冷蔵庫の消臭剤人気ランキング!においの原因と脱臭方法を紹介
冷蔵庫の消臭はどのようにしていますか?最近では、重曹を使って掃除や脱臭している家が多いですが、においの原因によっては市販の消臭剤の方が効果的な場合もあります。今回、冷蔵庫の消臭剤のおすすめをランキング形式で紹介します。また、重曹などを使って自分で作れる簡単な消臭・脱臭の方法も一緒に紹介します。これで冷蔵庫の嫌なにおいは一気に解決します。ぜひ自宅で試してみてください!
冷蔵庫の消臭剤の選び方
冷蔵庫の中のにおいは、各家庭によって様々です。なので、中を掃除するときは、においの原因を探して脱臭などをしなければ意味がありません。そこで、冷蔵庫の消臭剤を選ぶ時のポイントを紹介します。自分の家のにおいがどこから来ているのかきちんと探って掃除をしましょう!
成分表示
ますは、消臭と脱臭の違いについて説明します。消臭というのは、においを化学的に中和させて消すため、広範囲に効果が発揮されます。しかし、特定のにおいしか消すことはできません。
脱臭は、においを物質に吸着させて除去するため、狭い範囲やこもった場所に効果的です。しかし、どんなにおいも吸着させてしまうため、においの選別はできません。
上記をふまえて成分表示を考えると日頃の掃除などで使う時はアルコール成分が入り除菌もしてくれるスプレータイプの消臭剤がおすすめです。常に冷蔵庫においてにおいを消すなら炭や緑茶成分が入った脱臭剤が良いと思います。
冷蔵庫に合った形状
冷蔵庫に置く消臭剤は様々な形状のものがあります。一般的には置くタイプの消臭剤が多いですが、張るタイプ、敷くタイプ、引っ掛けるタイプなどの商品もあります。形状を選ぶときは、冷蔵庫の大きさや食材をいつどのくらい保管してるかで選ぶのが良いと思います。
大きいほど効果が上がるからと言って消臭剤が邪魔になっては意味がないので、気になる人は置き型と敷くタイプ2種類を使うなどの工夫をしてください。
また、においは上から下にたまっていく傾向があるので、できるだけ下の方に消臭剤を置くようにし、冷蔵ファンの近くだとすぐ乾燥して消臭効果がなくなるので、避けてください。
においの原因にあったもの
においの原因は様々です。「トルメチルアミン」という生魚の独特なにおい、「酢酸」のにおいがするキムチや漬物、「二硫化ジリアル」というにんにくのにおい、傷んだ食材からは「アンモニア」のにおいなど、どんなにおいがしてるか特定することが大切です。
消臭剤には、「冷蔵庫用」「野菜室用」「冷凍庫用」など用途別に消臭剤がわかれています。また、調味料がこぼれているにおいは消臭スプレーで除去できます。冷蔵庫の消臭剤を買う時は、きちんとパッケージの説明表示を読んで購入しましょう。
コスパ
冷蔵庫の消臭剤は毎日置くものなので、できるだけコスパの商品が欲しいと思います。実は100均ショップでもかなりの種類の消臭剤が取り揃えています。きちんと効果が持続する期間を守って使用すれば、100均ショップの消臭剤でも十分効果が発揮されると思います。
また、商品の裏面を見てみると、必ず持続期間が表示されています。商品によっては半年~1年消臭効果が得られるものもあるので、気になる商品があったら、持続期間もチェックしてください。
冷蔵庫の消臭剤おすすめ人気ランキング
次に冷蔵庫の人気があるおすすめの消臭剤をランキング形式で紹介します。一般的に冷蔵庫に入れる消臭剤は、据え置き型の商品が多く使われています。狭い空間なので、置き型の消臭剤を中心におすすめするので、ぜひ参考にしてください。
【第5位】Boyokyo「珪藻土冷蔵庫脱臭剤」
見た目がおしゃれでかわいいBoyokyo珪藻土冷蔵庫脱臭剤は、微細な孔が無数にあるため、吸着性が非常に高いです。この商品は冷蔵庫だけではなく、下駄箱などの湿気がこもりがちな場所に効果が高く、除湿乾燥材としても使う事が出来ます。
【第4位】オカザキ「消臭クリーンシート」
オカザキ消臭クリーンシートはにおいを防ぐほか、油汚れや液体調味料の液だれもさっと拭ける一石二鳥の商品です。冷蔵庫に合った必要サイズに切り取り、他の消臭剤とも併用できます。冷蔵庫の棚などの傷も防げるので、いつもにおいがなく清潔な状態を保てます。
【第3位】白元アース「ノンスメル」
白元アースノンスメルは、用途によって種類が豊富なのが特徴の消臭剤です。冷蔵庫・冷凍庫・野菜室のにおいはそれぞれにおいの成分が違うので、そのにおいに合った成分配合をしています。また脱臭効果が1年というのも魅力的です。据え置き型の他に貼るタイプ、スリムタイプ、スプレータイプなど自分の好みに合った消臭剤を選ぶ事が出来ます。
【第2位】エステー「脱臭炭」
炭を使った脱臭剤の知名度を高くした商品ともいえるエステー脱臭炭は長くにわたって人気があります。種類も様々で、冷凍庫用、野菜室用もあります。成分は備長炭で、においを吸着してくれる性質があります。ジャンボタイプは600Lくらいの大きな冷蔵庫にも対応でき、キムチなどの強力なにおいも取り除く優れものです。
【第1位】小林製薬「キムコ」
それぞれの家庭で一番使われていて、人気があるのが小林製薬キムコです。小林製薬は、トイレの消臭剤なども販売している老舗の会社なので信頼性も高いです。
冷蔵庫用や冷凍庫用、ジャンボタイプもあるので、冷蔵庫によって使い分けてください。ゼリー状になっている活性炭が減っていくと交換のタイミングです。また、キムコの成分はやし殻などの活性炭なので、吸着性は高く即効性があります。キムコを使う人は長年愛用している人が多く、消臭剤として一番のおすすめ商品になります。
冷蔵庫を消臭・脱臭する掃除方法
色々な消臭剤のおすすめを紹介してきましたが、最近ではエコで安心安全な掃除方法が人気です。特に子供がいる家庭は、手に触るので気を付けて掃除をしている人が多いと思います。そこで、子供が手で触っても大丈夫なものを使って消臭・脱臭や掃除する方法をいくつか紹介します。
重曹
重曹は家中の掃除をする事が出来る安心安全なものとしておすすめです。主な主成分は膨らまし粉(ベーキングパウダー)なので、万が一、口に入っても問題ありません。ただ、弱アルカリ性の炭酸水素ナトリウムなので、皮膚が弱い人は手袋をはいて掃除することをおすすめします。
重曹の掃除の方法は、重曹をぬるま湯に混ぜたものをタオルで拭く掃除方法と、広口の小瓶に重曹を入れて置く脱臭があります。脱臭の場合は小さな小瓶で約2~3ヶ月効果が発揮されると思います。
クエン酸
クエン酸はレモンや梅干しのすっぱい成分のことで、アルカリ性です。油汚れに強いので、こびりついた油の汚れをクエン酸水の入ったスプレーで吹き付け、タオルで拭くとにおいが除去されます。脱臭効果はないので、重曹と一緒に使うと、重曹の脱臭とクエン酸の殺菌で冷蔵庫はたちまちにおいが消えると思います。
クエン酸を使う時注意しなければいけないのは、クエン酸を拭き残してしまうと、酸っぱいにおいが残ったり、その場所が変色してしまう可能性があります。必ずしっかりふき取り、できれば重曹で仕上げに拭くとにおいや変色を防げます。
また、塩素系の洗剤や消臭剤と一緒に使うと有毒なガスが発生するので、絶対に合わせて使わないでください。
アルコール除菌スプレー
アルコール除菌スプレーは消毒・殺菌作用がすぐれています。比較的クエン酸と近い効果が発揮されますが、アルコール除菌スプレーは、二度拭きや仕上げ拭きをしなくてもにおいが残りません。カビや雑菌も掃除できるので、気になる調味料の跡やカビがあったら、毎日の掃除の中で簡単にやってしまうのが良いと思います。
入れて置くだけで消臭
色々な消臭・脱臭する掃除方法を紹介してきましたが、一番安心安全で出来る消臭・脱臭方法があります。とても合理的で、無駄がない方法です。
脱臭炭
炭は脱臭効果が高いので、製品化されているものが多いです。もし、そのまま炭が手に入ったなら、適当な大きさにして麻袋などに入れ冷蔵庫に入れて置くと、売っている商品と同じ効果が発揮されます。
コーヒー豆
コーヒー豆の出がらしは、よく灰皿に入れたりします。乾燥したコーヒー豆の出がらしの出がらしをドリップする紙に入れ、口をマスキングテープなどでとめれば消臭剤の完成です。小瓶に入れても良いですが、使う時はきちんと乾燥させてください。
焼いたパンの耳
失敗して焦がしてしまったパンは、さらに焦がして冷蔵庫の消臭として再利用できます。原理は炭と同じです。また、除湿効果もあるので、小瓶に焦げたパンの耳をさして冷蔵庫に入れればそれだけでいやなにおいは消えます。焦がし過ぎた方がカビも発生しないので、一度ぜひ試してみてください。
冷蔵庫のクリーニングサービスを利用
クリーニングサービスを使って掃除するのも一つの方法です。専門の業者を使うと、普通の人が掃除できない細かな場所も分解してきちんと掃除してくれます。自分で冷蔵庫を掃除するとかなり時間がかかったり、食材を一度外に出して拭き掃除したりと案外重労働です。特に、大家族で食材が多い家庭は検討してもいいと思います。
冷蔵庫のにおいの原因
冷蔵庫のにおいを取り除くには、もととなるにおいの原因を突き止める必要があります。まずは、冷蔵庫の臭いとなる原因は何かを探って、そのにおいを消す掃除方法を考えましょう。
食品のにおいが混ざり合う
いやなにおいの一番の原因は食品のにおいが混ざり合うことです。ラップで食材を包んだり、温かいまま鍋ごと冷蔵庫に入れるとにおいが発生します。どんなに密閉しても少しずつにおいが漏れ、それが他の食材のにおいと混ざり合い嫌なにおいとなるのです。
食品の混ざり合うにおいの解決方法は、重曹や脱臭炭のようににおいを即効的に消臭してくれるものがおすすめです。日常的に冷蔵庫に置いておけば、気になるにおいはなくなると思います。
腐敗臭
食品は冷蔵庫にいれておいても少しずつ腐っていきます。それを放置しておくと、腐敗のにおいが残り、それが嫌なにおいとなってこもってしまいます。この腐敗臭を消す方法は、重曹や消臭剤はもちろん、冷蔵庫ににおいが吸着している可能性があるので、アルコール除菌スプレーなどで拭き掃除をすることをおすすめします。
繁殖した雑菌
食品には外部からの雑菌を持ち込んでしまうことがあります。また、冷蔵庫の中にカビも発生してしまうこともあります。そういった繁殖してしまった雑菌を取り除く方法は、冷蔵庫内を重曹やクエン酸できれいに掃除をして、除菌することが大切です。場合によってはクリーニングサービスを使うことも手段としてあると思います。
こぼれた液体調味料
ドレッシングや醤油などの液体調味料は、知らないうちに冷蔵庫にこぼれてしまいます。気づくのが遅れると冷蔵庫にこびりついて嫌なにおいとして冷蔵庫全体に広がってしまいます。この場合は、消臭や脱臭する前に根本となる液だれを重曹で拭くことが大切です。
冷蔵庫のにおいの防ぎ方
最後に冷蔵庫のにおいをどうやって防げばよいのか検証します。なるべく消臭剤や脱臭剤を使わず、冷蔵庫のにおいを取り除けるのが一番です。冷蔵庫は毎日開ける場所なので、日ごろからにおいを防ぐように心がけましょう。
なるべく密閉容器を利用
調理した食材はついお皿にラップをかけて冷蔵庫に保管してしまいます。そうするとわずかな隙間から食材のにおいが出て冷蔵庫に充満してしまいます。その点密閉容器は、しっかりと蓋をしてしまうので、ほとんどにおいは発生しません。乾燥や雑菌からも防げるので、なるべく密閉容器を使いましょう。
収納を工夫
食材を密閉容器に入れたら、その形や大きさを統一させるときちんと収納されます。ジップロックなどの密閉できる袋も使うと、中身も透明で見やすいので余計に出し入れしなくても済みます。収納することによってあまり食材が出なくなり、においの原因を減らす事が出来ます。
一番収納しづらい場所は、野菜だと思います。半分に切った野菜やすぐ傷んでしまう葉物野菜など、野菜室はいつも収納に困っているのではないでしょうか?そういう時は、100均ショップで売っているプラスチックボックスやかご、紙袋を使い、野菜ごとにまとめるときれいに収まります。
消臭するものを常に入れておく
冷蔵庫に入れる消臭剤はそれほど大きくもないので場所を取りません。嫌なにおいは下にたまる傾向があるので、下段に常に消臭剤を入れるくせを付けておけば、ちょっとしたにおいがなくなって、全く気にならなくなると思います。また、野菜室や冷凍庫にも入れて置くとよいと思います。必ず2~3ヶ月に1回は定期的に交換してください。
冷蔵庫の消臭を定期的にすることでにおいを防げる
冷蔵庫はこまめに掃除が出来ないので、定期的に消臭剤を入れてにおいを取ることが大切です。また、重曹などを消臭剤として入れて置くとコスパにもなりおすすめです。どうしてもにおいが気になる時は、冷蔵庫の棚を重曹やアルコール除菌スプレーで掃除することによって、においは消えると思います。
冷蔵庫は毎日開け閉めするので、開けるたびに嫌なにおいがするとあまり気分が良いことではありません。においが全くしなくなるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、においにあった消臭剤を置いて、毎日を快適に過ごしましょう!