ越しの際に設置を依頼するか楽天で通販で購入できます。
通販の場合は設置を自分で行うことになるので、冷蔵庫を動かすのはなかなか難しいかもしれません。マットや下敷きが必要だと思ったら、引っ越しのタイミングがおすすめです。
5大安心とは「フローリングのキズ予防」「すべり止め効果」「防水効果」「抗菌効果」「防炎効果」のことです。火や水を使う冷蔵庫周りの安心安全を考えた下敷き・マットです。
ケーズデンキ「冷蔵庫キズ防止マット」
家電販売店のケーズデンキでは、冷蔵庫の設置の時についでに購入できる下敷き・マットを販売しています。このマットは、自己消化性のある燃えにくい素材でできています。変形しにくく、衝撃にも強い素材でフローリングにキズやへこみがつくのを防いでくれます。
冷蔵庫の設置の時にもしも必要だなと思ったら、その場で現金で購入できます。下敷きやマットの購入を考えている方は、このようなタイミングで設置してもらうのがおすすめです。
もしもマットだけ欲しい場合は、商品代金+別途料金(2000円・税抜き)がかかります。そのため必要な場合は冷蔵庫設置のタイミングで購入するのがベストです。
CREEKS「冷蔵庫マットキズ防止凹み防止」
CREEKSの冷蔵庫用マットは、世界基準の優れた耐久性が特徴です。ガラスの250倍の強度があり、ハンマーで叩いても割れないほどの丈夫な素材で、フローリングを冷蔵庫の重さから保護してくれます。
電気や熱にも強く、変形したり劣化しにくいので冷蔵庫下の下敷きにぴったりです。ガラスと同等の可視光線透過率で、見た目も損ないません。しっかりした2mmの厚さで、クッションフロアでも使用できます。
セイコーテクノ「冷蔵庫キズ防止マット」
こちらの冷蔵庫用マットに使われている素材は、ドイツ科学工業大手バイエル社の原料を使用しています。プラスチック最強ともいわれるポリカーボネート製で、国際的な規格からも承認されたマットです。丈夫で冷蔵庫の重さから床をしっかり守ってくれ、透明度も高く見た目にも優れています。
厚さも2mmありしっかりした作りですが価格は2800円ほどと安く、冷蔵庫に下敷き・マットが必要か迷っている人でも手軽に試すことができます。
光「冷蔵庫用防振ゴム丸」
冷蔵庫の騒音が気になるという人におすすめなのが、この冷蔵庫用防振ゴムです。冷蔵庫に下敷きを敷くのではなく、脚部分にマットを取り付けるタイプです。
ゴム製なのでフローリングへのダメージが心配ですが、こちらは非移行性天然ゴムなのでフローリングへの色移りなどがしにくくなっています。フローリングにワックスをかけている場合は色移りが多少起こるので、使用はおすすめできません。
重さは240kg〜280kgまで対応可能です。冷蔵庫の振動音などが気になっている方にはおすすめのマットです。
和気産業「ハイパー防振ゴムマット」
ハイパー防振ゴムマットは、洗濯機や冷蔵庫に使えるゴムマットです。このゴムマットは前後に空洞を設けているので、従来の防振マットより効果が高くズレにくくなっています。
ゴム製で優れた防音効果があるにも関わらず、非移行性ゴムなのでフローリングを汚す心配はほとんどありません。重さは約300kgまで対応可能です。
東京防音「防振マット冷蔵庫用」
冷蔵庫の振動を防ぎ、騒音を軽減させるマットです。内部には鉄板が入り冷蔵庫の重さを均等に受け止めることができます。床に振動が伝わって困るという方に特におすすめで、振動を軽減してくれます。4つのマットを冷蔵庫の脚にそれぞれ設置すれば、200kgの重さにも対応できます。
ソピー「スーパー吸ちゃん」
大型冷蔵庫や家具は地震対策が難しかったのですが、この商品はステンレス製の受け皿で震度7の地震にも耐えることができます。もちろん普段の防振・防音対策にもなります。
冷蔵庫の脚に敷くだけで地震対策になるので下敷きやマットなど敷いていない人は、安全のために考えてみてはいかがでしょうか?200kgの重さにも耐えるので、大型冷蔵庫でも安心です。
八幡ねじ「セルダンパーEX大型冷蔵庫用」
このマットは敷くだけで冷蔵庫の不快な振動を和らげてくれます。長期間敷いてもへたることがなく、色移りも少ないので安心して使えます。
小さなマットが4枚入っているので、冷蔵庫の脚にしいてつかいます。最大175kgまで耐えることができるので大型冷蔵庫にも対応できます。
タツフト「冷蔵庫キズ凹み防止ゴムマット」
冷蔵庫の脚に敷く、4枚入りのマットです。平らな部分があるので、キャスター付きの冷蔵庫はおしながら簡単に設置できます。ゴムマット4個で200kgまで重さに耐えられますが、素材がゴムなのでフローリングへのダメージが心配です。色が白なので冷蔵庫の色によっては若干目立つようです。
シャープエンジニアリング株式会社「SJプレートしーとこ冷蔵庫用床保護プレート」
冷蔵庫からクッションフロアや床のへこみを保護してくれるマットです。ポリプロピレン樹脂でできたマットで、4枚それぞれを冷蔵庫の脚に敷きます。一部に傾斜角度が付いているので設置しやすく、冷蔵庫を動かすのが大変という方にもおすすめです。すべり止め加工もされているので、ズレにくく重さも200kgまで対応しています。
KANTO「冷蔵庫用キズ防止マット」
この商品は耐衝撃性・耐久性に優れたポリカーボネート製の下敷きです。割れや反り返りなどの変形も少なく、冷蔵庫設置スペースに敷くだけの手軽さです。クリアカラーで冷蔵庫の下に敷いても目立たず、傷や汚れの他に熱にも強いです。キャスター付きの冷蔵庫であれば押すだけで、持ち上げなくても設置ができます。
カインズ「貼ってはがせるフロアシート」
薄いシート状で自分で切って大きさを変えられる保護シートです。薄いシートですがガラス繊維入りで耐久性がよく、手軽に冷蔵庫下を保護できます。表面は水や汚れが拭き取りやすいのも嬉しいポイントです。無垢材の床には使えませんがそれ以外のフローリングで使用できます。薄いので目立たず、つまずかないので安心して使用できます。
ニトリ「響ランゾ」
家具家電を販売しているニトリでも冷蔵庫の防振、防音対策用のマットを購入できます。ニトリの商品はシンプルな作りのゴム製で、冷蔵庫に敷く下敷きタイプではなく脚に敷くタイプです。
ゴム製なのでフローリングとの相性はあまりよくありません。長期間の設置には注意しましょう。厚さは10mmもあり防振防音効果は抜群ですが、設置の際はズレたり傾かないよう注意が必要です。
セリア「洗える吸着マット」
本格的な下敷きやマットでなくてもいいから手軽にフローリングを保護したいという場合は、セリアで売っている吸着マットがおすすめです。30cm×30cmの正方形で色々なカラーが揃っています。
何枚か購入して冷蔵庫の大きさに合わせましょう。ピタッと吸着してズレにくく、マットなので適度なクッション性もあります。大型冷蔵庫の下敷きとしては耐久性が心配ですが、動かしやすい小型の冷蔵庫の下敷きとしては手軽でおすすめです。
冷蔵庫の下敷き・マットの取扱があるホームセンター
冷蔵庫の下敷きを購入するときに便利なのは通販です。ですが実際の素材や大きさを確認しないと、届いてから思っていたものと違うということも多くリスクもあります。冷蔵庫下に敷く下敷きなどは長期間使うものになるので、購入するならホームセンターなど実店舗で見るのがやはり安心です。
ホームセンターが近くになくてもニトリなどのインテリアショップにも冷蔵庫用の下敷きは置いてあるので、ぜひ自分の目で確かめてみましょう。
ニトリ
「お、ねだん以上、ニトリ」のCMでもおなじみのインテリアショップニトリでは、インテリアの他にも冷蔵庫用の下敷きが販売されています。ニトリには先ほど紹介した「響ランゾ」の他にも、地震対策グッズの取扱もあります。
その他にはニトリのジョイントマットを冷蔵庫用の下敷きに使う人もいるそうです。ニトリでは様々な素材や色のジョイントマットが販売されているので、好きな素材や色で選ぶことができます。
ニトリの店舗数は全国576店舗にもなります。ホームセンターが近所になくても、ニトリならある場合も多いのでぜひ足を運んでみましょう。
カインズ
カインズはとにかくなんでも揃い、一日中楽しめると評判のホームセンターです。生活雑貨からインテリア用品、DIY用品などはもちろん、医薬品やお酒まで揃うホームセンターです。オリジナル商品も多く、とにかく生活の全てのものが揃う魅力溢れるホームセンターです。
そんなカインズではセルダンパーEXなど、冷蔵庫用マットの取り扱いがあります。耐震グッズも多く取り揃えているので、一度味を運んでみてはいかがでしょうか?ニトリに比べると店舗数も少なめですが、関東を中心に展開しています。
コメリ
コメリは沖縄以外の46都道府県に店舗を展開するホームセンターです。鶏のマークのホームセンターでもおなじみです。品揃え抜群なコメリではセルダンパーEXのほか、冷蔵庫用防振ゴムなどの取り扱いがあります。
コメリは主に農機具を扱うホームセンターですが、もちろん耐震マット・下敷きの取扱もあるので足を運んでみてください。
東急ハンズ
東急ハンズは関東を中心とした都市部に店舗展開しているホームセンターです。ホームセンターの中でも特に若者の来店が多く、日用雑貨の扱いが多いのが特徴です。
東急ハンズではスーパー吸ちゃんやセルダンパーEXの取り扱いがあります。ホームセンターが少ない都市部でも、駅前や商業施設に東急ハンズがあるので足を運んでみてはいかがでしょうか?
冷蔵庫の下敷き・マットは床に合ったものを選ぼう
冷蔵庫用のマットや下敷きは必ず必要というわけではありません。しかし、敷いておけば万が一の時にも安心で、冷蔵庫の重さから床を保護してくれます。無垢材やクッションフロアなど床の材質によっても選ぶ基準は変わってきます。
クッションフロアは床が冷蔵庫の重みで沈みやすいので脚に取り付けるタイプより、全体を保護する下敷きを選びましょう。無垢材のフローリングは傷がつきやすく、水にも弱いのでしっかり保護できる下敷きがおすすめです。
素材もゴムだとフローリングにくっつく場合があり、注意が必要です。一度敷いたら敷き直しが難しいので、床にあった素材を選ぶようにしましょう。