2018年12月17日公開
2024年08月24日更新
ジンベースのおすすめカクテル11選!誰でも簡単に作れる人気レシピも!
カクテルの定番、ジンベースカクテル。ハーブを思わせる香りでスッキリときりっとしたジンは、様々なカクテルの基本酒となっています。今回はその「ジン」を使った自宅で出来る簡単レシピ、11種類を紹介します。人気の「ジントニック」やアルコール度数の高い「マティーニ」などの有名王道カクテルをはじめ、「オレンジブロッサム」や「ブルームーン」などの女性におすすめのカクテルもあります。簡単に作れるものばかりですので、是非参考にして下さい!
目次
ジンベースのおすすめカクテルを作ってみたい!
ジンを使ったカクテルといえば、「ジントニック」や「マティーニ」など、数種類の人気カクテルがたくさんあります。ジンはカクテルの王道ベースとも言われる人気のお酒です。おそらく、多くの方がジンベースのカクテルを一度は味わったことがあるのではないですか?
バーなど、外で飲む機会が多い「ジンベースカクテル」ですが、家でも簡単に作れちゃいます!シェイカーや特別な技術はなくても、ジンさえあれば混ぜるだけで簡単に出来るカクテルも多いのです。今回はジンを使った人気カクテルの本格的な作り方をはじめ、簡単な作り方のカクテルも紹介します!アルコール度数が高いジンですが、カクテルにすると度数が低くなり、お酒があまり強くない方にもおすすめのカクテルに変身しちゃいます!
ジンについて知っておこう
「ジン」というお酒は知っていても、詳しいことを知らない方も多いのではないですか?まずはジンについて説明していきます。
ジンとはどんなお酒?
「ジン」は、大麦・ライ麦・ジャガイモなどを原料とした蒸留酒です。ものすごく簡単に説明すると、「ジン」は、ハーブなどを使ったお酒のことで、さらに細かく言うと、ジュニパーベリーというハーブなどを使ったものは全般、「ジン」と呼ばれています。ジュニパーベリーはアロマの世界でも使われる人気のハーブです。
他のお酒にはない独特のハーブっぽい華やかな香りがジンの特徴で、味は基本的に軽くてドライな味わいです。果皮などを連想させ爽やかな苦味・辛味もあるので、人気のお酒です。
伝統的な主産地はイギリスとオランダ
ジンの主な産地として、歴史的にも有名なのがイギリスとオランダです。特にオランダのジンは、長い歴史を持ちます。オランダで「ジュニエーヴル」という名前で作られていたお酒が、17世紀の後半にイギリスへ渡り、その名前がイギリスで独自に省略され、「ジン」と呼ばれるようになったと言われています。
現在オランダ産のジンは「ジュネヴァ」と呼び区別され、イギリスの有名な「ドライ・ジン」とは少し異なる扱いになっています。ジンは長い歴史がある、古くから多くの方に愛されて進化してきたお酒なのです。
ジンベースのカクテルの種類は豊富!
ジンは独特の風味もありますが、飲みやすさも兼ね備えているので様々なカクテルのベースとして使用されます。ジンを使った人気カクテルは、「ジンライム」「ジントニック」「ジンフィズ」「マティーニ」など数多くの種類がありますが、名前を一度は聞いたことのあるカクテルも多いのではないですか?
ジンの独特の風味を生かしたアルコール度数の高いカクテルもおすすめですし、逆に飲みやすくしたアルコール度数低めのカクテルは女性に人気です。好みに合わせて様々な種類の中から選択出来るのが、ジンベースカクテルの魅力です。
ジンは銘柄によって風味が違う!
香りが最大の特徴なジンですが、その香りの元となるボタニカルは、ジンで最も重要なテーマです。ちなみにボタニカルとは「植物の」や、「植物から作られている」という意味です。使用されるボタニカルは、銘柄によって使用されている種類も数も異なります。
多くのジンは5〜10種前後使用されますが、なかには40種を超えるボタニカルが使用されているジンもあります。使用しているボタニカルによっては、風味が全然違いますので、好みに合わせて自分だけのお気に入りのジンを見つけて下さい。
ジンのアルコール度数は高い!
ジンだけでも数種類あるのですが、どれも40〜50度前後の、アルコール度数の高いお酒です。もちろんそのまま飲むことも出来ますが、基本的にはカクテルで飲むのがおすすめです。ジンのアルコール度数を生かした強めのカクテルでしっかり味わうのもおすすめですし、アルコールが少し苦手な方はフルーツを使った飲みやすいカクテルもあります。お好みに合わせてジンカクテルを味わいましょう!
カクテルにすることでアルコール度数が下がる
先程、ジンの度数は40度~50度あるとお話ししましたが、それだけ高い度数のアルコールを飲むとかなりの刺激になります。ですので、カクテルとして飲むのが一般的です。トニックウォーターなどのノンアルコールと混ぜてカクテルにするとアルコール度数は下がります。ジンを使ったカクテルはたくさん種類がありますので、お好みに合わせて選ばれて下さい。
ジンを使った人気有名カクテルのレシピ
まずはジンを使った有名人気カクテルのレシピを3種類紹介します。誰でも1度は聞いたことのある、ジンベースのカクテルの中では有名な種類を選んでみました。アルコール度数が高めが好きな方はジンの量などを調節して自分好みにアレンジしましょう!
必ず名前が上がる有名カクテル「ジントニック」
ジントニックはジンを使ったカクテルの中で1番人気のカクテルと言ってもいいくらい、メジャーなカクテルです。バーなどで頼まれる方も多いのではないですか?ジントニックはとてもシンプルなカクテルで、家でも簡単に作ることが出来ます。
- ジン(45ml)
- トニックウォーター(適量)
- ライム
- グラスにトニックウォーターを注ぐ
- ライムをその上から絞る
ジンとトニックウォーターをグラスに注ぎ、ライムを絞るだけの、とても簡単なカクテルです。シンプルな作り方だけに、奥が深くジントニックの味わいでお店やバーテンダーの個性がわかると言われているカクテルです。トニックウォーターの量を増やせばアルコール度数の低いカクテルになるので、お好みに合わせて調整して下さい。
カクテルの王様「マティーニ」
マティーニもジンを使ったカクテルの中ではメジャーなカクテルです。マティーニは、通称「カクテルの王様」と呼ばれています。お酒しか使わないのでアルコール度数は高めのカクテルになります。お店ではショートのグラスで出てきます。
- ジン(45ml)
- ドライベルモット(15ml)
- オリーブの実(1個)
- ステアしてジンとドライベルモットをグラスに注ぐ
- オリーブの実をグラスの中に落とす
ステアとは、材料と氷をミキシング・グラスに入れ、バー・スプーンで手早くかき混ぜる技法のことです。ミキシンググラスからショートグラスに移して頂きます。家で作る場合は、少し背の高い透明のガラスのグラスをミキシンググラスとして代用するのがおすすめです。マティーニはシンプルなカクテルなので、バーテンダーの腕が試されると言われています。レシピや味わいもバーテンダーによって変わってきます。
さっぱりしたカクテルが好きな方へおすすめ「ジンリッキー」
「トニックはちょっと甘くて苦手」という方には、ジンリッキーがおすすめです。生のライムを絞ることで、さっぱりとした風味が味わえる人気のカクテルです。こちらも簡単に出来る本格カクテルです。
- ジン(45ml)
- 炭酸水(適量)
- ライム(1/2個)
- グラスの上でライムの果汁を絞り、そのままライムをグラスの中に落とす
- 氷とジンを入れ、炭酸水を注ぎ、軽く混ぜる
このカクテルも炭酸水の量を増やせばアルコール度数を低く出来るので、お好みに応じて調節されてみて下さい。さっぱりとした辛口カクテルですので、甘いカクテルが苦手な方におすすめです。
ジンを使った簡単に作れる人気レシピ
続いては、ジンベースの簡単カクテルを4種類紹介します。シェイカーを使うものもありますが、シェイカーがない方には家に必ずある「あるもの」を使って代用出来る作り方を紹介します。是非参考にして下さい!
アルコール度数が強めが好きな方へおすすめ「ギムレット」
ギムレットは、シェイカーさえあれば簡単に出来る本格的なカクテルです。材料も2種類と少なく、簡単に手に入るものです。この2種類をシェイカーでシェイクすると、本格的なカクテルになります。
- ジン(45ml)
- ライムジュース(15ml)
- ジンとライムジュースをシェイカーに入れる
- しっかりシェイクする
シェイクする方が風味も香りも味わいも深くなります。シェイカーがない方は空のペットボトルで代用しましょう!ジンとライムジュースをペットボトルに入れ、そのままシェイク!基本はショートグラスで頂くカクテルなので、アルコール度数は高めになります。お酒好きの方におすすめのカクテルです。
夏におすすめのカクテル「ジンバック」
ジンジャーエールとレモンジュースを加えたジンバックは、さっぱりとした味わいで、甘味と酸味のバランスが良い、夏向きのカクテルです。
- ジン(40ml)
- レモンジュース(20ml)
- ジンジャーエール(適量)
- 氷を入れたタンブラーに全ての材料を入れる
- 軽くかき混ぜる
こちらも簡単に出来るカクテルです。彩りにライムやレモンを切ったものを添えると、見た目も本格的なカクテルに仕上がります。こちらもジンジャーエールの量でアルコール度数を調節して下さい。
爽やかなカクテル「ジンフィズ」
ジンフィズは、ジンに炭酸を加えた爽やかなカクテルです。砂糖が入るので飲みやすくなります。レモンの爽やかさ、ジンジャーエールのスパイシーさが砂糖で少し和らぐので、お酒が得意でない方でも飲みやすいと感じるカクテルです。カクテル初心者にもおすすめです。
- ジン(45ml)
- レモンジュース(20ml)
- 炭酸水(適量)
- 砂糖(ティースプーン2杯)
- 炭酸以外の材料をシェイカーに入れシェイクする
- それをタンブラーに注ぎ、氷を加え、炭酸で満たし軽く混ぜる
甘めが好きな方は砂糖の量を調節するのもおすすめです。レモンとジンジャーエールの酸味とスパイシーさのバランスが良い、人気カクテルです。
トマトジュースが決め手「ブラッディサム」
ジンとトマトジュース、2種類だけの簡単カクテルです。フルーツの甘さが苦手な方におすすめのカクテルです。材料は簡単に手に入るので、家でも手軽に作ることが出来ます。
- ジン(45ml)
- トマトジュース(適量)
- グラスにジンを注ぐ
- トマトジュースを加えしっかり混ぜる
ジン以外でも、ウォッカとトマトジュースを混ぜたカクテル「ブラッディメアリー」や、テキーラとトマトジュース「ストローハット」というカクテルもあるので、トマトジュースで割るカクテルは人気があります。お好みでレモンや塩コショウ、タバスコなど混ぜるとより新しい風味が感じられ、美味しさが変わってきます。自分だけのレシピを作ってみるのも面白いカクテルです。
ジンを使った女性におすすめのカクテルレシピ
最後は女性におすすめのカクテルレシピの紹介です。女性が好きなフルーツや、見た目がきれいなものばかりを揃えてみました。飲みやすいカクテルばかりですので、飲みすぎには気を付けましょう!
色が可愛い「ジンデイジー」
グレナデンシロップ(ザクロのシロップ)を使用し、ヒナギクの可愛らしいお花をイメージさせるきれいなピンク色に仕上げたカクテルです。グレナデンシロップはよく使われるシロップなので、酒屋さんで簡単に手に入ります。
- ジン(45ml)
- レモンジュース(10ml)
- グレナデンシロップ(5ml)
- 全ての材料をシェイカーに入れる
- しっかりシェイクする
簡単に作れる見た目もきれいな女性におすすめカクテルレシピです。可愛くも美しいピンクが女性にピッタリです。甘酸っぱくて飲みやすいので、飲みすぎには気を付けましょう。
甘くて飲みやすいと人気「オレンジブロッサム」
名前の通り、オレンジを使った飲みやすい人気カクテルです。通常はシェイクして作るカクテルですが、自分で作る場合、グラスにジンとオレンジジュースを注いで混ぜるだけでも十分美味しいカクテルに仕上がります。
- ジン(45ml)
- オレンジジュース(15ml)
- ジンとオレンジジュースをシェイカーに入れる
- しっかりシェイクする
オレンジジュースのフルーティーなおいしさと、ジンのさわやかな香りがぴったりマッチした甘めのカクテルですので、お酒があまり強くない女性にもおすすめです。ジンカクテル初心者も、まずはこちらの軽めのカクテルから挑戦してみてはいかがでしょう?
楽園を意味するカクテル「パラダイス」
名前の通り、楽園を意味するパラダイスは、甘口の飲みやすいカクテルです。アプリコットとオレンジジュースの相性とてもよく、香りも味も新しいフルーツのように新鮮です。甘めより辛口が好きな方は、ジンをやや多めにして、アプリコットリキュールの量を抑えるのもおすすめです。
- ジン(30ml)
- アプリコットブランデー(15ml)
- オレンジジュース(15ml)
- 全ての材料をシェイカーに入れる
- しっかりシェイクする
ショートグラスのカクテルなのでアルコール度数は高めになります。見た目はきれいですが、カクテル初心者より、お酒が好きな方、強い方の方がおすすめです。
紫のカラーが妖艶で美しいカクテル「ブルームーン」
ブルームーンは、紫の高貴なカラーが妖艶で美しい、大人の女性にピッタリのカクテルです。作者も生まれ年も不明ですが、1929年に出版されたのカクテルブックにもレシピが載っているところをみると、それより以前に誕生している歴史のあるカクテルです。
- ジン(30ml)
- バイオレットリキュール(20ml)
- レモンジュース(10ml)
- 全ての材料をシェイカーに入れる
- しっかりシェイクする
簡単に出来る美しいカクテルです。一説によると、女性から男性へプレゼントする場合、「あなたには興味がありません」という意味があるなどと言われています。大人の女性に相応しいカクテルです。
ジンベースのカクテルを自宅で作って楽しもう!
今回はジンを使った人気のカクテルを11種類紹介しましたが、自分でも簡単に作れそう!と思われた方も多いのではないですか?バーテンダーの方に本格的に作ってもらうジンカクテルも美味しいですが、自分好みの濃さでカスタマイズして作るジンカクテルもまた、手軽に飲める美味しいカクテルに仕上がります。自宅でも簡単に作れるので、是非チャレンジしてみて下さい!