蜂蜜酒のおすすめ11選！ミードの味と飲み方や販売店も紹介！

蜂蜜を原材料にしたお酒「蜂蜜酒」を知っていますか？日本ではあまりなじみが無いので、販売されているところを見たことが無い人も多いでしょうが、じつは健康にもよいお酒としておすすめです。ビタミンやミネラルを豊富に含むので、風邪をひいている時の栄養補給として大いに役立ってくれます。

健康に良い蜂蜜酒ですが、蜂蜜酒の生まれたヨーロッパでは結婚にまつわるエピソードがあるので、結婚祝いのプレゼントとしても人気があります。産地によって味が違い、ヨーロッパ産の蜂蜜酒はハーブの香りが付いているものもあります。日本産のものは、老舗養蜂場が手掛けている蜂蜜酒もあり、高品質なのが特徴です。インターネットでも販売されているので、是非一度試してみることをおすすめします。

それではここで、蜂蜜酒について簡単に紹介しておきましょう。蜂蜜酒というお酒の種類があることを知らなかった人も、蜂蜜酒の効用や由来などを知れば、飲んでみたくなること間違いなしです。また、蜂蜜酒には結婚にちなんだ言い伝えもあることから、結婚された方へのプレゼントとして贈るのにも蜂蜜酒はおすすめです。

蜂蜜酒は、ワインやビールよりも古くからある、人類最古のお酒であると言われています。その原料は蜂蜜と水と天然の酵母菌です。もともと、ハチの巣に溜まっている雨水が発酵したものを偶然飲んだことが、蜂蜜酒の始まりだと言われており、古代ギリシャでは「神々のお酒」として貴重な飲み物とされていました。

蜂蜜酒は英語で「ミード」（Mead）と呼ばれており、ビタミンやミネラルが豊富なことでも知られています。英語で薬のことをMedicineといいますが、この語源はMeadであるという説があるほど、健康への効果が高いのが蜂蜜酒なのです。健康のために蜂蜜酒を生活に取り入れるのも、おすすめです。

蜂蜜酒ミードは、英語のHoneymoon（ハネムーン）の語源であるとも言われています。ハネムーンは蜜月・蜂蜜の1か月という意味ですが、これは蜂蜜酒に滋養強壮の効果があることから、ヨーロッパで古くから新婚の夫婦に飲ませて子だくさんを願う風習があったことに由来しています。蜂蜜酒にはビタミンCなど多くの栄養素が含まれることから、健康にも効果的です。

上記のように、蜂蜜酒には新婚夫婦にぴったりのお酒なので、結婚祝いにプレゼントするのにもおすすめです。蜂蜜酒の味はすっきりとした自然な甘さが特徴なので、どんな人にでも好まれる味わいです。日本ではなかなか販売している店は少ないですが、インターネットなどでは手に入りやすいので、プレゼントすると喜ばれること間違いなしです。

蜂蜜酒ミードは、いろいろな健康効果があると言われています。蜂蜜酒の成分は果糖・ブドウ糖で構成されており、摂取してすぐに身体に吸収されるので、体力を消耗した後などに飲むとすぐにエネルギーの補給が出来ます。また、蜂蜜酒には、鉄、ビタミンC、銅、葉酸などの栄養素が含まれています。人間に必要なミネラルのほとんどが含まれているといっても過言ではないので、健康効果はばっちりです。

そして、蜂蜜酒ミードに含まれる果糖には、アルコール分を分解してくれる効果があるので、二日酔いにもなりにくいと言われています。味は飲みやすく美味しいのに、二日酔いにもなりにくいとは嬉しい限りです。蜂蜜酒にはそのような効果があるので、昔からヨーロッパでは風邪を引いたときに蜂蜜酒を飲んで、身体を癒すという治療法があったくらいです。

ワインは産地によって味が異なるように、蜂蜜酒ミードも、産地によって味に違いがあります。特に、原材料はシンプルにはちみつと水と酵母菌なので、使用する蜂蜜の種類や産地の水によって全く違う味になります。日本産の蜂蜜酒は日本人の口にあった甘めの味なので、飲みやすいものが多く販売されています。また、本場ヨーロッパの蜂蜜酒は、ハーブと組み合わせていたり、日本産の蜂蜜酒よりも薬としての役割の強いものが多いです。

蜂蜜酒には、古典派とモダン派があると言われており、伝統的な古典派は酸化防止剤や人工添加物をいっさい使用していないという特徴があります。一方でモダン派は、飲みやすいようにハーブやスパイスを加えたり、日持ちのするように加工されているものがあります。どちらが良い悪いというわけではないので、蜂蜜酒の飲み方やシチュエーションに応じて、販売されているものを選ぶのがおすすめです。

アメリカのワシントン州から生まれた蜂蜜酒「スカイリバーミード」は、すっきりとした飲み口が特徴の蜂蜜酒です。ロッキー山脈できれいにろ過されたスカイリバーからの水は、透明度が高く蜂蜜酒作りにぴったりの水です。さらに、そのふもとで採れるはちみつはリンゴやオレンジの花から採取されており、フルーティーでさっぱりとした甘さがあります。

スカイリバーミードには、3種類のミードがあります。1つ目の「スウィート」はアルコール度数11.5度で、フルーティーな甘さのある味が特徴的です。2つ目の「ラズベリー」は、アルコール度数12度で、ジャムのような果実の味とすっきりとした後味がクセになる味わいです。そして最後の「ロゼ」はアルコール度数11.5度で、シャープなキレがありサッパリした飲み口が飲みやすい味となっています。

「インターミエルミード」は、カナダのケベック州が原産の蜂蜜酒ミードです。カナダでは有名な養蜂場が作っている蜂蜜酒であり、伝統的な製法を守って作られているのが特徴の蜂蜜酒となっています。蜂蜜酒の品評会でも評価は高く、これまで数々の賞を受賞しています。養蜂場でとれたはちみつを100%使用しているので、その品質ま間違いありません。

インターミエルミードには、代表的な4種類の蜂蜜酒があります。一つ目の「ロゼ」は、アルコール度数12度でバラの香りや味がするのが特徴的です。2つ目の「ブノワ」はアルコール度数14度で、しっかりとした甘みと爽やかな後味が飲みやすい味となっています。そして3つ目の「シェシェン」はアルコール度数15度で、蜂蜜酒とリンゴ果汁をブレンドしているのでジュースのような味となっています。

最後の「メディエヴァル」はアルコール度数16度で、とろりとした濃厚な味わいと甘さが特徴的な蜂蜜酒となっています。アルコール度数が高いので、水割りや炭酸水で割るのがおすすめの飲み方です。

「ポーランドミード」は、その名の通りポーランドで生まれた蜂蜜酒です。伝統的な製法にこだわっているので、酸化防止剤や人工添加物をいっさい使用していない蜂蜜そのままの味が楽しめるのが特徴です。また、天然のハーブやスパイスをブレンドしているので、独特の味わいが人気となっています。

「ヤドヴィガ」は、アルコール度数16度でフルーティーな味わいのミードです。「クルピオフスキ」は、アルコール度数16度でありながら飲みやすい甘さとなっています。「ピャストフスキ」は、アルコール度数13度でハーブとスパイスの引き締まった味わいがします。「スタロポルスキ」はアルコール度数16度で、ラズベリーの酸味が効いた大人向けの味わいです。「クラシュトルヌィ」はアルコール度数16度で、蜂蜜の甘さを活かした味わいです。

バーソロミューミードは、西オーストラリアで生産されている蜂蜜酒です。オーストラリアが原産のユーカリの木から採れる蜂蜜を使用しているので、全体的にすっきりとした味わいの蜂蜜酒となっています。蜂蜜酒自体の色もクリアなので、一見すると蜂蜜酒だとは気付かない人も多いです。

バーソロミューミードには3種類のミードがあります。「スウィート」は、アルコール度数10度と低めなので、さっぱりと飲みやすい蜂蜜酒となっています。「ミード」は、アルコール度数11.5度で、コクと風味の豊かな味わいが特徴的です。「シトラス」は、アルコール度数10.5度で、グレープフルーツのようなシトラス系の風味がするのが特徴です。

ハイドラン・スパークリングミードは、アメリカのカリフォルニアで生まれた蜂蜜酒です。ロッキー山脈から流れ出るクリアな水を使用しているので、クリアな飲み口となっています。そして、二次発酵醸造されているので、シュワシュワとはじけるスパークリングな泡がさっぱりとして飲みやすいです。世界的にもスパークリング蜂蜜酒は珍しいので、一度飲んでみるのをおすすめします。

「カリフォルニアオレンジ」は、アルコール度数度12.5度でオレンジのような柑橘系の味わいが特徴的です。「カリフォルニアセージ」は、アルコール度数12.5度で、ドライテイストでありながら後味は甘めになっています。「カリフォルニアユーカリ」は、ユーカリから採れた蜂蜜を使用しており、ビターなテイストです。「ネバダ・アルファルファ」は、アルコール度数12.5度で苦みがある蜂蜜酒となっています。

菊水酒造の「スパークリングミード・ハネムーン」は、世界的にも珍しいスパークリングの蜂蜜酒ミードです。菊水酒造といえば日本酒で有名ですが、蜂蜜酒にも一定のファンがいます。原材料のはちみつはクローバーの花から採取されており、結婚をするカップルへの贈り物としてもおすすめの蜂蜜酒です。

スパークリングミード・ハネムーンのアルコール度数は11度で、甘口で飲みやすいのが特徴的です。また、スパークリングの蜂蜜酒なので、食前酒や乾杯酒としてもおすすめになっています。インターネットでも販売されているので、是非一度試してみて下さい。

こちらの「はちみつのお酒」は、大手養蜂場の山田養蜂場と、養命酒製造がコラボして作られた蜂蜜酒となっています。使用している蜂蜜は山田養蜂場の有機蜂蜜なので、その品質はお墨付きです。人工甘味料・着色料・香料などの添加物はいっさい使用していないので、安心して飲むことが出来ます。また、りんご果汁やライム果汁、ローズマリーといったハーブ類をブレンドしてあるので、すっきりと飲みやすいのも特徴です。

はちみつのお酒のアルコール度数は14度で、味わいは甘口となっています。おすすめの飲み方は、そのままでももちろん美味しいですが、ホットミードにして温めて飲むと香りが引き立つので、よりおすすめです。ハーブの香りがするので、リラックス効果の高い蜂蜜酒となっています。

ドイツのメーカーバーレンミットの「ミードハニーワイン」は、はちみつそのものを飲んでいるかのような濃厚な蜂蜜酒の味わいが特徴です。そのまま飲むのもおすすめですが、バニラアイスクリームにかけて頂くと、より風味が感じられて美味しいのでおすすめです。ボトルのラベルに描いてあるクマのイラストが可愛らしく、プレゼントにもおすすめの蜂蜜酒です。

しかし、バーレンミットの蜂蜜酒は可愛らしい見た目とは裏腹に、アルコール度数15度と非常に高いので、飲み過ぎには注意が必要です。甘口で飲みやすいので、ついついたくさん飲んでしまいそうな美味しさで人気を集めています。

日本の酒造メーカー菊池酒造の蜂蜜酒「HONEYRichプレーン・はちみつのお酒」は、アルコール度数7.5％と、他メーカーの蜂蜜酒に比べるとアルコール度数が低いのが特徴です。蜂蜜酒は初めて飲むという方や、ロックで飲みたいという方にはぜひおすすめした蜂蜜酒となっています。その味は、蜂蜜らしい濃厚な甘さが特徴で、若い方から年配の方にまでおすすめできる味です。

また、日本の伝統ある菊池酒造による蜂蜜酒なので、高品質で安全なことも嬉しいポイントです。風邪を引いた時などに、体力をつけるために飲むのもおすすめです。

ヨーロッパ最大規模のワインメーカーであるドクターディムースが手掛けるハニーワインは、フルーティーな味わいが特徴的な蜂蜜酒です。無香料・無着色にこだわってつくられており、天然のクローバーとミントのはちみつを原料にしています。味わいは、白ワインのようなさっぱりした口当たりが特徴です。普段あまり蜂蜜酒は飲まないというひとにも、飲みやすい蜂蜜酒としておすすめです。

ハニーワインのアルコール度数は11％で、他メーカーの蜂蜜酒に比べると度数があまり高くないのも飲みやすいポイントとなっています。フルーツジュースと割ってサングリアのようにアレンジしても、美味しくいただくことが出来ます。

「クリッシャー」はドイツの蜂蜜酒メーカーで、アイフェル火山地方から湧き出るミネラル豊富な水を原料にしているので、すっきりと飲みやすい蜂蜜酒を製造販売しています。まるでそのままの蜂蜜を飲んでいるかのような風味とコクがあるので、冷蔵庫で冷やして飲む飲み方がおすすめです。また、ソーダ水やフルーツジュースで割ってもおいしく頂けます。

アルコール度数は12度～13度未満なので、飲みやすさの割に度数が高めなのが特徴です。飲み方に気を付けないとどんどん飲んでしまうので、飲みすぎには注意をしましょう。日本でも、インターネットの通販で販売されているので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか？

おすすめの蜂蜜酒について紹介したので、どうやって自分にあった蜂蜜酒を選べばよいのかというポイントについて確認しておきます。日本人にとってはあまりなじみのない蜂蜜酒なので、購入する前に注意点などを知っておくようにしましょう。

蜂蜜酒の飲み方には色々ありますが、食前酒として飲むのもおすすめです。特に、甘めの蜂蜜酒には食欲を促進させる効果があるので、食事の前に飲むと良い効果が得られます。また、スパークリングタイプの蜂蜜酒も販売されているので、乾杯の時にいただくのも美味しいです。

また、辛口の蜂蜜酒の飲み方は、食事中がおすすめです。すっきりとした飲み口のため、ほのかな甘みがどんな料理にも良く合います。白ワインのようなフルーティーな味わいが楽しめるので、食欲が増すこと間違いなしです。

ただし、蜂蜜酒はアルコール度数の高いものが多いので、飲みすぎないように水割りにしたりソーダで割るなどの飲み方の工夫が必要です。

蜂蜜酒は、使用している蜂蜜の種類や水の産地によって味が変わります。ヨーロッパ産の蜂蜜酒は、ハーブを漬けこんで香りを付けていたり、しっかりと熟成させた濃厚な味わいだったりと、味に特徴のあるものが多いです。また、日本で作られている蜂蜜酒は、日本人の口に合うように雑味を取り除いているなどの違いがあるので、産地によって選んでみるのもおすすめです。

蜂蜜酒は、平均的なアルコール度数が10~15％前後と、ビールやチューハイなどに比べると高めなのが特徴です。しかし、口当たりは甘くとても飲みやすいので、気付くとたくさん飲んでしまっていることも多いです。飲む時は、水割りにしたりフルーツジュースで割るなど、飲みすぎないように飲み方に注意しましょう。

それではここで、蜂蜜酒のおすすめの飲み方を紹介していきます。アルコールが弱い人でも飲みやすいアレンジ方法がたくさんあるので、試してみて下さい。

まず紹介する飲み方は、ストレートで飲む方法です。蜂蜜酒は、そのままの蜂蜜を飲んでいるようなものも多く出ているので、デザート気分で楽しむことが出来ます。また、少し温めて飲むと身体もポカポカとしてくるので、風邪の引きはじめなどに体調を整えるのにもおすすめです。

蜂蜜酒は、カクテルにアレンジするのにもおすすめです。例えば、蜂蜜酒100ml、トニック90ml、レモン果汁10ml、スライスしたライム、ミント適量を加えて混ぜれば、モヒート風のカクテルの完成です。

また、ミルクと蜂蜜酒を小鍋で火にかけ、シナモンを加えて煮つめたら、スパイシーなホットミードの完成です。身体が暖まるので、寒い冬にぴったりの蜂蜜酒アレンジレシピです。

簡単に作れるおすすめのカクテルのレシピとしては、蜂蜜酒60ml、ウォッカ30ml、グレープフルーツジュース10mlを混ぜると、「サルマタの誘惑」という名前のカクテルになります。あっさりしたグレープフルーツの柑橘風味が飲みやすいカクテルです。

ウォッカや蜂蜜酒は、酒店などで販売されているほか、インターネットでも買うことが出来ます。近くに販売店が無い場合でも手に入る場合が多いので、一度探してみて下さい。

ここまで、蜂蜜酒の由来やおすすめの蜂蜜酒のほか、アレンジレシピについて紹介してきました。蜂蜜酒は日本ではあまりなじみのないお酒ですが、ロックで飲んだりカクテルにしたりと、様々な飲み方があるのでどんな人にでもおすすめのお酒です。ただし、アルコール度数が強めのお酒なので、飲みすぎないように飲み方には注意するようにしましょう。

蜂蜜酒を販売している店が近くにないという人でも、インターネットで販売しているサイトが多数あるのでチェックしてみることをおすすめします。インターネットで購入すると、販売店から持って帰る手間が省けるのも嬉しいポイントです。

蜂蜜酒はビタミンやミネラルを豊富に含むので、健康に良い飲み物としてもおすすめです。食前に飲むなどの飲み方をすれば、食欲を増進させてくれる効果もあります。風邪をひいている時の栄養補給としての飲み方もおすすめなので、ぜひ販売店をチェックしてみてはいかがでしょうか？