ブレンダーの使い方をマスター!正しい基本の操作は?選び方や活用法も紹介!
便利なキッチン家具『ブレンダー』ソースやスープを作ったり幅広い料理に活用できます!自分に合ったブレンダーの選び方を説明します。そして食材への使い方やブレンダーの基本の操作などをじっくりとわかりやすく解説していきます。使い方を覚えてたくさん料理を作りましょう。
目次
ブレンダーとは?
ブレンダーとは容器の中で竜巻状に渦を起こしながら食材を細かくする調理器具です。ポタージュやジュースなどのペースト状のものを作るのに適しています。日本では1952年にパナソニック(旧松下電器)で発売されたのが最初です。和製英語でミキサーとも呼ばれています。基本的な操作はとても簡単で多くの家庭で使われています。手で持つコンパクトなタイプのハンドブレンダーや置き型タイプのノーマルなものまであります。
ブレンダーの使い方
基本的に食材を少し細かく切って、容器に詰めたらスイッチを入れるだけの簡単操作です。入れてはいけない食材や多く詰めたりすると危険なので注意しましょう。ハンドブレンダーの場合は別の容器に手で持ったハンドブレンダーを入れて操作していきます。もう片方の手は回転の力の影響で容器が動かないように抑えるので、両手が塞がる状況になります。一方置き型ブレンダーはスイッチを入れたらそのまま放置します。
洗うものが少ない!
ブレンダーは基本的に洗うものが少ないです。ただ、刃がついていたり、湾曲したパーツが多いので少し洗いにくいデメリットもあります。ですが、刃の部分は容器に水と洗剤を入れてブレンダーで混ぜれば簡単に洗うことができます。食材をきちんと除去しないと菌の発生の原因になってしまうので気を付けてください。
フードプロセッサーとブレンダーの違いは?
ブレンダーかフードプロセッサーほしい悩む悩む悩むめちゃほしい悩む。。 pic.twitter.com/EJsrelKGYJ
— ⚜️Natsuki⚜️ (@ntk3001) March 22, 2018
フードプロッセッサーとブレンダーは食材を細かくするという点では似ていますが違いがあるので説明していきます。フードプロセッサーはパワーが強く「こねる」「混ぜる」「刻む」の機能が優れています。ただ、ミキサーのような液体を作ることができないのです。
午後晴れたからこのブレンダー買いに行ってきた。びっくりするぐらい楽!!無事10倍粥つくれた🙌 pic.twitter.com/HZwKqyFBGL
— ふー® (@FuuMM1026) March 22, 2018
ブレンダーはフードプロセッサーとミキサーを合体させたような調理器具です。パワーはフードプロセッサーほど強くはないですが、液状のものにも使えるのがフードプロセッサーとの大きな違いです。また、容器を選ばずにスープやカレーなど食材が入ったお鍋に仕上げとしても使えるのがメリットです。
ブレンダーに適した食材
多くの人がブレンダーを活用しているのは『野菜』や『果物』です。野菜やフルーツなどのジュースを作ったことのある方は多いのではないでしょうか?ジャガイモやカボチャ、トウモロコシに使用すればビシソワーズやポタージュ作りに活用することもできます。食材の選び方でレシピが無限大に広がります。
ブレンダーに適していない食材
使用してはいけない特定の食材は決まってはいないですが、メーカーによって異なるのでよく説明書を読みましょう。また、粘度が高いものはブレンダーの故障の原因になる場合があるので使用を控えましょう。ブレンダーに適した食材の選び方も大事です。また、メーカーによっては氷を砕けないものもあるので気をつけてください!
アタッチメントの違い
アタッチメントには食材を粉砕する刃の付いている基本的なものや泡立て器があります。刃のついているものにも種類があり、『フードプロセッサー』や『チョッパー』があります。刃の形によって様々な料理に活用することができます。
付属のフードプロセッサーの使い方は?
普通のブレンダーは細かく刻んでいくのに対し、フードプロセッサーは食材を少し粗めに刻んでいくのが特徴です。トロッとしたペースト状にするのに向いています。離乳食やジャムなどの煮込むもの、ハンバーグに活用できます。
チョッパーの使い方は?
チョッパーはフードプロセッサーよりさらに荒く刻むのが特徴です。野菜のみじん切りなどに向いています。食材をどのくらいの細かさにするかを判断し、アタッチメントを交換して活用しましょう。
代表的メーカー別!おすすめブレンダー
様々なメーカーでブレンダーを販売していてどこのブレンダーが良いのか迷っていまいそうです。メーカーごとに特徴があるので機能を確認していきましょう。日本国内のメーカーと海外のメーカー別に分けました。
国内メーカーのブレンダー
日本国内のメーカーでもブレンダーを取り扱っているところがたくさんあります。日本のメーカーと言うとなんとなく安心できるでしょう。パナソニックや貝印、アイリスオーヤマやテスコムなど調理器具以外のものを取り扱っているメーカーもいます。では比較していきましょう。
まずは家電を多く扱っているパナソニックです。大手ですが5,000円から35,000円のブレンダーを販売しています。チャイルドロック機能がついているので、お子様がいる家庭でも安心して使えます。パナソニックのブレンダーの刃は独自形状の4枚刃で食材を滑らかに仕上げてくれます。高速モードと低速モードが付いていて、スタイリッシュな見た目はグッドデザイン賞を受賞しています。
株式会社イデアインターナショナルのブランド『ブルーノ』は可愛くておしゃれなデザインが特徴です。デザインだけではなく泡立て器や容器などの付属品もしっかりと付いています。一般的なハンドブレンダーは可動時間が1分から2分まで使うことができますが、ブルーノは3分連続使用可能です。シンプルな操作ボタンでたくさんの食材に活用できます。
炊飯器や電気ポット、水筒など保温性の高い『魔法瓶』が有名なタイガー!タイガーのアタッチメントは一般的な丸い泡立て器ではなく、ホイップブレンドという洗いやすい形の泡立て器です。また、おろしカッターも付いています。こちらのブレンダーも速度の調節ができて5段階調節になります。しまうときに便利な吊り下げフックが本体に付いているのが特徴です。2つのボタンを同時押しで使用するのが基本操作です。
貝印といえば爪切りやカミソリなどの医療系、美容系の小物を取り扱っているイメージがあります。刃物製品に強い貝印もブレンダーを取り扱っています。アタッチメントは6種類付いていてキッチンの空いているスペースに置けるスタンドも付属品で付いています。
次にテスコムのブレンダーです。テスコムは大体3,000円から6,000円と購入しやすい価格帯が特徴です。余計な機能が入らなくて値段を抑えたい方に向いています。価格が安いですがしっかりと仕事をこなすので評価されています。
私もブラウンを考えていましたが、どこかの口コミで歯が錆びたっていうのを見ました!
— よーぐる 4m (@usagihero) March 19, 2018
高いのを買っても錆びるなら、安さ重視で楽天で売っている4,000円くらいのブレンダーにするか…と、悩み中です。
考え中のブレンダー、名前がよくわからないので、スクショしました😲
口コミは割といいです。 pic.twitter.com/qoP2oV42iH
アイリスオーヤマは多くの調理機器の他にも電球や家具なども取り扱っているメーカーです。ブレンダーは2種類展開していて、付いているアタッチメントが違います。アイリスオーヤマの良いところはお値段の安さと組み立ててコンパクトに収納できるという点です。かさばってしまうとキッチンから離れたところにしまったりしてなかなか使わなくなってしまうでしょう。キッチンの空いたスペースに保管できるのはありがたいです。
海外メーカーのブレンダー操作法に違いは?
日本国内のメーカーの紹介の次は海外のメーカーです。有名なデロンギのブラウンは有名な商品です。潰す、混ぜる、刻む、泡立てると欲張りたい方におすすめです。千切りやスライスにも対応したアタッチメントが付いているのが特徴です。様々な種類のブレンダーを取り扱っているので自分にあったものが見つかるでしょう。アタッチメント重視の人は気になってしまうメーカーです。
クイジナートは3種類のハンドブレンダーを展開しています。デザインがすっきりとしていてスタイリッシュです。一番アタッチメントの多い『スマートスティックハンドブレンダー』は1台7役こなしてくれる優れものです。潰す、刻む、泡立てる、こねる、おろす、細切り、薄切りと働いてくれます。
一番売れているブレンダーは?
では、支持されているブレンダーは一体どこのメーカーなのでしょう?初めて購入する場合はしっかりとランキングもチェックしておきたいです。もっとも売れているのはデロンギのブラウンです。続いて、日本のメーカーのパナソニックです。ブラウンは価格帯が他のメーカーより高めに設定されているのですが、一番売れています。それだけ料理に活用できる性能を持っているとも言えます。
ワット数によって使い方が変わってくる
ブレンダーはワット数によって強さが変わってくるので、使える料理も変わってきます。ワット数が高いほどパワーがあるのでブレンダーの選び方のポイントにワット数も含めておいてください。ちなみにブラウンが300から400ワットです。
アタッチメントの使い方
アタッチメントが多く付くほど値段も高くなりますが、そのぶん活用することが増えるでしょう。基本操作は同じなのに様々な方法で食材を調理してくれます。
自分に合ったブレンダーの選び方は?
コンパクトなハンドブレンダーを活用して楽しく料理をしましょう。安いものから高いものまであるので自分の使い方に合ったブレンダーを探してください。性能が低いブレンダーは食材が細かくならなかったり、混ざらなかったりすることもあります。とにかく多機能が良い!パワーが欲しい!という方は7つのアタッチメントが付いた「クイジナートCSB-80JSB」がおすすめです。
次にかさばるのでアタッチメントは最低限でいい!安いので十分!という方におすすめなのが「アイリスオーヤマ」のブレンダーです。食材を細かくするする基本のアタッチメントのみでスペースにも困りません。お値段も4,000円あれば購入することができます。
離乳食を作るのに購入したいけど音が心配という方は「ブラウン」がおすすめです。握り方によって速度を変えることができるので静かに操作することができます。選び方によっておすすめのブレンダーが違うのでレビューなどをチェックしてみましょう。基本的な操作のみで特にこだわらない方は安い価格のものがたくさんあるのでニトリやスーパーで探してみるのもおすすめです。
ブレンダーの使い方を紹介!【離乳食編】
基本の操作をマスターすればいろんな料理を作ることができます。忙しいママさんには離乳食にも活用できちゃいます。野菜やフルーツの『ピューレ』や『つぶし粥』『すりりんご』を短時間で作ることができます。根菜類は約17分、柔らかいフルーツは約5分の調理時間です。
離乳食を作ったら冷凍して保存しておくことも可能です!短時間で多くの量を作ることができるので忙しい小さいお子様のいる家庭はブレンダーがあるととても便利だと思います。
ブレンダーの使い方を紹介!【おかず編】
基本のコーンポタージュやジャガイモのポタージュ・かぼちゃのポタージュを食卓に加えればワンランク上の食事になるでしょう。だいたい10分ほどで完成します。寒い日の朝ごはんにポタージュが食べたくなります。そして特に緑黄色野菜を使ったポタージュは栄養満点なので食べたい一品です。
こんなブレンダーの使い方もある
こんな基本のおかずを作ることが出来ると分かればブレンダーの選び方も変わるかもしれません。使い方も簡単で具材を入れるだけです!ハンバーグや餃子・ピーマンの肉詰めなどのひき肉料理をすぐに混ぜてくれます。
お子様のおやつになるナゲットもできます。揚げ物ですが食材の選び方によってはおからや豆腐のナゲットなどヘルシーな物も作ることができます。
ブレンダーの使い方を紹介!【ソース編】
おしゃれなディップソースを作ることができます。バーニャカウダーのソースやサラダのドレッシングだって作ることができます。混ぜる食材の選び方でいろんなソースが出来るので考えるのも楽しくなるでしょう。
パスタソースという使い方も!
自家製のパスタソースを作ることもできます。ジェノベーゼソースやボロネーゼ・トマトソースなど市販のものより食材の味が楽しめるソースが出来ます。速度や使用時間で具材の大きさを変えることができるので食感を楽しめるソースが完成するでしょう。
ブレンダーの使い方を紹介!【スイーツ編】
混ぜたい野菜やフルーツをブレンダで細かくすればマフィンやパウンドケーキなどに加えることができます。ほうれん草や人参・トマトなどなかなかスイーツに混ぜない食材の選び方で栄養を摂取することもできるでしょう。
液を作る使い方をすればなめらかなプリンやムースが仕上がります。チョコレートを混ぜたりアレンジも効きます。ブレンダーで作ることのできるスイーツは一般的に好き嫌いが少ないものが多いのでバレンタインデーなどにも気軽に作りやすいでしょう。
多機能なブレンダーで使いこなしたい人はアタッチメントに泡立て器もあるのでメレンゲを作ることもできるのでおすすめです。最低限の機能のみで良いと思っていた方も欲しくなるような便利さです。
ブレンダーの使い方についてのまとめ
ブレンダーの機能や使い方を紹介してきたのでブレンダー選び方のポイントをおさらいしてみましょう。1.収納のしやすさ(アタッチメントの量)2.音の大きさ3.パワーの3つがブレンダー選びの大事なポイントだと思います。
アタッチメントが多すぎると収納が大変だったり、洗い物が面倒だったりします。せっかく高性能なブレンダーを選んでも使わなければ宝の持ち腐れになってしまうので、自分の使い道をきちんと明確にしてからブレンダーを購入してください。以上《ブレンダーの使い方をマスター!正しい基本の操作は?選び方や活用法も紹介!》でした。