2018年10月28日公開
2024年08月12日更新
ステーキ弁当の簡単レシピを紹介!冷めても美味しい人気のお弁当が作れる?
ステーキ弁当を簡単に美味しく作れる方法やレシピを紹介します。ステーキはお弁当のおかずとしてあまり使わないという方も多いかもしれません。しかし、ステーキを美味しくやわらかくするにはちょっとしたコツがあり、そのコツを使って作るだけで冷めてもやわらかいステーキ弁当が作れます。お肉をやわらかくするための手順や方法を使って、いつものお弁当にステーキを入れて豪華にしてみませんか?またステーキ弁当におすすめの付け合わせや人気のレシピもいくつか紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ステーキ弁当でちょっと豪華に昼食を楽しみたい!
みなさんはいつものお弁当に少し飽きてきたり、物足りないと感じていたりすることありませんか?今回はいつものお弁当を豪華に楽しめるステーキ弁当を紹介します。いつも頑張っている自分へのご褒美や、ちょっとした贅沢を味わいたい時に是非作ってみてください。
ステーキ弁当の簡単基本のレシピ
ステーキ弁当の材料
それでは簡単に美味しく作れるステーキ弁当の作り方を紹介します。材料は、サーロインステーキ又はヒレステーキ用の牛肉1枚(150g)を用意し、酒・みりん・醤油各大さじ1、お酢大さじ1/2、ごま油小さじ1/4、砂糖・塩コショウ・すりごま各ひとつまみずつを混ぜ合わせてタレを作ります。
肉は常温に戻してから調理しよう
お肉を冷蔵庫から出してすぐに焼いてしまうと、外側だけに火が入りすぎて中まで上手に火が通りません。常温に戻しておくことによってお肉が均一な温度になり、焼いたときに内側にもしっかり火が通り美味しい焼き上がりになります。冷蔵庫から出す目安の時間は、焼く30分前には取り出しておきます。
ステーキを焼こう
フライパンは鉄製で厚手のものを用意します。鉄製で厚手のフライパンだと全体の温度を均一に保つことができ、お肉を簡単に美味しく焼くことが出来ます。そして下準備の塩コショウですが、お肉に塩コショウをして放置するとお肉の水分とうまみが逃げてしまいパサつきの原因にもなりますので、塩コショウは直前にふりかけるのがベストです。
ステーキを焼くときの塩ですが、岩塩だとさらに美味しく焼くことが出来ます。岩塩は海水が化石化したもので、大昔の海水から長い年月をかけて作られた天然塩なので水に溶けにくく、味は一般の塩より丸みとうまみが含まれているのでお肉の美味しさを一層引き立ててくれます。
お肉を焼くときはよく熱したフライパンにステーキ肉を入れて、中火で50秒焼きます。そのあと裏返してさらに30秒焼いたら、弱火で10秒熱して火を切ります。焼いたお肉にアルミホイルをかぶせて5分間おき、余熱で火を通します。
5分経ったらフライパンからお肉を取り出し、混ぜ合わせておいたタレを余った肉汁と加えてもう一度加熱します。全体に火が通ったら火を止めて、お肉をタレにくぐらせます。フライパンからお肉を取り出して、食べやすい大きさに切ったら出来上がりです。
美味しそうに盛り付けをしよう
ステーキが美味しそうに見える色合いは赤黄緑の三色で、野菜はニンジン・かばちゃ・ブロッコリーなどがよく使われます。そのほかにも、コーンやジャガイモ、インゲン豆などでも美味しそうな盛り付けが素早く簡単に出来ます。ステーキ弁当の盛り付けは自分の好みの野菜を使って、自由に楽しんで色鮮やかに盛り付けると見た目にも美味しいお弁当が作れますので、是非色合いにもこだわってみてください。
お弁当の盛り付け方の手順は、一番最初にご飯から詰めるのが基本です。そのあとにメインとなる大きいおかずを詰めて、中くらいのおかず、さらに小さいおかずの順に詰めていくときれいなお弁当の盛り付けが出来ます。ご飯の上におかずを立てかけると簡単に立体感のあるお弁当が作れますので、是非試してみてください。
ステーキ弁当に合う、人気の付け合わせレシピ
付け合わせには赤黄緑を使うときれいな色合いのお弁当が作れますので、お弁当にも使える簡単で美味しい付け合わせのレシピをこれから紹介します。赤色の付け合わせではニンジンが人気でよく使われていますので、まずはニンジングラッセのレシピから紹介します。
ステーキ弁当に合うニンジングラッセのレシピ
まず人参を一口サイズの好きな大きさに切り、少し手間がかかりますが切り口の角を浅くそいでおきます。そうすることによって煮くずれしにくくきれいなニンジングラッセになります。角をそぐときはピーラーを使うと簡単に出来ます。ニンジンは水から煮始め、砂糖大さじ1・バター10g・水250㏄・塩ひとつまみも全て一緒に加えて、弱火でニンジンがやわらかくなるまで煮詰めます。
煮詰めて水分が少なくなってきたらしっかりとニンジンに絡めていき、照りが出てきたら出来上がりです。しっかりと絡めることによってニンジンに照りが出て、きれいなツヤのあるニンジングラッセに仕上がります。ニンジングラッセを作る時のポイントですが、煮詰めすぎないように注意してください。煮詰めすぎて水分がなくなってしまうときれいな照りにならないので、ある程度水分を残したまま煮詰めるのが作る時のポイントです。
次はお子様にも人気があるかぼちゃソテーのレシピです。とっても簡単でシンプルな作り方なので、すぐに作ることが出来ます。まず、かぼちゃを5mm程度の厚さに切ります。フライパンにオリーブオイルを適量入れて、フライパンが温まってきたらかぼちゃを入れます。両面をこげ過ぎないように焼き、かぼちゃ全体にほんのり焼き色がついたら塩を少しかけ、さっと炒めたら出来上がりです。
次は緑色の付け合わせで人気のブロッコリーの胡麻和えの作り方をご紹介します。こちらも茹でて和えるだけの簡単レシピです。ブロッコリーは小房に切り分けます。予めお湯を沸騰させておき、その中にブロッコリーを入れて2分ほど茹でます。茹でたら水気を切り、すりごま大さじ1・砂糖小さじ1/2・醤油小さじ1を和えたら出来上がりです。
ステーキ弁当を冷めても美味しいコツは?
せっかく美味しく作ったステーキ弁当を、食べるときに冷めていても美味しく頂きたいと思う人は多いと思います。そこで冷めても美味しいステーキの焼くコツや方法、お肉が固くならない作り方のレシピを詳しく紹介していきます。ちょっとした一工夫でさらに美味しくなりますので、是非参考にしてみてください。
脂肪の多い部位は使わない
ステーキ弁当に使うお肉は、脂肪の少ないものを使用します。これはお肉の焼いた後に固まる脂肪の温度が関係していて、一度溶けた脂肪は40度から60度くらいの間で固まってしまいます。ですので、お肉を選ぶときには値段で決めるのではなく、脂肪の少ないものをなるべく選ぶとより美味しいステーキ弁当が作れます。
ステーキ弁当に向いているお肉の部位
牛肉で脂肪が最も少ない部位はヒレの部分で、ヒレはきめが細かくやわらかい部位なのでステーキはもちろん、ビーフカツレツとしても美味しい部位です。また、牛肉の最上級部位のサーロインもきめが細かくてやわらかく、肉質は最高なのでステーキにするには相性が抜群です。
下ごしらえ時にマリネしておく
赤身の強いお肉は脂肪がほとんどないので、筋繊維が急激に収縮するとお肉が固くなってしまいます。固くならないようにするにはタレに漬け込みマリネにしておくと、筋繊維の中に水分が入り急激な加熱でも固くなりにくく美味しいステーキになります。
冷めても固くならないようにタレに酢を入れてみる
お酢にはお肉をやわらかくする効果があり、タレに酢を入れると冷めてしまってもお肉が固くならずに美味しく食べられます。また、お酢には他にも色々な効果があり、胃液や唾液の分泌を促進し食欲を増加させる効果や疲労回復のスピードを早めてくれる効果もありますので、ぜひ取り入れてみてください。
お肉をやわらかくする調味料や食材
お酢が苦手な方には別の方法でやわらかくする方法もあります。まず一つ目は塩麹を使った方法で、塩麹をお肉の10分の1程度の量を使い、30分程度置いておくとやわらかくなります。また、すりおろした玉ねぎやヨーグルトに漬け込んでもお肉がやわらかくなりますので、自分の好みに合った方法で試してみてください。
ステーキ弁当におすすめの人気レシピ
ここからはステーキ弁当で人気のレシピをご紹介していきます。この他にもたくさん簡単で美味しいステーキ弁当の作り方がありますが、今回はみんながよく作っている人気の手作りステーキ弁当をご紹介します。ご紹介したお弁当をアレンジして自分に合った量や具材を使って作るのも楽しめると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
やわらか至福のステーキ弁当
こちらは育ち盛りのお子様や男性の方にオススメのステーキ弁当のレシピです。常温に戻したお肉にすりおろしニンニク・塩・コショウをすり込みます。フライパンでお肉を強火で1分・裏返して弱火で1分焼き、アルミホイルでお肉を包み10分放置します。10分たったら食べやすい大きさにお肉を切り、ピーマンともやしの炒め物とプチトマトを盛り付けたら出来上がりです。
ズボラで愛なステーキ弁当
こちらのステーキ弁当は、大好きな人に栄養をたくさんとってほしいという気持ちのこもった愛情たっぷりのお弁当です。焼いたステーキ肉と一緒にカレー風味のポテトサラダやアスパラ、プチトマトやパプリカなど色鮮やかで栄養もある野菜と一緒に盛り付けて、見た目にも美味しく食べられます。
スモークチーズとステーキ弁当
スモークチーズはお肉との相性もいいですし、アクセントとしてスモークチーズを飾り切りにして、見た目にも楽しい人気のお弁当です。付け合せにキャベツ蒸しとアスパラとベーコンを卵で炒めて、マヨネーズと塩コショウで味付けしたものを一緒に盛り付ければ出来上がりです。簡単に素早く作れるステーキ弁当なので、時間のない朝にはとても作りやすいお弁当です。
ステーキ弁当を作ってみよう
今回は冷めても美味しく食べられるステーキの焼き方やステーキ弁当のレシピを紹介しましたが、今回紹介した以外でも自分の作りやすいやり方や好みにアレンジしても楽しめると思います。また、牛肉だけにこだわらず、豚肉や鶏肉などでも美味しいステーキ弁当が作れますので、今回のレシピを応用して自分好みのステーキ弁当を是非作ってみてください。