栓抜きの代用になるグッズやアイテムとは!簡単な開け方のテク!
「瓶を開けようとしたけど、肝心の栓抜きがなかった」とか、「飲み会で1個しか栓抜きがなかった」という経験はありませんか?こんなとき、栓抜きの代用があれば…と思うものですが、実は意外と簡単なもので栓抜きの代用ができます。今回はそんな栓抜きの代用を紹介します!
目次
- 1栓抜きに使われる必要なテクなど
- 2栓抜きのテクを知っていれば簡単に代用できる
- 3簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその1「紙」
- 4簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその2「スプーン」
- 5簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその3「ライター」
- 6簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその4「鍵」
- 7簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその5「平たい石」
- 8簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその6「別の瓶同士」
- 9簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその7「テーブル」
- 10簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその8「車のドア」
- 11(番外編)栓抜きの代用をしても開けにくいときのテク
- 12【まとめ】栓抜きの代用になるグッズやアイテムと、簡単な開け方のテクについて
栓抜きに使われる必要なテクなど
栓抜きに必要な「てこの原理」
瓶の蓋を、力任せに手でそのまま引っ張り上げようとすると、当然大きな力が必要になります。いくら栓抜きが見当たらないからといって、そんな無謀なことをする人はなかなかいないと思いますが、「てこの原理」のテクを使えば、小さな力でも、簡単に蓋を開けることができます。てこの原理と言えば、「支点」「作用点」「力点」と、学校で学んだ記憶はありませんか?なんとなく、覚えている方も多いでしょう。
加えた力が働くところ(蓋を引っかける位置)が「作用点」、蓋を動かすために力を加える位置(栓抜きの持ち手部分)が「力点」、力点の支えとなる位置(蓋の中心位置)が「支点」となります。これら3つの点が、てこの原理です。
栓抜きのグッズやアイテムに共通している要素
栓抜きには、硬さや形状も重要な要素になります。基本的に「硬い」「薄い」ことです。瓶の蓋のすき間に入り込むことができ、かつ、瓶と蓋にも負けない硬さがあると、栓抜きとしての代用がききます。今回紹介する栓抜きの代用法の中には、例外的にこの条件に当てはまらない代用法もありますが、基本を押さえておけば、いざというときどんなグッズやアイテムでも、代用がききます。
栓抜きの開け方
開け方も大事です。栓抜きに慣れていない方は、力の加減がなかなか分からないでしょう。コツは、蓋を「引っ張り上げる」よりも、てこの原理を活かして、「持ち上げる」ことに意識することです。すると、少しの力で簡単に蓋が外れます。
栓抜きのテクを知っていれば簡単に代用できる
「てこの原理」「硬い、薄い」が備わっており、「持ち上げる」形に適していれば、簡単に栓抜きの代用ができます。それでは、いざというときに役に立つ、栓抜きの代用アイテム、グッズを紹介していきましょう。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその1「紙」
A4サイズの紙を使うと、簡単に栓抜きとして代用できます。方法は簡単です。紙は合計6回折ります。まず、紙の長辺を半分に折る(1回目)→さらに同じ辺を折って、細長い形状にする(2回目)→また同じ辺を折る(3回目)→また同じ辺を折る(4回目)→今度は長辺側を折ります(5回目)。そして、最後もう1回だけ折ります(6回目)。これで、丁度よい感じに強度を持った、紙の厚さになります。
次に、瓶の少し上の部分を、利き手と反対側の手でしっかり固定します。この状態で、紙の折り目の方の面を、蓋の下に食い込ませるように入れます。ここで、ポイントです!「瓶を持っている方の手の、親指を支点にして、てこの原理を応用」します。具体的には、紙を蓋と親指の間で、挟み込む形にします。
そのまま利き手の、紙を持っている方の手をグイっと下げれば、自然と、てこの原理が働き、簡単に蓋が開きます。また、固定する方の指は、親指ではなくても、人差し指でも大丈夫です。これは、栓抜きの代用法の、基本的な開け方になります。
A4サイズの紙がなくても紙幣で代用可能
同じ紙であれば、紙幣も小さく折り畳めば強度が出るので、栓抜きの代用ができます。しかし、紙幣を広げたときに、見苦しくなってしまうのが、難点です。紙幣を栓抜きの代用にするのは、本当に困ったときにするとよさそうです。
十分栓抜きの代用になる紙
ペラペラの紙は、一見栓抜きの代用にはならないように見えますが、折り畳んで厚みを出すと、十分栓抜きになります。また、紙だと適度な弾力性もあるので、手も痛めることがありません。単純な方法ですが、女性にもおすすめの開け方です。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその2「スプーン」
こちらは、各家庭に一つあるスプーンを使った栓抜きの開け方です。方法は、紙の栓抜きと同様に、とても簡単です。まず、利き手ではない反対の手で、瓶の上部をしっかりと握って固定します。利き手でスプーンの先端(丸い方)を、親指と人差し指で挟み込むように持ち、スプーンの先端を蓋と瓶のすき間にあてがいます。
このとき、紙の栓抜き同様に、てこの原理を利用するために、利き手と反対の親指を支点にして、利き手を下に引き下げます。その拍子に、スプーンにあてがわれた蓋が持ち上がり、うまく蓋が外れます。
スプーンを栓抜きの代用にする際の注意点
スプーンを使った開け方は、少し強度が必要です。木やプラスチックではなく、金属製を使いましょう。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその3「ライター」
ライターを使った栓抜きの代用法です。喫煙者なら、いつでも代用可能でしょう。使用するライターは、100円ライターをおすすめいたします。なぜなら、「傷付いても大丈夫」である点と、てこの原理を発揮させるには、「ちょうどよい長さ」のためです。ジッポライターの長さですと、せっかくのてこの原理がうまく活かされない可能性があります。
ライターを使った栓抜きも簡単です。ライターの底の部分を、蓋の下のすき間にあてがいます。この時、あてがう部分は面積の広い部分ではなく、狭い部分をあてがいましょう。利き手と反対の手で、しっかりと瓶を握って固定します。瓶を握っている方の親指を支点にして、ライターをグイっと下に動かせば、瓶の蓋が簡単に外れます。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその4「鍵」
栓抜きに必要な要素から考えると、鍵も栓抜きの代用になります。開け方は、これまで紹介した代用の方法と同じ要領です。鍵の握る側を、蓋と瓶の下のすきま部分にあてがい、瓶を握っている方の親指を支点にして、利き手で握っている鍵を下げると、瓶の蓋が外れます。
鍵を栓抜きの代用に使う際の注意点
いくら、鍵が栓抜きの代用になるとはいえ、鍵を栓抜きに使うには、注意が必要です。上手く瓶の蓋が外れずに、力の加減を間違えてしまうと、鍵が変形する恐れがあるからです。また、鍵穴に差し込む方の先端部分で、栓抜きの代用をしてしまうと、「部屋に入れなくなった」「車に乗れなくなった」という事態も起きかねません。
「ビールが飲めなくなった」のも困りますが、鍵は「本当に代用品がなくて困った!」というときにおすすめいたします。また。握る部分がプラスチックなどで覆われているタイプも使えないので、注意しましょう。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその5「平たい石」
実は、河原で落ちているような平たい石も、栓抜きの代用になります。薄く硬く、自分の手に収まる、清潔なものを選ぶようしましょう。これまでの栓抜きの代用品と同様に、親指と人差し指で挟み込むように持ち、石の先端を、蓋と瓶のすき間にあてがいます。
利き手と反対の親指、もしくは人差し指を支点にして、利き手を下に引き下げると、あてがわれた蓋が持ち上がり、うまく外れます。河原でのバーベキューや、海水浴のときに便利な代用法です。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその6「別の瓶同士」
具体的なアイテムもグッズもない場合、別の瓶を栓抜きの代用にする方法もあります。使用するのは、未開封の瓶です。開け方は、瓶同士の蓋のギザギザ部分を、お互いに合わせるようにします。ポイントは、お互いの蓋の下部分を引っかけ合うのではなく、代用に使う方の瓶の蓋の、少し上の飲み口の方に引っかけることです。すると、中の液体をこぼす心配がありません。
開けるときは、これまでの開け方と同じようにてこの原理で、代用に使う方の瓶を下に降ろすと、上手く蓋が外れます。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその7「テーブル」
テーブルの縁(へり)の部分を使うのも、栓抜きの代用になります。各家庭に一つはありますし、強度、安定感もあります。開け方は、蓋のギザギザの部分を、テーブルの縁(へり)に引っかけて、上から手の平で叩くと上手く蓋が取れます。動画では1分30秒辺りから、実際に蓋を取っています。
テーブルを栓抜きの代用にする際の注意点
動画では、上から手の平で叩くことで、テーブルをキズ付けず、負荷がかからないようにしています。うまくいかずに力任せに開けようとすると、テーブルに傷が付く恐れがあります。特に、お気に入りのテーブルで栓抜きをするときは注意しましょう。
簡単栓抜きテク代用アイテムやグッズその8「車のドア」
最後は、少し変わり種の栓抜きの代用です。車のストライカー部分(車のドアを開けたときに見える、コの字の部分)に、蓋のギザギザ部分を引っかける開け方です。先ほどのテーブルにしてもそうですが、手で瓶を固定する必要がなく、蓋を引っかけて、引っ張るだけなので、安定感があります。キャンプに行ったときや、屋外で栓抜きの代用品が見つからないときにおすすめです。
(番外編)栓抜きの代用をしても開けにくいときのテク
代用の栓抜きを使っても、専用の栓抜きを使っても、「うまく開けられない」「中身がこぼれないか心配」という方もいるのではないでしょうか?確かに、栓抜き自体力が弱い人や、慣れていない方は、開けるのが難しいかもしれません。そんな硬い蓋でも、栓抜きに役立つちょっとしたテクがあります。それは、栓抜きの蓋を引っかける穴と、蓋を利き手の反対の手で押さえながら、少しずつ加減を見ながら、力を加えて開ける方法です。
少しずつ力を加える開け方ならば、蓋がとんでもない方向に飛ぶことがありませんし、力のかけ具合も分かるようになります。
【まとめ】栓抜きの代用になるグッズやアイテムと、簡単な開け方のテクについて
栓抜きのテクから、栓抜きの代用となるグッズやアイテムなどを紹介いたしました。今回紹介させていただいたのは、あくまでも栓抜きの「代用品」です。使い方を誤ると、グッズやアイテムに傷が付いたり、自分が怪我をしてしまう恐れもあります。コツや原理を知って、いざというときにぜひとも役立ててください!