2019年06月05日公開
2024年09月18日更新
チャイとはどんな飲み物?スパイスの香り高いチャイの簡単な作り方
チャイはインド発祥の飲みものとして日本でも有名になりつつありますが、どうしてチャイが生まれたのかその歴史や由来を知っていますか?今回は知られざるチャイの成り立ちをはじめ、紅茶の茶葉とスパイスを使って作る基本的な作り方や注意点、アレンジレシピなどチャイについて深く掘り下げていきます。この記事を読めば今までとは違った印象でチャイを楽しむことができます。奥深いチャイの世界へご案内します!
チャイとは?
インドのお茶として日本でもすっかりおなじみになったチャイ。カレー屋さんで最後に飲んだり、寒い冬に体を温めるために飲むなどさまざまな楽しみ方で女性を中心に人気となっています。
そんなチャイですが、生まれた背景には植民地時代のインドの歴史が深くかかわっていることを知っていましたか?今回は知られざるチャイが生まれた背景や由来を紐解きながら、チャイの作り方やおすすめのスパイス、茶葉を使ったレシピまでとことん解説していきます!
歴史
チャイが生まれたのは19世紀のインドにさかのぼります。その頃インドはイギリスの植民地として、イギリスの支配下に置かれていました。インドはイギリスの飲み物の代表である紅茶の一大産地であり、イギリスに出荷するための上質な茶葉を作っていました。
良質な茶葉はイギリスへ輸出されますが、売り物にならない茶葉はダストティーとしてインドに大量に残ってしまいました。ダストティーは質が悪く、苦みが強いためそのままではとても飲むことはできません。
当時のインドの人々が残ったダストティーを何とかおいしく飲める方法はないかと模索し、生み出されたのがチャイです。ダストティーに大量の砂糖とミルクを加えて煮出すことで、特有の苦みを抑え飲みやすくしたのです。
そこにさらにインドでもよく使われるシナモンやカルダモンといったスパイスを加えたところ、スパイシーで複雑なおいしさが大ウケし徐々にチャイの人気が広がっていきました。ちなみにシナモンを加えたチャイはマサラチャイと呼ばれ、スパイスを加えないものと区別されどちらも多くの人々に愛されています。
由来
チャイ、という名前の由来を調べてみると、諸説ありますが茶葉の茶(ちゃ)から来ているという説が有力でした。茶葉の茶が訛り、チャイと呼ばれるようになったそうです。
チャイはインドで生まれ今や世界中に広がった茶葉をミルクティーで煮出した飲み物です。日本ではミルクティーで煮出した茶葉にスパイスを加えたマサラチャイのことをそう認識している方が多いようです。
味の特徴
味の特徴は何といってもこっくりとした甘さです。インド式の作り方はミルクに茶葉とたっぷりの砂糖を入れます。インドのものが、どうしてそんなに甘いのかというと気温が熱いからと言われています。甘いチャイには糖分が体を癒し暑さにで疲れた体を癒す効果があるのです。
またスパイスをたっぷりと使ったマサラチャイの味は、使うスパイスや茶葉によって大きく変わるためお店ごとの味わいが楽しむことができます。カルダモンを使うと爽やかな香味、ブラックペッパーは野性的な香りや強い辛み、グローブは甘い香りにスパイシーな刺激などスパイスごとに味わいが異なるので好みの一杯を見つけてみてください。
紅茶との違い
チャイと紅茶は似ているようで茶葉と作り方に大きな違いがあります。一般的な紅茶は私たちの良く知る紅茶の茶葉が用いられるのに対し、チャイに使う茶葉はダストティーと呼ばれる粉末状の茶葉が使われます。ダストティーは紅茶の茶葉としては出回らないような茶葉が使われているのです。
また、ミルクティーの作り方は沸騰したお湯で茶葉を数分蒸らし紅茶をカップに注いでからミルクと砂糖を加えて作られますが、チャイはミルクで茶葉を煮出して作られます。チャイは茶葉を直接に出して作られるため、ミルクティーよりも味の濃さを感じるのはこの作り方によるものです。
チャイのスパイスを感じる基本の作り方
スパイスのきいたチャイは、ピリッとした辛味や複雑な香りがたまらないおいしさです。複雑な味わいなので外で飲むものと思っている方も多いかもしれませんが、材料さえ揃えれば自宅でも簡単に作ることができます。おうちチャイを楽しんでみたいという方へ、スパイスのたっぷりときいたチャイの作り方をレクチャーします。
まずはここから紹介する作り方で一度作ってみて下さい。自分でチャイを作って慣れてきたら好みのスパイスを使ってアレンジしたり、甘さを調整することもできます。基本の作り方をマスターして、自分好みのチャイを追求してみてはいかがでしょうか?
材料
- 茶葉(セイロンティー、ケニアティー、アッサムティーなどの細かい茶葉の紅茶)小さじ2杯強
- しょうが 半かけ
- クローブ ホール2個
- カルダモン ホール2個
- ブラックペパー ホール6個
- 水 ティーカップ8分目
- 牛乳 ティーカップ8分目
- 砂糖 小さじ2〜4
作り方
- しょうがはまな板の上で、すりこぎや硬い瓶の底などを使ってつぶします。
- カルダモンは丸い側からサヤを割いて中身を出します。
- 小鍋に水をティーカップ半分ほど入れて、しょうがとスパイスを入れ火にかけます。
- 沸騰したら弱火にして茶葉を入れ、ふやかすようなつもりで煮て水を入れます。
- 沸騰したら牛乳を入れ、再沸騰したら砂糖を溶かして茶こしでカップに注ぎ分けたら完成です。
チャイを作るときのポイント
チャイは一見難しそうですが、作り方のポイントを覚えておくと意外と簡単に作ることができます。レシピではホットを紹介しましたが、暑い夏はアイスでもおいしく飲むことができます。多めの分量で作って冷蔵庫にストックしておくといつでも好きな時にチャイが飲めるので、慣れてきたらぜひ試してください。
おすすめの茶葉
チャイを作る時におすすめの茶葉は、本場のインドでもよく使われているセイロンティーやケニアティー、アッサムティーなどです。これらのお茶はしっかり煮出すとチャイらしい渋みが出てきます。
本来はダストティーと呼ばれる細かい粒の茶葉を使うのがベストですが、日本ではあまり見かけないため見つからない場合はティーバッグでも構いません。ティーバッグを使う場合はそのまま使うのではなく、中の茶葉を取り出してから使いましょう。
同じ紅茶でもダージリンティーやヌワラエリア、フレーバーティーなどを使うと、茶葉が主張しすぎてチャイらしくなりませんのでご注意ください。
火加減
チャイの作り方で最初はスパイスの香りを水に移すため中火で煮詰めますが、牛乳を加えた後は沸騰して吹きこぼれる可能性があるので弱火で作ってください。また順番も大切で煮たてる時は必ず水を沸かして茶葉を煮立たせた後、最後に牛乳を入れるのがセオリーです。
牛乳を先に入れるとたんぱく質が茶葉をコーティングしてしまうので、おいしいチャイにはなりません。牛乳を入れてからはじっくり弱火で煮出すことでおいしいチャイができあがります。焦らずじっくりと上記通りの作り方で作ってみてください。
鍋の大きさ
チャイは紅茶とスパイスをよく煮出して作るため、1~2人分のだけ作る場合大きな鍋だと上手に煮出せない場合があります。そこでおすすめなのがミルクパンと呼ばれる片手ほどの小さな鍋です。直径は12~15cmほど、深さは8cm前後で直径が小さくてもしっかりと深さがあるのがポイントです。
深さがあるので吹きこぼれやすい牛乳も安心して温めることができます。ミルクパンはホーロー製や使いやすいフッ素庫加工のもの、おしゃれなものなど素材もデザインも様々に揃っているのでチャイ用にお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?
香辛料にもこだわる
チャイの味の決め手であるスパイスもさまざまなものがありますので、いろんなスパイスを用意して自分好みのチャイを作ってみましょう。一般的にチャイでよく使われるスパイスには、シナモン、カルダモン、ジンジャー、コリアンダーなどがありますが、コリアンダーなどは好き嫌いが分かれるスパイスなので省いても構いません。
また、加える香辛料を変えると違った味わいを楽しめます。グローブはチャイの味に深みを、フェンネルは甘い香りをプラスすることができます。本格的なチャイではホールスパイスを使いよく煮込み、じっくりと煮出すことでスパイスの味わいを最大限引き出すことができます。
スパイスパウダーでも可能
本格的なチャイはホールスパイスを使うことが一般的ですが、手に入らない場合はパウダースパイスでもOKです。パウダースパイスはホールスパイスよりも手に入りやすく、比較的価格がリーズナブルというメリットがあります。
ホール状のものに比べて溶けやすいので初心者の方でも簡単にチャイが作れます。スーパーや百貨店の食材コーナーを訪れるとスパイスパウダーも多種多様なものが販売されているので、お気に入りの組み合わせを探してみましょう。
香辛料を入れるタイミング
チャイを作る時にスパイスを入れるタイミングはホール状のものと、パウダー状のものでは作り方が異なります。ホール状のものは鍋に水と茶葉を入れる時にスパイスも一緒に入れ、自らじっくりと煮出して作ります。
一方パウダー状のスパイスは溶けるのが早いため、牛乳を加えたタイミングで入れるのがベストです。使用するスパイスの形状によって作り方が違ってくことをよく覚えておきましょう。
あると便利な道具
チャイを作る時に市販のティーバッグを使用するのもおすすめです。作りたい量のレシピに沿った茶葉とスパイスをあらかじめティーバッグにセットしておくと、茶こしでこす必要もなくいちいち計量する手間も省け手軽にチャイを作ることができます。
時間がある時にお気に入りレシピのチャイのティーバッグを作っておくと、すぐに自分好みのチャイが作れるのでチャイを頻繁に飲みたい方はセットしておきましょう。
チャイの美味しいアレンジレシピ
自分で作るのに慣れてきたら、さまざまなアレンジでまた違ったチャイを楽しみましょう!牛乳を豆乳に変えたり、スパイスや茶葉をアレンジしたり、フルーツやチョコをプラスするなどアレンジは無限大です。
チャイは意外なことにいろんなものと相性がよいので、いろいろと試して飲んでみるのも楽しいでしょう。ここでは簡単に作れるレシピを集めましたので、ぜひ作ってみて下さい。レシピの材料をヒントに、自分流に食材を組み合わせて世界で一杯だけのドリンクを完成させるのもよいかもしれません。
ミントチャイ
- 紅茶葉 3g
- 熱湯 少々
- 牛乳 170cc
- 砂糖ティスプーン 1杯
- ミントの葉 2枚
- ミント(飾り用) 小2枚
- 器に茶葉を入れ、茶葉がかぶるくらいの熱湯を注ぎ蒸らします。
- 鍋に牛乳、砂糖を入れて中火で温めます。
- 鍋のまわりが沸々してきたら一度弱火にして、蒸らした湯と共に茶葉とミントを入れ再び沸々してくるまで煮出します。
- 茶こしでこしてカップへ注いだら完成です。
ミントの爽やかな香りがたまらないおいしさと評判のレシピを紹介しました。南インドでよく飲まれているチャイで、飲むと爽快感が感じられます。暑い夏にもピッタリなので、ミントの葉が手に入ったらぜひ作ってみて下さい。
注意点としては茶葉をそのまま牛乳に入れてしまうと葉が十分に開かず出が悪いため、必ずお湯で蒸らしてからというルールは守ってください。
豆乳チャイ
- 紅茶 大さじ1
- 水 100cc
- 豆乳 200cc
- Aスターアニス(ホール) 1個
- Aカルダモン(ホール) 3粒
- Aホワイトペッパー (ホール) 少々
- Aシナモン(ホール) 1/2本
- クローブ(パウダー) 少々
- セボリー(パウダー) 少々
- 材料Aの香辛料は軽くつぶしておきます。
- 鍋に水、スパイスをすべて入れ火をつけて沸騰させます。
- 紅茶の茶葉を入れ、2~3分に出します。
- 豆乳を入れ再度沸騰させれば完成です。
牛乳の代わりにまろやかな豆乳を使ったアレンジレシピです。甘みが足りないようなら適宜甜菜糖やメイプルシロップ、砂糖などを加えて下さい。レシピの注意点としては豆乳を沸騰させすぎると舌触りが悪くなってしまうので、加熱時間には注意しましょう。女性にもうれしい栄養が豊富な豆乳で美容効果も期待できます!
甘酒チャイ
- 甘酒 350ml
- 牛乳 100ml
- 紅茶(パック ) 2袋
- シナモンパウダー 小さじ1/4
- ショウガ汁 小さじ1/2
- 小鍋に牛乳と紅茶を入れて弱火にかけ、1分程煮ます。
- 紅茶を取り出し、甘酒、材料Bを加えて温め、カップに注ぎ入れたら完成です。
飲む点滴と呼ばれるほど栄養が豊富な甘酒を使ったアレンジレシピです。甘酒とシナモンパウダーの効果でぽかぽかに体が温まるので寒い冬にはもちろん、冷房で冷えた夏の体にもぴったりのレシピとなっています。こちらのレシピにはあまり砂糖などは加えず、甘酒のやさしい甘みをじっくりと味わって飲むのがおすすめです。
キャラメルチャイラテ
- キャラメル 10g
- 紅茶(ティーバッグ) 2袋
- Aシナモンパウダー 小さじ1/2杯
- Aナツメグ 小さじ1/2杯
- A水 200cc
- しょうが 3g
- 牛乳 200cc
- 砂糖 小さじ2杯
- ティーバッグから茶葉を取り出します。
- 小鍋に茶葉、材料Aを入れて強火にかけ、フツフツとしてきたらしょうがを加え、中火で5分煮詰めます。
- 砂糖と牛乳を加え、さらに中火で5分煮ます。
- 耐熱ポットにキャラメルを入れ、茶こしでこして紅茶を加えキャラメルが溶けたら完成です。
キャラメルを溶かして入れることで甘くコク深い味わいに仕上げたレシピです。仕上げにシナモンパウダーを振りかけるとカフェで出てくるようなお洒落なドリンクが完成します。女子ウケ間違いなしなので、おもてなしにもよさそうです。女子会の最後にさらっと出せば、歓声が上がること間違いなしです!
ココナッツチャイ
- A茶葉 4.5g
- Aココナッツミルクパウダー 4g
- 水 100cc
- 牛乳 75cc
- 砂糖 5g
- 鍋に水を入れ、材料Aを入れて煮出します。
- 牛乳と砂糖を入れてもうひと煮立ちしたら茶こしで濾して完成です。
ココナッツミルクパウダーを加えたレシピは、ほんのり南国の香りがしてリゾート気分に浸れます。ホットで飲んでも美味しいですし、よく冷やしてアイスにして飲むのもおすすめです。いつもの味に飽きたら、ちょっとアレンジするだけでまた違った味わいになるので、チャイの可能性を感じるはずです。
スパイシーな味わいが欲しい方は、シナモンやグローブなどを足してもよいでしょう。香辛料でいろんなアレンジができるので、自分好みに調整してみて下さい。
白桃チャイ
- 茶葉 4.5g
- 白桃 45g
- 水 100cc
- 牛乳75cc
- 砂糖 5g
- 桃は皮をむき、種を取ってみじん切りにしておきます。
- 水に茶葉とみじん切りにした桃を入れ、煮出します。
- 牛乳と砂糖を入れてもうひと煮立ちさせ、茶こしで濾したら完成です。
チャイは意外なことにフルーツとの相性が良くいろんなレシピが楽しめますが、中でおすすめは甘い味わいと爽やかな香りが人気の白桃です。ほんのり桃が甘く香りごくごく飲めてしまいます。ホットでもアイスでもどちらでもおいしくいただけるので、ぜひ試してみて下さい。
チャイは国によって飲み方などが違う
日本で飲まれているチャイは、国が違えばそれはまた違った飲み物になります。世界中で愛されているチャイは、日本のものとは一風変わっています。そこで世界の個性的なチャイを国別に紹介していきます。
オーソドックスなインド
日本で親しまれているチャイは、インド式のものがスタンダードです。違いは日本よりもかなり甘みが強い点です。インドは灼熱の国なので、体力をつけるためにも甘みの強い飲み物が愛されています。1杯あたりに砂糖が2~3杯使われるなんてこともよくあります。
ショウガなどのスパイスが効いているのに、甘いだけではない飽きのこない不思議な味わいにトリコになります。また、インドのチャイは主に屋台で飲まれるドリンクで、1杯あたり5円~10円ととてもリーズナブルです。屋台ごとに使われている紅茶や香辛料の種類が違うので、インドを訪れる機会があったら飲み比べを楽しむのもおすすめです。
甘みが感じられるトルコ
トルコのチャイは作り方が少し変わっています。普通は鍋で紅茶と香辛料を煮出して作られますが、トルコでは最初にかなり濃い紅茶を入れてから、お湯で割って飲むというスタイルが一般的です。
トルコ人は甘いチャイが大好きなので、1杯にたくさんのお砂糖を投入して飲みます。トルコで頼むと、かなり甘い飲み物が出てくるので覚悟していただきましょう。
ジャムを用いるロシア
ロシアに行くとチャイはジャム一緒に提供されます。ロシアンティーが紅茶にジャムを溶かして飲むように、ロシアではジャムが日常的に飲み物にも使われています。
ジャムと一緒に提供されるので溶かして飲んでもよいですが、現地の方はジャムを直接食べてその後にチャイを飲むというスタイルで楽しむ方も多いようです。郷に入っては郷に従えでロシア流に飲んでみるのも良さそうです。
ミントを足すモロッコ
モロッコのチャイもまたユニークです。なんと大量のミントの葉を投入して作られます。モロッコは砂漠の国なので気候がかなり乾燥していて鼻の調子が崩しがちなので、ミントをたっぷりと入れたチャイで鼻も口も潤してくれるのです。
初めてモロッコ式のものを飲む方はびっくりされるかもしれませんが、独特の爽快感にヤミツキになる方も多いようです。また、スイーツ感覚で楽しむ方も多いので、1カップに角砂糖が3個以上使われることもよくあります。甘すぎるものが苦手な方は、好みで適量を入れるようにするとよいかもしれません。
チャイはスパイスを感じる美味しい飲み物
基本的な作り方から歴史、アレンジレシピ、世界中で愛されている飲み方までチャイについて紹介してきました。チャイは、もともとは捨てられるような質の悪い紅茶の葉をどうにか美味しく飲めないかと再利用したことから始まったのは意外だったという方も多いのではないでしょうか?
発祥の地インドでは屋台ごとに違った味わいがあるそうです。使う茶葉の種類や香辛料によってアレンジを楽しむことができるので、ぜひ自分だけのお気に入りの一杯を追求してください!