塩ラーメンのレシピ!本格スープや人気の野菜・具など紹介!
鶏ガラを使用しているラーメンスープを使って調理した本格塩ラーメンは、醤油や味噌ラーメンなどと違い、ごまかしが中々きかないのですが、レシピを忠実に守り丁寧に作ることで、非常に美味しい塩ラーメンが出来上がります。ラーメンのスープと考えると、とても難しく思えてしまいますが、このレシピ通りに調理すれば、シンプルでとても美味しいラーメンが簡単に出来上がります。本格スープやトッピングの具材など、是非ともここで紹介する、人気塩ラーメンのレシピを参考にしてみてください。
塩ラーメンのレシピが知りたい!
外出してラーメンを食べることがよくありますが、家で本格的なラーメンを作る事はなかなかありません。インスタントラーメンではなく、家で1から塩ラーメンを作るのは、なかなか難しそうに感じられますが、一度作ってしまえばとても簡単に作ることができます。
そんな簡単な塩ラーメンのレシピ、ぜひとも知りたいものです。一度この塩ラーメンのレシピを知ってしまえば、塩ラーメンなどお手の物です。友達に自慢することもできるでしょう。料理の幅が広がるこの塩ラーメンのレシピ、これから紹介していきます。
本格スープの塩ラーメンレシピ
水出し、塩ダレ作り、鶏がらの下処理、ラーメンのスープ作り、盛り合わせなど、この順序通り調理していけば、きっと美味しい本格スープの塩ラーメンが出来上がります。ぜひ参考にしてみてください。
前日に水出しを行う
塩ラーメンを作るときにまず何をすれば良いかわからない方が多いでしょう。まずこの水出しが重要となります。材料として、昆布と鰹節、干し椎茸を3から4個ほど水に入れて、水出しを行います。これらを前日に作って、冷蔵庫で一晩寝かせます。この水出しは多少多めに水を入れて、鶏がらのスープを作る際に、蒸発してしまった分の水をこれで注ぎたします。
塩ダレを作る
次に塩ダレをつくります。まず鍋に、和風だしの水だし大さじ4と、お酒と塩、醤油を入れていきます。鍋を弱火にかけて、軽く沸騰させていきます。沸騰したら火を止めて、鰹節を入れていきます。この時弱火で沸騰寸前まで温めて、火をとめます。そして鰹節を濾していきます。鰹節を入れてからは弱火で1から2分ほどの火加減で、再沸騰させます。
鶏ガラの下処理をする
次に鶏がらの下処理をします。水に1時間ほどつけて血抜きをします。これが終わったらアバラの内側にある内臓を取り除きます。そして、鶏がらを沸騰したお湯に入れて、30秒ほどアク抜きをします。このお湯に入れる時、見すぎてしまうと旨味まで逃げてしまうので、全体が白くなってきたと感じたら終了にします。
ラーメンスープを作る
次にラーメンのスープを作っていきます。下処理をした鶏がら、ネギ、生姜、ニンニク、野菜を入れてから弱火で煮込んでいきます。そしてアクが出たらとり、蒸発してしまった分を水出しした出汁を入れて足していきます。この際スープを煮込みながら一緒に鶏肉を煮込んでいきます。時間は約30分ほど、弱火で煮込んでいきます。蓋はしないで、沸騰させないようにしてください。30分たったら取り出してください。
この鶏肉はスープで煮込んでいくことで、鶏肉の旨味もスープの味となります。スープは6時間ほど煮込み、残り30分になったら水出しに使用した鰹節、昆布、干し椎茸、そして水出しを全て入れてしまいます。煮込みが終わったら、このスープをザルで濾していきます。
スープとタレを合わせて盛り付ける
ラーメン屋のように、器でスープとタレを合わせると、うまく味の修正ができないので、まず鍋で塩ダレとスープを調合して、足を調整していくと失敗しないでしょう。塩ダレを全て使用しても、味が薄いと感じてしまう場合は、塩を入れてみてください。
干し椎茸や昆布、鰹節の出汁と、丁寧に作った鶏がらスープの旨味を塩ラーメンにいかせます。とてもシンプルですが、鶏と和風だしの旨味をまっすぐ感じられて、とてもおいしいラーメンが出来上がります。とても簡単なことがお分かりいただけたでしょう。これで本格塩ラーメンの完成です。
手軽に作れる塩ラーメンの人気レシピ
簡単で誰でも作れる「手作りスープの塩ラーメン」
まず鍋に、スープの材料でもある水を700cc入れます。そして沸騰したら鶏肉を入れて、煮えるまで中火で1分ほどゆでていきます。ゆで終わったら肉を取り出します。そしてそのゆで汁のアクを取り、アクを取り終えたら、鶏がらスープの素とみりんを加えて混ぜていきます。混ぜ終えて沸騰したら、火はとろ火のままにしておきます。次に、ラーメンの丼に塩と塩胡椒、ニンニクまたはチューブのニンニク、ごま油を入れて混ぜていきます。
最後に、ラーメンを茹でます。いつもと変わらない行程で、ラーメンを茹で終えたら、ザルにあげてしっかりと水気を切っていきます。そして丼にスープを加え調味料を混ぜていきます。先程の茹で上がったラーメンを加えてチャーシュー、半熟ゆで卵、ネギをトッピングすれば人気の簡単塩ラーメンが完成です。とても簡単にできるので初めて塩ラーメンを作る方にすごくオススメなメニューです。
鶏肉の美味しさを最大限に引き出した「鶏の旨味の塩ラーメン」
まず水を沸かして、塩と鶏がらスープの粉を溶かします。鶏胸肉を加えて、沸騰したらすぐに火を止めます。ラップで密封して、その後30分ほど余熱で中まで火を通していきます。柔らかくてしっとりとしたチャーシューと、鶏の旨みばっちりの塩味スープがこれで出来上がりです。
次に半熟卵を作ります。沸騰したお湯に卵を入れて、8分30秒ほど火を通します。それが終わり次第、氷水で冷やしていきます。その卵を半分に切り、ねぎや先程調理したの鶏チャーシューとともに塩ラーメンに盛り付けます。これで、鶏の旨味が凝縮された、最高に絶品の人気塩ラーメンが完成です。
冷やし塩ラーメンのレシピ
あまり耳にしたことがないかもしれませんが、冷やし塩ラーメンと言う料理があります。塩ラーメンを冷やしたらおいしいのかどうか疑問を待つ方が多いかもしれませんが、とても美味しいのでぜひ参考にしてみてください。
最初の準備とは普通の塩ラーメンと作り方はあまり変わりません。ラーメンを茹でたら、冷やしたスープを上からかけます。そしてトッピングには、クレソンや刻み生姜を用意します。お皿に全て盛り付けたら、より美味しくいただけるように氷をのせて、上からゴマをふりかけて完成です。
とても作り方は簡単で人気のレシピとなっています。さっぱりとした塩味が特徴で、暑い夏にぴったりです。あまり塩ラーメンには入れないクレソンも大きな特徴で、いいアクセントとなっています。味が薄いと感じた人は、すべてのトッピングが終わった後に上からごま油をかけるとより濃い味で美味しくいただけるでしょう。気になった方はぜひ試してみてください。
塩ラーメンに合わせたい具材のレシピ
鶏肉の旨味が凝縮された「自家製チャーシュー」
塩ラーメンにトッピングするチャーシューのレシピを紹介します。まず昆布を水出しします。昆布を水につけて、1番水出しをします。ネギの青い部分とニンニク、生姜、鶏胸肉を準備します。鍋に水を入れて、強火で沸騰させていきます。沸騰してきたら、鶏胸肉を入れて、強火で1分ほどゆでて行きます。1分たったら、火を弱火にして、10分ほどゆでて行きます。火を止めて2をして、その余熱で30分ほど中まで火を通していきます。
次に鍋に昆布の水だし大さじ4と、お酒、塩、醤油を入れていきます。この鍋を弱火にかけて、沸騰させていきます。沸騰したら、火を止めて鰹節を入れます。この時、火は弱火で沸騰寸前に火を止めてください。そして鰹節を濾します。ゆでた鶏胸肉を塩ダレにつけます。
調理した翌日には味が染みていきますが、1番美味しくなるのは、2日後なので2日前に調理するのが最も良いでしょう。さらに、この卵は2日以上塩ダレにつけてしまうと、塩気がきつくなってしまいますのでお気をつけください。
黄金の黄身が食欲をそそる「絶品煮卵」
人気の絶品煮卵のレシピをご紹介します。まず鍋に2リットルの水を入れて強火で沸かした行きます。沸騰したお湯に冷蔵庫から取り出した卵を入れます。ゆっくりとかき混ぜていきながら、7分ほど茹でます。7分たったら、すぐに冷水につけて、完全に冷まして行きます。冷めたと感じたら、卵の殻をむき、再度水25分ほどつけて卵の臭さをとっていきます。
次にお酒と醤油、みりんを鍋に入れて、弱火で一煮立ちさせます。これによってアルコールが飛ばされます。いちど火を止めて鰹節を2つのみほど入れます。再度火をつけて、沸騰させないように弱火で1分ほど煮ます。そして、半熟のゆで卵と煮卵のタレをジップロックに入れます。ボウルに水を張りジップロックを沈めながら冷蔵庫で寝かせます。この寝かせる時間は一晩以上がベストです。
味玉は2日から3日つけたほうが美味しくなるので、まず先に塩ダレを調理して卵をつけておき、その後にラーメンのスープを作っていくのが良いでしょう。
スープのコクが格段に増す「チー油」
最後に、人気の本格チー油の作り方を紹介します。まず鍋に多めの水を張り、鶏皮1時間弱火で茹でていきます。1時間ほど茹でたら、鶏皮を取り出して、冷ましていきます。そして、熱湯消毒した瓶に入れます。これらは、冷蔵庫で2、3ヶ月保存が可能となっています。非常に作るのが簡単なので、おすすめです。
ちなみに、250グラムの鶏皮でプリンほどの大きさの瓶、2個分ほど取ることができます。炒め物やそのほか油を使用する料理に少しこのチー油を入れれば、コクが増して、旨みがよく出ます。自家製の塩ラーメンはもちろんのこと、その他野菜炒めや焼きそば、チャーハンなど相性が抜群の料理は多くあります。チー油を入れるだけで本格料理に大変身します。
そのほか調理要らずの人気トッピング
チャーシューや煮卵、チー油は定番ですが、その他にも塩ラーメンにオススメなトッピングがたくさんあります。3つ紹介していきます。
まず、おすすめしたいのはレモンです。さっぱりとした味わいとなり、よりあっさりと塩ラーメンをいただくことができます。次にパクチーです。今若い女性に人気のパクチーですが、塩ラーメンにもとてもおすすめです。少しエスニック風な風味と味わいになり、塩ラーメンをよく食べる方に、いつもと味を変えたい人に、試していただきたいです。
最後に、辛ネギをオススメします。よく人気ラーメン店のトッピングとしても使用されていますが、塩ラーメンにからネギを乗せるだけで、見た目も本格的な塩ラーメンが出来上がります。シャキシャキとした食感もおすすめしたい点です。
塩ラーメンスープ活用法:水餃子スープ
ラーメンを食べた時に必ずと言ってラーメンを食べた時に必ずと言っていいほど、スープが残ってしまいます。せっかく作ったおいしい塩ラーメンのスープを活用できないかと、そのレシピを紹介します。まず最初に紹介するのは水餃子スープです。手作りの餃子でも良いのですが最も簡単なのは冷凍の水餃子を用意して、この塩ラーメンの残ったスープを上からかければ、これでもう完成です。とても簡単で人気のレシピです。
塩ラーメンスープ活用法:リゾット
次に紹介したいのはリゾットです。残った塩ラーメンのスープをご飯とともにフライパンに入れて、その他好きな野菜や具材を入れて、火を通していきます。そしてお米がスープを吸ってくれて、塩ラーメンのスープのおいしさがお米に吸収されていきます。すべての具材をフライパンに入れるだけで完成するのでとても簡単です。最後のトッピングとして胡椒や、粉チーズをかければ完成です。
塩ラーメンスープ活用法:炊き込みご飯
次に紹介したいのは炊き込みご飯です。普通にお米をたく時と同じように、炊飯器にお米を入れて水の代わりに残った塩ラーメンのスープを入れます。この時塩ラーメンのスープだけでなく塩ラーメンの具材も残っているのであれば、一緒に炊飯器に入れてしまえば炊き込みご飯の具材に大変身です。鶏の旨味が凝縮したスープを入れているため、お米が全てを吸収してくれます。
とても簡単においしいあっさりとした塩味が特徴の炊き込みご飯が出来上がります。カロリーを気にしてラーメンのスープを残す方が多いですが、炊き込みご飯にしてしまえばあまり罪悪感もなく、お昼ご飯のラーメンから夜ご飯までも作ることができ、一石二鳥になるでしょう。なるべく通りの手間は省きたいものなので、このように残ったものを活用できるのはでも良いことでしょう。
塩ラーメンレシピを学んで自宅で作ってみよう
人気の本格塩ラーメンの作り方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?一見、難しそうに見える塩ラーメンですが、とても簡単に美味しく作ることができます。そして、自分の好みで味加減を変えてみたり、二度三度作ると、自然と自分オリジナルの本格塩ラーメンができあがることでしょう。煮卵や、チャーシューなど本格的な塩ラーメン欠かせないトッピングも紹介しましたので、こちらも試してみて下さい。
そして調べてみると、他にも個性豊かな人気の塩ラーメンのレシピがネット上で紹介されています。様々な塩ラーメンのレシピを知ることによって、家で作ることができる塩ラーメンの幅がさらに広がることでしょう。ぜひいろいろ調べて、家で美味しい塩ラーメンを追求してください。いつもラーメン屋で食べる絶品の塩ラーメンを家で気軽に頂きましょう。