カイピリーニャのおすすめレシピ!ブラジル生まれの人気カクテルに注目!

カイピリーニャはここ数年若者の間で人気が上昇中のカクテルの一種です。カクテルが好きな方は知っている方も多いですが、まだ飲んだことがなくてどんな味か気になっている方もいるのではないでしょうか?こちらの記事ではカイピリーニャの味やレシピ、名前の意味と由来、アレンジカクテルのレパートリーなどをモヒートとの違いも交えて紹介します。カイピリーニャという名前を初めて聞いた方も、この記事をきっかけに興味を持つことでしょう。

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目次

  1. 1カイピリーニャとはどんなカクテル?
  2. 2カイピリーニャのおすすめレシピ
  3. 3カイピリーニャとモヒートの違い
  4. 4カイピリーニャのアレンジカクテル
  5. 5カイピリーニャはブラジル生まれの爽やかなカクテル

カイピリーニャとはどんなカクテル?

カイピリーニャは近年知名度を上げているカクテルで、特に夏の時期に若者を中心に親しまれています。都内でカイピリーニャ専門店が見られたりと、カイピリーニャに強いこだわりを持つ人も増えています。

カイピリーニャを飲んだことのない方は、カイピリーニャの味やアルコール度数、名前の意味と由来、レシピなどが気になることでしょう。それらの情報と併せて、同じく近年人気のモヒートとの違いや、カイピリーニャを違った味わいで美味しく飲めるアレンジレシピもこちらの記事で紹介していきます!

味の特徴

カクテルのライム

カイピリーニャは皮ごとざく切りにしたライムがグラスに入ったカクテルで、ライムの爽やかな風味が味わえます。クラッシュアイスの冷たさも加わり、夏に飲めば暑さも吹き飛ぶことでしょう。皮も一緒に入っているので、適度なライムの苦みも感じられます。

カイピリーニャはブラジルで生まれたカクテルです。ブラジル人はコーヒーに大量に砂糖を入れる人が多い甘党大国と言われており、カイピリーニャも砂糖が入っていて甘い味わいです。ジュース感覚で飲めるので、お酒の苦みが苦手な方におすすめのカクテルです。

名前の意味と由来

ブラジルの公用語はポルトガル語ですが、カイピリーニャはポルトガル語で「田舎の娘さん」という意味があります。ライムの爽やかな飲み口と田舎の娘さんという意味が結び付かない方も多くいることでしょう。

カイピリーニャは元々風邪薬として家庭で飲まれていたという歴史があります。現在はレシピが変わったため風邪薬として飲まれることはありませんが、ブラジルでは常備している家庭が多いカシャーサが使われていることにより身近さや、甘く飲みやすい味から「田舎の娘さん」という意味のカイピリーニャという名前が受け入れられたのでしょう。

カクテル言葉

花言葉や石言葉のようにカクテルにもメッセージが込められており、カクテル言葉と呼ばれています。名前の意味と併せてカクテル言葉を知っていると、その時の気分や一緒に飲んでいる相手へのメッセージに合った言葉を持つカクテルを選んだりできて、更に楽しくカクテルを飲めるようになります。

カイピリーニャのカクテル言葉は「素朴」です。カイピリーニャの名前の意味と同じく、やはり身近さが感じられます。スクリュードライバーの「あなたに心を奪われた」やブランデーサワーの「甘美な思い出」のようなロマンを感じるものではありませんが、初めてカクテルを飲む人に勧めやすいカクテル言葉と言えます。

アルコール度数とカロリー

カイピリーニャに使われるお酒であるカシャーサのアルコール度数は38%~54%です。カシャーサの中でもよりメジャーな「カシャーサ51」はアルコール度数が40%あり、クラッシュアイスで割ったりライムを入れたりしたカイピリーニャのアルコール度数は25%ほどです。

砂糖とライムが入っていて甘く爽やかな飲み口であるためアルコール度数の割にゴクゴク飲めてしまうので、お酒が弱い方は注意が必要です。クラッシュアイスが溶けるまではアルコールが濃いので、お酒に強い方は初めからグイっと飲み、お酒に弱い方はライムを潰しながらゆっくり飲み進めると良いでしょう。

カイピリーニャのカロリーは1杯あたり123kcalほどです。カシャーサは蒸留酒なので糖質が含まれておらず太らないお酒と言って良いですが、砂糖が入っている分糖質やカロリーが上がってしまいます。糖質やカロリーに気を遣っている方は、砂糖少な目でカイピリーニャを注文するのがおすすめです。

口コミ評判

カシャーサ(カシャッサ)はサトウキビのしぼり汁を発酵して作られる蒸留酒で、ピンガとも呼ばれています。元々のアルコール度数が高いのでカイピリーニャも飲むとお酒の強さが感じられるようです。カシャーサは香りが強く、対照的に爽やかな風味のライムと組み合わせることで面白い味わいになるようです。

カイピリーニャはシンプルなカクテルで、ライムや砂糖の分量を変えて手軽に自分好みの味が作れるので、家で作る人も多いようです。ライムを潰して苦みや酸味を感じながら静かに少しづつ飲むのもカイピリーニャの楽しみ方の一つといえるでしょう。

若者の間で流行り始めているというだけあって、ツイッターにはカイピリーニャの味についての口コミが他にも多数投稿されています。いまいちカイピリーニャの味が想像できないという方は参考にしてみてください!

カイピリーニャのおすすめレシピ

カイピリーニャは材料が少ないので準備もしやすいカクテルです。好みで材料の配分を変えてより自分に合った味を追求するのが楽しいカクテルですが、まずは基本的なレシピを試してみてください。

材料

  • カシャーサ45ml
  • ライム2分の1個
  • 砂糖小さじ2
  • クラッシュアイス適量

こちらのレシピはロックグラスでカイピリーニャを飲む場合の分量です。ライムの酸味や苦味が好きな方はライムを、甘いお酒が好きな方は砂糖の分量を増やすとより好みの味を作ることができます。ライムの苦味が苦手な方は皮を剥いて使用すると飲みやすいカイピリーニャになります。

カイピリーニャに使用するカシャーサはアルコール度数が強いので、早くカシャーサが薄まるよう溶けやすいクラッシュアイスを使うことをおすすめしますが、普通の氷でも問題ありません。もしくは氷を麺棒などで砕き、クラッシュアイスを作りましょう。

用意するもの

  • まな板
  • 包丁
  • すりこぎ
  • メジャーカップ
  • ミキシンググラス
  • バースプーン
  • ロックグラス


メジャーカップはお酒を量る際に、ミキシンググラスとバースプーンはお酒と氷など他の材料を混ぜるために使います。普段からカクテルを家で作る方はこれらの道具は揃っているでしょうが、カクテルを普段作らずこれらの道具を持っていない場合でも家にあるもので代用が可能です。

例えば、メジャーカップはパフォーマンスなどを気にしないのであれば大さじで代用可能です。ミキシンググラスも透明で大きなグラスであれば代用可能ですが、ミキシンググラスには注ぎ口が付いていてグラスに注ぐ際こぼれてしまう心配がないので、度々カクテルを作る方は持っておくことをおすすめします。

バースプーンはマドラーや箸で代用可能ですが、百均でも売られているのでこの際に購入してしまうのも良いでしょう。特にプラスチック製の大容量のマドラーなら異なる種類のカクテルを同時に作る際使い分けることができるだけでなく、熱いコーヒーや紅茶に砂糖を溶かす際にも使えます。

作り方

  1. ライムをだいたい4等分ほどにぶつ切りします。
  2. ミキシンググラスにライムと砂糖を入れ、すりこぎでライムを潰しながら果汁と砂糖を混ぜ合わせます。
  3. クラッシュアイスとカシャーサを加え、バースプーンで果汁とカシャーサをステアします。
  4. ライムやクラッシュアイスごとロックグラスに注ぎます。

コツと注意点

ライムは潰しすぎると果汁が全て絞られてしまい、後で調整ができなくなってしまいます。砂糖が溶ける程度に果汁が出るまで潰し、飲む際に再びスプーンなどで潰して味を調整すると良いでしょう。

カクテルを混ぜる方法としてシェイクステアが挙げられます。シェイクはシェイカーに材料を入れ、細かく振って泡立てつつ混ぜる方法で、ステアはミキシンググラスに材料を入れ、バースプーンで静かに混ぜる方法です。

ライムの爽やかを味わうカイピリーニャはステアで混ぜ合わせるのがおすすめです。逆に、シェイクで混ぜ合わせるとカクテル全体が泡立ってまろやかな味わいになるので、ライムの酸味や苦味を抑えたいならシェイクをおすすめします。

カイピリーニャとモヒートの違い

カイピリーニャとよく似たカクテルとして、モヒートが挙げられます。モヒートのほうが知名度が高いので、カイピリーニャは知らなくてもモヒートは知っているという方もいるのではないでしょうか?

両者は一見よく似ていますが、発祥地やレシピ、味など、いくつか違いが見られます。ここからはカイピリーニャとモヒートのや違いについて説明します。

発祥地の違い

カイピリーニャの発祥地はブラジルですが、モヒートの発祥地はキューバという違いがあります。モヒートの前身であるお酒「ドラケ」を英国女王エリザベス1世がキューバに伝えた結果、モヒートが生まれたと言われています。カイピリーニャと同じく、ドラケも元々薬として飲まれていたようです。

モヒートはアフリカ語で「軽い魔法をかける」という意味を持つ「mojo」が語源と言われていますが、スペイン語で「濡らす」を意味する「mojar」が語源であるという説もあるようです。

材料の違い

材料の視点から見てみると、カイピリーニャはカシャーサというお酒が使われますが、モヒートにはラムが使われるという違いがあります。特にホワイトラムを使うのがメジャーです。カシャーサもラムもサトウキビの絞り汁を発酵して作られる蒸留酒なので、お酒自体の味にはあまり違いは感じられません。

また、お酒以外の材料にも違いが見られます。カイピリーニャはカシャーサの他にライム、砂糖、クラッシュアイスのみが入ったごくシンプルなカクテルですが、モヒートはラムの他にライム、砂糖と更にミントの葉を加えます。割り方もモヒートはクラッシュアイスと炭酸水で割るという違いがあります。

作り方の違い

カイピリーニャはミキシンググラスにライムと砂糖を入れて果汁と混ぜ合わせた後カシャーサとクラッシュアイスを加えますが、モヒートはライム果汁と砂糖を混ぜ合わせた後、ミントを入れて再び軽く潰すという工程が加わります。ミントを潰しすぎると苦味が出てしまうので、あくまで優しく潰す程度に留めましょう。

ミントを潰した後でラムとクラッシュアイスの他に、モヒートは炭酸水も加えます。最後に炭酸水を加えると、グラスの中が冷えきっているので余計な泡が出ません。また、ラムを製造・販売しているバカルディ社からは、炭酸水で割るだけでモヒートが出来上がるお酒も発売されています。

味とアルコール度数の違い

モヒートはカイピリーニャと同じく柑橘の爽やかさと砂糖の甘さが味わえるカクテルですが、ライムに加えてミントと炭酸水も使うので、カイピリーニャより一層清涼感のあるカクテルといえるでしょう。ミントはスペアミントを使うのが一般的ですが、ペパーミントやアップルミントなどミントの種類を変えることでまた違った味わいが楽しめます。

モヒートに使われるラムのアルコール度数は40%で、クラッシュアイス、炭酸水で割ってモヒートにすると25%ほどになります。アルコール度数はカイピリーニャもモヒートもほとんど違いはありません。

カイピリーニャはクラッシュアイスのみで割るのでお酒の弱い方は氷が溶けてアルコールが薄まるのを待つ必要がありますが、モヒートの場合は炭酸水を多く加えることで最初からゴクゴク飲めるカクテルになるという違いもあります。

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カイピリーニャのアレンジカクテル

カイピリーニャはシンプルなカクテルだからこそ、幅広いアレンジが可能です。お酒を変えたりライム以外の柑橘系の果物を入れたりレシピを少しだけ変えてみると、カイピリーニャの持つ爽やかさと甘さを持ち合わせながらいつもと違う味に巡り合えます。ここからは、いつものカイピリーニャとの違いを感じられる簡単なアレンジレシピを紹介します!

より鮮やかな色味でより爽やかに「ブルー・カイピリーニャ」

  • カシャーサ30ml
  • ブルーキュラソー15ml
  • レモン4分の1個
  • 砂糖小さじ2
  • クラッシュアイス適量
 
  1. レモンをだいたい4等分にぶつ切りします。
  2. ミキシンググラスにレモンと砂糖を入れ、軽く潰して果汁と砂糖を混ぜ合わせます。
  3. カシャーサ、ブルーキュラソー、クラッシュアイスを加え、バースプーンでステアして混ぜ合わせます。
  4. レモンやクラッシュアイスごとグラスに注ぎます。

カシャーサにブルーキュラソーを混ぜることで、海のような鮮やかな青さのカイピリーニャが出来上がります。ブルーキュラソーはオレンジのリキュールで、オレンジの皮の香りがするのでカイピリーニャとの組み合わせは抜群です。ライムの代わりにレモンを入れると、ブルーキュラソーの青とレモンの黄色の組み合わせがより清涼感を醸し出します。

女性におすすめ「チョコレート・カイピリーニャ」

  • カシャーサ30ml
  • モーツァルト15ml
  • ライム2分の1個
  • 砂糖小さじ2
  • クラッシュアイス適量
 
  1. ライムをだいたい4等分にぶつ切りします。
  2. ミキシンググラスにライムと砂糖を入れ、軽く潰して果汁と砂糖を混ぜ合わせます。
  3. モーツァルトを投入し、果汁と砂糖と混ぜ合わせます。
  4. クラッシュアイスとカシャーサを加え、バースプーンでステアして混ぜ合わせます。
  5. ライムやクラッシュアイスごとグラスに注ぎます。

モーツァルトはチョコレートのリキュールです。ライム果汁とモーツァルトをよく混ぜ合わせると、柑橘の爽やかさとコクのあるチョコレートの風味が不思議なハーモニーを奏でます。柑橘系とチョコレートの組み合わせが好きな方におすすめのレシピです。

カイピリーニャはブラジル生まれの爽やかなカクテル

いかがでしたか?味やアルコール度数、名前の由来や意味、レシピなどを通してカイピリーニャに興味を持つことはできたでしょうか?

カイピリーニャは夏にピッタリの爽やかなカクテルです。バーなどで頼む他、家庭で作ってみるのも楽しいでしょう。まだ飲んだことがないという方は、暑い夏の日に、飲み過ぎに注意しつつカイピリーニャを試してみてください。その際、カイピリーニャの名前の意味や由来を考えながら、味を楽しみつつ飲んでみてください!

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